アルスラーン戦記の漫画版(荒川弘)は打ち切りではなく、別冊少年マガジンで連載中です。2026年10月8日には最新刊の25巻が発売されました。
月イチ連載で更新が空きやすく、原作小説がすでに完結していることもあって、打ち切りや休載を心配する声が上がりがちです。私自身、この作品を長く追いかけてきた一人として、その不安はよくわかります。
記事のポイント
- 漫画版は打ち切りではなく連載中だとわかる
- 打ち切りデマが広まった構造的な理由を整理できる
- 漫画と原作小説の完結状態の違いをはっきり区別できる
- アニメの続編事情とU-NEXTでの視聴方法がつかめる
アルスラーン戦記の漫画は打ち切り?真相
漫画版は打ち切りではなく連載中です。最新刊の25巻は、2026年10月8日に発売されました。

結論:打ち切りはデマ・連載継続中
漫画版『アルスラーン戦記』は打ち切りではなく、現在も連載が続いています。作画は荒川弘さん、原作は田中芳樹さんです。連載誌は講談社の月刊誌別冊少年マガジンで、2013年から続く長期連載です。
「打ち切り」「連載終了」の発表は、講談社の特設ページにもマガポケの作品ページにもありません。2026年10月8日には25巻も発売されました。連載が続いている何よりの証拠です。
デマが広まった4つの理由
打ち切りの噂が広まった理由は、主に次の4つです。
理由①:月イチ連載で更新が空いて見える
別冊少年マガジンは月刊誌なので、更新は月に1回です。1回でも休載が入ると、読者からすれば約2ヶ月も新しい話が読めない状態になります。週刊連載に慣れていると、この間隔が「止まっているのでは?」という誤解を生みやすいんですね。
理由②:原作小説の完結と混同されやすい
原作となる田中芳樹さんの小説は、2017年に全16巻で完結しています。この「原作は完結済み」という事実が、「漫画も終わったのでは」という思い込みと結びつきやすいのです。原作と漫画は別々に進んでいます。
理由③:アニメの新作が途絶えている
TVアニメは2016年の第2期以降、新作が発表されていません。「アニメが止まっている=作品全体が止まっている」という連想が働き、漫画の連載まで終わったかのように誤解されやすいのです。アニメと漫画の状況は別々に見る必要があります。
理由④:検索サジェストが不安を煽る
「アルスラーン戦記」と検索すると、サジェストに「打ち切り」という候補が表示されることがあります。これを見た人がさらに検索し、噂が噂を呼ぶ循環が起きているのだと思います。
休載が多いのはなぜ?
月刊連載のなかで、休載が挟まる月があるのは事実です。ただし休載の理由について、公式が具体的なコメントを出しているわけではありません。
荒川弘さんは緻密な作画で知られる方です。大河的な歴史ファンタジーを月刊ペースで描き続けるには、相当な労力がかかるはずです。ときおり入る休載は、質を保つための必要な時間だと私は受け止めています。
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最新刊は25巻!発売ペースまとめ
漫画版の最新刊は25巻で、2026年10月8日に発売されました。ひとつ前の24巻は2026年3月9日発売で、単行本はおおむね半年に1冊のペースで出ています。
25巻は通常版(594円)のほか、クリアしおり6種付きの特装版(1,540円)も同じ日に出ています。
アルスラーン戦記(25)(講談社コミックス)
2026年10月発売の25巻。蛇王が王都を掌握し、アルスラーンとヒルメスに蛇王軍が襲いかかります。
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25巻では、蛇王が操るアンドラゴラス王によって王都が蹂躙され、王宮が封鎖されます。蛇王討伐に動くアルスラーンと、カイ・ホスローの血を引くヒルメスに蛇王軍が襲いかかります。
連載の最新話は、マガポケ(マガジンポケット)でも月に1回更新されます。作品の基本データは次の表のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作画 | 荒川弘 |
| 原作 | 田中芳樹 |
| 連載誌 | 別冊少年マガジン(月刊) |
| 最新刊 | 25巻(2026年10月8日発売) |
| 連載状況 | 連載中 |
完結はいつ?何巻で終わる?
