日本テレビ系土曜ドラマ『良いこと悪いこと』、めちゃくちゃ面白いですね!毎週の展開にハラハラしながら、ついつい見入ってしまいます。
私のようなマンガ好きあるあるかもしれませんが、面白いドラマに出会うと「原作のマンガや小説をイッキ読みしたい!」って思っちゃうんですよね。きっとあなたも、「良いこと悪いこと 原作」と検索して、原作があるのかどうか、あるならどんな話なのか気になって、この記事にたどり着いたんじゃないかなと思います。
結論からお伝えしつつ、この記事では「良いこと悪いこと 原作」の検索意図にお応えするために、物語のあらすじ、脚本家がどんな人なのか、豪華なキャスト陣、印象的な主題歌、そして今SNSで最も白熱している犯人考察まで、気になる情報を徹底的にまとめていきます。
ぜひ最後まで読んで、ドラマ『良いこと悪いこと』をさらに深く楽しむヒントにしてもらえたら嬉しいです!
記事のポイント
- ドラマ『良いこと悪いこと』原作の結論
- 物語の創造主、脚本家ガクカワサキ氏とは
- 主題歌やキャスト、注目の犯人考察
- 原作なしのオリジナル作品を楽しむポイント
ジャンプできる目次📖
「良いこと悪いこと 原作」は存在する?結論と基本情報
まずは、皆さんが一番気になっている「原作の有無」について、基本情報とあわせてハッキリさせておきましょう!物語の土台となる部分をサクッと押さえていきますね。
結論:原作は存在しないオリジナル作品
いきなり結論から言いますと、ドラマ『良いこと悪いこと』は、マンガ、小説、Webtoon(ウェブトゥーン)などを基にした原作は存在しません。
本作は、脚本家のガクカワサキさんによる完全オリジナル脚本のドラマです。
最近は人気マンガやウェブトゥーンの実写化が主流なので、「原作がない」と聞くと意外に思うかもしれません。でも、これこそが本作最大の強みなんです。
まさに「予測不能なノンストップ考察ミステリー」というジャンルを成立させるために、あえて「原作が存在しない」という形をとっているわけですね。私たち視聴者は、毎週提供される情報だけを頼りに、SNSで考察を戦わせる…このリアルタイム感がたまりません。
脚本家ガクカワサキはどんな人?
「じゃあ、この恐ろしくも面白い物語を生み出したのは誰なの?」となりますよね。
この物語の「原作」者とも言える脚本家は、ガクカワサキ氏です。
この「ガクカワサキ氏の経歴」が、実は本作の作風を読み解く重要なカギになってきます。これについては、後半の考察パートで詳しく触れますね!
序盤のあらすじと物語の核心
ここで、ドラマをまだ見ていない方や、序盤をおさらいしたい方のために、物語の核心となるあらすじをご紹介します。
物語は、22年ぶりに小学校の同窓会で集まった元6年1組のメンバーが、タイムカプセルを掘り起こすところから始まります。
タイムカプセルに入れた「みんなの夢」の絵。それは「良いこと」の象徴でした。しかし、そこから同時に出てきたのは、6人の顔が黒く塗りつぶされた卒業アルバム…まさに「悪いこと」の象徴です。
その直後から、アルバムで顔を塗りつぶされていた同級生たちが、次々と不審な死を遂げる連続殺人事件が発生します。
主人公の高木将(間宮祥太朗)と、過去にいじめられていた猿橋園子(新木優子)が、この事件の真相を追う…という「同窓会ミステリー」です。
タイトルの『良いこと悪いこと』は、タイムカプセルが掘り起こした「夢(良いこと)」と、隠蔽されていた「いじめ(悪いこと)」が、22年の時を経て現代に蘇ったことを示しているんですね。
主要キャストと登場人物一覧
このシリアスなミステリーを彩る、豪華なキャスト陣も魅力です。なんといっても、オリジナルミステリーは「登場人物=全員が容疑者」ですからね!
