『葬送のフリーレン』のあらすじが気になって検索してみたけれど、「勇者一行のその後」という珍しい切り口だからこそ、どこから読めばいいのか迷ってしまう。そんな方は多いんじゃないかなと思います。ネタバレはどこまで大丈夫なのか、簡単に流れだけ知りたいのか、キャラ一覧や声優、アニメの2期・何巻まで出ているのかまで含めて、疑問はいろいろありますよね。
この記事では、山田鐘人・アベツカサによる『葬送のフリーレン』のあらすじを、魔王を倒したあとから始まる物語の流れに沿って、なるべくやさしく整理していきます。主要な登場人物やテーマ、アニメ版の情報、U-NEXTでの視聴方法、原作をお得に読む方法まで、私が気になったポイントをまとめました。
読み終えるころには、この作品がなぜこれだけ愛されているのか、その入り口がつかめるはずです。それでは一緒に見ていきましょう。
記事のポイント
- 魔王討伐後から始まる『葬送のフリーレン』のあらすじの全体像
- フリーレンやフェルンなど主要登場人物の関係性
- 作品が多くの読者に愛されているテーマの理由
- アニメ版の放送・配信情報とお得に読む方法
葬送のフリーレンのあらすじ|物語の流れと登場人物
まずは『葬送のフリーレン』がどんな作品なのか、基本情報から物語の流れ、そして中心となる登場人物までを順番に見ていきます。この作品の面白さは「魔王を倒したあと」を描くところにあるので、そこを軸に整理していきますね。

『葬送のフリーレン』の基本情報
『葬送のフリーレン』は、山田鐘人さんが原作、アベツカサさんが作画を担当するファンタジー漫画です。まずは作品としての基本的なデータを押さえておきましょう。
書誌データ(山田鐘人・アベツカサ・週刊少年サンデー・連載中)
本作は小学館の『週刊少年サンデー』および「サンデーうぇぶり」で連載中で、レーベルは少年サンデーコミックスです。2025年12月18日発売の第15巻まで刊行されており、物語はまだ完結していません。これから続きが読めるというのは、これから追いかける方にとってうれしいポイントかなと思います。
作品としての評価も高く、マンガ大賞2021で大賞を受賞したほか、第69回小学館漫画賞、第48回講談社漫画賞・少年部門(2024年)といった賞を受けています。累計発行部数は3,200万部を突破(2025年10月時点の公式X発表)と、多くの読者に読まれている作品です。基本データを表にまとめておきますね。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 葬送のフリーレン |
| 原作・作画 | 山田鐘人(原作)/アベツカサ(作画) |
| 出版社 | 小学館(少年サンデーコミックス) |
| 連載媒体 | 週刊少年サンデー/サンデーうぇぶり(連載中) |
| 既刊 | 15巻(2025年12月18日発売時点) |
| 累計部数 | 3,200万部突破(2025年10月時点・公式X) |
また、本編とは別に、山田鐘人・アベツカサ原作によるスピンオフ小説『葬送のフリーレン ~前奏~』(著:八目迷)も刊行されています。世界観をより深く味わいたい方は、こうした関連作品もあわせてチェックしてみるといいかなと思います。
あらすじ|勇者一行の旅を終えたあとに始まる物語
この章では物語序盤の展開に触れます。まっさらな状態で読み進めたい方は、この見出しを読み飛ばしてください。
物語は、魔王を倒した勇者一行が10年にわたる冒険に幕を下ろすところから始まります。パーティーの一員だった魔法使いフリーレンは、千年以上を生きるエルフ。仲間たちとの再会を約束して、彼女はいったん旅に出ます。
それから50年後、フリーレンは勇者ヒンメルのもとを訪ねますが、人間である彼はすでに老い、死の間際にありました。ヒンメルとの永遠の別れをきっかけに、フリーレンは「人を知る」ための新たな旅へと歩き出します。長い時を生きるがゆえに、たった10年の冒険を「あっという間」と感じていた彼女が、失って初めて仲間の大切さに気づいていく——この静かな痛みこそが、本作の出発点になっています。
魔王を倒すという大きな目的を果たしたあとの物語だからこそ、フリーレンの旅には決まったゴールがありません。かつて仲間と歩いた道をたどり直したり、新しい弟子とともに各地を巡ったりしながら、彼女は少しずつ「人間を知る」という宿題に向き合っていきます。ヒンメルたちと過ごした時間の意味を、時間をかけて噛みしめていく——そんな旅路が丁寧に描かれていくのが、この作品のあらすじの大きな流れです。
