転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint (13) (アース・スターコミックス)
『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す』、面白いですよね。私もすっかりハマってしまいました。待望のアニメ化が決まって、アニメはいつから放送されるのか、声優は誰が担当するのか、すごく気になっている人も多いんじゃないでしょうか。
それに、原作を読み進めていると「ヒーローは結局誰なの?」という疑問が(笑)。サヴィスもシリルも魅力的ですし…。
また、この作品、漫画版の作画が途中で変わった?と思ったら、本編とスピンオフのZEROで担当が違ったり、ZEROとはどういう話で本編とどっちから読む順番がいいのか、迷うポイントもいくつかありますよね。
この記事では、そうした『転生した大聖女』の基本的なあらすじから、気になるアニメ情報、ヒーローの考察、漫画版を無料で読む方法や評価まで、私が気になった点をまとめてみました。
記事のポイント
- アニメの放送時期(2026年4月〜)と豪華声優キャスト
- ヒーロー候補のサヴィスとシリルの魅力比較
- 漫画版とスピンオフ『ZERO』の違いと読む順番
- 作品のあらすじと読者のリアルな評価
ジャンプできる目次📖
転生した大聖女のあらすじとアニメ情報
まずは、作品の基本的な情報と、一番気になるアニメ関連のニュースをチェックしていきましょう!この作品、累計200万部を突破(2024年時点)しているだけあって、アニメ化への期待も高まっていますね。
物語のあらすじを簡単に解説
この物語の主人公は、フィーアという15歳の少女。彼女は騎士の家系に生まれながらも「剣の才能がない」と周囲に言われ、ちょっと落ちこぼれ扱いをされています。それでも彼女は、憧れの騎士になる夢を諦めず、ひたむきに努力を続けていました。
そんなある日、フィーアは命を落としかねないほどの瀕死の重傷を負ってしまいます。まさにその絶体絶命の瞬間、彼女は前世の記憶を鮮明に思い出すんですね。
彼女の前世は、なんと300年前に存在した伝説の王女であり、規格外のチート能力を持った「大聖女」セラフィーナでした。
「すごい力が戻った!これで夢の騎士になれるし、無双できる!」
…と、普通の転生ものならなるところですが、本作はそこが一味違います。
フィーアは輝かしい力の記憶と共に、前世での最期の瞬間…魔王の右腕から受けた「次に聖女として生まれ変わったら、必ず殺す」という強烈な脅迫と、その時の底知れぬ恐怖も一緒に思い出してしまうんです。
このトラウマが、彼女の行動原理のすべてを支配します。現代において「聖女」は絶滅寸前で、むしろ崇拝の対象なんですが、フィーアは「失われた魔法」のような規格外の力を使えば、即座に聖女だとバレて殺されるに違いない、と固く信じ込みます。
しかし、彼女が取り戻した力は、本人が思っている以上に強力すぎました。力を隠そうとすればするほど、意図せず騒動を巻き起こし、周囲からは「とんでもない天才(聖女とは別ベクトルの)」だと勘違いされていく…。
瀕死の状態で出会った最強の魔物・黒竜ザビリアを(うっかり)従魔にしてしまったり、便利だからと「失われた魔法」をつい使ってしまったり。本人は必死に隠しているのに、その「やらかし」がどんどん大事になっていくコメディな側面と、前世のトラウマというシリアスな部分のバランスが、本作の最大の魅力ですね。
アニメの放送はいつから?
さて、皆さんお待ちかねのアニメ情報です!
TVアニメ『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す』は、2026年4月からの放送開始が決定しています!
(出典:TVアニメ『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す』公式サイト)
2025年の今から見るとまだ少し先ですが、このクオリティを期待させるスタッフ陣なら、待つ甲斐がありそうです!
