世界が滅びた未来から13年前へ——逆算魔法を操るデジール・アルマンの物語が、第1期の放送から約3年を経て第二期へ進みます。ヘブリオン学園の入学式に戻された彼が、今度は何と向き合うのか。気になるのは原作のどの範囲が映像になるのかという一点ですが、結論から書くと、第2期の対応範囲は公式からまだ何も発表されていません。この記事では公式サイトが出している事実と、読者側の見立てにすぎない部分をきっちり分けたうえで、第1期の到達点・原作webtoonの完結・放送と配信の予定までをまとめます。
記事のポイント
- 第2期が原作のどこまでを描くかは公式未発表
- 第1期は全12話で日本語コミックス1〜3巻に相当
- 原作webtoonはピッコマで全268話完結済み
- 放送は2026年10月からフジテレビ「+Ultra」ほか
帰還者の魔法は特別です 2期はどこまで描くのか|原作の範囲と第1期の続き
前半では、いま公式が発表していることと発表していないことを仕分けてから、第1期が原作のどこまで進んだのかを確かめます。そのうえで、日本語のコミックスと原作webtoonで進み具合がまったく違うという、この作品ならではのややこしさを解きほぐしていきますね。

デジールが13年前に帰還して仲間を集め直す序盤は、日本語コミックス1〜3巻で読めます。第1期の範囲を絵で振り返りたい方はこちらから
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第2期が描く範囲は公式未発表(現状の整理)
まず前提を共有させてください。第2期について「原作の何話から何話まで」という情報は、どこにも出ていません。ここを曖昧にしたまま巻数の話を始めると、途端に根拠のない数字が独り歩きします。
公式が発表している事実
TVアニメ「帰還者の魔法は特別です」公式サイトが公開しているのは、放送開始時期・放送局・配信サービス・スタッフ・キャスト・主題歌まで。逆に言うと、話数構成と原作の対応範囲だけが空白のまま残されています。
| 項目 | 公式発表 | 内容 |
|---|---|---|
| 放送開始 | あり | 2026年10月・フジテレビ「+Ultra」ほか |
| 配信 | あり | 先行配信と順次配信の2段構え・独占配信ではない |
| スタッフ | あり | 監督・川口太詩ほか、STAFF&CASTページに掲載 |
| 主題歌 | あり | オープニングはFLOW、エンディングはkrage |
| 話数構成 | なし | 「全◯話」の告知は2026年9月時点で確認できず |
| 原作の範囲 | なし | どこから始まりどこまで描くかの発表なし |
下の2行が、この記事の主題そのものです。新キャラクターの登場が予告されている以上、第1期の続きから進むのはまず間違いないでしょう。とはいえ「どこで区切るか」は制作側が握っている情報で、外から確定させられるものではありません。
ブログの巻数予測は根拠が無い
検索すると「第2期は原作の◯巻から◯巻まで」と数字を挙げている記事が見つかります。ただ、その根拠をたどると「1クールでおよそ4〜6巻分が映像化される」という一般論からの逆算でした。公式発表ではありませんし、後で触れるとおり日本語のコミックスは3巻までしか刊行されていないため、そもそも巻数で語ること自体が成り立ちません。
数字が書いてあると安心してしまうものですが、出どころが逆算である以上、当たるも外れるも運次第。ここでは推測を採用せず、確かめられる事実だけを積み上げていきます。
第1期は原作のどこまで描いたか
第2期の始点を考えるなら、第1期の終点を押さえるのが先です。ここからは第1期の内容と到達点に触れていきます。
この見出し以降には、第1期の到達点に関する記述が含まれます。まっさらな状態で第1期を見たい方はご注意ください。
全12話・日本語コミックス1〜3巻相当(二次情報)
第1期は2023年10月8日から12月24日まで、TOKYO MX・とちぎテレビ・群馬テレビ・BS11・毎日放送・中京テレビ・AT-Xほかで放送されました。話数は全12話の1クール。
この12話が原作のどこまでかというと、KADOKAWA・MFコミックス版の1〜3巻に相当する範囲という説明が複数の解説記事で一致しています。ただし公式が「1〜3巻まで」と明言した資料は見つかっていません。つまり、有力ではあるものの二次情報という扱いになります。
