深い瑠璃色の瞳を持つ孤児の少女が、事故で亡くなった王女の身代わりとして大国へ嫁ぐ。『星降る王国のニナ』は、この一点から動き出す物語です。ただ読み進めるうちに引っかかってくるのが人の多さ。フォルトナ国には王子が二人、嫁ぎ先の大国ガルガダには王子が四人。侍女や従者まで加わると、誰がどちら側の人間なのか分からなくなる瞬間があります。
そこで当サイトでは、講談社の各巻公式あらすじとアニメ公式サイトの人物紹介をもとに、主要な11名の関係を一枚の図にまとめました。線の色さえ覚えてしまえば、あとは図を眺めるだけで「誰が誰にどんな感情を向けているのか」が追えます。声優も表にしてありますよ。
記事のポイント
- 主要11名の関係を一枚にまとめたオリジナル相関図
- 線の色でわかる恋愛・敵対・家族・協力の見分け方
- フォルトナ国と大国ガルガダ、二つの国の顔ぶれ
- アニメ版の声優と、公式が出している情報の範囲
まずは登場人物の早見表から。アニメ公式サイトのキャラクター紹介ページで確認できた10名に、物語の出発点であるアリシャ姫を加えた11名です。
| 名前 | 所属・立場 | CV | ニナとの関係 |
|---|---|---|---|
| ニナ | フォルトナ国の孤児 | 田中美海 | 本人。アズールに見出され、王女アリシャとして生きることになる |
| アズール | フォルトナ国第二王子 | 梅原裕一郎 | ニナを見出し、亡き王女の身代わりとして王女に仕立てた人物 |
| セト | 大国ガルガダ第一王子 | 内山昂輝 | ニナの嫁ぎ先の王子。「戦神」と称えられる |
| ムフルム | フォルトナ国第一王子 | 東山奈央 | アズールの腹違いの弟。フォルトナ王家の一員 |
| ダイタス | アズールの従者 | 冨沢竜也 | アズールに仕える立場から、ニナの周囲にも関わる |
| ヨル | ガルガダ第二王子 | 山下誠一郎 | 嫁ぎ先の王家の一員。継承順位の高いセトを敵視している |
| ビドー | ガルガダ第三王子 | 石川界人 | 嫁ぎ先の王家の一員。四王子で最年長の「好色王子」 |
| トート | ガルガダ第四王子 | 堀江瞬 | セトの動向を気にして、ニナに接近する |
| ヒカミ | フォルトナ国の侍女 | 斎賀みつき | 大上皇の命でニナのお付きとなり、ガルガダへ同行する |
| アン | バステア城の使用人 | 田澤茉純 | ニナと意気投合し、世話をするようになる新人 |
| アリシャ姫 | フォルトナの王女 | — | 事故で亡くなったとされる王女。ニナが身代わりを務めている当人 |
アリシャ姫のCV欄が空欄なのは、公式のキャラクター紹介ページに掲載がないためです。
星降る王国のニナの相関図|主要人物の関係を一枚で把握する
ここからは相関図を見ながら、関係を三つのかたまりに分けて追いかけます。まず線の意味、次にニナ・アズール・セトの三角関係、そしてフォルトナ国側の人々という順番。この前半では、物語の後半で起きる出来事には踏み込みません。

人物相関図(当サイト作成)
主要11名の関係を、当サイトで一枚にまとめた図がこちらです。
※タップすると拡大表示できます。星降る王国のニナ 人物相関図(当サイト作成。講談社・アニメ公式サイトの人物紹介と各巻の公式あらすじに基づく)
図は左右で大きく二つ、国ごとに分かれています。青い枠がフォルトナ国でアズール・ムフルム・ダイタス・ヒカミ、赤い枠が大国ガルガダでセト・ヨル・ビドー・トート・アン。そしてどちらの枠にも入らない中央に、ニナとアリシャ姫。ニナが二つの国のあいだに立たされているからで、この配置自体が物語の構図になっています。
公式が相関図を出していないかも探しましたが、アニメ公式サイトのCHARACTERページで確認できるのは一人ずつの紹介まで。関係を線でつないだ図は見当たらないため、上の図は当サイトで作成しました。
図の見方|線の色が示す関係の種類
線の色で関係の種類を分けています。全部で五色、合計十本。ここだけ先に覚えてしまってください。
ピンクの線が恋愛・パートナーで、二本あります。アズールとニナを結ぶ「王女に仕立てる・恋」、セトとニナを結ぶ「嫁ぎ先の王子・恋」。どちらも両方向の矢印です。ニナから伸びるピンクの線が二本あることが、この作品がずっと語られ続けている理由そのものですね。
赤い線は敵対で、アズールとセトのあいだの「ニナを巡り剣を抜く(6巻)」と、ヨルからセトへの「敵視」の二本。前者は出版社の公式あらすじにある出来事なので、巻数も添えました。
