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フェアリーテイルのタルタロス編ネタバレ|九鬼門と顛末

FAIRY TAIL 100年クエスト 16巻 書影

FAIRY TAIL 1巻(講談社コミックス)

大陸から魔法そのものを消し去る——そんな途方もない禁呪兵器を掲げて、フェアリーテイルの前に立ちはだかった闇ギルドが「冥府の門(タルタロス)」でした。九鬼門と呼ばれる悪魔たちの強さ、頭目マルド・ギールの正体、そしてE.N.D.とナツの関係。このあたりが気になって検索した方は多いのではないかなと思います。

私自身、タルタロス編を読み返すたびに「これはフェアリーテイルという作品の中でも、いちばん重たい戦いだったな」と感じます。この記事では、冥府の門の基本情報から、九鬼門のメンバー構成、タルタロス編が何巻からなのか、アニメでは何話にあたるのか、そして編の顛末までをまとめて整理していきます。冥府の門のメンバーやEND正体の話まで、順番に見ていきましょう。

なお、九鬼門の名簿や決着の細部は資料によって受け止めが分かれる部分があります。そのあたりは断定せず、私なりに「作中ではこう描かれている」という形で丁寧にお伝えしていきますね。

記事のポイント

  • 闇ギルド「冥府の門(タルタロス)」がどんな組織なのか
  • 九鬼門のメンバーと頭目マルド・ギールの立ち位置
  • E.N.D.とナツ・ドラグニールの正体、タルタロス編は何巻からか
  • タルタロス編の顛末と、フェアリーテイルに残した爪痕

フェアリーテイルのタルタロスとは

まずは「タルタロス=冥府の門」がどんな存在なのか、基礎から押さえていきましょう。三大闇ギルドのひとつという位置づけ、九鬼門と呼ばれる悪魔たちの顔ぶれ、そして頭目マルド・ギールとE.N.D.の関係まで、全体像がつかめるように整理していきます。ここを理解しておくと、後半の顛末がぐっと読みやすくなるはずです。

FAIRY TAIL 1巻 書影
『FAIRY TAIL 1巻』書影 出典:Amazon

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冥府の門の基本情報

冥府の門(タルタロス)は、闇の勢力をまとめるバラム同盟に所属する三大闇ギルドのひとつです。作中で描かれる目的は、大陸から魔法を消し去る禁呪兵器「フェイス」を展開すること。ほかの闇ギルドが利益や快楽で動く描写があるなかで、タルタロスは「魔法そのものへの反逆」という、かなり思想的な動機を掲げているのが特徴だなと感じます。

組織を実際に束ねているのは、副官格であり九鬼門を統括する冥王マルド・ギール。そして名目上の頂点には「E.N.D.」と呼ばれる最強の悪魔が置かれています。まずは公式PVで、タルタロス編の空気感を映像でつかんでみてください。

補足

「バラム同盟」は、タルタロス・オラシオンセイス・グリモアハートといった大物闇ギルドの連合体として描かれます。タルタロスはそのなかでも、最後まで正体を隠していた最古参という立ち位置です。

九鬼門のメンバー

タルタロスの戦力の中核が、悪魔たちの精鋭部隊「九鬼門」です。その名の通り基本は9名編成とされますが、資料によってメンバーの数え方や異名の表記に多少の異同があります。ここでは断定を避けつつ、作中で語られる主な顔ぶれを一覧にまとめました。

キャラ 異名 能力の概要
キョウカ 隷星天 相手を強化する呪法を操る。九鬼門のリーダー格とする解説もあります
マルド・ギール 冥王 植物系の魔法を使い、ギルドの実質トップとして描かれます
シルバー 絶対零度 氷を操る滅悪魔導士。グレイとの関わりが語られます
ジャッカル 触れた物や相手を爆弾に変える呪法
フランマルス 堅牢 魂を奪い、自らの能力に変える呪法
セイラ 涼月天 死者すら操る「命令」の呪法
エゼル 童子切 体そのものを魔剣に変えて斬り裂く
トラフザー 海瞑 黒い水を生み出し、水中戦を展開する魚人型
キース 漆黒僧正 ネクロマンサー。全身を霧化して攻撃をすり抜けます
テンペスター 不死 擬音を現象化する呪法を持つとされます

