こんにちは、「マンガ愛読者の部屋」運営者のAJIです。
ついに「コーヒー&バニラ」が完結し私も本当に長く追いかけてきた大好きな作品なので、嬉しさと寂しさが入り混じったような、なんとも言えない感慨深さがあります。
さて、完結したということで、結末が気になって「コーヒーアンドバニラ 最終回」と検索してみると、ちょっと不思議なことになりませんか?
2024年に堂々完結した原作漫画の情報と、2019年に放送された福原遥さん・桜田通さん主演の実写ドラマ版の情報が一緒に出てきて、情報が混在している状態なんですよね。
「あれ、漫画の最終回って、結局24巻なの? それとも25巻? どっちが本当?」「深見さんとリサのその後や子供の話は、結局どこまで描かれたの?」「ドラマの最終回(10話)って、すごく良かったけど、あれって原作の何巻までの内容だったんだろう?」など、気になる疑問がたくさん湧いてくると思います。
中には、検索の関連キーワードに「伏線未回収」とか「ひどい」といったネガティブな感想も出てくるので、「え、もしかして残念な結末だったの…?」と不安になっている方もいるかもしれません。
この記事では、そんな「コーヒー&バニラ」の最終回に関するあらゆる情報を、原作漫画(2024年完結)とドラマ版(2019年放送)、両方の視点からスッキリと徹底的に整理してお届けします!
記事のポイント
- 漫画(25巻完結)とドラマ(10話完結)の最終回の決定的な違い
- 原作漫画の最終巻(24巻・25巻)の結末ネタバレと子供たちの「その後」
- ドラマ版が原作の何巻までの内容なのか、なぜ結末が違うのか
- 「ひどい」「伏線未回収」という評価の真相とスピンオフ情報
- 最終回をお得に読めるおすすめの電子書籍サービス
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コーヒーアンドバニラ最終回の早見表
まずは、一番混乱しやすいポイント、「私が知りたい最終回ってどっちの情報?」という疑問を解決するために、原作漫画とドラマ版の最終回に関する情報を比較表で分かりやすく整理しますね。
漫画とドラマの結末の違い
検索している方が一番最初に「あれ?」と思うのが、この「漫画」と「ドラマ」の結末の違いだと思います。なぜこんなに内容が違うのかというと、ドラマが放送された2019年時点では、原作漫画はまだ連載の途中だったからですね。
ドラマは、原作の序盤の魅力的なエピソードを抽出しつつ、ドラマとしての「最終回」を迎えるために、オリジナルの展開を加えて10話で綺麗に完結させた、というわけです。
具体的にどれくらい違うのか、一目でわかるように比較表にまとめました。
| 媒体 | 漫画(原作) | ドラマ(2019年版) |
|---|---|---|
| 完結時期 | 2024年1月 (掲載誌発売日) | 2019年9月 (最終話放送時期) |
| 最終巻 / 最終話 | 第25巻(公式の最終巻) | 第10話(最終話) |
| 最終回の主な内容 | 結婚・出産を経て、息子が小学生になった「その後」の物語。 二人がアラフィフ(50歳前後)になっても続く溺愛を描く、壮大なエピローグ集。 | 一度別れたリサと深見が、思い出のカフェで再会し、関係を再構築する物語。 (原作のごくごく序盤に相当) |
このように、ドラマ版は原作の壮大な物語の「序章」に過ぎず、原作漫画はその遥か先、二人が家族になり、年齢を重ねていく未来までしっかりと描いて完結している、というのが最大の違いです。
漫画の最終回は24巻?25巻?
