こんにちは!「マンガ愛読者の部屋」のAJIです。
いやー、ついにこの時が来たか…という感じです。『宇宙兄弟』が完結するというニュース、本当に驚きましたよね。2007年の連載開始からずっと追いかけてきた作品なので、嬉しいような、寂しいような…なんとも言えない気持ちです。
でも、驚きと同時に「え、じゃあ完結はいつなの?」「最終回ってもう読めるの?」「結局、完結は何巻になるの?」といった疑問が次々に出てきませんか?
中には、あれだけ盛り上がったアニメの続編(続き)はどうなるのか、とか、なぜ完結するのか、その理由が知りたい、という方もいると思います。もちろん、最終巻になる46巻の発売日も、喉から手が出るほど知りたいですよね。
この記事では、そんな『宇宙兄弟』の完結に関する公式情報や、気になるポイントを、私なりにできるだけ詳しく、そして深く掘り下げて整理してみました。完結の「今」を知りたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
記事のポイント
- 『宇宙兄弟』完結の公式発表の具体的な内容
- 最終巻(46巻)の発売日予測と最終回の情報
- アニメ続編の可能性や、打ち切りではない理由
- 物語の現在の緊迫した状況(45巻時点)
ジャンプできる目次📖
『宇宙兄弟の完結』はいつ?公式発表まとめ
まずは、みんなが一番気になっている「完結はいつなの?」という疑問について、公式発表の内容をしっかり整理していきますね。「完結発表=即完結」ではない、というのが最大のポイントです。このタイムラグが、ファンにとってはワクワクする期間でもあります。
完結は公式発表済み、現在も連載中

「え、完結したの?してないの?」と混乱している方もいるかもしれませんが、状況はとてもシンプルです。
完結することは「公式発表」されましたが、物語はまだ「連載中」です。
この重大発表があったのは、2025年7月23日(水)。この日、講談社から正式に「次巻(第46巻)をもって完結する」と発表されました。(出典:講談社モーニング公式サイト)
発表の仕方も印象的でした。同日発売のコミックス第45巻の帯に「次巻、堂々完結!!」と記され、まずは手に取った読者に直接伝えられました。その後、講談社からのプレスリリースや、ORICON NEWSなどの主要メディアが一斉に報じ、公の事実となったわけです。
さらに、この発表を「イベント化」する動きもすごかったですね。2025年7月28日から1週間、東京・渋谷のマークシティに《『宇宙兄弟』次巻、完結。》という巨大な広告(マークタペストリー)が掲出されたんです。
これはもう、単なる新刊告知じゃないですよね。2007年の連載開始から18年にもわたる大作がフィナーレを迎えるという「社会的ニュース」として、世間に発信されたんだなと感じました。
完結は何巻?最終巻は46巻
これは公式からハッキリと明言されています。
『宇宙兄弟』の単行本(コミックス)は、次に出る第46巻が最終巻となります。
前述の通り、2025年7月23日に発売された最新刊が第45巻。その帯に「次巻、堂々完結!!」と書かれていたのが、全ての始まりでした。
現在の公式情報を、一度テーブルで整理しておきましょう。
最終巻46巻の発売日はいつ?
では、その最終巻46巻の発売日はいつになるのか?…これが一番知りたいところですが、残念ながら現時点では「未定」です。
講談社や『宇宙兄弟』公式サイト、小山宙哉先生のSNSなど、あらゆる公式情報源をチェックしましたが、具体的な日付の発表はまだありません。
過去の発売間隔からの予測
とはいえ、ファンとしては「いつ頃になるのか」の目安が欲しいところ。そこで、一部の読者やメディアの間では「予測」も出ています。
『宇宙兄弟』は、ここ数年の単行本の発売間隔がだいたい「約1年」なんです。
第45巻が2025年7月23日に発売されました。このパターンをそのまま当てはめると…
「2026年の7月23日頃になるんじゃないか?」という予測が立てられています。
あくまで過去のパターンから見た「非公式な予測」です。最終巻ということで、通常よりもページ数が増えたり、豪華な特装版の準備があったりして、スケジュールが大きく変わる可能性も十分にあります。
この「2026年7月説」は、何の根拠もないただの憶測ではなく、過去の実績に基づいた論理的な推測ではありますが、公式情報ではありません。早まることもあれば、遅れることもあります。楽しみにしつつも、公式の発表を待つのが確実ですね。
最終回は雑誌掲載が最速

46巻の発売日を待つのもいいですが、物語の結末を「最も早く」知る方法があります。
それは、週刊「モーニング」本誌で最終回を読むことです。
