『HUNTER×HUNTER』のあらすじを、もう一度きちんと追いかけておきたい。そう思って検索したら、編がたくさんありすぎて「結局どこまで進んでいるの?」と迷ってしまう人は多いと思います。私も久しぶりに読み返すたびに、ハンター試験編から暗黒大陸編までの流れを頭の中で並べ直すのに苦労しています。
この記事では、ハンターハンターのあらすじを簡単に、それでいて主要編を全部つなげて振り返れるようにまとめました。ハンター試験編から始まり、幻影旅団との攻防、グリードアイランド、キメラアント、そして旧記事で抜けがちだった会長選挙編、さらに暗黒大陸編(王位継承戦)まで順番に整理していきます。あわせて、何巻まで出ているのか、連載再開の状況、完結しないと言われる理由、キャラごとの念能力、アニメがどこまで描かれたのかといった気になるポイントにも触れていきます。
読み終わるころには、複雑に見える物語がひと続きの旅として見えてくるはずです。それでは、冨樫義博先生が描く壮大な世界を一緒にたどっていきましょう。
記事のポイント
- ハンター試験編から暗黒大陸編までの流れを主要編ごとに把握できる
- 旧情報で抜けやすい会長選挙編の位置づけがわかる
- 何巻まで出ているか・連載再開など最新の刊行状況がわかる
- アニメ2011年版がどこまで描かれ、どこで観られるかがわかる
ジャンプできる目次📖
ハンターハンターのあらすじ|主要編ごとの物語の流れ
まずは前半として、作品の基本情報と、ハンター試験編から暗黒大陸編までの物語の流れを一気に見ていきます。『HUNTER×HUNTER』は編ごとに舞台も雰囲気もガラリと変わりますが、根っこにあるのは「ゴンが父ジンに会うための旅」という一本の軸です。この軸を意識しておくと、あらすじがぐっと追いやすくなります。ここでは各編を独立した話としてではなく、ひと続きの冒険として並べていきます。

『HUNTER×HUNTER』の基本情報
あらすじに入る前に、作品そのもののプロフィールを押さえておきましょう。長期にわたって描かれている作品なので、「今どういう状況なのか」を知っておくと、物語の重みも変わって感じられます。
書誌データ(冨樫義博・週刊少年ジャンプ・既刊39巻・連載中)
『HUNTER×HUNTER』は、冨樫義博先生による作品です。集英社の「週刊少年ジャンプ」で1998年に連載が始まり、少年漫画としては珍しいほど緻密な設定と心理戦で、長く支持され続けてきました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作者 | 冨樫義博 |
| 出版社 | 集英社(ジャンプコミックス) |
| 連載媒体 | 週刊少年ジャンプ(1998年連載開始) |
| 既刊 | 39巻(2026年7月3日発売) |
| 連載状況 | 連載中(不定期掲載) |
ここで気をつけたいのが連載状況です。長い休載を挟むことで知られていて、直近では第410話(2024年12月発売のジャンプ掲載)のあと、約1年半の休載を経て、第411話が2026年6月29日発売の「週刊少年ジャンプ」で掲載され、連載が再開しました。単行本は38巻が2024年9月、そして最新の39巻が2026年7月3日に発売されています。
つまり、『HUNTER×HUNTER』はまだ完結していません。「完結しない」と話題になりがちなのは、物語が壮大でまだ道半ばであり、掲載が不定期だからです。この記事のあらすじも、あくまで現時点で描かれているところまで、という前提で読んでいただければと思います。
あらすじ①:ハンター試験編〜ヨークシン(幻影旅団)編
ここからいよいよ物語本編です。すべては、くじら島に暮らす一人の少年が「父に会いたい」と願うところから始まります。以降はストーリーの核心(ネタバレ)に触れていきますので、まだ読んでいない方はご注意ください。
この先はハンター試験編から暗黒大陸編までのネタバレを含みます。展開を知りたくない方はここで読み進めるのをお控えください。
ハンター試験編
主人公はくじら島出身の少年、ゴン=フリークス。死んだと聞かされていた父ジンが、実は「ハンター」として生きていると知り、自分もハンターになるべく試験へと旅立ちます。ハンターとは、この世界で特別な資格を持つ人々のことで、それだけで大きな力と自由を手にできる存在です。
過酷なハンター試験の道中で、ゴンは生涯の仲間と出会います。一族を虐殺された過去を持つクラピカ、医者を志すレオリオ、そして暗殺一家に生まれた同い年の少年キルア=ゾルディック。性格も背景もバラバラな4人が、試験を通して深い絆で結ばれていきます。
試験終盤では、キルアが兄イルミの支配によって実家へ連れ戻されてしまい、ゴンたちがゾルディック家へ救出に向かう展開(ゾルディック家編)も描かれます。さらにその後、ゴンとキルアは天空闘技場という戦いの塔で修行し、この作品最大の見どころである「念(ねん)」――オーラを操る力――を習得します。ここで念を覚えることが、以降のすべての戦いの土台になります。
ヨークシン編(幻影旅団)
