1986年から40年近く続き、今なお第9部が連載中の『ジョジョの奇妙な冒険』。名前は知っているけれど、全部で何部あるのか、どんな話なのか、そして結局どこから読めばいいのか——ここでつまずいている方はきっと多いはずです。私自身、シリーズの長さに圧倒されて手が止まった経験があります。この記事では、ジョジョの各部のあらすじを簡単に整理しながら、読む順番やアニメを見る順番、各部の巻数まで、はじめての方にもわかりやすくまとめていきます。読み終わるころには、自分がどこから飛び込めばいいのかがはっきり見えているはずです。
記事のポイント
- 全9部それぞれのあらすじと主人公が一覧でわかる
- 各部の巻数と連載の流れをまるっとつかめる
- ジョジョをどこから読めばいいか迷わなくなる
- アニメがどこまで映像化されているか、見る方法もわかる
| 部 | タイトル | 主人公 | 巻数 |
|---|---|---|---|
| 第1部 | ファントムブラッド | ジョナサン・ジョースター | 全5巻 |
| 第2部 | 戦闘潮流 | ジョセフ・ジョースター | 全7巻 |
| 第3部 | スターダストクルセイダース | 空条承太郎 | 全17巻 |
| 第4部 | ダイヤモンドは砕けない | 東方仗助 | 全19巻 |
| 第5部 | 黄金の風 | ジョルノ・ジョバァーナ | 全17巻 |
| 第6部 | ストーンオーシャン | 空条徐倫 | 全17巻 |
| 第7部 | スティール・ボール・ラン | ジョニィ・ジョースター | 全24巻 |
| 第8部 | ジョジョリオン | 東方定助 | 全27巻 |
| 第9部 | The JOJOLands | ジョディオ・ジョースター | 既刊8巻(連載中) |
ジョジョの奇妙な冒険 あらすじを簡単に
まずはジョジョというシリーズがどういう成り立ちなのかを押さえたうえで、第1部から第9部までのあらすじを、それぞれ簡単に見ていきましょう。長大なシリーズですが、実は「一族の物語」という一本の軸が通っていて、そこをつかむと一気に見通しがよくなります。最後に各部の主人公と巻数の一覧も置いておきますね。

ジョジョとは?シリーズの基本
『ジョジョの奇妙な冒険』は、荒木飛呂彦さんが手がける長編漫画シリーズです。集英社の週刊少年ジャンプで1986年12月から連載がスタートし、第6部までを同誌で連載。その後はウルトラジャンプに舞台を移し、2005年ごろから第7部以降が続いています。
このシリーズ最大の特徴は、「ジョジョ」という愛称で呼ばれる主人公が、部ごとに代替わりしていくという点です。多くの主人公が「ジョースター家」の血を引いていて、名前をアルファベットにすると頭文字が「JOJO」になる——だから「ジョジョ」なんですね。世代を超えて受け継がれる因縁と、個性豊かな能力バトルが、シリーズを貫く魅力になっています。
第1部〜第3部のあらすじ
シリーズの原点となる第1部から、人気の高い第3部までを一気に見ていきましょう。ジョースター家とディオの因縁が生まれ、それが世代を超えて受け継がれていく流れがつかめます。
第1部 ファントムブラッド
19世紀末のイギリスが舞台です。ジョースター家の実子ジョナサン・ジョースターと、養子として引き取られたディオ・ブランドー。この二人の確執を軸に、「石仮面」と「波紋」をめぐる戦いが描かれます。シリーズすべての因縁がここから始まる、まさに原点となる部です。
第2部 戦闘潮流
ジョナサンの孫にあたるジョセフ・ジョースターが主人公。ナチスドイツが遺跡から発掘した「柱の男」と呼ばれる存在との戦いが軸になります。飄々としながらも機転で強敵に立ち向かうジョセフのキャラクターが魅力で、第1部とはまた違った爽快感がありますね。
第3部 スターダストクルセイダース
いよいよ「スタンド」能力が初登場する部です。空条承太郎たちが、復活した宿敵ディオを倒すためエジプトを目指す旅を描きます。多彩なスタンド使いとのバトルが連続する構成で、シリーズの中でも特に人気が高い部として紹介されることが多いのがこの第3部です。ジョジョといえばこの部を思い浮かべる人も少なくありません。
第4部〜第6部のあらすじ
続いて、日本の町を舞台にした第4部から、第6部までを見ていきます。バトルの舞台や雰囲気が部ごとにガラリと変わるのが、この中盤の面白さです。
第4部 ダイヤモンドは砕けない
