こんにちは!「マンガ愛読者の部屋」運営者のAJIです。
キングダム、めちゃくちゃ面白いと話題だけど、巻数が多すぎて「今から追うのは大変そう…」「結局どんな話なの?」と、なかなか一歩を踏L,出せないことってありますよね。実際、私も読み始めるまでは「歴史モノは難しそう…」と躊躇していた一人です。
あるいは、途中まで読んだけど「合従軍編の結末ってどうなったっけ?」「あのキャラは今どうしてる?」「アニメは原作のどこまで進んだの?」と、序盤の展開や最新刊までの流れを、わかりやすくおさらいしたい方もいるかもしれません。物語が壮大すぎて、少し読むのを休むと重要人物や戦いの名前を忘れがちだったりしますし…。
この記事では、そんな方に向けて「キングダム」の壮大な物語のあらすじを、できるだけ簡単に、そしてわかりやすく解説していきます。物語の序盤から、主要な戦いの結末(ネタバレあり)、さらには複雑な登場人物の関係性まで、キングダムの世界観がサクッと掴めるようにまとめました。この記事を読めば、キングダムの「今」と「これまで」が丸わかりになるはずです!
記事のポイント
- 壮大な物語の「序盤のあらすじ」がわかる
- 「合従軍編」など主要な戦いの結末がわかる
- 「アニメはどこまでか」最新刊の状況がわかる
- 複雑な「登場人物」の関係性がわかる
ジャンプできる目次📖
キングダムのあらすじを簡単解説
まずは物語の導入部分、二人の主人公の出会いから、序盤の大きな流れをわかりやすく解説しますね。キングダムの物語はここから始まります。この序盤が本当に熱いんです!
どんな話?主人公・信と政の出会い
物語の舞台は、紀元前の古代中国・春秋戦国時代。まだ「中華」という概念がなく、七つの大国(秦・趙・楚・魏・韓・燕・斉)が互いに争い続けていた戦乱の世です。
大国「秦」に、戦争で親を失った二人の少年、信(しん)と漂(ひょう)がいました。二人は里典(村長)の家で下僕(げぼく)という最下層の身分として扱われながらも、「いつか武功を立てて、天下の大将軍になる」という無謀とも思える大きな夢を共有し、日々剣の修行に励んでいました。
ある日、そんな二人の前に秦国の有力な大臣である昌文君(しょうぶんくん)が現れます。彼は漂の剣の腕前と、そしてある特別な理由(秦国の若き王・嬴政と瓜二つであること)から漂だけを見出し、王宮へと召し上げます。
信と別れ、一人で王宮へ仕官することになった漂。しかし数日後、信の前に現れた漂は、刺客に追われた瀕死の重傷を負っていました。
漂は、秦国の若き王・嬴政(えいせい)の影武者として使われ、王弟が起こしたクーデターに巻き込まれて命を落としたのです。漂は死の間際、信に地図を託し、「ここへ行け」という遺言を残します。
怒りと悲しみに暮れる信が、漂の遺言に従ってたどり着いた先で出会ったのは、親友・漂と瓜二つの顔を持つ青年。彼こそが、玉座を追われた秦王・嬴政でした。
本作『キングダム』は、下僕の身分から親友の夢も背負い「天下の大将軍」を目指す信と、後に「始皇帝」となり「中華統一」という前人未到の野望を成し遂げようとする若き王・嬴政、二人の主人公が出会い、数々の死線を乗り越えながら、それぞれの夢と野望を実現していく姿を描く、壮大な歴史大河ドラマです。
序盤の展開をわかりやすく(王都奪還)