ヨークシン編は、クラピカの復讐が物語の中心に据えられる、シリーズでも屈指の緊張感を持つ章です。クラピカの一族クルタ族は、盗賊集団「幻影旅団」によって皆殺しにされました。その旅団が、大都市ヨークシンで開かれる巨大オークションに現れるという情報をつかみ、クラピカは復讐の機会をうかがいます。
オークションの品々を狙う旅団と、それを阻もうとする者たち。クラピカは念能力を駆使して旅団の首領クロロ=ルシルフルの捕縛にまで踏み込み、駆け引きは息もつかせぬ攻防へと発展します。少年漫画でありながら、まるで犯罪サスペンスのような重い空気が漂うのがこの編の魅力です。ゴンとキルアも旅団のメンバーと接触し、実力差の壁を痛いほど思い知らされます。
あらすじ②:グリードアイランド編〜キメラアント編
仲間との出会いと最初の試練を越えたゴンたちは、ここから父ジンの影を追う旅と、世界規模の脅威との戦いへと足を踏み入れていきます。物語のスケールが一段と大きくなる二つの編を見ていきましょう。
グリードアイランド編
グリードアイランドは、ゴンの父ジンが制作に関わったとされる、念で作られた特殊なゲームです。ゴンとキルアはこのゲームの中に入り込み、カードを集めながら能力を鍛え、父の手がかりを探します。
ここで登場するのが、二人の師匠となるビスケット=クルーガー。彼女の指導のもと、ゴンとキルアは念を実戦レベルまで磨き上げていきます。ゲームの強敵レイザーとの戦いを乗り越え、二人は大きく成長してゲームをクリアします。バトルと成長が丁寧に描かれ、次の壮絶な戦いへの助走となる編です。
キメラアント編
キメラアント編は、多くの読者が「シリーズ最高傑作」と口をそろえる章です。人類を脅かす新種の生物「キメラ=アント」が現れ、人を捕食して姿形や能力を取り込みながら、恐るべき速度で進化していきます。その頂点に立つのが、王メルエムです。
ゴンは仲間とともに討伐に加わりますが、護衛軍の一体ネフェルピトーとの戦いで、取り返しのつかない代償を払うことになります。怒りと引き換えに得た力が何を意味するのか――友情、憎しみ、生命の尊厳といったテーマが真正面から描かれ、読む人の胸に深く残ります。そして王メルエムと、ハンター協会会長ネテロの決戦が、この編のクライマックスを飾ります。
あらすじ③:会長選挙編〜暗黒大陸(王位継承)編
キメラアント編の激闘のあと、物語は組織の未来と、まだ見ぬ世界へと大きく舵を切ります。ここは以前のあらすじ解説で抜け落ちがちだったところなので、会長選挙編を独立させてきちんと押さえておきましょう。
会長選挙編(アルカ編)
キメラアント編での決戦を経て、ハンター協会は新たな会長を選ぶ必要に迫られます。そこで行われるのが、第13代会長を決める総選挙です。協会内の思惑が入り乱れる政治劇として展開し、これまでのバトル中心の流れとは一味違った駆け引きが楽しめます。
選挙の行方については、開票の結果パリストンが1位で当選し、その後まもなく辞任、2位だったチードル=ヨークシャーが新会長に就任した、という流れが広く語られています。ただ、この一連の経緯は受け止め方に幅がある部分もあるため、ここでは通説として紹介するにとどめておきます。気になる方はぜひ原作で確かめてみてください。
また、この編ではキルアの妹アルカをめぐる物語(アルカ編)も並行して描かれ、ゴンとジンがついに対面する場面も訪れます。長い旅の一つの到達点として、心に残る場面が続きます。
暗黒大陸編(王位継承戦)
選挙編のあと、物語は人類未踏の地「暗黒大陸」へと向かいます。舞台となるのは、カキン王国の巨大客船ブラックホエール号。ここで、14人の王子による過酷な「王位継承戦」が幕を開けます。
クラピカは交渉役としてこの継承戦に関わり、幻影旅団に奪われた一族の目「緋の目」の奪還を目指します。それぞれの王子が念による守護霊のような存在を持ち、船の中で生き残りをかけた駆け引きと戦いが繰り広げられます。並行して、暗黒大陸そのものへの本格的な調査も始まり、大陸由来の脅威「五大厄災」の存在が語られていきます。
この暗黒大陸編は現在も連載が続いている最新の章で、まだ完結していません。だからこそ、続きがどうなるのかを想像しながら読める、リアルタイムの面白さがあります。
ハンターハンターのあらすじ考察とアニメ・配信情報
ここからは後半として、ハンターハンターのあらすじをより深く楽しむための視点を紹介します。キャラクターと念能力の魅力、アニメ2011年版がどこまで描かれたか、そしてアニメや原作をお得に楽しむ方法まで、まとめて見ていきましょう。物語の骨格を押さえたあとにこうした情報を知っておくと、作品への理解がぐっと深まります。

主要登場人物と念能力の魅力
『HUNTER×HUNTER』の面白さを語るうえで欠かせないのが、キャラクターごとに個性が際立つ「念能力」の存在です。念には強化系・変化系・具現化系・放出系・操作系・特質系といった系統があり、生まれ持った性質によって得意な力が変わります。主要キャラの持ち味を簡単に整理してみました。
| キャラ | 立場 | 念系統の傾向 |