物語が進むにつれて、フリーレンの過去や、勇者一行が旅の途中で残してきた足跡も少しずつ明かされていきます。過去と現在を行き来しながら、彼女がどんな想いを抱えてきたのかが見えてくる構成になっているので、読み進めるほどに登場人物たちへの愛着が深まっていくはずです。
主要登場人物の紹介
物語を追ううえで欠かせない主要キャラクターを紹介します。フリーレンを中心に、新しい旅の仲間や、かつての勇者一行のメンバーが物語に深みを与えてくれます。
フリーレンとフェルン
フリーレン(声:種﨑敦美)は、本作の主人公で、千年以上を生きるエルフの魔法使いです。かつて勇者一行の一員として魔王討伐を成し遂げました。人間とは時間の感覚がまるで違い、その距離感が物語の切なさと温かさを生んでいます。
フェルン(声:市ノ瀬加那)は、フリーレンの弟子である魔法使いです。もとは孤児で、勇者一行の一員だったハイター(声:東地宏樹)の養子として育てられました。新しい旅では、マイペースなフリーレンを支える存在として、二人の師弟関係が物語の軸のひとつになっています。しっかり者のフェルンと、どこか浮世離れしたフリーレンのやり取りは、この作品の日常パートの見どころでもありますね。
シュタルクとヒンメル
シュタルク(声:小林千晃)は、旅の途中で加わる戦士です。勇者一行の戦士アイゼン(声:上田燿司)の弟子で、頼れる実力を持ちながらも臆病な一面があり、そのギャップが人間味として描かれます。フェルンとの掛け合いもコミカルで、旅に温度感を加えてくれる存在です。
このほかにも、フリーレンの旅にはさまざまな人物が関わってきます。旅の途中で出会うザイン(声:中村悠一)や、フリーレンの過去を語るうえで欠かせない師フランメ(声:田中敦子)など、それぞれのキャラクターが物語に厚みを与えています。かつての勇者一行と、新しい旅の仲間。二つの時間が重なり合うところに、この作品の余韻が生まれているのだと思います。
ヒンメル(声:岡本信彦)は、フリーレンとともに魔王を倒した勇者です。物語の冒頭で老いて亡くなりますが、彼の言葉や行動が回想を通してたびたび描かれ、フリーレンの旅を静かに導いていきます。物語の中心にいない登場人物なのに、これほど存在感のあるキャラクターも珍しいなと思います。
物語の見どころとテーマ
この作品の一番の見どころは、やはり「時間」と「記憶」の描き方だと感じます。長命なエルフのフリーレンにとって、人間との出会いや別れはほんの一瞬の出来事。けれどその一瞬が、彼女の千年を少しずつ変えていく——そのゆっくりとした変化が丁寧に積み重ねられていきます。
派手な戦いよりも、旅の道中で交わされる何気ない会話や、ヒンメルの残した言葉をたどり直す時間に心を動かされる方が多いのではないでしょうか。「もっと知ろうとすればよかった」という後悔と、その後悔を糧に前へ進む姿が、多くの読者の胸に残るテーマになっています。
また、フリーレンと人間たちとの「寿命の差」も大きなテーマです。彼女にとっての数十年は、人間にとっての一生分の重みを持ちます。その埋めがたい距離があるからこそ、フェルンやシュタルクといった仲間と過ごす時間が、いっそういとおしく感じられるのだと思います。旅を通してフリーレンが少しずつ変わっていく様子は、読者自身の「大切な人との時間の過ごし方」を静かに問いかけてくるようでもあります。
もちろん、魔法や戦闘の描写もしっかりと用意されています。じっくりとした感情の物語でありながら、ファンタジー作品としての冒険のワクワク感も味わえる。この二つの魅力が両立しているところが、多くの人を惹きつけている理由なのかなと感じます。
葬送のフリーレンのあらすじ考察とアニメ・配信情報
ここからは、なぜ『葬送のフリーレン』がこれほど支持されているのかを少し掘り下げつつ、アニメ版の放送・配信情報や、原作をお得に読む方法までまとめていきます。あらすじを読んで気になった方が、次に何を見ればいいかがわかるように整理しますね。

作品が愛される理由の考察
この作品がこれだけ愛される理由を、私なりに考えてみました。ひとつは、誰もが感じたことのある「あとになって気づく大切さ」を描いていることだと思います。フリーレンの後悔は、寿命の違いこそあれ、私たちが日常でふと感じるものと地続きです。
