昭和11年、20歳のなつ美のもとへ帝国海軍中尉・瀧昌との縁談が舞い込む。そんな新婚夫婦の物語が、原作漫画と実写ドラマの両方で人気を集めています。
西香はち氏による「波うららかに、めおと日和」は、見合いから始まった夫婦が心を通わせていくラブコメディです。芳根京子さんと本田響矢さん主演のフジテレビ「木曜劇場」枠のドラマは、続編が2026年10月から放送中です。
原作は未完結のため、分かっている事実と考察を切り分けて書きます。
記事のポイント
- 原作は2022年連載開始で現在も未完結(既刊12巻)
- 昭和11年の帝国海軍軍人夫婦を描く見合い婚ラブコメディ
- 実写ドラマは芳根京子×本田響矢で2025年4〜6月に放送
- 続編ドラマは2026年10月から放送中。主題歌はDa-iCE「うららか」
波うららかに、めおと日和 ネタバレ|あらすじ
原作漫画の基本情報から確認します。原作は連載中のため、ここでは「どこまで分かっているか」を軸に整理します。

作品概要と連載状況
「波うららかに、めおと日和」は、西香はち氏が原作・作画を手がける漫画作品です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作者 | 西香はち(原作・作画) |
| 掲載誌 | コミックDAYS(講談社) |
| 連載開始 | 2022年10月14日〜(連載中) |
| 巻数 | 既刊12巻(連載中のため今後増えます) |
| 状況 | 未完結 |
作者と掲載媒体
本作は講談社のマンガアプリ・Webサービス「コミックDAYS」で連載されています。作者の西香はち氏が原作と作画の両方を担当しており、絵とストーリーが一貫した世界観で描かれているのが特徴です。
原作と作画を一人が兼ねる作品は、表情や間合いといった細やかな演出に作者の意図が反映されやすくなります。セリフより「空気」で見せる本作とは相性が良い形です。
連載開始からの歩み
連載がスタートしたのは2022年10月14日。以降コンスタントに巻を重ね、2026年10月14日に第12巻が発売されました。
長期連載として着実に読者層を広げ、後に実写ドラマ化されるほどの支持を得た作品です。連載媒体がWeb中心のため、スマートフォンで気軽に読み進められる点も、幅広い層に届いた理由のひとつと考えられます。
物語の舞台と設定
物語の背景となるのは、昭和11年(1936年)の日本です。時代の空気と登場人物の立場を知っておくと、夫婦の関係性がより立体的に見えてきます。
昭和11年という時代
舞台は昭和11年、帝国海軍の軍人夫婦の新婚生活です。原作は続刊で昭和12年へ進み、時代背景が物語に少しずつ影を落としていきます。
序盤は新婚夫婦の日常が主役ですが、夫が軍人であることや時代の空気が、後半に向けて存在感を増していきます。ほのぼのとしたラブコメの土台に、時代のうねりが静かに横たわっているのが本作の奥行きです。
見合い婚から始まる物語
本作の核にあるのは「見合い婚」という入り口です。互いをよく知らないまま夫婦になった二人が、少しずつ心を通わせていきます。その過程をやわらかな筆致で描くのが、本作の持ち味です。
恋愛感情が先にあるのではなく、結婚が先で愛情が後から育つ。この順序が、現代の恋愛ものとは異なる新鮮さを生んでいます。ぎこちない距離感が縮まっていく一つひとつの瞬間が、読者にとっての見どころです。
なつ美と瀧昌の夫婦生活
主人公は江端なつ美(結婚後の姓)と、その夫である江端瀧昌。この二人の関係が物語の中心です。純粋な妻と口下手な夫という組み合わせが、独特のあたたかさを生んでいます。
主人公・江端なつ美
なつ美は20歳で瀧昌との縁談を受け、結婚します。初夜の意味も分からないほど純粋な人物として描かれ、その素直さが物語の推進力になっています。
世間ずれしていないまっすぐな性格ゆえに、夫の不器用な態度を悪く受け取らず、素直に向き合おうとします。その姿が読者の共感を集めています。実写ドラマでは芳根京子さんが演じ、透明感のある存在感が原作のなつ美像とよく重なると評判になりました。