これは日本のマンガの基本的な出版プロセスに関わる話ですね。
- まず週刊誌(モーニング)で毎週連載される
- 物語がクライマックスを迎え、「最終回」が雑誌に掲載される
- 雑誌掲載された複数話分(例えば45巻は#413~#421の9話分)をまとめて、単行本(コミックス)が作られる
- 単行本の編集、印刷、製本を経て、雑誌掲載から数ヶ月後に発売される
という順番です。
単行本(46巻)が発売されるのは、モーニングで最終回が掲載されてから、さらに数ヶ月後になるのが普通です。
2025年11月現在、モーニング本誌での連載はまだ続いており、「最終回がいつ掲載されるか」についても公式な発表はありません。
「結末が気になって夜も眠れない!」という方は、毎週木曜日発売の「モーニング」をチェックし続けるのが、結末への一番の近道ですよ。
45巻のあらすじと絶望的な状況
「次巻、完結」と発表された第45巻ですが、その内容がまた…とんでもないことになっています。この展開で「次巻完結」と言われたからこそ、ファンの衝撃は大きかったんですよね。
ムッタ、宇宙で漂流
ネタバレにならない範囲で言うと、主人公のムッタが宇宙空間で漂流するという、文字通り絶望的な状況に陥っています。
地球への帰還ミッション中、予期せぬトラブルに見舞われ、ムッタは一人、宇宙船から切り離されてしまうんです。酸素残量は予断を許さず、わずかな軌道のズレが発見の遅れ、つまり「死」に直結する…という、息をのむ展開です。
ヒビト、決死の救出へ
この最大の危機に対し、NASA、JAXA、ロスコスモスの3機関が総力を挙げてムッタの軌道を割り出します。そして、その絶望的な軌道へ向けて、弟のヒビトがソユーズに搭乗し、決死の救出ミッションに向かう…!
絶望の中で、果たして兄弟のランデヴーは成功するのか。まさに物語最大のクライマックスで、第45巻は幕を閉じます。
この「主人公が生死の境をさまよう」という最高潮のサスペンスの中で、帯で「次巻、完結。」と知らされるわけです。
「え、この状況でどう終わるの!?」「ムッタは助かるの!?」という短期的なサスペンスが、そのまま「『宇宙兄弟』という物語全体の着地点」に直結する。これは、読者の感情を最高に揺さぶる、計算され尽くした演出だったと思いますね。
45巻特装版とネーム小冊子の内容
ちなみに、この第45巻は「通常版」のほかに「特装版」も同時発売されました。
この特装版がファンにとってはかなり「お宝」でして…。
なんと、45巻に収録された9話分(第413話から第421話)の「ネーム」が完全収録された小冊子(『宇宙兄弟㊺巻ネーム集』)が付いてくるんです。
さらに、小冊子の巻末には作者・小山宙哉先生のインタビューも掲載されており、このクライマックスの制作秘話に触れることができます。
45巻をまだ買っていない、という方は、この特装版を探してみるのも強くオススメします。
『宇宙兄弟 完結』関連の疑問と理由
さて、ここからは「完結」というニュースを聞いて、多くの人が同時に気になっているであろう「関連する疑問」について、さらに深く掘り下げていきます。「アニメの続きは?」「なんで終わっちゃうの?」といった疑問に、私なりの分析も交えて答えていきますね。
アニメの続編(続き)はある?

これも本当に気になりますよね!テレビアニメ版『宇宙兄弟』は、2012年から2014年にかけて全99話が放送されましたが、物語の途中で終わっています。(ムッタがまだ月に行っていないところですね)
「あのクオリティで、原作の続きを最後までアニメで観たい!」という声はずっとありましたが、現時点では、アニメ続編の公式な発表はありません。
…が、しかし!
私はむしろ「最大のチャンスが来た」とポジティブに捉えています。
今までアニメの続きが作られなかった大きな理由の一つは、「原作がまだ完結していなかったから」だと思うんです。アニメが原作に追いついてしまったんですね。
今回、原作マンガの完結が確定したことで、アニメ制作側も「物語のゴール」が明確になりました。これにより、「ここまでを全何話構成(または劇場版何部作)で作れば、最後まで描き切れる」という「設計図」がようやく描けるようになったわけです。
過去には、作者の小山先生が「漫画が終わった後もアニメは継続予定」という意向を示した、とされる非公式な情報もありましたが(あくまで非公式です)、何よりも「原作の完結」という事実が、プロジェクト再始動の最大の追い風になるはずです。
原作完結のタイミングで、アニメの続編プロジェクトが発表される…というのは、マンガ界隈ではよくある王道パターンです。公式発表はありませんが、個人的には「可能性は高まった」と信じて、吉報を待ちたいと思います!
最終回のネタバレは存在する?