もうひとつは、静かなテンポの中に、ちゃんと冒険ファンタジーとしての魅力も置かれていること。魔法のバトルや旅の目的地といったワクワクする要素と、しみじみとした感情の描写がバランスよく同居しているんですね。累計3,200万部(2025年10月時点)という数字も、こうした間口の広さが支持された結果なのかなと感じます。
こうした魅力は、数々の賞という形でも評価されています。マンガ大賞2021で大賞を受賞したのをはじめ、第69回小学館漫画賞、第48回講談社漫画賞・少年部門(2024年)と、複数の賞に選ばれてきました。読者からの人気だけでなく、送り手側からの評価も高い作品だというのは、これから読む方にとって一つの安心材料になるかもしれませんね。
もっとも、この「愛される理由」は読む人によって受け止め方が変わる部分です。静かな物語が好きな方もいれば、冒険や魔法バトルにワクワクする方もいると思います。ここでは私が感じた見方の一例として紹介するにとどめておきますので、ぜひご自身の目で確かめてみてください。
アニメ版・第2期・第3期の情報
『葬送のフリーレン』はテレビアニメ化もされています。制作はマッドハウス、第1期は2023年に全28話で放送されました。監督は斎藤圭一郎さん、音楽はEvan Callさんが手がけ、第1期のオープニングテーマはYOASOBIの「勇者」、エンディングテーマはmiletの「Anytime Anywhere」です。原作の静かな空気感を、映像と音楽で見事に表現していて、アニメから入ったという方も多い印象です。
第2期は2026年1月16日より放送開始で、毎週金曜よる11時、日本テレビ系全国ネットの「FRIDAY ANIME NIGHT」枠で放送されています。第2期では北川朋哉さんが監督を務めています。さらに第3期の制作も決定しており、2027年10月より日本テレビ系での放送が発表されています。続編がしっかり続いていくのは、ファンとしても安心できますね。アニメの放送スケジュールを表にまとめておきます。
| シリーズ | 放送・制作情報 |
|---|---|
| 第1期 | 2023年放送・全28話(監督:斎藤圭一郎) |
| 第2期 | 2026年1月16日放送開始・日本テレビ系(監督:北川朋哉) |
| 第3期 | 2027年10月放送予定・日本テレビ系 |
まずは雰囲気をつかみたい方に向けて、公式の本PVを載せておきます。
アニメをU-NEXTで見る方法
アニメ『葬送のフリーレン』を配信で楽しみたい方には、U-NEXTが候補のひとつになります。第1期は見放題配信の対象で、31日間の無料トライアル期間中でも視聴できます。まずはお試しで雰囲気を確かめたいという方にも向いていますね。
なお本作はU-NEXTの独占配信ではなく、他の複数の配信サービスやテレビ放送でも視聴できます。ご自身がすでに使っているサービスがあれば、そちらでの配信状況を確認してみるのもおすすめです。
原作漫画を電子書籍でお得に読む方法
アニメで気になった方は、ぜひ原作漫画も読んでみてほしいなと思います。アニメの先の展開や、細やかな心情描写は原作ならではの魅力です。電子書籍なら、置き場所を気にせずまとめて読めるのが便利ですね。
原作コミックスを電子書籍で読むなら、コミックシーモアで『葬送のフリーレン』を読むから探すのがわかりやすいです。既刊15巻がそろっているので、1巻から一気に読み進められます。
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ここまで『葬送のフリーレン』のあらすじを、物語の流れや登場人物、アニメ・配信情報とあわせて紹介してきました。魔王を倒したあとの世界で、フリーレンが人を知るために旅を続ける——その静かで温かい物語が、この作品の一番の魅力だと思います。
原作は週刊少年サンデー/サンデーうぇぶりで連載中で、これからも物語が続いていきます。アニメも第2期が放送され、第3期の制作も決まっているので、入り口はたくさん用意されています。気になった方は、原作でもアニメでも、ぜひフリーレンの旅に触れてみてください。
なお、配信状況や刊行情報は変わることがあります。最新かつ正確な情報は、公式サイトや各配信サービスをご確認いただくことをおすすめします。この記事が、あなたが作品と出会うきっかけになればうれしいです。