【ネタバレ】#夫、捨ててみました笑 結末を全話解説！

＃夫、捨ててみました笑 （2） (comic meltyKILL)

「#夫、捨ててみました笑 のネタバレが知りたい」「どんな結末を迎えるのか、各話のあらすじを詳しく読みたい」と考えていませんか？この漫画は、妻を虐げてきた夫たちへの痛快な復讐劇がテーマです。

この記事では、#夫、捨ててみました笑のネタバレ情報として、物語のあらすじから主要な登場人物、そして物語の核心に触れる最終回まで、読者が気になるポイントを徹底的に解説します。

特に、衝撃的な旦那と妹の裏切りや、読者の間で物議を醸すマザコン夫の末路、さらには物語の鍵を握る子供の存在など、様々なクズ夫たちのエピソードを網羅しています。ネタバレ含む各話あらすじ詳細を追いながら、作品の評価や魅力に迫っていきましょう。

夫捨ててみました笑ネタバレ｜作品の基本情報

漫画の全体的な物語のあらすじ

漫画「#夫、捨ててみました笑」は、特定の主人公の長い物語ではなく、各章で異なる妻が主人公となり、それぞれタイプの違う「クズ夫」に制裁を下すオムニバス形式の作品です。

不倫、モラハラ、マザコン、浪費など、妻をないがしろにしてきた夫たちに対し、主人公たちが周到な準備を経て復讐を遂げる姿が描かれます。そのキャッチコピー「絶対に許さない……！ いままで貶められてきたぶん、きっちり復讐させていただきます！」が示す通り、物語の根底には「やられたらやり返す」という強烈なカタルシスがあります。

タイトルの「#（ハッシュタグ）」や「笑」という軽妙な表現は、夫の裏切りという深刻な問題をSNSに投稿するかのように乗り越えようとする、現代的な強さを象徴しています。

物語を彩る主な登場人物たち

本作はオムニバス形式のため、各エピソードで主人公となる「妻」と、そのターゲットとなる「クズ夫」が登場します。ここでは、物語の中心となる代表的な妻たちを紹介します。

妻たちは当初、夫の仕打ちに耐える健気な女性として描かれますが、ある出来事をきっかけに復讐を決意し、力強く変貌を遂げていきます。

作中に登場するいろんなクズ夫

この漫画の最大の魅力（？）は、まさに「クズ夫の見本市」とでも言うべき、多彩な夫たちの登場にあります。読者が「いるいる、こういう人！」と怒りを重ね合わせられるよう、典型的なダメ夫たちが描かれています。

アーキタイプ1：厚顔無恥な裏切り者（悠人）

日茉莉編の夫・悠人は、妻の実の妹と不倫し、その事実がバレても「癒しも欲しくなるだろ！」と逆ギレする自己中心的な人物です。罪悪感が欠如しており、家族というコミュニティを根本から破壊する最悪のタイプと言えます。

アーキタイプ2：経済的に無責任な寄生者

真弓編の夫・理人や結花編の夫がこのタイプです。家族の生活費を顧みずに地下アイドルやパパ活に大金を注ぎ込むなど、自分の欲望を最優先します。妻に家事や育児を押し付けておきながら、家計を破壊する行為は許されざるものです。

アーキタイプ3：モラルハラスメントを繰り返す支配者

多くのクズ夫に共通するのが、このモラハラ気質です。「家事育児は女がやって当たり前」という時代錯誤な価値観を押し付け、妻の人格を否定することで精神的に支配しようとします。これは、被害者の自尊心をじわじわと削っていく、陰湿な虐待です。

特に問題視されるマザコン夫

作中で繰り返し登場し、多くの読者から怒りを買っているのが「マザコン夫」です。あかり編や結花編の夫がこの典型で、妻よりも母親の意見を絶対視し、家庭の問題から逃げ続けます。

彼らは精神的に自立できておらず、妻を対等なパートナーとして見ていません。身の丈に合わない買い物（マンションなど）の決定権を親が握っているなど、経済的にも親に依存しているケースが多く見られます。