完結時期や最終巻数について、公式からの発表は出ていません。物語は最終章に入っていますが、連載終了の告知はありません。
25巻の時点で、物語は原作小説の後半にあたる蛇王ザッハークとの戦いに入っています。
ネット上で見かける「〇巻で完結」という情報は、予想の域を出ません。
アルスラーン戦記 原作完結後の展開とアニメ
原作小説は全16巻で2017年12月に完結していて、TVアニメは2期まで放送されています。

原作小説は全16巻で完結済み
田中芳樹さんによる原作小説は、全16巻で2017年12月に完結しています。挿絵は山田章博さんが担当しました。連載中の漫画版とは、完結状態がまったく違います。
刊行がスタートしたのは1986年。そこから最終巻まで、実に約31年という長い歳月をかけて完結した大河小説なんですね。
原作の結末はどう描かれた?
ここから先は原作小説の結末に触れるネタバレを含みます。まだ読んでいない方、結末を知りたくない方は、この見出しを飛ばして読み進めてくださいね。
原作小説は、主人公アルスラーンが宿敵ザッハークと相討ちになり、ともに滅ぶ結末です。ダリューンやキシュワードら、彼を支えた十六翼将の多くも最終決戦で命を落とし、生き残るのはごく一部にとどまります。
そのため、原作小説の結末は「救いがない」「ひどい」と評されることも少なくありません。一方で、「物語への誠実さ」「田中文学の本質」として高く評価する読者もいます。
評価が真っ二つに割れるほど、読者の心を強く揺さぶる結末だったのだと思います。
ここで大事なのは、漫画版はまだこの結末まで描かれていないという点です。上で述べたのは原作小説の結末で、漫画版の結末ではありません。荒川弘さんの手で描かれる結末が原作と同じになるかどうかは、まだわかりません。
アニメは2期まで!3期の可能性
TVアニメ『アルスラーン戦記』は、これまで2期まで制作されています。
| シリーズ | 放送時期 | 話数 |
|---|---|---|
| 第1期『アルスラーン戦記』 | 2015年4月〜9月 | 全25話 |
| 第2期『風塵乱舞』 | 2016年7月〜8月 | 全8話 |
制作はライデンフィルムです。主なキャストは次のとおりです。
- アルスラーン:小林裕介さん
- ダリューン:細谷佳正さん
- ナルサス:浪川大輔さん
第2期『風塵乱舞』は原作小説の5・6巻をベースにした内容でした。
下の動画は、第2期『風塵乱舞』のPVです。
アニメ3期は、2026年時点で制作決定の公式発表は確認できていません。「制作決定」をうたう個人ブログもありますが、公式の裏付けはありません。原作には、まだ映像化されていない後半のエピソードがたっぷり残っています。
アニメ・漫画を楽しむ方法
アニメ第1期・第2期はU-NEXT(31日間無料トライアルあり)で見放題配信されています。第2期『風塵乱舞』もU-NEXTの作品ページから視聴できます。無料トライアル期間中に、1期・2期をまとめて楽しむこともできます。
アニメは原作小説の序盤〜中盤までなので、その先の展開は連載中の漫画版で追いかけるのがおすすめです。
同じく壮大なスケールの歴史ものが好きな方には、キングダムのあらすじを簡単に解説した記事もあわせてどうぞ。大河歴史漫画の面白さをより深く味わえると思います。
同じように根拠のない終了説が広まった作品には、逃げ上手の若君の打ち切りの噂と真相をまとめた記事もあります。人気作ほどこうしたデマが立ちやすい、という共通点が見えてきますよ。
まとめ:アルスラーン戦記 漫画の今後
漫画版『アルスラーン戦記』は打ち切りではなく、連載中です。要点は次のとおりです。
荒川弘さんが描く最終章は、原作とは違う結末になる可能性も含めて、まだまだ目が離せません。

