浮気した夫と、その相手と、置いていかれた妻。この三角形をドロドロの復讐劇にしないで、「じゃあこの関係、どうやって終わらせようか」という手続きの話として描いているのが『サレとシタの恋愛終了工程』です。タイトルの「工程」という硬い言葉が、そのまま作品の肌ざわりになっているんですね。
この記事では、公式で読める範囲をもとに第1話・第2話の流れを順番に整理して、そのうえで「結末はどうなるのか」を今どこまで語れるのかを確認します。検索すると「最終回ネタバレ」を掲げた記事も出てきますが、そこも含めて正直なところを書きますね。核心の展開に触れますので、まっさらな状態で読みたい方はここで引き返してください。
記事のポイント
- 増岡さんが「Eleganceイブ」で2026年に始めた新連載で、Webはチャンピオンクロス配信
- 妻・由美子、夫・修二、夫の浮気相手・佐々木ナナの三者が中心
- 第2話で由美子とナナが二人きりで会い、奇妙な共犯関係が生まれる
- 連載は始まったばかりで、公式に完結や最終回の告知は出ていない
サレとシタの恋愛終了工程のネタバレ|あらすじと登場人物
まずは作品の基本情報と三人の関係を押さえてから、公開されている話を順に追っていきます。

作品の基本情報|2026年に始まった新連載
『サレとシタの恋愛終了工程』は増岡さんの作品で、秋田書店の女性向け漫画誌「Eleganceイブ」に掲載されています。Web版は同社のマンガサイト「チャンピオンクロス」で配信されていて、公式のジャンルタグも「少女・女性誌」「恋愛」「人生・生き方」「日常」という並び。復讐ものというより、人生の立て直しを描く枠に置かれている作品です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作者 | 増岡 |
| 掲載誌 | Eleganceイブ(秋田書店) |
| Web配信 | チャンピオンクロス |
| ジャンル | 恋愛/人生・生き方/日常(公式タグ) |
| 連載状況 | 連載中(2026年9月時点で完結の告知なし) |
| 単行本 | 刊行前(2026年9月時点) |
タイトルの「工程」が指しているもの
「恋愛終了工程」という言い方がこの作品の芯です。浮気が発覚してから、話し合い、慰謝料、離婚届、引っ越しと、感情の整理が終わらないうちに事務手続きだけが進んでいく。気持ちの決着と手続きの進行がずれていく感じを、工程という言葉で名指ししているわけですね。
どんな読者に刺さる作品か
裏切った相手を叩きのめしてスッキリしたい人には、たぶん物足りません。逆に「憎みきれないほうがしんどい」という感覚に覚えのある人には、かなり刺さると思います。妻も浮気相手も、悪役としてデザインされていないんです。
主要登場人物と関係性
登場人物は多くありません。三人の立ち位置だけ押さえておけば、読み始めてすぐ物語に入れます。
| 名前 | 立場 |
|---|---|
| 由美子 | 主人公。結婚10年目の妻。街で夫の浮気を目撃する |
| 修二 | 由美子の夫。会社勤め。浮気を認めるが離婚には後ろ向き |
| 佐々木ナナ | 修二の浮気相手。修二の転職先の同僚 |
| まこ | 由美子の友人。相談相手で、いちばん先に「離婚しな」と言う |
第1話のネタバレ|目撃から三人の話し合いまで
第1話は、結婚生活が音もなく崩れる瞬間から始まります。
手をつないで歩く夫を見てしまう
街中で、由美子は知らない女性と手をつないでホテルへ入っていく夫を見てしまいます。浮気、離婚——という言葉が頭をよぎるものの、最初に出てくる感情は怒りではありません。「生活を変えたくない」。二人で十年かけて作った暮らしを手放したくない、という本音のほうが先に来てしまうんですね。ここが本作の入口として、とても正直だと思います。
「離婚してほしい」と切り出すまで
