こんにちは、マンガ愛読者の部屋を運営しているAJIです。
このページに辿り着いたあなたは、きっと『Dr.STONE(ドクターストーン)』の物語が最終的にどこへ着地したのか、その結末が無性に気になっているのではないでしょうか。私も連載当時は、毎週月曜日のジャンプ発売が待ち遠しくて、千空たちの科学クラフトにワクワクさせられっぱなしでした。
2022年に漫画原作は完結しましたが、アニメ派の方にとっては「ファイナルシーズンはいつやるの?」「本当に終わるの?」とヤキモキする時期かもしれませんね。検索窓に「ひどい」なんて不穏なワードが出てきて、「まさかバッドエンドなの…?」と不安になっている方もいるでしょう。
安心してください。この記事では、原作漫画の最終巻や「幻の27巻」の内容、アニメ完結編の最新スケジュール、そして賛否両論あるラストのネタバレまで、いちファンの視点で熱量高めに徹底解説していきます。「そそるぜ、これは!」と思わず言いたくなるような情報のデータベースとして活用してください。
記事のポイント
- 漫画版の正確な完結時期と、本編完結後の「27巻」の内容
- アニメ完結編となる第4期の放送スケジュール(2025年~2026年)
- 物語の最大の謎であるホワイマンの正体と、全人類石化の真の目的
- 最終回が「ひどい」と一部で言われる理由と、ファンによる「名作」評価の理由
それでは、石の世界(ストーンワールド)の結末へ、一緒に出発しましょう!
ジャンプできる目次📖
ドクターストーン最終回の漫画とアニメ情報
まずは、多くの人が混乱しやすい「漫画は終わっているのか?」「アニメはどこまで進んでいるのか?」という基本情報から整理していきましょう。原作とアニメでは進捗が大きく異なるため、ここを把握しておくとネタバレの理解度がグッと深まりますよ。
漫画の完結は何巻でいつだったか
結論から言いますと、原作漫画『Dr.STONE』はすでに堂々の完結を迎えています。
2022年3月7日に発売された週刊少年ジャンプ(2022年14号)にて、最終話である第232話が掲載され、2017年からの約5年間にわたる連載に幕を下ろしました。
単行本(ジャンプコミックス)でいうと、物語の本編は全26巻で完結となります。最終巻である26巻は2022年7月4日に発売され、表紙には成長した千空たちの姿が描かれています。
私自身、千空たちがゼロから文明を作り上げていく過程をずっと追いかけてきましたが、26巻のラストは本当に感慨深いものがありました。「科学」という武器一つで、石器時代から現代、そして宇宙へと駆け上がっていくスピード感は、少年漫画の歴史に残るレベルだったと思います。
最終巻26巻と続編27巻の違い
「あれ?全26巻完結なのに、本屋や電子書籍で27巻が売ってるのはなぜ?」と疑問に思った方もいるかもしれませんね。
実はこの27巻は、本編完結後に描かれた「完結編」あるいは「後日譚」にあたる特別な一冊なんです。ファンブックなどではなく、ちゃんとしたストーリー漫画が収録されています。
26巻でホワイマンとの戦いには決着がつくのですが、物語のラストで千空は「ある壮大な目標」を宣言します。27巻(サブタイトル:Dr.STONE 4D Science)では、その目標に向かって突き進む千空たちの「その後」が、以下の3つのエピソードで描かれているんです。
- 1D: Future Message
- 2D: Future Road Map
- 3D: Future Science
本編の余韻を楽しみたい方は26巻まででも十分ですが、千空という男の生き様を最後まで見届けたいなら、間違いなく27巻まで読むことをおすすめします。コミックシーモアなどの電子書籍でも配信されていますので、ぜひチェックしてみてください。
アニメ完結編の放送日はいつ?