原作漫画の最終回について調べると、必ず「24巻で完結」という情報と、「25巻が最終巻」という情報が両方出てきて、ちょっと戸惑いますよね。
これはどちらも間違いではなく、それぞれの巻の「役割」が違うと理解するのが正解です。
24巻と25巻の役割の違い
第24巻の役割
リサと深見の結婚生活、そして第一子・夕星(ゆうせい)と第二子・りんの誕生と成長が描かれます。家族4人となり、歳をとってもラブラブな二人の姿で「本編のストーリーライン」が実質的に完結(大団円)します。
第25巻の役割
24巻の「その後のエピソード」や、「オトナのコヒバニ」といった番外編をたっぷり6本収録した巻です。ファン待望のアフターストーリーを収録した「公式の最終巻(番外編・エピローグ集)」という位置づけになります。
結論として、「本編の物語は24巻で完結し、25巻はファンが読みたかった“その先”を補完するエピローグ集」ということですね。
「最終回のネタバレ」を知りたい場合、この両方の情報が必要不可欠になってきます。
実際に、小学館の公式コミック情報サイトでも、25巻が「大ヒット溺愛ラブ、堂々完結!」と銘打たれており、公式に最終巻であることが明記されています。(出典:小学館コミック『コーヒー&バニラ 25』)
原作漫画の最終回ネタバレ
では、原作漫画の「最終回」にあたる、24巻・25巻で描かれた結末のネタバレを、もう少し詳しく紹介しますね。(知りたくない方は読み飛ばしてください!)
第24巻(本編の完結)
24巻で、リサと深見の物語は、これ以上ないほどの完璧なハッピーエンドを迎えます。
- 結婚と出産: 二人はもちろん正式に結婚し、二人の愛の結晶である子供にも恵まれます。
- 子供たちの名前: 第一子(息子)は夕星(ゆうせい)、第二子(娘)はりんと名付けられます。
物語の最後では、時が流れ、子供たちが成長した姿、そして二人が年齢を重ねても出会った頃と何も変わらず、深く愛し合う姿が描かれます。
あるレビューでは「深見に幸せにしてもらったんじゃなく、深見を幸せにしたのはリサなんだろうな」と評されていましたが、まさにその通りで、お互いがお互いを必要とし、支え合う、完璧な大団円として本編の幕を閉じます。
第25巻(公式最終巻・番外編)
そして、25巻は本編完結後の「その後の二人」を堪能できる、まさにファンディスクのような1冊です。
特に注目すべきメインエピソードが、息子の夕星が小学生になり、その「同級生のお父さん」がリサに好意を持ち、なんと告白してくるという衝撃の展開です!
もちろん、リサは「私には深見さんだけ」とキッパリ断るのですが、この一件を知った深見さんの反応が…もう、最高なんです(笑)
他にも、雑誌掲載時に「超話題になった」という「アラフィフ深見さん」の色気たっぷりのお話も収録されています。50歳前後になってもリサを溺愛し、その魅力が一切衰えない深見さんの姿が描かれ、ファンが「コヒバニ」に求めている「らしさ」が、最後の最後まで貫かれた内容となっています。
深見とリサのその後と子供
前述の通り、原作漫画では最終回(24巻・25巻)で、二人の「その後」と「子供」について、ファンが満足する形でしっかりと描かれています。
深見家の「その後」
家族構成:
- 深見 宏斗(パパ / 社長 / 溺愛は健在)
- 深見 リサ(ママ / 変わらず愛される)
- 深見 夕星(ゆうせい / 長男 / 小学生)
- 深見 りん(長女)
25巻では、息子の夕星が小学生になっているエピソードが描かれるため、本編完結からさらに数年が経過した、二人が40代〜50代(アラフィフ)になった未来まで描かれていることになります。
年齢を重ねても、深見さんはリサを変わらず(むしろ、より深く)溺愛し、リサもまた深見さんを愛し続けるという、最初から最後までブレない二人の姿が描かれ、長年のファンも納得の「その後」だったかなと思います。
伏線未回収やひどい・残念な評価
「コーヒー&バニラ 最終回」と検索すると、サジェストに「ひどい」「残念」といったネガティブなキーワードや、「伏線未回収」という指摘も一部で見受けられます。
これについても、実際の感想やレビューを調べてみましたが、評価は大きく二分されるようです。
