ネタバレが気になってこの記事にたどり着いたあなたは、きっと猿の正体や犯人、そして最終回の結末が気になって仕方ないのではないでしょうか。鉈を持った巨大な猿に社員たちが襲われるという衝撃的な設定で話題になった山岳パニックホラー、それがモンキーピークです。あの魔猿は本当に猿だったのか、生存者は誰なのか、黒幕の動機は何だったのか、続編the Rockやスピンオフのモンキーサークルとの関係はどうなっているのか、気になる論点はたくさんありますよね。この記事では、あらすじから登場人物、猿の正体、犯人と動機、最終回の生存者まで、モンキーピークの核心を順を追って整理していきます。ネタバレを含みますので、まだ本編を読んでいない方はご注意ください。読み終わる頃には、モヤモヤしていた謎がスッキリ解消できているはずです。
記事のポイント
- モンキーピークの基本情報とあらすじがわかる
- 猿の正体と犯人の動機が理解できる
- 最終回の結末と生存者が誰かがわかる
- シリーズ作品と電子書籍で読む方法がわかる
モンキーピークのネタバレ
『モンキーピーク』の基本情報とあらすじ
まずはモンキーピークがどんな作品なのか、基本的なところから押さえていきましょう。ここでは書誌情報とあらすじを整理します。作品の土台を知っておくと、このあとのネタバレ解説がぐっと入りやすくなりますよ。

モンキーピークは、原作・志名坂高次、作画・粂田晃宏による青年漫画です。出版社は日本文芸社(ニチブンコミックス)、掲載誌は週刊漫画ゴラクで、連載期間は2016年から2019年まで。単行本は全12巻で完結済みで、12巻には「完」の表記が付いています。ジャンルは山岳パニックホラーで、閉ざされた山の中で登場人物が次々と命を落としていくサバイバル要素が最大の見どころですね。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式タイトル | モンキーピーク |
| 原作 | 志名坂高次 |
| 作画 | 粂田晃宏 |
| 出版社 | 日本文芸社(ニチブンコミックス) |
| 掲載誌 | 週刊漫画ゴラク |
| 連載期間 | 2016年〜2019年 |
| 巻数 | 全12巻(完結) |
| ジャンル | 山岳パニックホラー・青年漫画 |
物語のあらすじ
物語の舞台は、藤谷製薬という会社です。社員の結束を高めるための登山レクリエーションとして、社員たちが山を訪れるところから始まります。ところが夜、鉈を持った巨大な猿、いわゆる「魔猿」に襲撃されるという悪夢のような展開に。携帯電話は破壊され、案内標識も改ざんされ、社員たちは山奥へと誘導されながら一人、また一人と命を落としていきます。
ただ猿から逃げるだけのパニックものかと思いきや、標識が改ざんされていたり携帯が壊されていたりと、明らかに「知能を持った何者か」の意図が感じられる仕掛けが随所に張り巡らされているんですよね。この違和感が、後半のネタバレ核心へとつながっていきます。なお、舞台となる山の呼称は資料によって「しらび山」「岩砕山」などと表記が揺れており、複数の呼び名が使われている点は押さえておくとよいでしょう。
作品の魅力とジャンル
モンキーピークの魅力は、単なるモンスターパニックでは終わらないところにあります。極限状態に置かれた社員たちの人間関係が崩れていく心理描写と、「猿の正体は何なのか」というミステリー要素が絡み合い、ページをめくる手が止まらなくなる構成になっています。会社という組織の中に潜む闇が徐々に暴かれていく展開は、読み進めるほどに背筋が寒くなりますよ。
主要登場人物と相関
ここでは、モンキーピークの物語を動かす主要な登場人物を整理します。誰が生き残り、誰が黒幕なのかを理解するうえで、キャラクターの立ち位置を押さえておくことはとても大切です。表にまとめたので、混乱したときの相関図がわりに使ってください。
| 名前 | 立場 | 備考 |
|---|---|---|
| 早乙女 | 営業担当・主人公 | 最終生存者であり、物語の語り部となる人物 |
| 宮田 | 同期社員 | 最終生存者の一人 |
| 佐藤 | 経理担当 | 最終生存者の一人で、早乙女と交際関係になる |
| 安斎 | 法務担当 | 山頂での最終決戦の相手・証拠隠滅に関与したとされる |
| 長谷川 | 人事部長 | 事件の首謀者・黒幕 |
| 林 | 庶務 | 内部協力者だったとする記述がある |
| 富久 | 社長 | 藤谷製薬のトップ |
主人公・早乙女とその仲間たち
物語の主人公は営業担当の早乙女です。極限の状況の中で冷静さと仲間を思う気持ちを失わず、最後まで生き延びる語り部的な存在ですね。同期社員の宮田、経理担当の佐藤とともに、パニックの中でお互いを支え合いながら真相に迫っていきます。この3人の関係性が、絶望的な展開の中でわずかな希望として機能しているのが印象的です。