アニメ制作スタジオ:Felix Film
アニメーション制作を担当するのは「Felix Film」です。ハイクオリティな映像制作で知られるスタジオなので、フィーアが(うっかり)繰り出す「失われた魔法」の壮大なエフェクトや、騎士たちの迫力ある戦闘シーンがどう描かれるのか、今から期待が高まりますね。
シリーズ構成:赤尾でこ
私が個人的に「これは!」と注目しているのが、シリーズ構成(脚本)です。
担当するのは、あの『【推しの子】』や『わたしの幸せな結婚』『ノラガミ』など、数々の大ヒット作の脚本を手掛けてきた赤尾でこさん!
赤尾さんなら、フィーアのコミカルな「やらかし」と、前世のトラウマが絡むシリアスなドラマ部分を、絶妙なバランスで描いてくれるはず…と、信頼しかありません。
音楽:末廣健一郎
そして、物語を彩る音楽は末廣健一郎さんが担当します。
末廣さんといえば、『Re:ゼロから始める異世界生活』や、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』など、耳に残る印象的な劇伴(BGM)で知られる方です。本作のファンタジックな世界観や、フィーアの心情に寄り添う音楽が楽しみですね。
アニメの豪華声優キャスト一覧

スタッフ陣も超豪華ですが、発表された声優(キャスト)陣も、それに負けないくらい豪華な顔ぶれとなっています!
現在判明している主要キャストを、私(AJI)の独断と偏見による「主な代表作」情報と共にまとめてみました。
主人公フィーア役の若山詩音さんは、クールな役から天真爛漫な役までこなせる実力派なので、力を隠したいフィーアの必死なコメディ演技も楽しみです。
そして、ヒーロー候補筆頭の二人、サヴィス(CV: 梅原裕一郎さん)とシリル(CV: 島﨑信長さん)…!この低音イケボイス対決は、耳が幸せになること間違いなしですね(笑)。
もう、想像するだけで「面白い」が確定してるようなキャスティングですよね。杉田さんのあの唯一無二の早口が、クェンティンというキャラクターにどう命を吹き込むのか、今から楽しみで仕方ありません!
漫画版の作画は誰が担当?
「あれ?『転生した大聖女』の漫画って、絵柄が違うバージョンがなかった?」と疑問に思ったことがある人もいるかもしれません。
その疑問、正解です。実は『転生した大聖女』のコミカライズ(漫画版)は、本編とスピンオフ(過去編)で、それぞれ別の漫画家さんが担当されています。
【本編】『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint』
→ 作画:青辺マヒト(あおべ まひと) 先生
【スピンオフ】『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠すZERO』
→ 作画:海楠(かいな) 先生
私たちが主に「転生した大聖女」としてイメージする、フィーアが主人公の物語は、青辺マヒト先生が担当されています。青辺先生の描く、力を隠したいフィーアの必死な表情や、コミカルで可愛い「やらかし」顔が、私は本当に大好きです(笑)。キャラクターの魅力がストレートに伝わってくる絵柄ですよね。
一方で、海楠先生が担当する『ZERO』は、本編の300年前を描くシリアスな過去編。こちらの絵柄も、物語の雰囲気にマッチした美麗なタッチで、両方の作品を読み比べるのも楽しみの一つになっています。
漫画を無料で読める場所は?
「アニメが始まる前に、原作の漫画を読んでおきたい!」と思った方、いらっしゃると思います。
この作品、実は「コミック アース・スター」という公式サイトで、会員登録なし・アプリなし・完全無料で最新話(の一部)まで追いつくことができます!
これは本当に太っ腹ですよね。出版社(アース・スター エンターテイメント)の公式サイトなので、もちろん違法なものではなく、公式が提供しているサービスです。ユーザーにとって最もハードルが低く、安全に作品に触れられる方法なので、まずはこちらをチェックするのが一番おすすめです。
主要な電子書籍ストアでも配信中
もちろん、「コミック アース・スター」以外でも、主要な電子書籍ストアや漫画アプリで広く配信されています。
- コミックシーモア
- ピッコマ
- LINEマンガ
- めちゃコミック など
これらのプラットフォームでは、無料での試し読みができたり、ポイント還元などでお得に単行本(電子版)を購入できたりします。
コミックシーモアは、特に初回登録時のクーポンやキャンペーンが強力なので、まだ使ったことがない方にもおすすめです。
転生した大聖女のヒーローと読む順番
ここからは、物語を読み進める上で、多くの読者が「結局どうなるの!?」と気になっているであろう、「ヒーロー問題」と「スピンオフ『ZERO』との関係」について、私なりに深掘りしてみたいと思います!