この表を見ると、九鬼門という名前に対して顔ぶれが10名分挙がっていることに気づくと思います。これは、フランマルスやテンペスターの扱いなど、資料によって名簿の数え方に揺れがあるためです。ですので「九鬼門=この10人で固定」と断定するのではなく、9名編成を基本としつつ、細部は媒体によって多少異なる、という受け止めが誠実かなと思います。

頭目マルド・ギール

タルタロスを実際に動かしていたのが、冥王マルド・ギールです。名目上の頂点はE.N.D.ですが、ギルドの運営や九鬼門の統括といった「現場の指揮」を担っていたのは彼だと描かれます。

マルド・ギールと冥府の門の成り立ち

作中では、マルド・ギールが偶然「END」の書を発見し、そこからENDの意思を受け継ぐ形でギルド「冥府の門」を創設した、と説明されます。つまり、タルタロスという組織そのものが、ENDという存在を旗印に立ち上がったという構図ですね。

植物を思わせる魔法で戦うマルド・ギールは、フェイス発動のキーマンでもあり、編の終盤における最大級の壁として立ちはだかります。彼の目的と手段を押さえておくと、クライマックスの緊張感がより伝わってくるはずです。

E.N.D.とゼレフ書の悪魔

九鬼門をはじめとするタルタロスの悪魔たちは、「ゼレフの書」から生まれた悪魔(エーテリアス)として描かれます。そして、その頂点に立つ最強の悪魔が「E.N.D.」です。

E.N.D.の正体をめぐって

物語の核心に触れる部分ですが、この最強の悪魔ENDの正体は、黒魔導士ゼレフの弟であり、主人公であるナツ・ドラグニール自身だと明かされていきます。自分たちが崇めていた存在が、敵であるはずの主人公だった——というのは、フェアリーテイルという作品全体を揺るがす大きな仕掛けだなと思います。

このENDとナツの関係については、掘り下げると長くなるテーマなので、詳しくはナツ・ドラグニールの正体(E.N.D.)を掘り下げた解説記事もあわせて読んでみてください。タルタロス編の意味が、また違って見えてくると思います。

タルタロス編は何巻から?

「タルタロス編は何巻から読めばいいの?」という疑問は、まとめ読みしたい方にとって気になるところですよね。ここは幅を持たせてお伝えします。

タルタロス編は、単行本でいうとおおよそ40巻台〜46巻前後に該当します。ENDの正体(=ナツ)が判明するのが46巻前後、アニメでいうと260話あたりとする情報が複数の解説で概ね一致しています。ただし、正確な開始話数・終了話数については媒体によって数え方に幅があるため、ここでは「46巻前後」という目安としてお伝えしておきますね。

ポイント

正確な巻・話数を確定させたい場合は、単行本や公式サイトの話数リストで確認するのが確実です。まとめ読みなら、シルバーやグレイの因縁が動き出すあたりから追うと流れをつかみやすいですよ。

物語全体の流れをおさらいしたい方は、フェアリーテイルのあらすじと100年クエストまで解説した記事を先に読んでおくと、タルタロス編がシリーズのどのあたりに位置するのか把握しやすいと思います。

フェアリーテイルのタルタロス編の顛末を考察

ここからは、タルタロス編がどのように決着したのか、その顛末を追っていきます。ネタバレを含みますので、これから読む予定の方は注意してくださいね。開戦から評議会襲撃、フェアリーテイル側の激闘、そして編が残したものまで、順を追って見ていきましょう。

FAIRY TAIL 100年クエスト 21巻 書影
『FAIRY TAIL 100年クエスト 21巻』書影 出典:Amazon

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この先はタルタロス編の結末に触れます。展開を知りたくない方は、ここで読むのを止めておくことをおすすめします。

開戦と評議会襲撃

タルタロス編は、闇ギルド側からの一方的な奇襲で幕を開けます。魔導士たちを管理する評議会が狙われ、物語序盤から「今回の敵は本気で世界の仕組みそのものを壊しにきている」という緊張感が漂います。

禁呪兵器フェイスの発動を阻止すること。これがフェアリーテイル側にとっての最大の目標となり、そこへ向かって激しい攻防が積み重なっていきます。序盤から劣勢を強いられる展開が続くので、読んでいてかなりハラハラさせられる編だなと感じます。