物語の序盤、最初の大きな山場が「王都奪還編」です。
嬴政は、実の弟である成蟜(せいきょう)が起こしたクーデターによって、王都・咸陽(かんよう)を追われた身。信は、漂の仇であるクーデター軍を討つため、そして何より政が語る「中華統一」の夢に未来を感じ、政と共に王都を取り戻す戦いに身を投じます。
道中、山民族の衣装をまとった河了貂(かりょうてん)を仲間に加え、昌文君ら嬴政の数少ない味方と合流します。しかし、王都を守る反乱軍は8万。対する嬴政一派は、かき集めてもわずかな手勢のみ。
この絶望的な状況を打開するため、政と信は、かつて秦国と敵対し、深い森の奥深くに住む「山の民」との同盟交渉に向かいます。
山の民の王・楊端和(ようたんわ)は、かつて秦国に裏切られた歴史から当初は政に激しい敵意を向けます。しかし、嬴政が語る「中華統一」という理想と、それによって「壁のない世界を作る」という未来のビジョンに心を動かされ、同盟を締結。
山の民の圧倒的な軍勢を味方につけた嬴政一派は、王都・咸陽に奇襲をかけます。信も決死の覚悟で反乱軍の猛者たちと戦い、クーデターの首謀者・成蟜を捕縛。反乱の鎮圧に成功します。
嬴政は玉座を取り戻し、信はその功績により、下僕の身分を脱して家と土地を与えられます。これは、信が「天下の大将軍」への無謀な夢への、確かな第一歩を踏み出した瞬間でした。
物語の全編(アーク)時系列チャート
キングダムは非常に長い物語で、多くの「編(アーク)」と呼ばれるストーリーで構成されています。ここで、物語開始から最新刊までの流れを、主要な「編」ごとに時系列で簡単にまとめてみますね。
以下の表は、物語の核心に触れる重大なネタバレ(特に「王騎の死」「合従軍編」「桓騎の最期」など)を多く含みます。結末や重要な展開を一切知りたくない方は、この表を読み飛ばして次の見出しに進んでくださいね。
| No. | 主要な「編」(アーク) | 該当巻(目安) | 簡単なあらすじ(ハイライト) |
|---|---|---|---|
| 1 | 王都奪還編 | 1巻〜5巻 | 漂の死。信と嬴政の出会い。山の民と王都を奪還。 |
| 2 | 蛇甘平原編 | 5巻〜7巻 | 信の初陣。麃公将軍の元、魏国との戦い。羌瘣との出会い。 |
| 3 | 馬陽防衛編 | 11巻〜16巻 | 趙・龐煖の侵攻。師・王騎の死と矛の継承。 |
| 4 | 山陽攻略編 | 17巻〜23巻 | 対魏国・廉頗四天王。桓騎・王翦の登場。信が輪虎を討つ。 |
| 5 | 合従軍編 | 24巻〜33巻 | 李牧率いる六国連合軍の侵攻。函谷関・蕞の防衛戦。 |
| 6 | 屯留編 | 34巻〜35巻 | 成蟜の反乱、再び。呂不韋の策略と王弟の最期。 |
| 7 | 著雍攻略編 | 35巻~37巻 | 対魏国。騰と飛信隊の共闘。呉鳳明との知略戦。 |
| 8 | 毐国反乱編 | 37巻~40巻 | 呂不韋と太后の陰謀。嬴政の加冠の儀と内乱(嫪毐の乱)鎮圧。 |
| 9 | 黒羊丘の戦い編 | 41巻〜46巻 | 対趙国・慶舎。桓騎の非道な戦略と信の葛藤。 |
| 10 | 鄴攻略編 | 46巻〜61巻 | 王翦・桓騎・楊端和による趙国・鄴の攻略。 |
| 11 | └ 朱海平原の戦い | (46巻~61巻内) | 信 vs 龐煖、因縁の決着。王騎の仇を討つ。 |