橙色の線は家族で、ムフルムとアズールを結ぶ「腹違いの兄弟」の一本だけ。緑の線は協力で三本あり、ダイタスからアズールへ「仕える」、ヒカミからニナへ「お付きの侍女」、アンからニナへ「世話係」となっています。
灰色の破線は、感情ではなく立場としての関わり。ニナからアリシャ姫への「身代わり」と、トートからニナへの「接近」の二本です。破線にしたのは、恋愛とも敵対とも言い切れない関係だから。
ニナ・アズール・セトの三角関係
中央のニナから、左上のアズールと右上のセトへピンクの線が伸びています。この二本が『星降る王国のニナ』の芯。片方は身代わりの人生を与えた張本人、もう片方は嫁ぎ先の王子です。三人の立ち位置を公式のキャラクター紹介に沿って見ていきましょう。
ニナ(CV:田中美海)

フォルトナ国で孤児として暮らしていた少女です。公式の紹介文が最初に触れているのが、深い瑠璃色の瞳。この色がアズールに見出されるきっかけとなり、亡き王女アリシャの身代わりとして生きることになりました。
性格は天真爛漫。ただし意志は強く、大胆な行動で周囲を驚かせると公式に書かれているとおり、流されるだけのお姫様ではありません。図の中央から下へ、灰色の破線でアリシャ姫と結ばれた「身代わり」というラベルが、彼女の立場のすべてです。なお、彼女自身の本名についてはアニメ公式サイトのキャラクター紹介ページに明記がなく、当サイトでは断定できる情報として扱っていません。
アズール(CV:梅原裕一郎)

フォルトナ国の第二王子。月のような灰金色の瞳という表現が公式の紹介文にあります。ニナを見出し、亡き王女アリシャの身代わりとして王女に仕立て上げた人物です。聡明かつ有能でありながら、何事にも冷めたところがあるという一文が添えられているのが彼らしいところ。
図の中では、いちばん多くの線が集まる位置にいます。ニナへのピンク、セトとの赤、ムフルムとの橙、ダイタスからの緑。国と物語の両方を動かす立場だからこその集中ぶりですね。
アズールとセトのどちらがニナと結ばれるのかは、読者のあいだで議論が続いています。論点は星降る王国のニナはどっちとくっつくのかを考察した記事にまとめました。
セト(CV:内山昂輝)

大国ガルガダの第一王子で、ニナの嫁ぎ先の王子です。血のような赤い瞳。若くして数々の武功を挙げ「戦神」と称えられる一方、冷酷な発言や振る舞いが畏怖の対象になっています。
公式紹介文でとくに印象に残るのが、「ニィナ」というオウムにしか心を許さない、という一文。人間には閉ざしている扉が、名前の似た小さな相手にだけ開いています。そこへニナが嫁いでくるわけです。
図では、セトを挟むように二本の赤い線が入ります。アズールとの「ニナを巡り剣を抜く(6巻)」と、弟ヨルからの「敵視」。味方の少ない位置にいることが線からも見て取れますね。生死をめぐる話題はセトは死亡するのかを検証した記事のほうで公式のあらすじを一つずつ確認しています。
フォルトナ国の人々
図の左側、青い枠の中がフォルトナ国です。アズール以外の三人は役割がはっきりしていて、覚えやすいですよ。
ムフルムとダイタス
ムフルム(CV:東山奈央)は、公式の紹介で「フォルトナ国第一王子」かつ「アズールの腹違いの弟」と書かれている人物です。病気がちで身体が弱く、才気溢れるアズールに複雑な思いを抱いている、と続きます。図で二人を結ぶ橙色の線が、この兄弟の関係。こじれを含みつつも家族であることに変わりはありません。
ダイタス(CV:冨沢竜也)は、アズールが幼い頃より仕えてきた従者。何事にも動じない冷静沈着な性格という紹介どおり、物語でも落ち着いた立ち位置です。図ではアズールへ緑の線で「仕える」とだけ書きました。
ヒカミとアリシャ姫
ヒカミ(CV:斎賀みつき)は、フォルトナ国の侍女。大上皇の命でニナのお付きとなり、ガルガダへ同行します。公式の紹介文にある表現はクールビューティ。図ではニナへ緑の線を引き、「お付きの侍女」というラベルを付けました。
ただし、この緑の線だけで彼女を理解すると足をすくわれます。出版社の公式あらすじによれば、7〜9巻にかけてヒカミによるセトの毒殺未遂事件が描かれ、その余波でニナが投獄される展開になります。図の線は物語の出発点の関係を表したもので、そこから先の変化までは描いていません。
アリシャ姫は、事故で亡くなったとされるフォルトナの王女。ニナが身代わりを務めている当人で、図の中央下に置きました。ニナから伸びる灰色の破線が、この作品の大前提です。なお、本物のアリシャ姫が再登場するという話は複数の考察サイトが取り上げていますが、公式の紹介文では確認できず、当サイトでは断定を避けています。
