ちょびっツ 8巻(ヤングマガジンコミックス・Kindle版)
ゴミ捨て場で浪人生の本須和秀樹に拾われた人型パソコン、ちぃ。CLAMPの『ちょびっツ』は、そのちぃが最後に誰を選ぶのかで幕を閉じます。
答えを先に言うと、ちぃの「アタシだけのヒト」は秀樹です。ちぃは消えることなく、記憶を持ったまま秀樹のそばに残ります。
記事のポイント
- ちぃが「アタシだけのヒト」に選んだ相手がわかる
- 最終巻で秀樹が出した答えがわかる
- ちぃが最後に消えてしまうのかがわかる
- 原作全8巻・新装版・アニメ全26話の情報がわかる
ちょびっツの結末ネタバレ
ここから先は、漫画『ちょびっツ』の結末のネタバレを含みます。
最終8巻で、ちぃは「アタシだけのヒト」を秀樹と定めます。秀樹はちぃのしくみを知ったうえで、それでもちぃを選びました。

ちぃが探していた「アタシだけのヒト」
「アタシだけのヒト」は、ちぃが自分だけの人として選ぶ相手のこと。最終8巻で、ちぃはその相手を秀樹と定めます。
ところが、秀樹と定めた途端に、ちぃの様子がおかしくなります。ちぃに異変が起きてから、街は停電し、パソコンはすべてフリーズしてしまいました。
最終巻で秀樹が選んだ答え
秀樹の答えは、ちぃの真実を知ったうえで、それでもちぃを選ぶことでした。
秀樹が知ったのは、ちぃは再起動するたびにすべてをなくす、という事実です。なくすものは次のとおり。
- 名前
- 思い出
- 記憶
- 心
しかも、ちぃのしくみ上、二人は体の関係を持てない設定です。秀樹はそれを知っても、ちぃが好きだと答えます。
ちぃが「アタシだけのヒト」を見つける最終8巻は、電子書籍で読めます。
ちぃは消えずに秀樹のそばに残る
結末で、ちぃは初期化されません。今の記憶を持ったまま、秀樹と一緒に生きていきます。
「気持ち悪い」「切ない」と言われるラストの受け止め方
このラストの受け止め方は、読む人によって大きく分かれます。
ちぃが消えずに秀樹と生きていける点を見れば、おとぎ話のような幸せな結末です。
一方で、二人は体の関係を持たないまま一緒に生きていきます。人と人型パソコンの恋がそこに行き着くことを、切ない、あるいは受け入れにくいと感じる読者もいます。
ちょびっツのあらすじと作品情報
『ちょびっツ』は、浪人生の秀樹が人型パソコンのちぃを拾うところから始まる、CLAMPの漫画です。原作は全8巻で完結し、2002年にはテレビアニメも放送されました。

ゴミ捨て場で拾ったパソコン「ちぃ」
物語の始まりは、パソコンのおかげで世の中が便利になった世界。主人公の本須和秀樹は、19歳の浪人生です。
秀樹は、予備校に通うために上京して半年。アパートで一人暮らしをしています。実家からの仕送りはなく、バイトに追われる毎日です。
パソコンが欲しくても、万年金欠の浪人生には買えません。そんな秀樹が、ゴミ捨て場に人間が落ちていると思って驚きます。ところが、それは人間ではなくパソコンでした。
見た目は普通の女の子と変わらない、人型のパソコンです。秀樹はそれを持ち帰りますが、スイッチがどこにあるのかわからず大騒ぎ。やがてパソコンが口にした「ちぃ」という言葉が、そのまま彼女の名前になります。
全8巻の原作と新装版
原作の『ちょびっツ』は、CLAMPが『ヤングマガジン』で連載した漫画です。連載は2000年から2002年まで続き、単行本は講談社から全8巻で完結しました。
最終話は第88話で、結末は最終8巻に収められています。
| 版 | 巻数 | 特徴 |
|---|---|---|
| 最初の単行本 | 全8巻 | 紙の本のほか、電子書籍でも読める |
| 新装版 | 全8巻 | 2024年刊行の「CLAMP PREMIUM COLLECTION ちょびっツ」 |
新装版は、2024年10月4日に最終8巻が発売されました。新装版の特典として、もとの単行本の各巻のカバーイラストを使ったポストカードが毎巻に入っています。
アニメは全何話?原作との違い
テレビアニメの『ちょびっツ』は全26話です。2002年4月から9月まで、TBS系で放送されました。
OPテーマは、ROUND TABLE featuring Ninoの「Let Me Be With You」です。監督は浅香守生、アニメーション制作はマッドハウス。ちぃの声は田中理恵、秀樹の声は杉田智和が担当しています。
放送は全26話でDVDの本編は24話
放送されたのは全26話で、24話はDVDの本編に収められた話数です。DVDには、本編とは別に「語る」の回を集めた総集編のディスクもあります。
結末の方向は同じでアニメは軽め
アニメも、ちぃと秀樹が一緒にいる方向で、原作と同じところに着地します。ただし、アニメの描き方は原作より軽めです。
設定にも違いがあります。秀樹がちぃを拾うのは、原作では上京して半年たったころ。アニメでは、上京してきたその日です。
ちょびっツはどこで読める?
『ちょびっツ』は、講談社の単行本で読めます。最初の単行本(全8巻)は、紙の本のほか電子書籍でも出ています。
講談社の『ちょびっツ』の作品ページでは、第1話を試し読みできます。
ちょびっツのよくある質問
Q1. ちょびっツの最後で、ちぃはリセットされますか?
A. されません。ちぃは初期化されることなく、今の記憶を持ったまま秀樹と一緒に生きていきます。
Q2. ちぃの「アタシだけのヒト」は誰ですか?
A. 秀樹です。最終8巻で、ちぃは「アタシだけのヒト」を秀樹と定めます。
Q3. ちょびっツは全何巻で完結していますか?
A. 全8巻で完結しています。最終話は第88話です。2024年に出た新装版も全8巻です。
Q4. アニメと原作で結末は違いますか?
A. ちぃと秀樹が一緒にいる方向は同じです。ただし、アニメの描き方は原作より軽めです。
Q5. ちょびっツのアニメは全何話ですか?
A. テレビ放送は全26話です。DVDの本編は24話で、ほかに総集編のディスクがあります。
ちょびっツの結末ネタバレまとめ
ちょびっツの結末は、ちぃが「アタシだけのヒト」に秀樹を選び、記憶を持ったまま秀樹のそばに残るラストです。
- ちぃは最終8巻で「アタシだけのヒト」を秀樹と定める
- ちぃは再起動するたびに、名前・思い出・記憶・心をなくす
- 秀樹は体の関係を持てない設定を知っても、ちぃを選ぶ
- ちぃは初期化されず、今の記憶のまま秀樹と生きていく
- アニメ(全26話)も同じ方向に着地し、描き方は原作より軽め
同じヤングマガジンの漫画なら、雪女と蟹を食うの結末をまとめた記事もどうぞ。