言い換えると、第1期は当時出ていた日本語単行本の既刊分をほぼ使い切ったということ。ここが、この作品の「どこまで」問題がややこしくなる入口でした。
日本語コミックスは3巻で止まっている
KADOKAWAから出ている日本語版コミックスの刊行状況を並べてみます。
| 巻 | 発売日 | 備考 |
|---|---|---|
| 1巻 | 2021年8月20日 | KADOKAWA商品ページ |
| 2巻 | 2022年7月23日 | KADOKAWA商品ページ |
| 3巻 | 2023年10月23日 | 以降の新刊は確認できず・KADOKAWA商品ページ |
3巻の商品ページには「タイムリープファンタジー第3巻!!」という惹句があるだけで、完結や最終巻を示す表記はありません。4巻以降の予告も出ていない状態が続いています。「完結した」のではなく「新刊が出ていない」——この違いは大きいので、混同しないでおきましょう。出版社が打ち切りを公表したわけでもありません。
原作webtoonは全268話で完結している
日本語コミックスが3巻で止まっている一方、物語そのものはすでに終わっています。完結しているのは縦読みの原作webtoonのほう。ここを取り違えると「原作は未完結なのに2期をやるの?」という誤解が生まれます。
ピッコマ版の完結と完結記念イベント
日本語版のwebtoonを配信しているのはピッコマで、エピソード一覧は第268話まで並んでいます。作品ページに完結バッジは出ていないものの、ピッコマ公式の「【完結記念】帰還者の魔法は特別です ゼロプラで200話以上無料」というイベントが立っており、実際に最終話まで読み終えた読者の投稿も複数見つかります。全268話で完結、と考えて差し支えないでしょう。
ちなみに原作の大元は韓国のWeb小説で、カカオページでの連載は2016年9月2日から2019年8月3日まで、全8巻で完結したと記録されています(こちらは二次情報です)。小説が完結し、それを縦読み化したwebtoonも完結し、日本語のコミックス版だけが3巻で足踏みしている——という三層構造になっているわけですね。
続きはどこから読めるか
そうなると読者の選択肢はこうなります。第1期の範囲をじっくり絵で読み返したいなら日本語コミックスの1〜3巻。第1期より先へ進みたいなら、続きはピッコマのwebtoon版を追うのが現実的な道です。日本語コミックス版には4巻以降が存在しないため、ここは選びようがありません。
第1期の範囲を絵で読み返すなら、日本語コミックスは1〜3巻の3冊です。
日本語コミックス版はコミックシーモアでも1〜3巻が配信されています。配信巻数や価格は時期によって変わりますので、読む前にサービス内で作品名を検索して確かめてみてください。
第2期のあらすじと新キャラクター「ダデニュフ」

物語の土台をおさらいしておきます。「影の迷宮」という異次元空間との最終決戦に敗れ、世界は滅亡しました。生き残ったデジールが飛ばされたのは13年前、帝国最高の魔法学園「ヘブリオン学園」の入学式。貴族と平民という身分制度に阻まれながら、彼はロマンティカやプラムといった仲間を集め、上位9人だけが名乗れるシングルランカーを目指し、やがて魔法石「リゲネルの涙」をめぐる戦いへ踏み込んでいきます(アニプレックス公式サイトのSTORY)。
第2期のあらすじ文は、2026年9月時点で公式ページにまだ掲載されていません。手がかりはPV映像のみ。そこで予告されているのが、〈破滅の悪魔〉ダデニュフという新たな存在です。デジールが見る「ロマンティカの死」の悪夢のなかに現れ、次の戦いの引き金になる——という趣旨の予告になっています(コミックナタリーの記事)。
ただし、ダデニュフは公式サイトのCHARACTERページにまだ載っていません。読みも担当声優も未発表のため、能力や立ち位置を断定できる段階ではないと考えてください。
デジールと仲間たち(登場人物と声優)
公式サイトに掲載されているのは、2026年9月時点で次の4名。第1期からのキャストがそのまま続投します。
| キャラクター | 声優 | 役割 |
|---|---|---|