ポジティブな評価・感想(多数派)
「時間差で最終巻読んだけど、ゆるぎない愛を見せていただけたことに感謝」
「この作品はありえないこといっぱいだけどw もうそんなの振り切って甘々ジャリジャリの暴力くらいに溺愛ファンタジーなのが良かった」
「やっぱりリサと深見さんの溺愛物語大好きです」
やはり、一貫した「溺愛ストーリー」を最後まで描き切ったことへの満足感が非常に高く、多くの読者がハッピーエンドを祝福している様子がうかがえます。
ネガティブな評価・批判
「展開がワンパターンで、途中から惰性で読み続けちゃった」
「深見さん、良い男というか、たまにただのエロオヤジみたいだったな」
「(リサは)見事に自分を信じ自分だけを愛する可愛い可愛い生きたお人形にされたねぇとも思う」
「ご都合主義。深見の会社って上場してたとしたらこんな私利私欲てきに会社動かしてて株主から何か言われないの?え、暇なの?とかそういう事は考えず…楽しむべきだろう」
一方で、作品の最大の特徴でもある「ひたすら甘い」「深見さんが万能すぎて全て解決する」という点が、逆に「マンネリ」「非現実的すぎる」と感じ、途中で離脱したり、「ひどい」「残念」と感じたりした読者も一定数いたようです。
「伏線未回収」に関する指摘
「伏線未回収」という点については、物語の結末そのものよりも、初期設定の扱われ方に対する疑問がいくつか見られました。
指摘1:初期の「隣人の友人」の消失
複数のレビューで、「唯一何でも話せる友人(アパートの隣人)はどこに行ってしまったんだろうとモヤモヤします…」という指摘があります。これは、物語の序盤、リサがなっちゃんや吉木と出会う前に「唯一の友人」として登場したキャラクターが、物語の途中で説明なく登場しなくなったことを指しています。
指摘2:「畳のカフェ」のその後
また、「てかあの畳のカフェ。2人共オープンして1回くらいは行ったのかね?行けよ。」という、初期の重要な舞台設定が、物語の後半で活用されなくなったことへのツッコミも存在します。
ただ、この作品はあくまでもリサと深見さんの二人の関係性に極度にフォーカスした物語なので、ストーリーが進むにつれて、一部のサブキャラクターや設定は(物語の進行上、必要がなくなったため)触れられずに完結した、というのが実情かなと思います。
物語の根幹に関わるような重大な伏線が未回収になったわけではないものの、こうした初期設定の扱いにモヤモヤを感じた方が、「伏線未回収」や「残念」という感想を持ったのかもしれませんね。
コーヒーアンドバニラ最終回と関連作
ここからは、2019年に放送され、こちらも大きな話題となった実写ドラマ版の最終回や、原作との決定的な違い、そして「コヒバニロス」な方に向けたスピンオフ作品の情報などを詳しく紹介していきますね。
ドラマ最終回(10話)の結末
2019年にMBS「ドラマ特区」枠で放送された実写ドラマ版(主演:福原遥さん、桜田通さん)は、全10話で完結しました。
ドラマ版の最終回(第10話)の結末は、原作の結婚・出産とは全く異なる、ドラマオリジナルのクライマックス(あるいは原作序盤の再構成)となっています。
ドラマ最終回のあらすじ(ネタバレ):
- 別れ: リサは、自分といることで深見さんの将来の邪魔になるのではないかと思い悩み、彼の将来を思い、指輪を置いて同棲中の家を出ていくことを決意します。二人はお互いの幸せを願いながら、「別々の道を歩こうとして」いました。
- 再会: しかし、お互いを忘れられないまま時が経った後、二人が初めて出会った思い出の場所であるカフェ「Coffee & Vanilla」で偶然再会します。
- 結末(ハッピーエンド): 再会時、リサは「変わり果てた深見の姿」を目にします。これは、リサを失ったショックで深見が食事もままならないほど衰弱していたことを示唆しています。最終的には二人は和解し、よりを戻します。
ある感想ブログによれば、リサが黙っていなくなったことが深見さんの「軽くトラウマ」になっており、再会後、リサの姿が少し見えなくなるだけで慌てて強く抱きしめるなど、深見さんの深い愛情が改めて確認される「大満足」のハッピーエンドとなっています。
ドラマは原作の何巻まで?