「完結」と聞くと、すぐに「最終回どうなったの?」と結末のネタバレを探してしまう人もいるかもしれません。
ですが、これはハッキリ言えます。
信頼できる最終回のネタバレは、この世にまだ存在しません。
なぜなら、先ほども詳しく触れた通り、そもそも「最終回」がまだ「モーニング」本誌に掲載されていないからです。作者の小山先生と、ごく一部の編集者さんしか結末は知りません。
ネット上には「最終回ネタバレ!」と題して、物語の序盤や中盤のあらすじを最終回と偽って紹介している、古い情報や悪質な誤情報が存在する可能性があります。例えば、「ヒビトは地球に帰還。ムッタも基礎訓練をやりとげ、正式に宇宙飛行士となります」といった情報は、物語の「最終回」では断じてなく、何年も前の「過去のあらすじ」です。最新の45巻ではムッタは宇宙で漂流中です。結末はまだ誰も知らないので、誤った情報に惑わされないようにくれぐれも注意してくださいね。
なぜ完結する?打ち切りとの噂
これだけの大人気・長期連載マンガが終わるとなると、必ずと言っていいほど「もしかして人気が落ちて打ち切り?」という噂が、心ない人によって立てられたりしますよね。
ですが、『宇宙兄弟』に関しては、いわゆる「打ち切り」のようなネガティブな形での完結理由は一切発表されていませんし、その可能性は限りなくゼロに近いと断言できます。
ネガティブな理由(打ち切り)は皆無
「打ち切り」とは、通常、人気低迷により編集部側から連載終了を言い渡されることです。
しかし『宇宙兄弟』は、
- 18年にわたり「モーニング」の看板作品であり続けた
- コミックスの累計発行部数は社会現象クラス
- 今まさに物語が最大のクライマックスを迎えている
こんな作品が打ち切られるはずがありません。渋谷駅にあれだけ大規模な広告を出す作品が、打ち切りなわけないですよね。
完結の論理的な理由
では、なぜ完結するのか。その理由は、作品の歩んできた歴史と現在の物語の状況から、極めて論理的に導き出されます。
それは、「作者の小山宙哉先生が描こうとした壮大な物語が、そのクライマックスを経て、あるべき着地点(完結)を迎えるため」です。
主人公たちの夢(兄弟で月へ行く)の実現に向け、物語は最終局面に入りました。ムッタの遭難と救出という最大の試練を乗り越えた先に、どんな結末が待っているのか。それを描き切った時が、この物語の「完遂」の時なんです。
18年という長い年月をかけて、小山先生が私たちに届けようとしてくれた物語のゴールを、私たちはただ見届けるだけです。最高のフィナーレに期待しましょう!
作者コメントと18年の歴史
今回の完結発表に際して、作者の小山宙哉先生も、ユーモアと決意の入り混じったコメントを寄せています。
「次巻が最終巻になります。と思います… 完結まであと少し…」
「最後までお供を!! 45巻読めた楽しかったでしょうが」
「45巻読んだら最後だ!って思われるかもしらなかったけど、今回のでまた最後まで読めて良かったと45巻を読んだ方にも思って貰えるように描ききります」
この「…と思います…」という一見曖昧な表現に、18年という長きにわたる連載を完結させることの感慨深さや、先生らしい「間(ま)」が感じられますよね。
でも同時に、「描ききります」という力強い宣言もされています。物語を最高の形で着地させるという固い意志が示されていて、ファンとしては「どこまでも見届けます!」という気持ちになります。
『宇宙兄弟』の功績
ここで改めて、『宇宙兄弟』がどれだけすごい作品だったかを振り返っておきたいなと思います。
- 2007年12月: 講談社「モーニング」にて連載スタート
- 2011年: 第56回小学館漫画賞(一般向け部門)と第35回講談社漫画賞(一般部門)をダブル受賞するという快挙を達成
- 2012年: テレビアニメ化(~2014年)、実写映画化
- 2014年: アニメ映画化
- 2025年: 18年にわたる連載を経て、完結発表
同じ年に講談社と小学館という、出版社の垣根を越えて二大漫画賞をW受賞するというのは、本当に稀なことです。それだけ作品の持つ力が圧倒的だったということですね。
『宇宙兄弟の完結』情報の総まとめ
最後に、ここまでの『宇宙兄弟の完結』に関する情報を、もう一度簡潔にまとめておきますね。混乱していた情報がクリアになっていれば嬉しいです。
いやー、それにしても、ムッタとヒビトの物語がどういう結末を迎えるのか…。
幼い頃に誓った兄弟の夢、「二人で月面に立つ」は、果たして実現するのか。それとも、もっと違う形の「夢の実現」が待っているのか。本当にドキドキが止まりません。
もし「完結するなら、この機に全巻読み直しておきたい!」という方や、「実は途中で読むのをやめちゃってた…」という方がいたら、電子書籍で一気読みするのも最高にオススメです。
特に「コミックシーモア」あたりは、無料試し読みやお得なキャンペーン、クーポン配布も多くて、賢く揃えられることが多いかなと思います。私もよく利用しています。
最終回が来てしまう前に、もう一度、あの感動と興奮を第1巻から味わい直しておくのも、最高の「心の準備」かもしれませんね!
本記事の内容は、公表されている情報に基づいていますが、最新の正確な情報については、講談社「モーニング」の公式サイトなどもあわせてご確認ください。