夫・江端瀧昌
瀧昌は帝国海軍の中尉。口下手で不器用な性格ながら、なつ美への思いやりを内に秘めた人物です。言葉が足りないゆえのすれ違いと、それでも通じ合っていく機微が読みどころです。
感情をうまく言葉にできない瀧昌が、行動や態度で少しずつ本心を伝えていく描写は、本作屈指のときめきポイントです。ドラマでは本田響矢さんが演じ、寡黙な軍人の内側にある優しさを繊細に表現しました。
原作の主な展開
ここからは原作で描かれてきた流れに触れていきます。作品全体のトーンの変化を知るうえで参考になる部分です。
公式あらすじの骨子
昭和11年、20歳のなつ美に帝国海軍中尉・瀧昌との縁談が舞い込み、二人は結婚します。純粋ななつ美と口下手な瀧昌が、新婚生活で少しずつ距離を縮めていく。これが公式に紹介されている物語の骨子です。
前半は、このすれ違いと歩み寄りをほのぼのとした空気で描きます。互いに遠慮しあい、どう接すればいいのか探りながら暮らす二人が、小さな出来事をきっかけに心をほどいていく。その積み重ねが物語の背骨です。
派手な事件よりも、日常のなかの気持ちの揺れを丁寧にすくい上げる作風が、多くの読者を惹きつけてきました。
昭和12年編での変化
連載が進んで昭和12年に入ると、スパイ疑惑や物価高といった戦時色のあるシリアスな要素が増えていくとの見方があります。ただし複数の考察サイトが指摘する傾向で、あくまで「そうした方向へ進んでいると考察されている」という受け止めです。
原作者の西香はち氏は第8巻について「自分の中でもひとつの区切りになっている感じはします。でも、物語はこれからも続きます」とコメントしています。物語がまだ途中であることが、作者の言葉からもうかがえます。
原作は完結してる?
結論から言えば、原作はまだ完結していません。
連載は現在も継続中
本作は2022年の連載開始以降、現在も連載が続いている未完結の作品です。物語の最終的な結末は、まだ誰にも分かりません。公式に描かれていない以上、この記事でも結末は断定しません。
波うららかに、めおと日和 ネタバレ考察|ドラマと作品情報
後半は、実写ドラマ版と原作の関係を整理します。ドラマ最終回は原作と同じではなく、続編は2026年10月から放送中です。

実写ドラマ版の概要
本作はフジテレビ系で実写ドラマ化され、大きな反響を呼びました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送枠 | フジテレビ系「木曜劇場」(木曜22時) |
| 放送期間 | 2025年4月24日〜6月26日 |
| 主演 | 芳根京子(江端なつ美役) |
| 共演 | 本田響矢(江端瀧昌役) |
| 主題歌 | BE:FIRST「夢中」 |
キャストと放送情報
ドラマは2025年4月24日から6月26日まで、フジテレビ系「木曜劇場」枠で放送されました。なつ美役を芳根京子さん、瀧昌役を本田響矢さんが務め、主題歌はBE:FIRSTの「夢中」が起用されました。
木曜22時の大人向けのドラマ枠で、昭和初期の情緒あふれる映像美と夫婦の心の機微を丁寧に描き、高く評価されました。
ドラマの評価
ドラマは第124回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀作品賞をはじめ5部門を受賞したと報じられています。夫婦の機微を丁寧に描いた作品として、視聴者からの支持を集めました。
ドラマ最終回と原作の違い
ドラマの最終回と原作は、同じではないと考えられています。
最終回で描かれた結末
ドラマ最終回は2025年6月26日に放送され、なつ美と瀧昌の絆が固まる幸福な結末として描かれました。
放送直後にはFOD限定で特別編「瀧昌の問題ありません!?編」が独占配信されました。本編で描かれなかった瀧昌の帰宅シーンを補完する内容で、二人のその後を見られるエピソードです。
最終回のオリジナル要素と原作者の言葉
最終回は原作の複数話を土台にしつつ、大幅にオリジナルの要素を加えた独自の結末だと考察されています。