架空の町・杜王町(もりおうちょう)を舞台に、東方仗助を中心とした物語が展開します。日常のなかに潜む猟奇的な事件と、それを追う若者たち。サスペンス・ホラー色の強い、日常+犯人探しという独特の空気感が持ち味です。私はこの町でのんびり暮らすような感覚も込みで好きな部ですね。
第5部 黄金の風
舞台はイタリア。裏社会のギャング組織「パッショーネ」に所属する青年ジョルノ・ジョバァーナが、組織のトップ=ボスを目指していく物語です。仲間との絆と、ギャングという世界ならではの緊張感が濃密に描かれます。
第6部 ストーンオーシャン
第3部の主人公・空条承太郎の娘、空条徐倫(くうじょう じょりーん)が主人公。刑務所(プリズン)を舞台に物語が進みます。シリーズで初めて女性が主人公を務める部としても知られていて、承太郎ファンにとっても見逃せない一編です。
第7部〜第9部のあらすじ
最後は、掲載誌がウルトラジャンプへ移ってからの第7部以降です。ここからは物語の世界そのものが仕切り直され、新しいジョースターたちの物語が始まります。
第7部 スティール・ボール・ラン
アメリカ大陸を横断する壮大なレース「スティール・ボール・ラン」を舞台にした物語で、主人公はジョニィ・ジョースター。ここまでの本編とは異なる世界線(パラレルワールド)で描かれており、ここから読み始めても入りやすい仕切り直しの一編として語られることが多いです。
第8部 ジョジョリオン
再び杜王町が舞台。記憶を失った主人公東方定助(ひがしかた じょうすけ)が、自分の正体を探っていくミステリー仕立ての物語です。全27巻で完結しており、腰を据えて長い物語を追いたい方にぴったりです。
第9部 The JOJOLands
ハワイを舞台にした最新作で、主人公はジョディオ・ジョースター。2023年からウルトラジャンプで連載が続いている、現在進行形のシリーズです。単行本は既刊8巻(2026年3月時点で確認できた最新巻)まで刊行されており、今後も巻数は増えていく見込みです。リアルタイムで追える楽しさがある部ですね。
各部の主人公と巻数一覧
ここまで見てきた各部の情報を、あらためて主人公と巻数の一覧で振り返っておきましょう。冒頭の表と同じ内容ですが、あらすじを読んだあとだと、それぞれの主人公の顔が浮かびやすくなっているはずです。
| 部 | 主人公 | 巻数 | 掲載誌 |
|---|---|---|---|
| 第1部 | ジョナサン・ジョースター | 全5巻 | 週刊少年ジャンプ |
| 第2部 | ジョセフ・ジョースター | 全7巻 | 週刊少年ジャンプ |
| 第3部 | 空条承太郎 | 全17巻 | 週刊少年ジャンプ |
| 第4部 | 東方仗助 | 全19巻 | 週刊少年ジャンプ |
| 第5部 | ジョルノ・ジョバァーナ | 全17巻 | 週刊少年ジャンプ |
| 第6部 | 空条徐倫 | 全17巻 | 週刊少年ジャンプ |
| 第7部 | ジョニィ・ジョースター | 全24巻 | ウルトラジャンプ |
| 第8部 | 東方定助 | 全27巻 | ウルトラジャンプ |
| 第9部 | ジョディオ・ジョースター | 既刊8巻(連載中) | ウルトラジャンプ |
第1部から第6部までは巻数が連続した通し番号でも刊行されているため、部の切れ目の巻数は資料によって多少表記が揺れることがあります。ここでは各部単位の巻数(5巻・7巻…)を目安として掲載しています。正確な巻数や最新の刊行状況は、公式サイトや電子書店でご確認くださいね。
ジョジョの読む順番とアニメ
あらすじがつかめたところで、いよいよ本題の「どこから読めばいいのか」に答えていきます。あわせて、アニメがどこまで映像化されているか、どうやって見られるか、そして漫画をお得に読む方法まで、はじめての方が迷いやすいポイントをまとめて解説していきますね。
読む順番は1部からが基本
結論から言うと、ジョジョを読む順番は第1部から順番に読むのが基本でありおすすめです。理由はシンプルで、第1部で生まれたジョースター家とディオの因縁が、第2部・第3部へと世代を超えて受け継がれていくからです。この縦のつながりこそがジョジョの醍醐味なので、最初から追った方が何倍も楽しめます。
刊行順(=第1部→第9部)と物語の時系列はほぼ一致しているので、「発売された順に読む」と考えれば迷うことはありません。まずは第1部『ファントムブラッド』から手に取ってみてください。
途中の部から読める?