さて、気になるアニメ版の進捗ですが、2024年現在、物語はまだ完結していません。ファン待望のファイナルシーズン(第4期)の制作が決定しており、タイトルは『Dr.STONE SCIENCE FUTURE』です。
この最終章は原作のボリュームが凄まじく、アメリカ大陸編から月面決戦までを描く必要があるため、なんと異例の全3クール(分割放送)で描かれることが公式に発表されています。
公式情報に基づく最新の放送スケジュールは以下の通りです。
| クール | 放送予定時期 | 内容の目安(予想) |
|---|---|---|
| 第1クール | 2025年1月より | アメリカ大陸編(vs Dr.ゼノ科学王国) |
| 第2クール | 2025年7月より | 南米横断・ロケット開発編 |
| 第3クール | 2026年放送予定 | 月面決戦・最終回・エピローグ |
つまり、アニメで本当の最終回(エンディング)が見られるのは、早くても2026年になる見込みです。「来年で終わる」と思っている方も多いですが、じっくり丁寧に描いてくれるようなので、もう少しだけ千空たちの冒険を楽しめそうですね。
(出典:アニメ「Dr.STONE(ドクターストーン)」公式HP)
結末がひどいと言われる理由
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検索エンジンで「ドクターストーン 最終回」と入力すると、サジェストに「ひどい」「がっかり」といったネガティブな言葉が出てくることがあります。大好きな作品だけにドキッとしますよね。
私も作品のファンとして、なぜそのような評価が生まれたのか、SNSやレビューサイトの意見を徹底的に分析してみました。主な理由は以下の2点に集約されるようです。
1. ホワイマンの正体が「予想外すぎた」こと
連載中、読者の間では「ホワイマンの正体」に関する考察合戦が白熱していました。「未来の千空説」や「石神村の誰かが裏切っている説」など、人間ドラマとしてのオチを予想する声が多かったのです。
しかし、実際の正体はかなりSFチックな「地球外生命体(機械)」だったため、重厚なミステリーや人間関係のドロドロを期待していた層からは「肩透かしだった」「なんか違った」という声が上がりました。
2. 終盤の展開が駆け足だったこと
序盤から中盤にかけては、携帯電話作りやパン作りなど、一つ一つの発明をじっくり描いていましたよね。しかし、物語の終盤、特に月に行くためのロケット作りや最終決戦あたりから、物語のスピードが爆発的に上がりました。
これを「テンポが良い」と捉えるか、「急展開すぎてついていけない」と捉えるかで評価が分かれたようです。「もっとじっくり過程を見たかった」というファンの惜しむ声の裏返しとも言えますね。
ただ、決して「作品の質が落ちた」という意味での「ひどい」ではないことは強調しておきたいです。
完結が面白いと評価される点
ネガティブな意見がある一方で、私を含め多くのファンが「最高の最終回だった!」「漫画史に残る名作」と絶賛しています。
評価されている最大のポイントは、「科学へのリスペクトが最後までブレなかったこと」でしょう。
どんなにファンタジーな状況になっても、千空はあくまで科学的なアプローチで解決を試みます。魔法や奇跡に頼らず、地道な検証とロジックでラスボスと対峙する姿は、この作品でしか味わえないカタルシスがありました。
また、最終的に主要なキャラクターたちがしっかりと幸せを掴む「大団円」であったことも、安心して読み終えられた要因の一つだと思います。誰も不幸にならないラストは、ジャンプ作品らしい気持ちよさがありました。
ドクターストーン最終回のネタバレと結末
ここからは、物語の核心部分に踏み込んでいきます。まだ原作を読んでいない方、アニメ派の方はここから先は完全なネタバレになりますのでご注意ください。ホワイマンの正体を知ってしまうと、物語の見え方が180度変わってしまいますからね。
ラスボスであるホワイマンの正体
長きにわたり謎に包まれていた「ホワイマン」。千空たちの電波に割り込み、「WHY(なぜだ)」と不気味なメッセージを送ってきた存在です。
その正体は、特定の人物ではありませんでした。
正解は、石化装置「メデューサ」そのものだったのです。
メデューサは単なるオーバーテクノロジーの道具ではなく、宇宙から飛来した「機械寄生生命体」でした。彼らは無数のナノマシンのような個体が集まった群体であり、真空の宇宙空間でのみ活動し、自らの意思を持っています。
千空たちが必死に奪い合い、武器として使ってきたメデューサ自体が、実は意思を持って人類を観察していた…。これには私も「まさか道具そのものが黒幕だったとは!」と、良い意味で裏切られました。
なぜ全人類を石化させたのか

では、なぜ彼らは数千年前、全人類を石化させたのでしょうか?地球侵略?それとも人類の抹殺?