星降る王国のニナの登場人物一覧|ガルガダの四王子と声優
後半は、嫁ぎ先である大国ガルガダの顔ぶれとアニメ版の声優をまとめます。四人の王子は性格がはっきり分かれているので、名前と特徴が結びつけば図の右半分は一気に読めますよ。最後に、相関図を見たあとで気になってくる展開にも触れます。

ガルガダの四王子(セト・ヨル・ビドー・トート)
ガルガダの王子は四人。継承順に第一王子セト、第二王子ヨル、第三王子ビドー、第四王子トートで、公式のキャラクター紹介では四人まとめて「四王子」と呼ばれています。
ヨル(CV:山下誠一郎)は、自分こそ次期国王に相応しいと考える傲慢な野心家。継承順位の高いセトを敵視しており、図の赤い線はこの関係です。女性が苦手という一面も公式に書かれています。
ビドー(CV:石川界人)は第三王子でありながら、四王子の中では最年長という紹介がされています。「好色王子」と呼ばれる無類の女好きで、従者は全員が女性。継承順と年齢が一致しないところに、この王家の複雑さがのぞきます。
トート(CV:堀江瞬)は第四王子で、王位に興味がありません。ただしセトの動向を気にしてニナに接近すると公式紹介文に明記があり、四王子で最も謎が多いとも書かれています。図で灰色の破線にしたのは、恋愛とも敵対とも決めきれないからです。
四人を並べると、セトへの感情がそれぞれ違います。敵視するヨル、我関せずのビドー、探るように近づくトート。
アンとバステア城の人々
バステア城は、セトが統治する居城です。ニナが嫁ぎ先として最初に到着するのがこの城で、公式のあらすじによれば、そこで待っていたのはセトの冷たい対応。心細いニナの支えになるのが、アン(CV:田澤茉純)です。
アンはバステア城で働く新人の使用人。ニナと意気投合し、世話をするようになったと紹介されています。図では緑の線で「世話係」としました。フォルトナから同行したヒカミと、ガルガダで出会ったアン。ニナの左右に一人ずつ味方がいる構図です。
なお、ガルガダには「ノア王」という王の名前も物語中に登場します。ただし公式のキャラクター紹介ページに掲載がなく、役職や関係の詳細を確認できなかったため相関図には入れていません。公式の紹介が確認できた10名にアリシャ姫を加えた11名、というのが図の範囲です。
アニメ版の声優(キャスト)一覧
TVアニメ『星降る王国のニナ』は、2024年10月10日から12月26日まで全12話が放送されました。TOKYO MXでは木曜22時から、BS朝日やMBSなどでも順次放送。制作はシグナル・エムディ、監督は駒屋健一郎さん。主題歌は坂本真綾さんの「nina」と東山奈央さんの「星の伝言」でした。
以下はアニメ公式サイトのCHARACTERページに掲載されている10名です。
| 人物 | 声優 | 公式サイトの紹介 |
|---|---|---|
| ニナ | 田中美海 | フォルトナ国の孤児。深い瑠璃色の瞳。天真爛漫だが意志は強い |
| アズール | 梅原裕一郎 | フォルトナ国第二王子。月のような灰金色の瞳。聡明だが冷めている |
| セト | 内山昂輝 | 大国ガルガダの第一王子。血のような赤い瞳。「戦神」と称えられる |
| ムフルム | 東山奈央 | フォルトナ国第一王子。アズールの腹違いの弟。身体が弱い |
| ダイタス | 冨沢竜也 | アズールに幼い頃より仕える従者。冷静沈着 |
| ヨル | 山下誠一郎 | ガルガダ第二王子。傲慢な野心家でセトを敵視。女性が苦手 |
| ビドー | 石川界人 | ガルガダ第三王子。四王子中最年長の「好色王子」。従者は全て女性 |
| トート | 堀江瞬 | ガルガダ第四王子。王位に興味なし。四王子で最も謎が多い |
| ヒカミ | 斎賀みつき | フォルトナ国の侍女。ニナのお付きとしてガルガダへ同行 |
| アン | 田澤茉純 | バステア城の新人使用人。ニナと意気投合する |
第2期については、2026年9月時点で公式の発表を確認できていません。アニメ公式サイトのNEWSページを全件たどっても、続編の告知は見当たりませんでした。原作が続いている以上、可能性は残りますが、決まったかのようには書けません。アニメの内容や配信状況は、星降る王国のニナは完結してる?ネタバレと最新巻までの展開で本編の流れとあわせてまとめています。
ここから先は、相関図に描いた関係が物語の中でどう動くのかに触れます。原作の巻数を挙げて書きますので、まっさらな状態で読みたい方は次の見出しへ進んでくださいね。