高木 将(たかぎ しょう) 演 - 間宮祥太朗
元6年1組のリーダー格。「ヒーローになる」という夢を持っていた。
猿橋 園子(さるはし そのこ) 演 - 新木優子
週刊誌記者。小学校時代「ドの子」と呼ばれいじめられていた過去を持つ。
小山 隆弘 演 - 森本慎太郎 (SixTONES)
高木の親友。しかし園子からは疑いの目も…。
小林 紗季 演 - 藤間爽子
元6年1組の学級委員長。
宇都見 啓 演 - 木村 昴
同級生。後に「刑事」であることが判明する重要人物。
土屋 ゆき 演 - 剛力彩芽
同級生。
大谷 典代 演 - 赤間麻里子
元6年1組の担任。第7話で4人目の犠牲者に…。
主題歌はポルノグラフィティ
ドラマの不穏な空気を一気に盛り上げるのが、主題歌ですよね。
本作の主題歌は、なんとポルノグラフィティの「アゲハ蝶」です!
「え、新曲じゃないの!?」と驚いた方も多いはず。2001年にリリースされた、今から24年も前の楽曲です。なぜこの曲が選ばれたのか…実はこれにも、めちゃくちゃ深い戦略的な理由があるんです。これも後半でじっくり考察します!
SNSで白熱する犯人考察
基本情報の最後は、やっぱり「考察」です。
原作がないオリジナル作品だからこそ、放送が終わるたびにSNSでは「考察合戦」が勃発しています。
こんな風に、視聴者全員が探偵になった気分で楽しめるのが、本作の醍醐味ですね。この記事の後半では、現在SNSで有力視されている「ある犯人説」についても深掘りしていきます!
ドラマ「良いこと悪いこと」原作なし故の深掘り考察

お待たせしました!ここからは、原作がないからこそ楽しめる「深掘り考察」パートです。脚本家の作風から、主題歌、そして核心の犯人まで、AJI目線で分析していきます!
脚本家の経歴と作風の分析
前半で、脚本家ガクカワサキ氏が「コメディ演劇」出身だと紹介しました。さらに氏は、『シューイチ』や『笑ってコラえて!』といった人気情報・バラエティ番組の「構成作家」としても活動されています。
「え?コメディやバラエティの人が、なんでこんなシリアスな殺人ミステリーを?」と思いますよね。
でも私は、この経歴こそが『良いこと悪いこと』の「ノンストップ考察ミステリー」というジャンルに最適なんだと分析しています。
シリアスなミステリーなのにテンポが良く、次々と情報が提示されて「え、どういうこと!?」と毎週SNSで話題になる。この設計こそ、ガクカワサキ氏の持ち味(コメディと構成)が融合した結果なんだと思います。
注目キャストと刑事役の木村昴
キャスト陣の中で、私が戦略的に「上手いキャスティングだな!」と唸ったのが、刑事・宇都見 啓を演じる木村昴さんです。
ご存知の通り、木村昴さんといえば『ドラえもん』のジャイアンなどを務める国民的声優ですよね。
彼が実写で、しかも物語の鍵を握る「刑事」という役を演じることには、二重の狙いがあると感じています。
これは、木村さんの「声優」という職業的特性を逆手に取った、非常に高度なキャスティング戦略ですよね。
主題歌アゲハ蝶の戦略的な理由
さて、お待たせしました。なぜ主題歌が24年前の「アゲハ蝶」なのか?
