こちら葛飾区亀有公園前派出所 200(集英社・ジャンプコミックス)
週刊少年ジャンプで40年走り続けた両津勘吉が、ついにその筆を置いた——2016年、こち亀の連載終了は多くのファンを驚かせました。こち亀の最終回はどんな内容だったのか、ジャンプ本誌版と単行本版で結末が違う「2つのオチ」とは何か、そして全何巻で完結したのか、5年後に発売された201巻の正体まで、気になる疑問をまとめて整理していきます。最終回のあらすじやネタバレ、連載年数、アニメの配信状況まで、私が確認できた範囲でていねいにお伝えしますね。
記事のポイント
- こち亀の最終回がいつ・どの号に掲載され、どんな内容だったのか
- ジャンプ本誌版と単行本版で結末が違う「2つのオチ」の正体
- 全何巻で完結し、連載は何年続いたのか
- 5年後に出た201巻が連載再開ではない理由と、アニメの配信情報
こち亀 最終回の内容とネタバレ
まずは多くの人が一番気になっている、こち亀の最終回そのものについて見ていきましょう。掲載時期や掲載号、実際のあらすじ、そして込められたメッセージ、読者の反響まで順番に整理していきます。ここから先は結末に触れる内容を含みますので、これから読む予定の方はご注意くださいね。

この章にはこち亀の最終回の結末・オチに関するネタバレが含まれます。まっさらな状態で読みたい方は読了後にお戻りください。
40年連載の終了発表
こち亀(正式タイトル「こちら葛飾区亀有公園前派出所」)は、1976年の『週刊少年ジャンプ』42号から2016年42号まで、ちょうど40年間連載された作品です。作者は秋本治さん、出版社は集英社。40年間ずっと描き続けたというのは、それだけでとんでもない記録だと思います。
連載終了が正式に報じられたのは2016年9月。40年という節目での完結ということもあって、新聞やニュースサイトでも大きく取り上げられました。長く読んできた世代にとっては、ひとつの時代が終わる感覚があったんじゃないかなと思います。
最終回のあらすじ
こち亀の最終回は、週刊少年ジャンプ2016年42号(2016年9月17日発売)に巻頭カラーで掲載されました。ジャンプ本誌の最終話のタイトルは「40周年だよ全員集合」です。
内容は、両津勘吉が「復活希望キャラベスト10」という体裁で、10位から1位まで発表していくというネタ回。大原部長・中川・麗子といったおなじみの仲間たちも勢ぞろいして、いつものドタバタを最後まで演じてくれます。実際に読者投票を行ったわけではなく、あくまで作者独自の判断によるランキングという形ですね。
作中では両津が「40年間で編集長が9人辞め、担当も10人以上変わった」といったメタ的な発言を連発するのも印象的でした。最後の最後まで、こち亀らしい自由な作りだったと言えると思います。
ジャンプ本誌版と単行本版の「2つのオチ」
こち亀の最終回を語るうえで外せないのが、この「2つのオチ」です。ジャンプに掲載された最終話と、同時発売された単行本200巻とでは、それぞれ違うオチ(結末の見せ方)になっているという異例の構成でした。
しかもこれについて、作中で両津自身が「これは両方買ってもらうためのいやらしい商法です」とメタ的に発言しているというのが、なんとも両さんらしいところ。真面目に感動させるだけで終わらせないあたり、40年続いた作品の締めくくりとしては最高にこち亀らしいなと感じます。両方を読み比べてこそ完結、という粋な仕掛けだったわけですね。
最終回に込められたメッセージ
40年間、一度も落とすことなく描き続けた作者が、最後に選んだのが「全員集合」と「復活希望キャラ」というお祭り騒ぎだった——ここに、こち亀という作品の姿勢がよく表れていると思います。
両さんの最後のセリフについては、感動的な締めくくりがあったと報じられていますが、私自身が一次資料で原文を直接確認できていないため、ここで具体的な文言を引用することは控えておきます。気になる方は、ぜひ実際の最終話や単行本200巻で確かめてみてください。読者一人ひとりに向けた、作者からの感謝のメッセージのように受け取る人が多かったようです。
最終回はいつ?何巻で読める?