| 12 | 宜安決戦 | 66巻〜70巻 | 李牧の策略。桓騎軍の全滅と桓騎の最期。 |
| 13 | 韓非子招聘編 | 70巻〜72巻 | 思想家・韓非子との対話。中華統一の「法」とは。 |
| 14 | 韓滅亡編 (最新章) | 73巻〜77巻 | 中華統一、第一国・韓の攻略戦。騰と信の進軍。 |
師・王騎の死と宿敵・龐煖(ネタバレ)
キングダムのあらすじで、序盤の最も重要なターニングポイントであり、多くの読者の心に刻まれているのが、「王騎(おうき)の死」ですね。
王騎は、「秦の怪鳥」と恐れられた伝説の「六大将軍」の最後の生き残り。「ココココ」という独特の笑い方と圧倒的なカリスマ性を持つ、まさに「大将軍」という存在です。信の初陣(蛇甘平原編)にも現れ、信の成長を見守る師のような存在となっていきます。
「馬陽防衛編」で、秦が韓を攻めている隙を突いて、北方の強国「趙」が侵攻してきます。この未曾有の危機に、隠居していた王騎が秦軍の総大将として戦線に復帰。百人将となった信の部隊は、王騎から直々に「飛信隊」という名前を授かり、王騎軍の一部としてこの大戦に参加します。
戦いは秦軍有利に進みますが、これは趙の天才軍師・李牧(りぼく)が仕掛けた巧妙な罠でした。趙国の「武神」を名乗り、王騎に異常な執念を燃やす龐煖(ほうけん)をおびき出すために深追いした王騎は、李牧が仕掛けた別動隊からの伏兵(矢)によって狙撃され、致命傷を負います。
王騎は最期に、信こそが時代を動かし、自らが超えられなかった景色を見る「将軍」の器であると認め、自らの巨大な矛を信に託します。「天下の大将軍の景色」、それを見ることなく命を落とした王騎の遺志は、信へと確かに受け継がれました。
秦国最大の危機「合従軍編」の結末
序盤のクライマックスであり、秦国が建国されて以来、最大の危機となったのが「合従軍編」です。
秦国が山陽攻略(対魏国)で領土を拡大したことに強烈な危機感を抱いた趙の李牧が、楚、趙、魏、韓、燕、斉(斉は後に離脱)の六国による連合軍(合従軍)を結成。秦国を滅ぼすべく、全方位から同時に攻め込んできます。
秦は持てる全ての兵力を、国の門である「函谷関(かんこくかん)」に集結させます。蒙武、騰、王翦、桓騎、麃公(ひょうこう)ら、秦国の全将軍が揃い踏みし、文字通りの総力戦でこれを防ぎます。信もこの戦いで武功を挙げ、千人将へと昇進しました。
【結末(ネタバレ)】
函谷関では、秦国の将軍たちがそれぞれの持ち場で死力を尽くして敵の猛攻を防ぎます。特に、猛将・蒙武が楚の総大将・汗明(かんめい)を討ち取るなど、各戦線で奇跡的な防衛を続けます。
しかし、これは全て李牧の陽動でした。
李牧は、合従軍本隊が函谷関に釘付けになっている隙に、精鋭部隊を率いて函谷関を密かに迂回。兵力がもはや残っていない王都・咸陽(かんよう)へと迫ります。秦は絶体絶命のピンチに陥ります。
嬴政は、王都の目前にある最後の砦「蕞(さい)」に自ら赴き、そこに住む老人や女子供だけの民兵を鼓舞し、彼らと共に李牧の軍勢を迎え撃つという無謀な籠城戦を決意します。
信も飛信隊を率いて決死の覚悟で蕞に駆けつけ、ボロボロになりながらも嬴政と共に戦い抜きます。7日間にわたる絶望的な防衛戦の末、ついに蕞が落ちるかと思われたその時、地平線の彼方から楊端和率いる「山の民」の大軍勢が援軍として到着。再び窮地を救われた秦国は、李牧ら合従軍を退けることに成功しました。