黒幕と関係者たち
一方で、事件の首謀者となるのが人事部長の長谷川です。表向きは会社の管理職として社員をまとめる立場にいながら、裏では恐ろしい計画を進めていました。また庶務の林については、内部協力者として一連の事件に関わっていたとする記述があります。法務担当の安斎は、後述する証拠隠滅の実務に関わった人物とされ、物語終盤で早乙女と対決することになります。
【ネタバレ】猿の正体とは何だったのか
ここからはいよいよネタバレの核心に入っていきます。多くの読者が最も気になっている「猿の正体」について解説していきます。ここまで読んで結末を知りたくない方は、ぜひ本編を読んでから戻ってきてくださいね。

この先はモンキーピークの重大なネタバレを含みます。猿の正体や犯人、結末に触れますので、未読の方はご注意ください。
猿の正体は着ぐるみを着た人間
結論から言うと、社員たちを襲っていた「大猿」の正体は、猿の着ぐるみを着た人間でした。野生の巨大な猿でも、超常的な化け物でもなく、人間の犯行だったのです。標識が改ざんされていたり携帯電話が破壊されていたりと、序盤から漂っていた「知能を感じる違和感」の答えがここにありました。
地元には「魔猿」と呼ばれる猿の伝説が伝わっており、犯人たちはその言い伝えを逆手に取っていました。つまり、野生動物による偶発的な襲撃に見せかけることで、自分たちの正体と本当の目的を隠していたわけですね。この「伝説を利用したカモフラージュ」という発想が、モンキーピークという作品の巧妙なところだと思います。
着ぐるみの中身は誰だったのか
では、その着ぐるみの中にいたのは一体誰だったのでしょうか。中身は、後で詳しく触れる薬害事件の被害者遺族たちでした。彼らは黒幕である長谷川の計画に賛同し、猿の姿を借りて復讐を実行していたのです。一人の犯人が暴れていたのではなく、複数の人間が組織的に動いていたという事実は、この作品の恐ろしさを一段と深めています。
また、一部では地元に伝わる魔猿伝説そのものは完全には否定されず、余韻を残す終わり方だったとする見方もあります。ただ、この点は解釈が分かれるところなので、断定はせずに続編への引きとして受け止めておくのがよさそうですね。
【ネタバレ】犯人は誰か?黒幕の動機
猿の正体がわかったところで、次に気になるのは「そもそも誰が、何のためにこんな計画を立てたのか」という点ですよね。ここでは黒幕の正体とその動機を掘り下げていきます。
このセクションも犯人や動機に関する核心のネタバレを含みます。未読の方はご注意のうえお読みください。
黒幕は人事部長・長谷川
一連の事件を計画した黒幕は、人事部長の長谷川でした。会社の管理職という信頼される立場にいた人物が、実は復讐劇の首謀者だったという事実は、多くの読者に衝撃を与えました。長谷川は単に計画を立てただけでなく、自らも猿の一人として実行に加わっていたとされています。社員を導く立場の人間が、社員を山奥へ誘い込んで手にかけていたと考えると、なんとも背筋が凍る構図ですね。
復讐の動機となった薬害事件
長谷川がこれほどの計画を実行した動機は、藤谷製薬が過去に起こした薬害事件にありました。この事件では死者や後遺症に苦しむ被害者が多数出たとされています。しかし裁判は証拠不十分となり、製薬会社側の勝訴に終わってしまいました。
長谷川は、この裁判の裏で会社による証拠隠滅が行われていた事実を知ってしまいます。正規の手段では裁けなかった会社の罪を、自らの手で断罪しようとしたのが今回の復讐劇だったというわけです。被害者遺族が着ぐるみの中身として協力していたのも、この動機を共有していたからなんですね。無差別に見えた惨劇の裏に、これほど根深い背景があったと知ると、作品の見え方がガラッと変わります。
なお、猿の集団とは別に、日本刀を持つトオルという人物が実行部隊の一人として関与していたとされます。ただ、この人物の詳しい位置づけについては資料によって記述が分かれており、はっきりとは断定できない部分です。
証拠隠滅に関わった安斎の存在
黒幕の長谷川とは別に、復讐のターゲットとして重要な意味を持つのが法務担当の安斎です。安斎は薬害事件の証拠隠滅の実務に関わった人物とされ、物語の終盤で主人公・早乙女との最終決戦を迎えることになります。組織の罪を象徴する存在として描かれる安斎との対決は、この物語のクライマックスを飾る重要な場面ですね。
最終回の結末と生存者
ここでは、モンキーピーク最終回の結末と、最後まで生き残った生存者について整理します。長い惨劇の果てに、物語がどう決着したのかを見ていきましょう。
最終回・結末に関する重大なネタバレを含みます。生存者や決着の内容に触れますので、未読の方はご注意ください。