私が分析した「アゲハ蝶」起用の理由は、主に以下の5つです。
- 理由1:時代性とのリンク
ドラマの登場人物たちは22年前(2003年頃)に小学6年生。「アゲハ蝶」(2001年)は、まさに彼らが小学生時代に流行ったヒット曲で、物語のノスタルジーと完璧に一致します。 - 理由2:視聴者層へのアプローチ
この曲にドンピシャで反応するのは、主人公たちと同世代の「アラサー世代」。テレビ離れが指摘されるこの世代を、「懐かしい!」というフックでドラマに引き込む狙いです。 - 理由3:ミステリーと歌詞の親和性
ラテン調の情熱的なサウンドと、どこか哀愁漂う雰囲気がミステリーにマッチします。さらに「冷たい水をください」といった歌詞が「謎とリンクしている」と、歌詞そのものが考察対象になっています。 - 理由4:局の大型コラボ戦略
ドラマ放送直後の音楽番組『with MUSIC』と連動。ドラマが終わった瞬間にポルノグラフィティが「アゲハ蝶」を歌うという「仕掛け」で、ドラマと音楽番組の視聴者を相互に誘導しました。 - 理由5:制作陣の「隠し要素」
主人公・園子(新木優子)が勤める会社は『週刊アポロ』。これはポルノグラフィティのデビュー曲「アポロ」から名付けられた可能性が極めて高く、制作陣の強いこだわりを感じます。
有力な犯人考察「イマクニ」説
さあ、いよいよ核心の「犯人考察」です!
現在、SNSなどで最も有力な説として囁かれているのが、主人公たち行きつけのバーのマスター「イマクニ」説です。
なぜ彼が疑われているのか?その根拠は、第5話で明かされたバーの「裏ルール」にあります。
そのルールとは、「150種類のお酒を制覇すると、151杯目が飲める」というもの。
この「151」という数字が、1990年代に流行した『ポケモン言えるかな?』の歌詞「151匹」と、同曲を歌っていた謎の人物「イマクニ?」を強く連想させる、というわけです。
さらに、歌詞の中の「もしかして、もう1匹忘れてない?」というフレーズが、卒業アルバムに写っていない「忘れられた7人目(=イマクニ?)」が犯人である、という説の強力な根拠となっています。
メタミステリーとしての面白さ
「イマクニ」説、非常に説得力がありますよね。ですが、ちょっと待ってください。
私を含め、過去の日テレ考察ドラマで「鍛えられた」視聴者たちは、この説を素直に受け入れられずにいます。
思い出してほしいのが、同じ日テレの考察ドラマ『真犯人フラグ』(2022年)です。あの時も、主人公いきつけのバーのマスター「日野っち」が、視聴者投票1位になるほど徹底的に疑われ続けました。…しかし結果は、ご存知の通り「ただの良い人(無関係)」でした。
つまり、私たち視聴者は「日テレの考察ドラマは、最も怪しいバーのマスターをミスリードに使う」という「局のクセ」とも言えるパターンを学習してしまっているんです。
今、私たちが対峙しているのは、もはやドラマ内の伏線だけでなく、
A:「『真犯人フラグ』と同じで、イマクニはミスリードだ」
B:「視聴者がAと読むことを見越して、あえて『ミスリードに見せかけた真犯人』として配置した」
という、制作陣との高度な「読み合い」…まさに「メタ・ミステリー」の領域に突入しているんです。いやー、本当に面白い仕掛けですよね!
「良いこと悪いこと」原作まとめ
今回は、「良いこと悪いこと 原作」というキーワードで検索したあなたに向けて、ドラマの魅力と考察を深掘りしてきました。
改めて結論ですが、本作に原作はありません。
しかし、原作がないからこそ、脚本家のガクカワサキ氏が仕掛けた「フック」にまんまとハマり、主題歌やキャスティングの「戦略」に唸らされ、制作陣の「過去のクセ」まで読み解こうとする、最高に面白いリアルタイム考察ゲームに参加できています。
この記事で紹介した考察や分析は、あくまで私AJI個人の見解も含まれます。最終的な判断は、ぜひご自身の目でドラマ本編をチェックして、確かめてみてください。
原作がないということは、この先の展開はドラマでしか楽しめません!見逃した回がある方や、もう一度伏線をチェックしたい方は、配信サービスを活用するのがおすすめです。