友人のまこに相談すると、返ってくるのは「離婚しな!」という即答。それでも由美子は迷い続けます。夫の好きなパンを何度も焼いた日々を思い返し、恋愛感情はなくなっても愛情はあったと確かめ直す。それでも眠れない夜を越えて、まこに「離婚することに決めた」と連絡します。
帰宅した修二に切り出すと、修二は否定しません。「すまなかった」「もう二度としない」と謝り、離婚だけは避けたいと言う。この温度差が、そのあとの話し合いの土台になります。
慰謝料の話し合いに現れた「普通の女の子」
由美子は離婚を選び、修二と浮気相手の双方へ慰謝料を請求することにします。弁護士を立てれば費用がかかるので、まずは三人で会って話す——そう決めた喫茶店に先に現れたのが、佐々木ナナでした。
ナナは開口一番、頭を下げて謝ります。慰謝料も払うと言い、関係を今日で終わりにすると約束する。由美子が身構えていた「嫌な女」は、そこにいませんでした。遅れて合流した修二を交えた話し合いはあっけなく進み、家の中の物が減り、棚が空になり、由美子は引っ越していきます。「きっかけはどうあれ、修復を選ばなかったのは私だ」——そう自分に言い聞かせるところで、第1話の重心が決まります。
ラストは少しだけ軽くなります。新生活の部屋で「今度は自分の好きなものでいっぱいにしよう」と決めた由美子が、ご褒美にパフェを注文する。ところが財布を忘れていて支払えない、というところで幕です。
第2話のネタバレ|財布を忘れた妻を助けたのは
第2話は、その財布を忘れた場面の続きから始まります。
助けてくれたのは夫の浮気相手だった
支払いに困っている由美子の代金を出したのは、偶然その場に居合わせた佐々木ナナでした。よりによって夫の浮気相手に助けられてしまった、という気まずさ。由美子はお金を返すために連絡を取り、次の日曜に会う約束をします。
返しに行った先で、二人は互いに謝り合います。由美子は「あの時は言い方がきつかった」と振り返り、ナナは「私が悪いことをしたので当然です」と受け止める。その流れで由美子が「近くのカフェで少し話さない?」と誘い、妻と浮気相手が二人きりで向かい合うという奇妙な時間が始まります。
ナナが語った、修二との始まり
カフェでナナが話したのは、ごく平凡な経緯でした。転職先の会社で仕事を助けてもらい、ランチに誘われ、そのまま関係が始まった。既婚者だとは知っていたけれど、修二は「妻とは終わっている」「奥さんは賢い人だ」と話していた——という、よくある言い分です。
由美子の受け取り方が、ここで少し変わります。相手が嫌な人間なら夫を責められたのに、そうではなかった。ナナのほうも「由美子さんは酷い人なんかじゃなかった」と言う。憎む相手を見つけられないまま、二人は妙に気が合ってしまうんですね。
「お別れ会」という提案と、出されていない離婚届
関係をきちんと終わらせるために、ナナはひとつ提案をします。最後に一度だけ三人で集まって、儀式としてお別れ会をやろう、と。転校していく子を送り出すみたいに、思い出話をして修二を送り出す。悪ノリのような計画を二人で練るうちに、由美子は「なんか楽しい」と思っている自分に気づいてしまいます。
終盤、ナナが核心を突きます。「離婚届、まだ出せていないのはなぜですか」。修二が忙しいと言って引き延ばしているのだと由美子が答えたところへ、当の修二から連絡が入ります。「やっぱり離婚するの、考え直してくれないか」——由美子の返事は途中で切れ、第2話はここで終わります。
サレとシタの恋愛終了工程のネタバレ考察|結末と読める場所
ここからは「結末はどうなるのか」という検索でいちばん多い疑問に、今わかっている範囲で答えます。
結末はまだ描かれていない
結論から言うと、『サレとシタの恋愛終了工程』の結末は、まだ公式に描かれていません。連載は2026年に始まったばかりで、完結や最終回の告知も出ていません。
公開されている話数の早見表
チャンピオンクロスで読める配信状況は次のとおりです(2026年9月時点)。
| 話数 | 配信日 | 内容 |
|---|---|---|