実は、彼らにとって石化は「攻撃」ではなく「贈り物」のつもりだったのです。
機械生命体である彼らにとって、最大の恐怖は「酸化(サビ)」や機能停止による「死」です。一方、石化してしまえば酸化もせず、半永久的に存在し続けることができます。彼らはこれを「永遠の命(不死)」と定義し、高度な知性を持つ人類になら、「死なない体」をプレゼントしてあげれば喜んで寄生させてくれるだろうと考えたのです。
しかし、人類(千空たち)はそれを拒絶し、復活液を作って石化を解いてしまいました。その行動原理がメデューサたちには理解できず、「WHY(なぜ永遠の命を拒むのか?)」と問いかけ続けていたのです。これが「ホワイマン」という名前の由来に繋がる、見事な伏線回収でした。
最終回のその後とタイムマシン
ホワイマンとの対話の末、千空は彼らと「交渉」を行います。千空の提示した「とんでもない未来の可能性」に興味を持ったメデューサの1体だけが地球に残り、残りの大群は宇宙の彼方へと去っていきました。
こうして石化の脅威は去ったのですが、物語はここでは終わりません。
戦いの中で砕けてしまった石像など、どうしても救えなかった命がありました。そこで千空は、本編最終話で科学の究極の到達点として「タイムマシン」の開発を宣言します。
続編の27巻では、過去に戻って失われた命を救うため、千空とゼノがタイムマシンの製作に没頭する姿が描かれます。現代科学ですら不可能な領域ですが、ストーンワールドで培ったクラフト力で挑むのです。
そして物語のラスト、驚くべきことに彼らのもとに「未来からのメッセージ」が届くのです。送り主は、千空の義父であり、数千年前に宇宙から地球を見守っていた「石神百夜」。
タイムマシンが完成した描写までは明確に描かれていませんが、このメッセージが届いたということは、未来でタイムマシンが完成し、過去への干渉に成功したことを強く示唆しています。科学が「時間」さえも超越したことを示す、希望に満ちたラストでした。
大樹と杠など結婚したカップル
長い戦いが終わり、平和が訪れた世界では、数年後のキャラクターたちの「その後」も描かれました。
- 大樹と杠(ゆずりは):
第1話からずっと想い合っていた二人は、数千年の時を経てついにゴールイン!仲間たちに祝福されながら結婚式を挙げるシーンは、涙なしには見られませんでした。 - クロムとルリ:
こちらもファン公認のカップルでしたが、最終回の後日談で無事に結婚したことが明かされています。クロムのプロポーズがまた、「科学使い」らしくて最高でした。 - あさぎりゲン:
彼は外交官として、復活した世界各国を飛び回っています。彼の話術が新世界の平和維持に役立っているようです。
ドクターストーン最終回のまとめ
『Dr.STONE』の最終回について、漫画版の結末やアニメの放送予定、そしてホワイマンの正体まで詳しく解説してきました。
ホワイマンの正体が機械生命体であったこと、そして最後はタイムマシンという夢のあるプロジェクトで幕を閉じたこと。賛否両論あるものの、一貫して「科学の力」を信じ続けた本作らしい、素晴らしいエンディングだったと私は思います。
アニメ派の方は2026年の完結までもう少し待つ必要がありますが、漫画版で一足先にこの感動を味わってみるのもおすすめです。特に27巻のタイムマシン編は、本編読了後の熱い気持ちのまま読むと鳥肌が止まりませんよ。
まだ読んでいない巻がある方は、ぜひコミックシーモアなどでチェックして、千空たちの「唆る」冒険を最後まで見届けてくださいね!
※本記事の情報は記事執筆時点のものです。正確な放送スケジュールや最新情報は公式サイトをご確認ください。