あらためて整理すると、こち亀の最終回が掲載されたのは2016年9月17日発売の週刊少年ジャンプ2016年42号です。単行本で読みたい場合は、最終エピソードは200巻に収録されています。
前述の通り、ジャンプ本誌版と単行本200巻版ではオチが異なりますので、「本当の最後」をしっかり味わいたい方は、両方に目を通すのがおすすめです。単行本派の方はまず200巻を手に取ってみてくださいね。
読者の反響と評価
40年という長い連載の終わりということもあり、完結を惜しむ声は各所で大きく上がりました。世代を超えて親しまれてきた作品だけに、「自分の子ども時代がひとつ終わった気がする」といった受け止めをする人も多かった印象です。
なお、個人の感想の中には出典のはっきりしないものも多いので、ここでは具体的な引用は控えておきます。実際にどう受け止められたかは、ぜひご自身で最終話を読んで感じてみてください。
こち亀 最終回のその後と201巻
ここからは、最終回のあとの話。全何巻で完結したのか、連載は結局何年続いたのか、そして「連載終了から5年後」に発売された201巻とは何なのかを見ていきます。あわせてアニメ版や配信で見る方法も紹介しますね。

全何巻?連載は何年間?
こち亀は、2016年の連載終了時点で全200巻。連載期間は1976年から2016年までのちょうど40年間です。その後も続巻が出ており、201巻に続いて202巻・203巻の刊行が決まっています(くわしくは後の見出しでまとめます)。これだけの長期連載を一人の作者が走り切ったこと自体が、こち亀を語るうえで欠かせないポイントですね。
下の表に基本情報をまとめました。横にスクロールできます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式タイトル | こちら葛飾区亀有公園前派出所 |
| 作者 | 秋本治 |
| 出版社 | 集英社(週刊少年ジャンプ) |
| 連載期間 | 1976年〜2016年(40年間) |
| 巻数 | 本編全200巻+連載終了後の続巻(201巻・202巻・203巻) |
201巻は連載再開なの?
ここが一番誤解されやすいところです。結論から言うと、201巻は連載再開ではありません。201巻は2021年10月4日に発売された特別続巻で、連載自体は2016年に終わったままです。
正確に言うと、201巻は連載終了後に不定期で掲載された作品をまとめた特別な続巻という位置づけ。「毎週の連載が復活した」わけではなく、あくまで単発で描かれてきたエピソードを一冊にまとめたもの、と理解しておくのが正しいです。
201巻の発売をもって「こち亀が週刊連載を再開した」と紹介されることがありますが、これは正確ではありません。連載は2016年に終了し、201巻はそれ以降の不定期掲載分をまとめたものです。
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終了後の不定期掲載まとめ
201巻の中身は、いずれもジャンプコミックスに初収録となるエピソードで構成されています。具体的には、次のような作品が収められています。
- 連載40周年・コミックス200巻記念の「こち亀展」で展示された限定原稿「想い出の巻」
- 集英社ジャンプリミックス『平成こち亀』収録の描き下ろし3編
- 2017年以降に週刊少年ジャンプに掲載された6編
- 秋本さんが紫綬褒章を受章した際の号外描き下ろし漫画 など
コロナ禍に関連した2話や、中川回3話なども含まれています。つまり、連載終了=両津たちが完全にいなくなった、というわけではないんですね。2017年以降も、節目節目でこち亀の新作は描かれ続けてきたということです。
202巻・203巻の新刊と連載50周年
そして201巻のあとにも動きがありました。約5年ぶりの新刊となる202巻と、続く203巻の刊行が決まっています。連載が終わった作品で単行本が2か月続けて出るのは異例のことで、こち亀という作品がいまだに現役で動いていることの証拠のような話ですよね。