たとえば活動弁士のキャラクターはドラマオリジナルとされています。原作者の西香はち氏も「ドラマ単体で面白いものに。エピソードのカットや順番の変更など、手を加えて構わない」という趣旨のコメントを寄せています。
つまりドラマの結末を、そのまま原作の結末とみなすことはできません。原作は連載中で、独自の道を進んでいると考えるのが自然でしょう。
続編ドラマのキャストと放送枠
続編の実写ドラマは、2026年10月から放送中です。
続編の放送枠と第1話のあらすじ
続編もフジテレビの「木曜劇場」枠で放送されています。舞台は前作の昭和11年から昭和12年へ移り、第1期から1年後の世界が描かれます。
原作でも昭和12年編はトーンが変わっていく時期で、第1期の甘酸っぱさがどう変化するかが見どころになりそうです。
放送に先立って、二人を大きく配したポスタービジュアルと、タイトルロゴのサイコロを夫婦で運ぶティザー映像が解禁されました。クランクインでは、江端家のセットに戻った芳根さんと本田さんの現場レポートも公開されています。
(出典: フジテレビ公式「ポスタービジュアル&ティザー映像初解禁」/同「芳根京子&本田響矢がクランクイン!」)
第1話は2026年10月15日に放送されました。結婚二年目を迎えたなつ美と瀧昌が、ちゃぶ台をはさんで穏やかな夕飯の時間を過ごす場面から始まります。
二人は、初めて手紙のやり取りをした一年前を思い出します。結婚間もない頃、素直になれない照れくささから“普段言えない想い”を手紙につづっていた、というあたたかな思い出です。
そのことがふとした拍子にこぼれ、自分の本音が知られていたと悟った瀧昌は大あわて。夕涼みに出かけた二人は、坂井嘉治(戸塚純貴さん)が営む甘味処にも顔を出します。
なお公式は一貫して「続編」と呼んでいて、「シーズン2」という言い方は使っていません。検索するときはどちらでも同じ作品にたどり着けます。

続投キャスト10名の一覧
主演の芳根京子さん(江端なつ美)と本田響矢さん(江端瀧昌)は、先に続投が発表されています。続く第二報で、主要キャスト10名の続投が明らかになりました。
つまり下の10名に主演2人は含まれません。
| 俳優 | 役名 |
|---|---|
| 小関裕太 | 深見龍之介(瀧昌の同僚の海軍軍人) |
| 小宮璃央 | 瀬田準太郎(なつ美の幼なじみ) |
| 咲妃みゆ | あき奈(なつ美の姉・関谷家の次女) |
| 小川彩(乃木坂46) | ふゆ子(なつ美の妹・関谷家の四女) |
| 戸塚純貴 | 坂井嘉治(瀧昌の幼少期からの友人・甘味処を営む) |
| 森カンナ | はる江(なつ美の姉・関谷家の長女) |
| 高橋努 | 関谷篤三(なつ美の父) |
| 紺野まひる | 関谷さつき(なつ美の母) |
| 生瀬勝久 | 活動弁士(ドラマオリジナルの案内役) |
| 和久井映見 | 柴原郁子(ドラマオリジナルのキャラクター) |
注意したいのは、生瀬勝久さんと和久井映見さんはドラマオリジナルのキャラクターですが、続編から新しく加わるわけではなく前作からの続投だという点です。
役名だけ見ると新キャラのように読めてしまうので、取り違えやすいところです。原作にいない人物が物語を回す役割を担うのは、このドラマの作りの特徴でもあります。
芙美子役は生田絵梨花さんに決定
前作で芙美子を演じた山本舞香さんは、出産にともなって続編への出演を辞退することが公式から発表されていました。後任は決まっていて、続編で芙美子を演じるのは生田絵梨花さんです。
前作を見ていた方ほど気になっていた交代ですが、公式発表で確定しています。(出典: フジテレビ公式「芳森芙美子役に関するお知らせ」/同「生田絵梨花が新キャストとして出演決定!」)
役名の表記にも注意が必要です。前作は芳森芙美子、続編では深見芙美子と紹介されています。瀧昌の同僚・深見龍之介(小関裕太さん)と夫婦になったためです。