|---|---|---|
| ゴン=フリークス | 主人公 | 強化系 |
| キルア=ゾルディック | ゴンの親友 | 変化系(電気を操る) |
| クラピカ | クルタ族の生き残り | 具現化系(特質系との説もあり) |
| レオリオ=パラディナイト | 医者志望 | 放出系 |
まっすぐな心で強敵に立ち向かうゴン、クールに見えて仲間思いなキルア、復讐に燃えながらも仲間を大切にするクラピカ、そして人情味あふれるレオリオ。性格の違いがそのまま念能力の方向性に表れているのが、この作品の巧みなところです。クラピカの系統については、ソースによって具現化系と特質系で表記に幅があるため、あえて断定はしないでおきます。
アニメ(2011年版)はどこまで描かれたか
『HUNTER×HUNTER』のアニメは、これまでに2作品が制作されています。1作目は1999年から放送された旧アニメ、そして2作目が2011年から放送された新アニメです。今から通して観るなら、原作をより広くカバーしている2011年版が入り口としておすすめです。
2011年版は日本テレビ系列で2011年10月2日から2014年9月24日まで放送され、全148話が制作されました。制作はマッドハウス。ハンター試験編から始まり、ヨークシン編、グリードアイランド編、そしてキメラアント編、さらに会長選挙編(選挙・アルカ編)までがアニメ化されています。
言い換えると、アニメで描かれているのは会長選挙編までで、その先の暗黒大陸編(王位継承戦)は原作漫画で読む必要があります。アニメを観終えてから39巻の原作へ進むと、ちょうど続きから物語を追えるので流れがとてもスムーズです。
アニメをU-NEXTで見る方法
「まずはアニメから物語を体感したい」という方には、動画配信サービスのU-NEXTが便利です。アニメ2011年版(全148話)が見放題で配信されているので、ハンター試験編からじっくり追いかけられます。特定のサービスの独占ではなく複数の配信先で観られる作品ですが、無料トライアルを使えるU-NEXTは最初の一歩として選びやすい選択肢だと思います。
U-NEXTには31日間の無料トライアルがあり、期間内に解約すれば料金はかかりません。全148話をイッキ見して、そのまま原作の続きへ進む――そんな楽しみ方ができます。
アニメ「HUNTER×HUNTER」(2011年版)を今すぐ観るなら
U-NEXTの31日間無料トライアルでHUNTER×HUNTERを観る
※31日間無料トライアルあり。期間内の解約で料金はかかりません
配信のラインナップや見放題の対象は変更されることがあります。視聴前に最新の配信状況を公式サイトでご確認ください。
原作漫画を電子書籍でお得に読む方法
アニメの続き、つまり暗黒大陸編(王位継承戦)まで読みたくなったら、原作漫画が必要です。かさばらずにすぐ読める電子書籍なら、既刊39巻までを一気に楽しめます。
電子書籍で読むなら、私はコミックシーモアをおすすめしています。コミックシーモアで『HUNTER×HUNTER』を読むでは最新刊までそろっていて、新規登録で使えるクーポンを活用すればお得に読み始められます。念システムの伏線や、あらすじだけでは伝わらない駆け引きの妙は、やはり原作で味わうのが一番です。会長選挙編の政治劇の緊張感や、暗黒大陸編で語られる「五大厄災」の不穏さは、コマの間(ま)まで含めてじっくり読んでこそ楽しめます。
ハンターハンターのあらすじまとめ
ハンターハンター以外の人気漫画のあらすじ・全体の流れは、人気漫画あらすじまとめで作品ごとに一覧にしています。次に読む作品探しにどうぞ。
ハンターハンターの個別の謎やキャラクター考察は、ハンターハンター徹底考察まとめで一覧にしています。気になる謎からどうぞ。
ここまで、ハンターハンターのあらすじを主要編ごとに振り返ってきました。最後に全体の流れをおさらいしておきましょう。
- 物語の軸は「ゴンが父ジンに会うための旅」
- ハンター試験編→ヨークシン編(幻影旅団)→グリードアイランド編→キメラアント編と展開
- その後、会長選挙編(アルカ編)を経て、暗黒大陸編(王位継承戦)へ
- 作品は連載中で、まだ完結していない(既刊39巻/2026年7月3日発売)
- アニメ2011年版は会長選挙編まで、続きは原作漫画で
複雑に見える『HUNTER×HUNTER』ですが、こうして並べてみると、少年の成長と大きな謎へ向かう一本の冒険としてつながっているのがわかります。連載再開もあり、これから物語がどこへ向かうのか、ますます目が離せません。あらすじで流れをつかんだら、ぜひアニメや原作で、その熱量を体感してみてください。
なお、刊行状況や配信内容、細かな設定については変化することがあります。正確な情報は公式サイトをご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任でお願いします。この記事が、あなたが『HUNTER×HUNTER』の世界をもう一度楽しむきっかけになればうれしいです。