| デジール・アルマン | 寺島拓篤 | 逆算魔法を操る青年魔法使い。13年前へ帰還し、世界滅亡を防ぐため奮闘する |
| ロマンティカ・エル | 鈴代紗弓 | 風属性魔法を操る実力派。デジールを支える頼もしい魔法使い |
| プラム・シュナイザー | 藤原夏海 | 俊足の剣士。仲間を守るため成長を続ける |
| アゼスト・キングスクラウン | 瀬戸麻沙美 | 氷属性魔法と剣術を極めた魔剣士。パーティの主力 |
風のロマンティカ、剣のプラム、氷と剣を併せ持つアゼスト。属性も戦い方も見事にばらけていて、パーティとしての噛み合いのよさがそのまま第1期の見どころでした。第2期でこの4人がどう変わっていくのか、追加キャラクターの発表もあわせて公式サイトのCHARACTERページを追っておくとよさそうです。
帰還者の魔法は特別です 2期の放送・配信と気になる疑問
後半は視聴側の情報です。放送局と時間、配信サービスの先行と順次、スタッフと主題歌を押さえたうえで、検索でよく見かける「中止になったのでは」という不安にも答えておきます。

放送日時と放送局(フジテレビ「+Ultra」ほか)
まずは第2期の第2弾PVで空気をつかんでみてください。ダデニュフを含む新展開のカットが入っています。
放送は2026年10月、フジテレビ「+Ultra」枠(毎週水曜)からスタートします。局ごとに開始週も時刻も違いますので、一覧にしておきますね。
| 放送局 | 放送時間 | 備考 |
|---|---|---|
| フジテレビ「+Ultra」 | 毎週水曜 24:45〜 | 2026年10月から |
| 関西テレビ | 毎週木曜 26:15〜 | 2026年10月から・初回は26:25〜 |
| 東海テレビ | 毎週土曜 26:00〜 | 2026年10月から |
| AT-X | 毎週土曜 21:30〜 | 2026年10月から・リピートは月曜29:00〜と土曜6:30〜 |
深夜帯が中心なので、リアルタイム視聴にこだわらないなら配信のほうが現実的かもしれません。放送枠は追加・変更されることがありますから、最終確認は公式サイトのON AIRページでどうぞ。
配信サービス(先行配信と順次配信)
配信は2段構えです。放送当日の先行グループと、数日あとから始まる順次グループに分かれています。
| 区分 | 開始 | サービス |
|---|---|---|
| 最速先行 | 2026年10月から・水曜25:15〜 | dアニメストア、dアニメストア ニコニコ支店、dアニメストア for Prime Video、dアニメストア for LINEマンガ、U-NEXT、アニメ放題 |
| 順次 | 2026年10月から・日曜12:00〜 | FOD、ABEMA、バンダイチャンネル、Hulu、Lemino、Prime Video、ニコニコチャンネル、J:COM STREAM、milplus、TELASA、DMM TV、アニメタイムズ |
見てのとおり、どこか1社の独占配信ではありません。すでに契約しているサービスがある方は、そこで見られる可能性が高いはずです。第1期のほうはU-NEXTで全12話が見放題配信されていますので(2026年9月時点)、復習から入りたい場合の選択肢になります。無料トライアル期間が設けられているサービスもあります。提供状況も特典も変わりうるため、申し込み前に各サービスの公式ページで確認してください。
スタッフと主題歌(FLOW・krage)
制作陣は公式サイトのSTAFF&CASTページで公開されています。
| 担当 | 名前 | 備考 |
|---|---|---|
| 監督 | 川口太詩 | — |
| シリーズ構成・脚本 | 鴻野貴光 | — |
| キャラクターデザイン | 加藤裕美 | — |
| 音楽 | 東大路憲太 | — |
| アニメーション制作 | アルボアニメーション | Produced by HAYATE |
ほかに美術監督の根岸大輔、色彩設計の松山愛子、撮影監督の今泉秀樹、編集の定松剛、音響監督の濱野高年が名を連ねています。