芙美子は、名家で育った品格と教養を備え、タイピストとして活躍していた「モダンガール」と紹介されています。伯母が会長を務める海軍士官の妻たちの集まり「花筏の会」を通じてなつ美と出会い、いまでは互いに心を許し合う間柄です。
続編では江端夫婦と並んで、この“ふかふみ”夫婦の新婚生活も描かれるとされています。なつ美の相談相手が同じ新妻になったわけで、前作の友人関係とは少し違った距離感になりそうです。
続編の主題歌はDa-iCE「うららか」
続編の主題歌は、Da-iCEの書き下ろし新曲「うららか」です。作詞・作曲はDa-iCEのボーカル・花村想太さんとGENICの小池竜暉さん、編曲はha-jさんが担当しています。
前作の主題歌だったBE:FIRSTの「夢中」は、続編でも挿入歌として使われます。ティザー映像で流れたのは、「夢中」のインストゥルメンタル楽曲です。
原作のどこを描くのかは公式未発表
続編が原作の何巻あたりを描くのかは、公式から発表がありません。対応する巻数やエピソードも示されていません。
原作者の西香はち先生は、続編の脚本について、次のように語っています。「原作のエピソードをうまくドラマ用に再構築してあったり、前作で使われなかった原作のセリフをうまく持ってきてあったり」
原作は累計300万部を突破しています。ドラマから入った方が読み進める余地は十分に残っています。
何巻まで?どこで読める?
原作漫画は、紙の単行本でも電子書籍でも読めます。
現在の巻数
単行本は既刊12巻で、2026年10月14日に第12巻が発売されました。第12巻は、瀧昌の異動に伴い、広島・呉に向かう二人を描く巻です。
ドラマ第1期が描いた範囲の先まで、原作は進んでいます。ドラマから入った方が続きを知りたくなったときも、原作でその先を追えます。
ドラマから入って原作の続きが気になった方向けに、いま追いつくための12巻と、最初から読むための1巻を置いておきますね。
波うららかに、めおと日和(12)(モーニングKC)
瀧昌の異動に伴い、広島・呉に向かう二人を描く第12巻です。ドラマ第1期より先の原作を、ここまで紙で追えます。
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波うららかに、めおと日和(1)(モーニングKC)
見合いで結ばれたなつ美と瀧昌が、手探りで夫婦になっていく最初の巻です。ドラマの甘酸っぱさがどこから来ているのかは、この1冊を読むとよく分かります。
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電子書籍で読む
電子書籍なら、コミックシーモアで単行本版・分冊版の両方が配信されています。1巻から読めるので、まとめ読みにも向いています。作品ページはコミックシーモアの「波うららかに、めおと日和」作品ページから確認できます。
見合いから始まった純粋ななつ美と口下手な瀧昌が、すれ違いながら心を通わせていく過程は、やはり原作でじっくり味わうのが一番。昭和12年編でトーンが変化していく展開まで、自分のペースで追える電子書籍は相性が良い作品です。
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まとめ|波うららかに、めおと日和 ネタバレの要点
2026年秋にアニメ化・ドラマ化された作品の原作記事は2026年秋アニメ・ドラマ原作まとめで一覧にしています。
要点は次のとおりです。
- 原作は2022年連載開始で未完結、既刊12巻
- 昭和11年の帝国海軍軍人夫婦を描く見合い婚ラブコメディ
- ドラマは2025年4〜6月に芳根京子×本田響矢で放送、最終回は原作とは異なる独自の結末
- 続編ドラマは2026年10月から「木曜劇場」枠で放送中。主題歌はDa-iCE「うららか」。主要キャスト10名の続投が発表され、芙美子役は生田絵梨花さんに交代
原作は連載中のため結末はまだ描かれておらず、ドラマとは別の展開が進んでいます。ほのぼのとしたラブコメから昭和12年編のシリアスな変化まで、これから追いかけるのにちょうど良い作品です。