| 第1話 | 2026年7月12日 | 浮気の目撃から、三人の話し合いと引っ越しまで |
| 第2話 | 2026年8月9日 | ナナとの再会、お別れ会の提案、修二からの連絡 |
| 第3話 | 2026年9月13日 | 最新話 |
「最終回ネタバレ」を名乗る情報の見方
検索結果には「全話ネタバレ」「最終回・結末はどうなる?」と書いた記事が並びます。ただ、上の表のとおり公式に出ている話数はまだ限られていますし、完結の告知もありません。そこに書かれている「結末」は、書き手の予想か、正規ではない経路の情報のどちらかということになります。当サイトでは、確認できない結末を事実として扱いません。
今後の展開予想
ここから先は、描かれた範囲からの予想として読んでください。
焦点は「離婚を考え直してほしい」という修二の申し出を、由美子がどう扱うかに移ります。由美子はもともと生活を壊したくない人でした。その気持ちを一度自分で断ち切って引っ越したところに、断ち切った当人から復縁の話が来る。いちばん揺れる形の球が投げ込まれたわけです。
もうひとつの軸は、由美子とナナの関係です。被害者と加害者として始まったのに、話が合ってしまう。お別れ会という計画も、二人が一緒に何かを企てるための口実に見えます。三人での再会が実現するのか、そこで誰が何を選ぶのか——タイトルの「工程」がどこまで進むのかが、この先の読みどころになりそうです。
どこで読める?
Web版はチャンピオンクロスで配信されていて、第1話・第2話は無料で公開されています。最新話はサイト内のコインで読む形です。紙で追いたい場合は掲載誌の「Eleganceイブ」が入口になります。無料で読める範囲は時期によって変わるので、実際の状況はチャンピオンクロスの作品ページで確認するのが確実です。
似た題材で、すでに巻数が積み上がっている作品を探しているなら、妊活中の妻が夫の不倫に気づく『サレ妻シタ夫の恋人たち』も同じ棚の作品です。こちらは単行本が7巻まで出ています。
サレとシタの恋愛終了工程のよくある質問
サレとシタの恋愛終了工程は完結していますか?
完結していません。2026年に始まった連載で、完結や最終回の告知は出ていません。チャンピオンクロスの作品ページにも完結の表示はありません。
由美子と修二は離婚したのですか?
由美子は離婚を決めて引っ越していますが、離婚届は提出されていません。修二が手続きを引き延ばしたうえ、第2話の終わりで「離婚を考え直してほしい」と申し出ています。
浮気相手の佐々木ナナはどんな人物ですか?
修二の転職先の同僚です。既婚と知りながら関係を持ちましたが、話し合いの場では素直に謝り、慰謝料の支払いにも応じます。由美子が財布を忘れて困っていたときに代金を立て替えたのもナナです。
単行本は出ていますか?
2026年9月時点では刊行されていません。今読むならチャンピオンクロスの配信か、掲載誌のEleganceイブが入口になります。
『サレ妻シタ夫の恋人たち』とは別の作品ですか?
別の作品です。『サレ妻シタ夫の恋人たち』は村岡恵さんが講談社のcomic tintで連載している作品で、こちらは増岡さんが秋田書店のEleganceイブで連載しています。題材が近いので検索で混ざりやすい組み合わせです。
まとめ|サレとシタの恋愛終了工程のネタバレ
『サレとシタの恋愛終了工程』は、夫の浮気を目撃した由美子が離婚という手続きを進めながら、感情のほうだけが置き去りになっていく物語です。第1話で三人の話し合いと引っ越しまで進み、第2話では浮気相手のナナと妙に気の合う時間が生まれ、そこへ修二から「考え直してほしい」という申し出が届きます。
結末はまだ描かれていません。だからこそ、断定的な「最終回ネタバレ」に振り回されず、公式の配信で追いかけるのがいちばん確実です。憎みきれない相手と、終わらせきれない関係。この居心地の悪さをどう畳むのかを、これから一緒に見届けていく作品だと思います。