ヒーローは誰?候補を考察

「転生した大聖女 ヒーロー 誰」という検索キーワードは、常に関連検索の上位に出てくるほど、読者(特に女性の読者層)にとって最大の関心事の一つです(笑)。
主人公のフィーアは現在15歳。騎士になることに夢中で、前世のトラウマもあって、恋愛には正直かなり疎い(というか無頓着な)感じです。
しかし、彼女の周りには、そんな彼女の規格外の「やらかし」に振り回されつつも、彼女の(才能や人柄)に惹かれていく魅力的な男性キャラクターが多数登場します。
その中でも、特に「ヒーロー」として目されているのが、騎士団を率いる二人の超エリート男性です。
二人とも27歳という大人の魅力と圧倒的な実力・権力を持ち合わせており、15歳のフィーアとはかなりの年齢差があります。この「年の差」と「立場の違い」が、今後の関係性にどう影響してくるのか…考えるだけでドキドキしますよね。
では、それぞれの魅力をもう少し詳しく見ていきましょう。
ヒーロー候補サヴィスの魅力
まずは、王弟(王様の弟)であり、騎士団のトップである総長を務めるサヴィス・ナーヴ。
彼は身長192cmの圧倒的長身で、王位継承権第1位という、まさに「王子様」のスペックを持つ人物です。アニメのCVが梅原裕一郎さんというのも、彼のクールで威厳のある雰囲気にぴったりですよね。
彼の面白い(というか、物語の核心に関わる)設定が、プロフィールの「嫌い(苦手)なもの」です。
それは、なんと「聖女」。
一方で、彼の「好きなもの」には「剣の訓練、騎士、そして…シリル」と明記されています。そう、もう一人のヒーロー候補であるシリルのことが好き(人として尊敬し、執着している)なんです。
この、いわゆる「ブロマンス(男性同士の強い絆)」を感じさせる設定が、作品の魅力を多層的にしており、「サヴィスとシリルの関係性」に注目している読者も多いようです。
ヒーロー候補シリルの魅力
もう一人の候補は、「王国の竜」の二つ名を持つ第一騎士団長、シリル・サザランドです。
彼も身長187cm、筆頭公爵家の当主で王位継承権第2位と、サヴィスに全く引けを取らないハイスペックぶり。CVの島﨑信長さんの、知的で実直な声がハマり役です。
私が「これはもう、王道ヒーローのフラグでは!?」と興奮したのが、フィーアとシリル、二人の「好き嫌い」の対比です。
フィーアの好きなもの:お菓子
シリルの嫌いなもの:甘いもの
少女漫画や恋愛作品で幾度となく使われてきた「鉄板」の組み合わせです。甘いものが苦手なシリルが、お菓子が大好きなフィーアと出会い、彼女の影響で(無自覚に)甘いものに触れる機会が増えていく…そんな二人の距離が縮まるきっかけとして、これ以上ない設定だと思いませんか?
