講談社『デザート』の公式サイトにある『うるわしの宵の月』のページには、「デザートで連載中!」と書かれています。2026年7月28日に確認した時点の話です。それでも「もう止まっているのでは」と思っている読者は今も少なくありません。理由ははっきりしていて、この作品は過去に2回、連載を休んでいるからです。しかもその2回は、説明された理由がまったく違います。ここでは2回の休みをきちんと切り分けたうえで、単行本がどこまで出ているのか、そしてアニメと実写映画がどこまで進んだのかを、確認できた事実だけで並べていきます。
記事のポイント
- 2026年7月時点では休載しておらず連載が続いている
- 2023年と2025年の休みは説明された理由が別物
- 既刊は10巻・11巻の発売日はまだ未発表
- アニメ放送と実写映画公開までの流れ
うるわしの宵の月の休載理由と、2026年7月時点の連載状況
まずは現在どうなっているのかをはっきりさせます。そのうえで作品の基本情報、2回の休載それぞれの経緯、単行本の刊行状況という順に見ていきましょう。ここを押さえておけば、いま何を待てばいいのかが分かるはずです。

結論から言うと現在は連載中である
先に答えを書きます。2026年7月時点で『うるわしの宵の月』は休載しておらず、講談社『デザート』で連載が続いています。
根拠は二つ。ひとつは、デザートの公式作品ページに「連載中」と明記されていること。もうひとつが、デザート2026年7月号(2026年5月22日発売)に本作の掲載を確認できたことです。連載が止まったままなら、どちらの条件も成り立ちません。
ただし、デザートは毎月24日発売の月刊誌です。月刊誌である以上、直近の号で1回休みが入る可能性はいつでもあります。この記事で断言できるのは「2026年7月時点で確認できた範囲では連載中」というところまでで、最新号に載っているかどうかは、そのつど公式ページを見るのが確実でしょう。
うるわしの宵の月とはどんな作品か
休載の話に入る前に、作品そのものの位置づけを確認しておきます。少女漫画誌の看板作のひとつで、連載が長く続いているぶん、途中の休みが目立ちやすい作品でもあります。
作品の基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作者 | やまもり三香 |
| 掲載誌 | 講談社「デザート」(月刊・毎月24日発売) |
| 連載開始 | デザート2020年9月号(2020年7月21日発売) |
| 既刊 | 10巻(2026年7月時点) |
| 最新刊 | 10巻・2026年1月13日発売(第37〜40話収録) |
| 連載状況 | 連載中(2026年7月時点・デザート公式サイトの記載による) |
2020年の夏に始まって、2026年で6年目。月刊誌での連載としては、じっくり積み上げてきたタイプの作品です。
「幼馴染と美形の同級生」という物語の骨格
タイトルにある「宵」は、ヒロインの名前でもあります。2026年10月に公開される実写映画のキャスト発表で、滝口宵役に安斉星来さん、市村琥珀役に道枝駿佑さんが起用されたことが公表されました。つまりこの二人が、物語の中心に立つ人物です。
幼馴染として積み重ねてきた時間と、そこへ関わってくる美形の同級生。この距離感がゆっくり動いていくところが本作の軸で、月刊連載という遅いテンポと相性がいい作りになっています。裏を返すと、1回休みが入るだけで体感の待ち時間がぐっと伸びるということ。休載が話題になりやすいのは、この構造も関係しているはずです。
なお、詳しいあらすじや登場人物の関係については、デザートの公式作品ページに紹介があります。ここで私が細かい設定まで書き足すより、公式の紹介文を読んでもらったほうが正確です。
休載は2回あり、それぞれ理由が違う
ここが本題です。『うるわしの宵の月』の休載は、これまでに2回ありました。そしてこの2回を「体調不良で休んでいた」と一括りにしてしまうと、事実とずれます。片方は体調不良、もう片方は作者本人が体調不良を明確に否定しているからです。
連載が一度でも止まると、打ち切りではないかという声が出るのはどの作品でも同じですね。実際、すでにきれいに完結している作品にまで同じ噂が立つことがあって、Gメンの打ち切り説もその一例です。まずは、いつ・どういう説明があったのかを並べてみます。
| 時期 | 休んだ号 | 説明された理由 | 再開 |
|---|---|---|---|