夫を増長させる強烈な母親

前述の通り、マザコン夫の背後には、決まって彼らを溺愛し、増長させる「母親（姑）」の存在があります。

彼女たちは息子がいくつになっても自分の所有物のように考え、その妻（嫁）を家政婦か、あるいは息子を奪った恋敵のように見なします。主人公である妻に対して、「うちの息子はあなたにはもったいない」「家のことは女がやるもの」といった暴言を平気で吐き、息子のクズな行動を全面的に肯定するのです。

あるレビューでは「ハラスメント男を作るのは母親なんだなーって思った」と指摘されている通り、作中では「クズ夫」と「その母親」がセットで描かれることが多く、妻は二方向から攻撃される孤立無援の状況に追い込まれます。

【各話】夫捨ててみました笑ネタバレと復讐劇

#夫、捨ててみました笑 ネタバレ:各話あらすじ詳細

ここからは、各エピソードの結末を含むネタバレを詳しく解説していきます。妻たちがどのようにして絶望的な状況から逆転勝利を収めるのか、その痛快な復讐劇の全貌をご覧ください。

最悪の裏切り、旦那と妹の関係

物語の幕開けを飾る日茉莉（ひまり）編は、まさに「究極の裏切り」がテーマです。

主人公・日茉莉は、夫・悠人との関係が冷え切っていることに悩んでいました。そんなある日、自宅に帰ると、夫と実の妹・新奈（にいな）が情事に及んでいるという、信じがたい光景を目撃してしまいます。これは、夫婦間の信頼を裏切るだけでなく、家族全体の絆を破壊する最悪の行為です。

さらに悠人は悪びれる様子もなく、「新奈は妊娠した。お前とは離婚だ」と告げます。この常軌を逸した展開が、日茉莉の復讐心に火を付けることになりました。

物語の鍵を握る子供の存在

日茉莉編の復讐劇において、最も重要な鍵を握るのが「子供」の存在です。

夫の悠人は、妹・新奈が妊娠した子供が自分の子だと信じ込み、日茉莉との離婚を強引に進めます。しかし、日茉莉の復讐はここからでした。彼女は、新奈のお腹の子の本当の父親が悠人ではないことを突き止めていたのです。

また、真弓編では3人の子供の親権と養育費を確実に確保することが、復讐の大きな目的となっており、妻たちの戦いにおいて子供の未来がいかに重要かが描かれています。

各編の衝撃的な最終回まとめ

妻たちの復讐は、夫を社会的に、そして経済的に破滅させ、自らは新たな人生を手に入れるという痛快な結末を迎えます。

日茉莉編の最終回

日茉莉は離婚から1年後、夫と妹に「托卵」の事実を匿名で突きつけます。真実を知った二人は破局。全てを失った悠人は日茉莉に復縁を迫りますが、彼女は慰謝料で自分を磨き上げ、ハイスペックな新しい恋人と幸せになっていました。裏切り者たちを完膚なきまでに叩きのめす、完璧な復讐劇の完成です。

あかり編の最終回

あかりの復讐は、派手なものではなく「捨てる」こと。彼女が家を出た後、家事のできないマザコン夫と姑、義妹だけの生活は崩壊。姑は認知症を発症し、家庭が内部から腐っていくという、静かながらも最も恐ろしい結末を迎えます。

結花編の最終回

実は夫の会社の親会社のCEO令嬢だった結花は、その絶大な権力を行使。父親に働きかけ、夫の一族が経営する会社ごと潰してしまいます。経済的に完全な破滅を与えるという、シリーズで最もスケールの大きい制裁です。

読者からのリアルな評価と感想

本作は、その分かりやすい内容から多くの読者を獲得する一方で、いくつかの点で批判的な評価も見られます。

一方で、「話がありがち」「他の漫画で見たような展開」といった、ストーリーの独創性の欠如を指摘する声も少なくありません。また、結花編の「実は社長令嬢でした」という展開は、ご都合主義で現実味がないと感じる読者もいるようです。

そして、プラットフォームを問わず最も多く指摘されているのが作画に関する問題です。「デッサンが不安定」「髪型がヘルメットみたい」など、画力に対する厳しい意見が多数寄せられています。物語に集中できなかったという感想もあり、この点は本作の大きな課題と言えるかもしれません。

夫捨ててみました笑ネタバレ記事の総括