相関図を読んだあとに気になる展開(ネタバレ注意)
図の線は、物語の出発点における関係です。実際には何度も引き直されますので、公式あらすじで確認できる範囲だけ並べてみましょう。
まず6巻。<獅子王の祭り>にてニナを巡ってアズールとセトが剣を抜いて戦い、その代償としてセトが投獄されます。図の赤い線に巻数を添えたのは、公式の紹介文に明記があるからです。続く7〜9巻では、侍女ヒカミによるセト毒殺未遂事件に絡んで今度はニナが投獄される展開へ。緑の線で結んだはずのヒカミが、物語を大きく揺らします。
そして18巻。ガルガダに駆けつけたニナはアズールと再会するものの、すでにその身体は獣の神に乗っ取られていたと公式の紹介文にあります。乗っ取られているのはアズールであってセトではない、という点は読み間違えやすいので念のため。19巻では思いがけずセトとの再会を果たす、と紹介されています。
図で関係をつかんだあとに紙で読み返したい方のために、現行の最新巻を置いておきます。
刊行状況も添えておきます。2026年9月時点で単行本は19巻まで。19巻は2026年7月13日に発売され、講談社の公式紹介文には累計440万部突破と記されています。連載はBE・LOVE誌上で続いており、完結していません。次巻の発売告知は講談社の19巻書誌ページを含め、現時点で確認できていません。
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星降る王国のニナは完結してる?ネタバレと最新巻までの展開
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星降る王国のニナの相関図に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 星降る王国のニナの登場人物は何人いますか?
A. アニメ公式サイトのキャラクター紹介ページに掲載されているのは10名です。当サイトの相関図では、物語の前提であるアリシャ姫を加えた11名を扱っています。ガルガダのノア王など名前だけ登場する人物もいますが、公式の紹介が確認できないため図には入れていません。
Q2. アズールとセトの声優は誰ですか?
A. アズールは梅原裕一郎さん、セトは内山昂輝さんです。どちらもアニメ公式サイトのCHARACTERページで確認できます。
Q3. ニナとアリシャ姫はどういう関係ですか?
A. アリシャ姫は事故で亡くなったとされるフォルトナの王女で、ニナはその身代わりとして王女に仕立てられた少女です。相関図では二人を灰色の破線で結びました。本物のアリシャ姫が再登場するという話も見かけますが、公式の紹介文では確認できていないため断定していません。
Q4. ガルガダの王子は何人いますか?
A. 四人です。第一王子セト、第二王子ヨル、第三王子ビドー、第四王子トートで、公式の紹介でも「四王子」と呼ばれます。なおビドーは第三王子ですが、四王子の中では最年長と紹介されています。
Q5. ニナの本名は何ですか?
A. アニメ公式サイトのキャラクター紹介ページには本名の明記がありません。特定の名前を挙げているまとめサイトもありますが、公式で裏が取れていない以上、当サイトでは事実として書かないことにしています。
まとめ|星降る王国のニナの相関図と登場人物
最後に要点を振り返ります。星降る王国のニナの相関図は、①フォルトナ国 ②大国ガルガダ ③そのあいだに立つニナという三つのかたまりで捉えると迷いません。中央のニナから左右へ伸びる二本のピンクの線と、アズールとセトを結ぶ赤い線。この三本を押さえれば、周囲の人物は自然に位置づきます。
登場人物は、公式サイトで紹介されている10名にアリシャ姫を加えた11名。フォルトナ側がアズール・ムフルム・ダイタス・ヒカミ、ガルガダ側がセト・ヨル・ビドー・トート・アンです。声優の表は、アニメを見返すときの手元資料にどうぞ。
書かなかったこともはっきりさせておきます。ニナの本名、本物のアリシャ姫の再登場、アニメ第2期。いずれも公式の記載を確認できず、この記事では断定していません。作品は2026年9月時点で19巻まで刊行され、連載は続いています。刊行状況や配信状況、キャンペーンの条件は変わりますので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
関係を頭に入れてから読み返すと、何気ない一コマの視線の意味が変わって見えてきますよ。