「全部読むのは大変そう…」という方のために、途中から読めるかについても触れておきますね。
基本は1部からをおすすめしますが、比較的入りやすいとされるのが第3部『スターダストクルセイダース』と第7部『スティール・ボール・ラン』です。第3部は「スタンド」バトルが確立された部で、ジョジョらしさが一気に開花します。そして第7部は本編とは別の世界線(パラレルワールド)で仕切り直された物語なので、前の話を知らなくても入っていきやすい構成になっています。
ただし、途中から入ると前の部のキャラや因縁が分からず「もったいない」と感じることもあります。気に入ったら結局さかのぼって読みたくなるので、時間に余裕があるなら、やっぱり第1部から順番に読むのがいちばん満足度は高いかなと私は思います。
アニメは第6部まで映像化
ジョジョはテレビアニメも非常に評価が高いシリーズです。2026年7月時点で、テレビアニメ化されているのは第1部から第6部まで。制作はDavid Productionが手がけています。
| アニメ | 放送時期 |
|---|---|
| 第1部・第2部 | 2012年10月〜2013年4月 |
| 第3部(スターダストクルセイダース) | 2014年4月〜2015年6月 |
| 第4部(ダイヤモンドは砕けない) | 2016年4月〜12月 |
| 第5部(黄金の風) | 2018年10月〜2019年7月 |
| 第6部(ストーンオーシャン) | 2022年1月〜2023年4月 |
アニメを見る順番も、原作と同じく第1部から順番にで問題ありません。原作の流れに忠実に映像化されているので、アニメから入って、続きが気になったら原作漫画で第7部以降へ——という楽しみ方もおすすめですよ。第7部以降のアニメ化については、現時点で確定した情報は確認できていません。
アニメを見る方法(U-NEXT)
「まずはアニメから触れてみたい」という方に向けて、視聴方法を紹介します。ジョジョのアニメは配信サービスで見られるものがあり、その一つがU-NEXTです。
U-NEXTでは、第1部・第2部にあたる2012年放送のTVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』が配信されています。31日間の無料トライアルがあるので、まずはお試しでシリーズの入り口にあたる第1部・第2部から触れてみるのにぴったりです。
配信状況やラインナップは変更されることがあるので、最新の配信内容は各サービスの公式ページで確認してから登録してくださいね。
漫画をお得に読む方法
アニメで映像化されているのは第6部まで。第7部以降の物語や、原作ならではのじっくりした読み味を楽しみたいなら、やはり漫画を読むのが一番です。全部揃えると巻数はかなりのボリュームになりますが、電子書籍なら少しずつ気軽に読み進められます。
電子書籍サービスのコミックシーモアでは、ジョジョの各部が配信されていて、無料の試し読みから始められます。「まずは第1部のジョジョの奇妙な冒険がどんな雰囲気か確かめてみたい」という方でも、いきなり全巻買う必要はなく、気になる巻から少しずつ読み進められるのが電子書籍のいいところですね。
同じように長編シリーズのあらすじを整理した記事として、鬼滅の刃のあらすじをざっくり解説した記事や、ハンターハンターのあらすじを簡単に解説した記事もあわせてどうぞ。長い作品を読む前の地図として役立つはずです。
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まとめ:ジョジョのあらすじ
ジョジョの奇妙な冒険以外の人気漫画のあらすじ・全体の流れは、人気漫画あらすじまとめで作品ごとに一覧にしています。次に読む作品探しにどうぞ。
ここまで、ジョジョの各部のあらすじから読む順番、アニメの映像化状況まで簡単にまとめてきました。最後にポイントを振り返っておきましょう。
40年近く続く長大なシリーズですが、「一族の因縁が世代を超えて受け継がれる」という軸をつかめば、決して難しくありません。まずは第1部『ファントムブラッド』から、あるいはアニメから、あなたが入りやすいところで一歩踏み出してみてください。読み進めるほどに世界が広がっていく、その奇妙で熱い冒険を、ぜひ味わってほしいなと思います。
なお、各部の巻数や配信状況などの最新情報は変わることがあります。最終的な内容は公式サイトや書籍、各配信サービスの公式ページでご確認いただければと思います。