キングダム中盤以降のあらすじも簡単紹介
合従軍という最大の危機を乗り越えた後も、物語はさらに加速していきます。ここからは中盤以降、特に衝撃的だった展開をピックアップして、あらすじを簡単にご紹介しますね。
鄴攻略戦のわかりやすい結末
合従軍編と並ぶ、もう一つの超大規模な戦いが「鄴(ぎょう)攻略編」(朱海平原の戦い)です。
秦国は、趙国の王都・邯鄲(かんたん)を陥落させるための最重要拠点である「鄴」の攻略を開始します。総大将は、王の座を狙うとも噂される謎多き知将・王翦(おうせん)。彼のもとに、桓騎、楊端和の軍も加わった、秦国のほぼ全力を挙げた大連合軍です。
しかし、李牧は秦軍の侵攻ルートを完璧に読み、大軍を配置して待ち構えていました。誰もが攻略不可能と考える中、王翦は李牧の裏をかくため、趙の防衛線をあえて突破し、補給路のない敵地深くまで進軍。そして、趙の諸都市から鄴へ逃げ込む難民をあえて誘導し、鄴の城内に兵糧を持たない民を溢れさせることで、鄴自体を内部から兵糧攻めにするという前代未聞の奇策を実行します。
【結末(ネタバレ)】
主戦場となった「朱海平原」では、15日間にわたる壮絶な死闘が繰り広げられます。飛信隊も、信、羌瘣が覚醒し、趙軍の猛将たちと互角以上の戦いを演じます。
そして、この戦いの最終局面、飛信隊の前に、信の最大の宿敵である「龐煖」が再び立ちはだかります。羌瘣も深手を負わされ絶体絶命の中、信は、王騎、麃公、そして多くの仲間たちの想いを背負い、龐煖との最後の一騎打ちに挑みます。
「個」の武の頂点を求める龐煖に対し、信は「仲間(想い)の重さ」でそれを上回ります。死闘の末、信はついに龐煖を討ち取り、師・王騎の仇を討ちました。
最終的に王翦の兵糧攻めが功を奏し、秦軍は鄴の攻略に成功。趙国の王都南部を手中に収め、中華統一へ向けて大きな一歩を進めました。
衝撃の展開。桓騎の最期と李牧
鄴攻略戦でもその異才を発揮した、元野盗で残虐非道な奇策の天才・桓騎(かんき)。彼もまた、秦国の六大将軍の一人として強烈なカリスマ性と人気を持つキャラクターでしたが、衝撃的な最期を迎えます。
鄴を落とされ、追い詰められた趙国。秦国は趙北部の「宜安(ぎあん)」攻略のため、再び桓騎を総大将に任命します。しかし、戦線に復帰した李牧は、この桓騎の動きを完璧に読み切っていました。
李牧は、桓騎の「弱点」(奇策が通じない圧倒的物量と、計算し尽くされた包囲網)を徹底的に突き、秦軍の数十倍とも言われる圧倒的な兵力を宜安に集結させ、桓騎軍を待ち構えていました。
【結末(ネタバレ)】
桓騎軍は、李牧の仕掛けた巨大な包囲網の中に誘い込まれ、なすすべもなく包囲・殲滅されます。かつてない規模の決戦が開始されますが、秦軍は完全に分断され、壊滅していきます。
桓騎は自らの死を悟りながらも、最期まで元野盗の首領としての矜持を捨てず、部下たちを逃がすための時間稼ぎとして、李牧の本陣に決死の突撃を敢行。しかし、奮戦虚しく、ついに討ち取られます。
この宜安決戦により、桓騎軍は「全滅」。桓騎の首は趙に晒され、秦軍は、合従軍戦以来の歴史的な「大敗」を喫しました。桓騎の死は、ファンの間でも大きな衝撃が走りました。
アニメはどこまで進んだ?
