魅摩(みま)は、婆娑羅大名・佐々木道誉の娘として描かれる『逃げ上手の若君』のキャラクターです。2026年7月17日に放送が始まったTVアニメ第2期で登場し、声優は花宮初奈さんが務めています。
金髪ツインテールに露出の多い婆娑羅風の装いという、インパクトのある姿が目を引きます。「魅魔」と検索されることもありますが、作中や公式の正式表記は「魅摩」です。
記事のポイント
- 魅摩の正体とプロフィールが佐々木道誉の娘という点までわかる
- 神力と呼ばれる能力と作中での役割を整理できる
- 時行との関係が友好から敵対、そして正室説へと変わる流れをつかめる
- アニメ第2期での登場や声優の状況、原作を読む方法がわかる
逃げ若の魅摩とは?正体とプロフィール
魅摩は、京の賭場「すご六場」を仕切る佐々木道誉の娘で、風を操る神力の使い手です。北条時行とは、好意から敵対へと関係が大きく揺れ動きます。

プロフィール|佐々木道誉の娘
魅摩は、南北朝時代を代表する婆娑羅大名・佐々木道誉の娘として描かれるキャラクターです。京の賭場「すご六場」を仕切る立場にあり、初登場時はその正体を隠した状態で時行たちの前に現れます。
魅摩が出会う主人公・北条時行は、フィギュアにもなっています。
父・道誉譲りの華美で自由奔放な美意識、いわゆる婆娑羅の気風をそのまま体現したような人物です。
魅摩の基本データ
名前や立場などの基本情報は次の表のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名・読み | 魅摩(みま) |
| 姓 | 佐々木(父の姓に由来し「佐々木魅摩」と呼ばれることも) |
| 正体 | 婆娑羅大名・佐々木道誉の娘 |
| 立場 | 京の賭場「すご六場」を仕切る |
| 初登場 | 単行本3巻ごろ・第20話「悪党1334」ごろ |
| 外見 | 金髪ツインテール、露出の多い婆娑羅風の着物 |
| 能力 | 神力(しんりき)の使い手 |
外見は金髪のツインテールに、肩や脇、太ももなどの露出が多い婆娑羅風の着物という華やかなデザイン。性格は自由奔放でプライドが高く、「きゃはは」と笑いながら相手を「雑っ魚ぉ」とからかうギャルのような言動が印象的です。
その一方で、誇り高く純朴な田舎侍を京の汚泥で汚すことに快感を覚える残忍な一面も持っています。身内には情が深いなど、単純な悪役では割り切れない複雑さを持ったキャラクターだと感じます。
名前の由来と史実モデル
魅摩という名前には、史実の書状に由来があります。佐々木道誉が晩年に記した書状に、甲良荘二子郷(にこごう)を「みま」という人物に譲る旨の記載があり、これが名前の元になったとされます。
ただし、史実の道誉の娘(赤松則祐・斯波氏頼・六角氏頼らに嫁いだ3人の娘がいたとされます)のうち誰がモデルなのか、別の人物なのかは、明確にはわかっていません。
能力と作中での役割
魅摩を語るうえで欠かせないのが、「神力(しんりき)」と呼ばれる特殊な能力です。この作品には神力を使う人物が複数登場し、魅摩もその一人です。
神力(しんりき)でできること
魅摩の神力は、主に風を操るタイプの力として描かれています。作中で確認できる使い方は次のとおりです。
- 風を操って木の枝を矢のように飛ばす遠距離攻撃
- 双六の目を意のままに操る力
- 嵐を起こすといった大がかりな力
賭場を仕切る彼女が双六の目を操れるという設定は、なんとも彼女らしい能力の使い方です。
強力な神力に伴うリスク
この神力は万能ではありません。強力な神力を使うと身体への負担が大きく、鼻や目から黒い液体が漏れてしまうという弱点が、複数の場面で描かれています。
この「力と代償」の描写があることで、魅摩の戦いには常に緊張感が生まれています。ただ強いだけのキャラクターになっていないところが面白い部分です。
作中での役割と雫との対比
魅摩は、時行たちが京を訪れる場面で物語に大きく関わってきます。賭場「すご六場」を仕切る立場から時行一行の前に立ちはだかります。時には敵として、時には協力者として物語を動かすキーパーソンのひとりです。
ファンの間でよく話題にのぼるのが、諏訪頼重の娘・雫との対比です。時行のそばにいる雫と、京で時行と関わる魅摩は、育ちも立ち位置もまるで違います。
二人のやり取りや距離感に注目して読むと、魅摩というキャラクターの立ち位置がより立体的に見えてきます。