山頂での最終決戦
物語のクライマックスは、山頂で繰り広げられる最終決戦です。主人公の早乙女は、証拠隠滅に関わったとされる安斎と対峙します。極限の攻防の末、安斎は落下して命を落とすという結末を迎えました。組織の罪を背負った人物が姿を消すことで、長く続いた惨劇にひとつの区切りがつくかたちです。
この最終決戦は、ただの善悪の対決では割り切れない重みを持っています。被害者側にも加害者側にも、それぞれの事情や苦しみがあったことが描かれてきたからこそ、決着の場面には複雑な感情がにじむんですよね。
最終的な生存者は3名
数多くの社員が命を落としたモンキーピークですが、最後まで生き残った生存者は早乙女・佐藤・宮田の3名です。主人公の早乙女と、経理担当の佐藤、そして同期の宮田。この3人が過酷なサバイバルを生き延びました。エピローグでは、早乙女と佐藤が交際関係になったことが描かれ、絶望的な物語の中にわずかな救いが残されています。
また、生き延びた者たちがこの体験を手記として書き記し、後世に伝えていくという結末に触れている資料もあります。悲劇を風化させず語り継ぐという締めくくりは、この物語にふさわしい余韻ですね。なお、生存者それぞれの負傷の具体的な描写については資料によってばらつきがあるため、細部までは本編でご確認いただくのがよいでしょう。
シリーズ作品(the Rock・モンキーサークル)
モンキーピークには、本編以外にも関連するシリーズ作品が存在します。本編を読み終えてもっとこの世界に浸りたい方のために、続編とスピンオフを紹介しますね。どちらもすでに完結しているので、安心してまとめ読みできます。
続編『モンキーピーク the Rock』
本編の続編にあたるのがモンキーピーク the Rockです。週刊漫画ゴラクで2019年から2021年にかけて連載され、全9巻で完結しています。本編の衝撃的な結末を受けて物語がどう展開していくのか、本編を楽しめた方ならきっと気になるはずです。魔猿伝説にまつわる余韻がどう回収されるのかという点も、続編を読む楽しみのひとつですね。
前日譚スピンオフ『モンキーサークル』
もうひとつの関連作が、前日譚スピンオフのモンキーサークルです。漫画ゴラクスペシャルで2018年から2020年にかけて連載され、全2巻で完結しています。本編の事件へとつながる背景を描いた作品で、本編とあわせて読むことで物語世界の理解がより深まる構成になっています。
| 作品 | 位置づけ | 巻数 |
|---|---|---|
| モンキーピーク | 本編 | 全12巻(完結) |
| モンキーピーク the Rock | 続編 | 全9巻(完結) |
| モンキーサークル | 前日譚スピンオフ | 全2巻(完結) |
『モンキーピーク』を電子書籍で読む方法
ここまで読んで、実際にモンキーピークを読んでみたくなった方も多いのではないでしょうか。ここでは、本編やシリーズ作品を電子書籍で読む方法をご紹介します。
モンキーピークは電子書籍で手軽に読むことができます。おすすめはコミックシーモアです。本編の全12巻はもちろん、続編のthe Rockやスピンオフのモンキーサークルもそろっているので、シリーズをまとめて楽しみたい方にぴったりですよ。
コミックシーモアには無料の試し読みが用意されているので、まずは冒頭部分を読んで作品の雰囲気を確かめてから購入を検討できます。あの猿の襲撃シーンの緊張感を、購入前に体験してみるのがおすすめです。
モンキーピークをコミックシーモアで読みたい方は、コミックシーモアのモンキーピーク作品ページから試し読みをチェックしてみてくださいね。
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まとめ|モンキーピークのネタバレ総まとめ
モンキーピークのネタバレを整理すると、猿の正体は着ぐるみを着た人間で、その中身は薬害事件の被害者遺族。黒幕は人事部長の長谷川で、動機は会社による薬害事件の証拠隠滅への復讐でした。そして最終回では、早乙女・佐藤・宮田の3名が生き残り、山頂での安斎との決戦を経て物語が幕を閉じます。本編は全12巻で完結し、続編のthe Rockとスピンオフのモンキーサークルもそろっています。
単なるモンスターパニックにとどまらず、組織の闇と人間の復讐心を描き切ったモンキーピークは、読み応えのある一作です。本編やシリーズをまとめて楽しみたい方は、まずコミックシーモアの試し読みから作品の世界に触れてみてはいかがでしょうか。なお、作品の細部や最新の配信状況については公式サイトをご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任でお願いします。