「アニメでキングダムを見てるよ」という方も多いかなと思います。
2024年1月から放送されたアニメ『キングダム』第5シリーズは、「黒羊丘(こくようきゅう)の戦い」編を描き切ったところで最終回(全13話)を迎えました。
これは原作コミックスの41巻から46巻(六国征覇編の一部)に相当します。
第5期では、総大将・桓騎の残虐非道なカリスマ性と、趙軍総大将・慶舎(けいしゃ)との知略戦、そして桓騎の非人道的な戦略(捕虜の虐殺など)に真正面から反発する信と飛信隊の葛藤が、濃密に描かれましたね。
最新刊(韓滅亡編)までの流れ
「じゃあ、漫画の最新刊はどこまで進んでるの?」というと、物語は桓騎軍全滅(70巻)という衝撃的な大敗から、新たな局面に移っています。
桓騎という大きな戦力を失い、対趙戦線が膠着する中、嬴政は次なる一手として趙への報復ではなく、六国の中で最も弱小な「韓(かん)」の攻略へと戦略を転換します。まずは確実に一つの国を滅ぼし、中華統一への道を具体的に示す狙いがあったんだと思います。
その準備段階として、希代の思想家「韓非子(かんぴし)」を秦へ招聘し、嬴政が「武力による統一」の先にある「法による統治」の重要性を議論する、思想戦のような展開もありました。
そして紀元前230年、コミックス73巻あたりから、ついに中華統一の第一歩となる「韓滅亡編」が開始されます。最新刊の77巻(2025年11月時点)では、ついに「将軍」に昇進した信も、六大将軍に復帰した騰(とう)の軍と共に進軍。秦軍が韓の王都・新鄭(しんてい)に進攻し、国家存亡の危機に瀕した韓王家が、「国」を明け渡して「民」を救うか、あくまで「国」と共に滅びるかの、二者択一の決断を迫られている場面が描かれています。
主要登場人物と勢力図

キングダムはとにかく登場人物が多いので、ここまでのあらすじを理解するためにも、物語を動かす主要なキャラクターと勢力を簡単におさらいしておきましょう。
主人公と仲間たち(飛信隊)
- 信(しん): 主人公。下僕から「天下の大将軍」を目指す。百人将→千人将→五千人将→将軍へと、数々の死線を越えて成り上がってきた。王騎の矛を継ぐ者。
- 河了貂(かりょうてん): 飛信隊の軍師。山民族の末裔だったが、昌平君の軍師学校で学び、飛信隊の頭脳として信を支える。
- 羌瘣(きょうかい): 飛信隊の副長。伝説の暗殺一族「蚩尤(しゆう)」の生き残りで、圧倒的な武力を持つ。復讐を果たした後、信と共に戦うことを選ぶ。
秦国・嬴政陣営
- 嬴政(えいせい): もう一人の主人公。中華統一を夢見る若き秦国王。後の始皇帝。王弟や呂不韋との内乱を鎮圧し、ついに実権を掌握した。
- 昌文君(しょうぶんくん): 嬴政の教育係であり、一番の側近。信と漂を見出した人物。
秦国・主要将軍(六大将軍ほか)
- 王騎(おうき): 故人。信の師であり、伝説の六大将軍。「馬陽」で龐煖に敗れ絶命。
- 騰(とう): 王騎の元副官。「ファルファル」という独特の剣技と笑い方が特徴。王騎の死後、その実力が認められ六大将軍に任命される。
- 王翦(おうせん): 鄴攻略戦を指揮した知将。常に仮面で顔を隠し、「王の座を狙う」とも噂されるミステリアスな人物。六大将軍。
- 桓騎(かんき): 故人。元野盗で残虐非道な奇策の天才。「宜安」で李牧に敗れ絶命。六大将軍。
- 楊端和(ようたんわ): 山の民の王。王都奪還、合従軍戦、鄴攻略戦と、秦国の窮地を何度も救う美しき盟友。六大将軍。
- 蒙武(もうぶ): 秦軍最強の猛将。蒙恬の父。合従軍編で楚の総大将を討ち取る。六大将軍。
敵対国の主要人物
- 李牧(りぼく): 趙国の天才軍師・宰相。秦国の最大の壁。合従軍を組織し、宜安で桓騎を討ち取った、作中最強の敵の一人。
- 龐煖(ほうけん): 故人。「武神」を名乗る求道者。王騎、麃公ら多くの将軍を討ち取ったが、「朱海平原」で信に敗れ死亡。
キングダムのあらすじを簡単まとめ
最後に、ここまで解説してきたキングダムの壮大なあらすじを、改めて簡単にまとめます。
本当に壮大な歴史大河ドラマですが、物語の軸はあくまで「信」と「政」という二人の青年の成長と、彼らの抱く途方もない夢にあります。だからこそ、難しい歴史モノが苦手な方でも、序盤から読み始めれば、きっと誰もがハマってしまう熱い魅力があるんだと思いますね。
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