時行との関係
魅摩と時行の関係は、賭場での衝突から好意、そして正体を知ってからの敵対へと大きく揺れ動きます。
出会いから仕官の誘いまで
京を訪れた時行一行は、正体を隠していた魅摩と賭場で衝突します。ところが、やり取りを重ねるうちに魅摩は時行を気に入り、なんと父・道誉のもとへの仕官まで提案するんですね。
敵対的な出会いから一転して好意を寄せていく、この振れ幅の大きさが魅摩らしいところです。
相手を「雑っ魚ぉ」と見下すような態度をとる魅摩が、時行に対しては違った顔を見せていきます。誇り高い彼女が心を動かされていく様子には婆娑羅の奔放さの裏にある人間味がにじんでいて、私はこの導入の駆け引きがとても好きでした。
正体を知ってからの敵対
ここから先は物語の展開に触れる内容を含みます。まだ原作を読んでおらず、先の展開を知りたくない方は、この見出しを飛ばして読み進めてくださいね。
関係が大きく変わるのは、中先代の乱をめぐる場面です。時行が北条方、つまり父・道誉が敵視する相手であると知った魅摩は、涙を流しながら激しい怒りと敵意をあらわにします。
私はここが、魅摩というキャラクターのいちばん人間くさい場面だと思っています。単なる好き嫌いでは割り切れない、立場と感情の板挟みが丁寧に描かれています。実際の描写はコミックシーモアで『逃げ上手の若君』を読むで追えます。
魅摩のその後は?結末とアニメ情報
終盤の魅摩は、一度敵対した時行の前に再び現れ、物語の結末に深く関わります。アニメでは第2期から登場し、声優は花宮初奈さんです。

結末|時行との関係のゆくえ
この見出しには物語の核心に触れる内容を含みます。結末を知りたくない方は読み飛ばしてください。
一度は敵対した二人ですが、物語はさらに動いていきます。終盤には、伊勢を出航した時行の前に魅摩が現れ、足利尊氏に注がれた神力を用いて嵐を起こすという印象的な場面が描かれます。
その後、時行からの決死の求婚を受けた魅摩は気を失い、時行に連れ去られる形で物語が進んでいきます。
その先は、雫や亜也子とともに時行の正室の一人になるという展開として読者の間で語られています。
アニメ2期での登場
魅摩は、TVアニメ『逃げ上手の若君』の第2期から登場する新キャラクターです。第2期は2026年7月17日に、フジテレビ系「ノイタミナ」枠で放送を開始しました(AT-Xでは7月24日から)。
制作は第1期に続きCloverWorks、オープニングテーマは中島健人さんの「鬼事」です。
魅摩のティザービジュアルは、2025年12月21日に開催された「ジャンプフェスタ2026」の作品ステージで初公開されました。
魅摩の声優(CV)は花宮初奈さんです。2026年9月4日にアニメ公式サイトで発表され、公式サイトの「制作・出演」ページにも魅摩役として掲載されています。
逃げ上手の若君はどこで読める?
原作漫画は、ジャンプコミックスの単行本と電子書籍で全27巻を読めます。『逃げ上手の若君』は松井優征先生の作品で、集英社の週刊少年ジャンプで連載され、2026年2月16日発売号にて全238話で完結しました。
単行本は最終27巻が2026年10月2日に発売されました。累計発行部数は1〜24巻までで500万部を突破しています。
電子書籍で手軽に読みたい方には、コミックシーモアでの試し読みがおすすめです。スマホやタブレットがあれば、魅摩が初登場する3巻あたりから、気になる場面をすぐに読めます。コミックシーモアで『逃げ上手の若君』を読むからどうぞ。
アニメ第2期は、Prime Videoで見放題先行配信され、U-NEXTなどでも見放題配信されています(2026年10月時点)。原作の漫画と映像で動く魅摩、その両方で楽しむと作品の世界にぐっと入り込めます。
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逃げ若の魅摩まとめ
魅摩は佐々木道誉の娘で、風を操る神力の使い手です。アニメ第2期から登場し、声優は花宮初奈さんです。要点は次のとおりです。
好意と敵意のあいだで揺れながら、神力を操って戦う魅摩は、『逃げ上手の若君』の中でも一度見たら忘れられない存在感を放つキャラクターです。
魅摩のほかのテーマは逃げ上手の若君の考察まとめで一覧にしています。