注目は202巻に収められる番外編「希望の煙突―端島―」です。舞台は昭和の長崎・軍艦島(端島)。両さんが登場せず、『こち亀』のタイトルすらつかないという、シリーズの中でもかなり異色の一編になっています。ギャグ漫画としてのこち亀しか知らない方ほど、ここは意外に感じるところだと思います。
さらに、2026年8月発売の週刊少年ジャンプ36号には、新作読切がセンターカラー36ページで掲載されました。両さんが2026年のとある「儲け話」に興味を持つ、という書き下ろしです。同号にはとじ込み小冊子「週刊少年ジャンプ作家が選ぶマイベスト『こち亀』エピソード」も付き、連載作家陣がおすすめの1話をコメント付きで紹介しています。
こうした企画が続くのは、2026年9月でこち亀が連載開始50周年を迎えるからです。連載は2016年に終わったままですが、節目のたびに新作が描かれる作品として、いまも動き続けているわけですね。
「全何巻?」の答えを整理すると
- 週刊連載としての本編は全200巻(1976〜2016年)
- 連載終了後の不定期掲載をまとめた続巻が201巻
- さらに202巻・203巻の刊行が決定している
- いずれも「連載再開」ではなく、読切や描き下ろしをまとめたもの
こちら葛飾区亀有公園前派出所 202(ジャンプコミックス)
約5年ぶりの新刊。両さんが登場しない異色の番外編「希望の煙突―端島―」が収録される巻です。
楽天の参考価格 693円(194ページ・在庫あり)
発売日や収録内容の細かいところは変わることもあるので、購入前に集英社の公式サイトの書誌情報で確認しておくと確実です。
アニメ版と配信情報
こち亀はアニメ化もされています。テレビアニメは1996年6月16日から2004年12月19日まで放送され、全344話とされています(話数はWikipediaの記載に基づきます)。長期にわたって放送された、こちらも人気シリーズでした。
このほか、劇場版やスペシャル版も複数制作されています。たとえば1996年「ヨーロッパ横断!麗子救出大作戦」、1999年「THE MOVIE もう、誰もわしを止められん!」、2008年「ワシと俺!?ぼくらは浅草少年探偵団!」などですね。
公式チャンネルでは、期間限定でエピソードが配信されることもあります。下の動画もそのひとつです(配信状況は変わる可能性があります)。
こち亀を読む・見る方法
「あらためて最初から読み返したい」「アニメで両さんに会いたい」という方に向けて、読む・見る手段を整理しておきます。
マンガを読むなら
電子書籍でこち亀を読むなら、コミックシーモアで本編(201巻完結)が配信されています。全巻そろっているので、最終回まで一気に追いかけたい方にも向いていますね。
アニメを見るなら
アニメ本編は、U-NEXTで見放題配信されています。両さんの動く姿と、あの騒がしい下町の空気をもう一度味わいたい方にはこちらがおすすめです。
U-NEXTでアニメ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」を見る(見放題)
なお、各エピソードの収録状況や配信の有無は変わることがあります。最新の配信ラインナップは、必ず各サービスの公式サイトでご確認ください。
まとめ|こち亀 最終回の要点
最後に、こち亀の最終回まわりの要点をまとめておきます。
- こち亀の最終回は2016年9月17日発売の週刊少年ジャンプ42号に巻頭カラーで掲載
- 内容は「復活希望キャラベスト10」を軸にした全員集合のお祭り回
- ジャンプ本誌版と単行本200巻版でオチが異なる「2つのオチ」が最大の特徴
- 連載は1976年〜2016年の40年間、本編は全200巻で完結
- 201巻は連載再開ではなく、終了後の不定期掲載分をまとめた特別続巻
40年間ずっと走り続けた両さんの物語は、最後まで両さんらしいユーモアで締めくくられました。ここで紹介した内容はあくまで私が調べた範囲のものですので、正確な情報や最新の配信状況は公式サイトをご確認いただき、最終的な判断はご自身で行ってくださいね。気になった方は、ぜひ実際の最終回で「2つのオチ」を確かめてみてください。