主題歌は、オープニングがFLOWの「Sorrow」(作詞:KOHSHI ASAKAWA/作曲:TAKESHI ASAKAWA/編曲:FLOW)、エンディングがkrageの「Everlasting」。FLOWは第1期のオープニング「GET BACK」も手がけていて、2期続けての登板になりました。楽曲の詳細は公式サイトのMUSICページにまとまっています。
「2期は中止」の噂は本当か
第2期が中止になったのではないかと心配している方もいるようですが、中止になった事実はありません。制作決定の発表から放送開始まで間が空いたことで、そういう不安が生まれたのでしょう。
制作決定から放送までの経緯
時系列で追うと、はっきりします。第2期の制作決定が発表されたのは2023年12月24日。そこからおよそ2年10か月を経て、2026年10月の放送開始にたどり着きました。
この間も続報は途切れていません。公式サイトのNEWSには2025年10月10日に「2026年放送&配信開始決定」、2026年9月15日に放送情報・配信情報の公開が掲載されています。2年以上の空白は不安になる長さですが、続編の制作期間としては珍しい話でもありません。中止や延期の告知は一度も出ていない、というのが確かめられる事実です。
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帰還者の魔法は特別です 2期に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 第2期はいつから放送されますか?
A. フジテレビ「+Ultra」ほかで放送が始まります。局によって開始日と時間が異なるため、詳しくは本文の放送局一覧、または公式サイトのON AIRページでご確認ください。
Q2. 第2期は原作のどこまでを描きますか?
A. 2026年9月時点で、原作のどこから始まりどこまで描くかの公式発表はありません。話数構成も未発表です。第1期が日本語コミックス1〜3巻に相当する範囲を描いており、その3巻以降は日本語単行本が出ていないため、第2期はピッコマ配信の原作webtoonでいう続きの部分が土台になると考えられます。巻数を挙げた予測記事は一般的なアニメ化ペースからの逆算で、根拠のある数字ではありません。
Q3. 原作は完結していますか?
A. ピッコマで配信されている日本語版の原作webtoonは全268話で完結しています。ピッコマ公式に完結記念イベントも掲載されました。一方、KADOKAWAの日本語コミックスは全3巻で新刊が止まっているだけで、「完結」という公式表記は出ていません。この2つは別物ですのでご注意ください。
Q4. 第2期は中止になったのですか?
A. 中止ではありません。2023年12月24日に第2期の制作決定が発表され、その後も公式サイトのNEWSで続報が出て、2026年10月の放送開始が告知されています。
Q5. どこで見られますか?独占配信はありますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・アニメ放題などが放送当日の最速先行配信、FOD・ABEMA・Hulu・Prime Video・DMM TVなどが数日後から順次配信という形です。特定サービスの独占配信ではありません。取り扱い状況は変わることがありますので、公式サイトのON AIRページで最新の一覧をご確認ください。
帰還者の魔法は特別です 2期はどこまでかまとめ
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ここまでの内容を振り返っておきます。
「どこまで」の答えが出ていないのは、この作品に限った話ではありません。ただ帰還者の魔法は特別ですの場合、日本語コミックスが3巻で止まっているせいで、巻数を物差しにできないという事情が重なっています。だからこそ、原作webtoonが全268話で完結しているという事実のほうを手がかりにしたほうが確実。第2期がその長い物語のどこを切り取るのかは、ダデニュフの登場が最初のヒントになりそうです。
なお放送枠・配信サービス・クーポンなどの条件は変更されることがあります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。
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