フェアリーテイル側の激闘

タルタロス編の見どころは、なんといってもフェアリーテイルの面々が九鬼門を相手に総力戦を繰り広げるところです。ナツやグレイ、エルザ、ラクサスといった主要メンバーが、それぞれの相手と因縁のぶつかり合いを見せます。

因縁が交差する戦い

とくにグレイと、氷を操るシルバーの関わりは、この編の情感を象徴する部分として描かれます。個々の対戦カードが単なる力比べではなく、キャラクターの過去や覚悟と結びついているのが、タルタロス編の重厚さにつながっているなと思います。

作中では、九鬼門の悪魔たちが次々と打ち破られていく展開が描かれます。ただ、誰が誰をどう倒したかという細部は媒体によって描写の受け止めが分かれる部分もあるので、ここでは「壮絶な総力戦の末に決着していく」という大きな流れとしてお伝えしておきますね。

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個人的には、それぞれのキャラが「守りたいもの」を背負って戦っているのが伝わってきて、タルタロス編はフェアリーテイルらしさが凝縮された章だと感じています。

竜たちとの決着

タルタロス編のもうひとつの軸が、E.N.D.=ナツをめぐる因縁です。最強の悪魔とされる存在の正体が主人公自身であるという構図は、この編で一気に物語の核心へと踏み込んでいきます。

フェイスの発動阻止というクライマックスに向けて、マルド・ギールとの決戦が編全体の山場となります。悪魔たちの目的、ゼレフとの関係、そしてナツの出自——これらが交差することで、単なるギルド同士の戦いを超えたスケールの物語になっているのが印象的です。

編が残した爪痕とその後

激戦の末、九鬼門の構成員は全滅し、タルタロスは壊滅したとされます。フェイスの発動という最悪の事態は回避されますが、その代償は決して小さくありませんでした。

この戦いの疲弊が引き金となり、物語はやがてフェアリーテイルギルドが一時的に解散するという、シリーズでも屈指の重い展開へとつながっていきます。勝ったはずなのに、手放しでは喜べない——そんな余韻を残すのがタルタロス編の特徴だなと思います。だからこそ、その後の再結集の物語がより一層胸に響くんですよね。

補足

アニメ版では、タルタロス編は第2期の後半にあたる章として映像化されています。原作の激しいバトルがどう動くのか気になる方は、映像で追ってみるのもおすすめです。アニメ「FAIRY TAIL」はU-NEXTで見放題配信されている旨の情報があります(配信状況は変わることがあるため、視聴前に公式ページでのご確認をおすすめします)。

まとめ|フェアリーテイルのタルタロス

タルタロス編の顛末のほかにも、FAIRY TAILの気になるテーマはフェアリーテイルの考察まとめで一覧にしています。あわせてどうぞ。

ここまで、フェアリーテイルのタルタロス編について、冥府の門の基本情報から九鬼門のメンバー、E.N.D.とナツの正体、そして編の顛末までを整理してきました。

タルタロスは、魔法そのものの消滅を狙った思想的な闇ギルドであり、頭目マルド・ギールと九鬼門の悪魔たちが総力戦を仕掛けてきました。ENDの正体が主人公ナツだったという衝撃、そして勝利の代償としてのギルド解散——タルタロス編は、フェアリーテイルという物語の分岐点になった章だと言えると思います。

なお、九鬼門の名簿や巻・話数、決着の細部については資料によって受け止めが分かれる部分があります。正確な情報は公式サイトをご確認いただき、最終的な判断はご自身で確かめていただければと思います。

補足

ENDの正体が明かされる衝撃や、グレイとシルバーの因縁など、タルタロス編は「もう一度じっくり読み返したくなる」謎と結末が詰まった章です。原作でこの重厚な流れを味わうなら、コミックシーモアで『FAIRY TAIL』を読むをコミックシーモアで読み進めていくのがおすすめですよ。

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AJI

AJI /「マンガ愛読者の部屋」管理人 📖

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元漫画家アシスタント。作り手の視点も交えて、少年漫画から少女漫画まで幅広く読み解きます。

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