また、シリルは「責任感のない人が嫌い」という実直で真面目な性格。フィーアの(一見、突拍子もない)「やらかし」を、彼がどう受け止め、どうフォローしていくのか。その過程で育まれる「信頼関係」こそが、恋愛感情の土台になっていくのではないか…と、私(AJI)は密かに予想(期待)しています。
ZEROとは?本編との関係
『転生した大聖女』を読み解く上で、絶対に外せないのがスピンオフ(過去編)である『ZERO』の存在です。
「スピンオフ」と聞くと、本編とは関係ないおまけの話…と思うかもしれませんが、本作においては全く違います。『ZERO』は、本編の核心的な謎に直結する、最重要の前日譚なんです。
物語は、本編の300年前。主人公は、フィーアの前世である「大聖女」セラフィーナ(6歳)です。
生まれつき目が見えず、政争を避けるために森の奥で隠れるように暮らしていたセラフィーナのもとに、彼女の従兄であり、若き騎士団副総長であるシリウス・ユリシーズ(19歳)が訪れるところから物語は始まります。
本編でフィーアが最も恐れている「前世の因縁」、つまり「なぜ魔王の右腕に脅され、殺されなければならなかったのか」という物語の最大の謎が、この『ZERO』で(残酷なまでに)描かれていきます。
本編とZEROの読む順番
これだけ重要なスピンオフだと、「本編とZERO、どっちから読めばいいの?」と迷ってしまいますよね。
結論から言うと、どちらから読んでも物語は理解できますが、私(AJI)は「まず本編から読む」ことを強く、強くオススメします!
もちろん、『ZERO』は単体でも非常に完成度の高い物語なので、時系列順に『ZERO』から読んで、300年後の世界(本編)を見届ける…という楽しみ方もアリだと思います!
面白い?読者の評価や感想
「転生した大聖女、実際どうなの?」と、購入する前に客観的な評価や感想が気になる方もいるかもしれませんね。
シリーズ累計200万部という数字が示す通り、SNSなどでの口コミを見ても、圧倒的に「面白い」というポジティブな評価が多いです。
「面白い」と感じる点
やはり、本作のキモである「無自覚な規格外の力」と、それによって引き起こされる「周囲との盛大なギャップ(勘違い)」が、コメディリリーフとして高く評価されているようです。
「好みが分かれる」と感じる点
一方で、どんな人気作にもあるように、一部「好みが分かれる」という意見も見受けられます。
物語の進行がゆっくりに感じる(スローペース)。サイドエピソードや過去話(『ZERO』の内容など)が本編に挿入されることがあるので、本筋の続きだけを早く読みたい人にとっては、テンポが悪く感じられるかもしれない。
いわゆる「女性向け」作品特有の、丁寧な心情描写や台詞回しが、一部の読者(特に男性)からは「くどい」と感じられる場合があるようです。
このあたりは、まさに「好みの問題」かなと思います。
もし、あなたが「無自覚チート」や「勘違い系コメディ」が好きで、なおかつキャラクター同士の丁寧な関係性の変化を楽しみたいタイプなら、きっと本作は「面白い」と感じるはずです。
逆に、とにかくバトルやストーリー展開の速さを最優先する方には、少し合わない部分もあるかもしれませんね。
転生した大聖女の魅力を総まとめ
ここまで、『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す』の魅力や、アニメ化、ヒーロー、スピンオフといった気になる情報をまとめてきました。
シリーズ累計200万部突破という確かな人気と、2026年4月のアニメ化決定という非常に大きなトピックがあり、今、最も勢いのある異世界ファンタジー作品の一つであることは間違いありません。
本作は、単なる「異世界転生チートもの」とは一線を画します。
- 力を「隠さなければならない」という主人公の葛藤(シリアス)
- 隠そうとするほど「やらかして」目立ってしまう(コメディ)
- 300年前の前世から続く、壮大な「因縁」の物語(ドラマ)
- サヴィスやシリルといった、魅力的な「ヒーロー」候補たちとの関係性
これらの要素が絶妙なバランスで絡み合っているのが、本作の最大の魅力だと私は思います。
この記事を読んで少しでも気になった方は、まずは登録不要・無料で読める「コミック アース・スター」や、お得なキャンペーンが多い「コミックシーモア」などで、この壮大な物語の第一歩に触れてみてください。きっと、フィーアの「やらかし」に笑い、彼女の幸せを心の底から応援したくなるはずです!
当記事で紹介したアニメの放送時期やキャスト、その他の情報については、今後変更される可能性もあります。より正確で最新の情報は、TVアニメ公式サイトや作品の公式X(旧Twitter)なども合わせてご確認くださいね。