| 2023年 | 2023年11月号の第28話以降 | 作者の体調不良 | 2024年4月号の第29話から |
| 2025年 | 2025年8月号の1回のみ | 体調不良ではなく「諸々の調整のため」と説明されたと伝えられている | 次の号から |
2023年の長期休載は作者の体調不良によるもの
1回目は、2023年9月22日発売の『デザート2023年11月号』に掲載された第28話が区切りでした。ここを最後に連載が止まり、再開したのは2024年2月26日発売の『デザート2024年4月号』に載った第29話から。およそ5か月の休みになります。
この休載の理由として伝えられているのが、作者・やまもり三香さんの体調不良です。ただし正直に書いておくと、私が確認できたのはまとめ記事などの二次情報までで、講談社や作者による発表の原文そのものには到達できていません。「体調不良と説明されたと伝えられている」という書き方にとどめておきます。
いずれにしても、5か月という長さは読者の記憶に残ります。休載という言葉がこの作品に強く結びついたのは、間違いなくこのときの出来事が起点でしょう。
2025年6月の1回休みは「調整のため」と説明された
2回目は2025年です。2025年6月24日発売の『デザート2025年8月号』分が休載となりました。ただし、こちらは2023年とはまったく事情が違います。
作者のやまもり三香さんは自身のX(@mika_yamamori)で、この休みが体調不良によるものではないこと、諸々の調整のためであること、そして次号からは掲載されることを説明したと伝えられています。つまり、心配するような話ではないと本人が先回りして伝えていたわけです。
この投稿についても、私が読めたのは引用の形で紹介しているまとめ記事までで、投稿そのものには行き着けていません。だから逐語での引用は避けます。ただ、伝えられている内容の方向ははっきりしていて、2025年の休みを「体調不良による休載」として扱うのは誤りです。休載という同じ言葉でも、中身は別物と考えてください。
そして実際、この1回休みのあと連載は続き、2026年1月には10巻が発売されています。「調整のため」という説明どおりに進んだと見ていいでしょう。
休載中に単行本はどこまで出たのか
刊行状況も見ておきます。2026年7月時点の既刊は10巻です。10巻は2026年1月13日に発売され、第37〜40話が収録されました。
気になるのは11巻ですよね。ここははっきり書いておきます。11巻の発売日は、2026年7月時点で発表されていません。発売時期を予想している個人サイトはありますが、それは公式の告知ではないので、この記事では日付を書きません。刊行ペースから逆算した数字を鵜呑みにして予定を空けるより、講談社やデザートの告知を待つほうが確実です。
連載が続いている以上、話数は積み上がっていきます。10巻が第40話までを収めているので、その先の話をいち早く読みたいなら、単行本を待つより本誌を追うことになります。
うるわしの宵の月の休載後に進んだアニメ化・実写化と、原作の読み方
ここからは、連載再開後に動いた話です。2026年に入ってからアニメが放送され、実写映画の公開も控えています。休んでいた期間の裏側で、作品としてはむしろ大きく前に進んでいました。あわせて、原作をどう追いかけるかも整理します。

2026年1月からTVアニメが放送された
TVアニメ『うるわしの宵の月』は、2026年1月11日から3月29日まで、毎週日曜16時30分から、TBS系全国28局ネットで放送されました。日曜の夕方という枠は、少女漫画原作としてはかなり目立つ時間帯です。
製作委員会に名を連ねているのは、TBS・DMM・講談社・グッドスマイルフィルムの4社。この体制はTVアニメ公式サイトで確認できます。公式Xは@uruwashi_animeで、放送当時の告知はこちらにまとまっています。
2023年の長期休載から数えると、そこから2年あまりでアニメ放送にたどり着いた計算になります。休んでいた期間の裏側で、映像化の準備が着々と進んでいたわけですね。放送に関する情報は、アニメ公式サイトの告知が一次の情報源になります。
2026年10月には実写映画が公開される
もうひとつの大きな動きが実写映画化です。公開は2026年10月23日の予定。市村琥珀役を道枝駿佑さん、滝口宵役を安斉星来さんが演じます。

製作はTBSスパークル、配給は東宝。作品情報は実写映画の公式サイトで公開されています。アニメと実写が同じ年に並ぶというのは、原作の勢いを考えればうなずける流れですね。