「じゃあ、全10話のドラマ版って、原作の何巻までの話なの?」と疑問に思う方も非常に多いですよね。
結論から言うと、全10話のドラマ版は、全25巻で完結した原作漫画の「ごく序盤(推定1巻〜4巻程度)」の範囲をベースに、ドラマオリジナルの展開(一度別れて再会するクライマックス)を加えて構成されています。
原作(漫画)では、二人の「正式なプロポーズ」が描かれるのが第11巻です。この事実からも、ドラマ版がいかに序盤のストーリーで完結しているかが分かりますね。
ドラマでは描かれなかった原作の重要プロット
- 正式なプロポーズと結婚: 深見さんからのロマンチックなプロポーズと、その後の結婚式の準備(原作11巻~)
- 出産と子育て: リサが母親になり、二人の子供(夕星と、りん)が誕生。家族4人としての幸せな生活(原作24巻)
- その後の物語: 子供が成長し、二人が40代〜50代(アラフィフ)になっても続く、変わらない溺愛生活(原作25巻)
ドラマ版の結末(10話)は、原作の「壮大な序章」に過ぎない、ということですね。
続編スピンオフは連載中?
「コヒバニ本編は終わっちゃったけど、まだあの世界観に浸っていたい…」という「コヒバニロス」の方も多いと思います。
本編の直接の続編(深見さんとリサのその後)は25巻で堂々の完結となりましたが、関連作品はまだ楽しむことができます!
補足:関連作品情報
スピンオフ『コーヒー&バニラ black』
本編の人気サブキャラクター、深見さんのライバル社長・阿久津孝晃と、リサの友人・なっちゃん(喜多乃愛)の二人が主人公の公式スピンオフ作品です。
こちらは『プレミアCheese!』にて連載中です(2023年9月に連載再開が告知されています)。ドラマで阿久津を演じた黒羽麻璃央さんも、このスピンオフの映像化を期待するコメントを寄せていましたね。
作者・朱神宝先生の新連載
『コーヒー&バニラ』の作者である朱神宝(あけがみ たから)先生による完全新作の連載も、『Cheese!』2025年1月号(2024年11月22日発売)にて開幕しています。こちらもコヒバニファンなら要チェックですね!
最終回はどこで読める?
「ドラマ版しか見てなかったけど、原作の最終回も読みたくなった!」「もう一度、1巻から読み返したくなった!」という方のために、お得に読める方法を調べました。
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※これらのキャンペーンや配信状況は、時期によって変更・終了している可能性があります。登録前には必ず、各サービスの公式サイトで最新の情報を確認するようにしてくださいね。
コーヒーアンドバニラ最終回まとめ
今回は、「コーヒー&バニラ」の最終回について、原作漫画とドラマ版の違い、結末のネタバレ、「ひどい」という評価の真相まで、徹底的に解説しました。
「コーヒーアンドバニラ 最終回」と一口に言っても、その内容は媒体によって全く異なるということが、お分かりいただけたかなと思います。
この記事のまとめ
- 原作漫画(全25巻):24巻で「結婚・出産」の本編完結。25巻で「アラフィフ」までの“その後”を描くエピローグ集。
- ドラマ版(全10話):原作の序盤(1~4巻相当)をベースにした、“別れと再会”のオリジナルハッピーエンド。
- 評価:「ひどい」「残念」という評価は、過度な甘さやご都合主義、初期設定の放置が理由。ただし「大満足」というファンが大多数。
- 読む方法:全巻無料は存在しない。「Amebaマンガ」や「コミックシーモア」の初回クーポン利用が最もお得。
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そして、原作を最後まで見届けた同志の皆さま、本当にお疲れ様でした!スピンオフや朱神先生の新連載も、引き続き応援していきましょう!