公開日や上映館、追加のキャスト情報は公式の発表が動くことがあります。予定を立てるなら、映画公式サイトで直前に確認しておくと安心でしょう。
実写版の雰囲気は、公開されている予告映像で確認できます。
最新刊のあとをどう追いかけるか
第41話以降を読みたい場合、方法はシンプルです。掲載誌である『デザート』を毎月チェックすること。発売は毎月24日なので、そこが更新のタイミングになります。
休載の有無も、結局はここで分かります。噂やまとめ記事より、本誌とデザートの公式作品ページを見るのが、いちばん早くて正確な確認方法です。1回休みが入っても、それが連載終了を意味するわけではないという点は、2025年の例が示してくれました。
単行本派なら11巻を待つことになりますが、前述のとおり発売日は未発表です。告知が出れば公式から発信されるので、そちらを追っておきましょう。
いま原作を読むなら
アニメと実写映画で作品を知って、原作にさかのぼりたくなった人も多いはずです。既刊10巻というのは、一気読みするにはちょうどいい分量。休載を挟みながら6年かけて積み上がった10冊を、まとめて追える立場はむしろ得だと思います。
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うるわしの宵の月の休載に関するよくある質問(FAQ)
Q1. うるわしの宵の月は今も休載しているのですか?
A. していません。2026年7月時点で、講談社「デザート」の公式作品ページには「連載中」と記載があり、デザート2026年7月号(2026年5月22日発売)への掲載も確認できています。ただし月刊誌なので、直近の号での掲載状況は公式ページで確認するのが確実です。
Q2. 休載の理由は作者の体調不良だったのですか?
A. 2023年9月から2024年2月までの長期休載については、体調不良と説明されたと伝えられています。一方、2025年6月24日発売号での1回休みは、作者本人が体調不良ではなく諸々の調整のためだと説明したと伝えられており、理由は別物です。2回をまとめて「体調不良による休載」と扱うのは正確ではありません。
Q3. 単行本は何巻まで出ていますか?11巻はいつ発売されますか?
A. 2026年7月時点の既刊は10巻です。10巻は2026年1月13日に発売され、第37〜40話が収録されました。11巻の発売日は現時点で発表されていないため、この記事では日付を書きません。告知は出版社の公式サイトで発表されます。
Q4. 休載の間にアニメや実写映画はどうなりましたか?
A. TVアニメが2026年1月11日から3月29日まで、毎週日曜16時30分にTBS系全国28局ネットで放送されました。製作委員会はTBS・DMM・講談社・グッドスマイルフィルムの4社です。さらに実写映画が2026年10月23日に公開予定で、道枝駿佑さんと安斉星来さんが主演、製作はTBSスパークル、配給は東宝となっています。
Q5. 原作はコミックシーモアで読めますか?
A. 2026年7月時点ではコミックシーモアで配信を確認しています。配信状況やクーポンの条件は時期によって変わる可能性があるので、読む前に公式サイト内で作品名を検索して確認してください。
まとめ:うるわしの宵の月の休載と現在地
ここまでの内容を短くまとめます。2026年7月時点で『うるわしの宵の月』は休載しておらず、講談社「デザート」で連載が続いています。休載は過去に2回ありましたが、2023年9月から2024年2月までの長期休載は体調不良と説明されたと伝えられている一方、2025年6月24日発売号での1回休みは作者本人が体調不良ではないと伝えたとされていて、二つは切り分けて考える必要があります。
既刊は10巻で、10巻の発売は2026年1月13日、第37〜40話が収録されました。11巻の発売日は未発表です。作品としては2026年1月にTVアニメが放送され、2026年10月23日には実写映画の公開も控えています。休載という言葉のイメージとは裏腹に、いまがいちばん動いている時期と言えるでしょう。
なお、掲載状況・刊行予定・公開情報はいずれも時点によって変わります。この記事は2026年7月時点で確認できた内容をもとにしていますので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。次の号でまた1回休みが入ることもあれば、11巻の告知が急に出ることもあります。そのときは、この記事も追記していきますね。