講談社『デザート』の公式サイトにある『うるわしの宵の月』のページには、「デザートで連載中!」と書かれています(2026年8月11日に確認)。それでも「もう止まっているのでは」と思っている読者は今も少なくありません。理由ははっきりしていて、この作品は過去に2回、連載を休んでいるからです。しかもその2回は、説明された理由がまったく違います。ここでは2回の休みをきちんと切り分けたうえで、単行本がどこまで出ているのか、そしてアニメと実写映画がどこまで進んだのかを、確認できた事実だけで並べていきます。
記事のポイント
- 公式の作品ページには連載中と書かれている
- ただし直近2号(9月号・10月号)の掲載作品一覧には名前がない
- 2023年と2025年の休みは説明された理由が別物
- 既刊は11巻で、11巻は2026年9月11日に発売された
- アニメ放送と実写映画公開までの流れ
うるわしの宵の月の休載理由と、いまの連載状況
まずは現在どうなっているのかをはっきりさせます。そのうえで作品の基本情報、2回の休載それぞれの経緯、単行本の刊行状況という順に見ていきましょう。ここを押さえておけば、いま何を待てばいいのかが分かるはずです。

結論から言うと現在は連載中である
先に答えを書きます。『うるわしの宵の月』は連載終了しておらず、講談社『デザート』の公式作品ページには「連載中」と書かれています(2026年8月11日に確認)。ただし後述するとおり、最新号の掲載作品一覧には本作の名前がありません。
根拠は二つ。ひとつは、デザートの公式作品ページに「連載中」と明記されていること。もうひとつが、デザート2026年7月号(2026年5月22日発売)に本作の掲載を確認できたことです。連載が止まったままなら、どちらの条件も成り立ちません。
ただし、デザートは毎月24日発売の月刊誌です。月刊誌である以上、直近の号で1回休みが入る可能性はいつでもあります。この記事で断言できるのは「デザート公式の作品ページに連載中と書かれている」というところまでで、各号に載っているかどうかは、そのつど公式ページを見るのが確実です。
そこで、実際にデザート公式サイトの各号ページにある「掲載作品」欄を順番に確認してみました(2026年8月11日に確認し、最新号ぶんを2026年8月25日に追加で確認しています)。
| 号 | 発売日 | 掲載作品欄に本作の記載 |
|---|---|---|
| 2026年6月号 | 2026年4月23日 | あり |
| 2026年7月号 | 2026年5月22日 | あり |
| 2026年8月号 | 2026年6月24日 | あり |
| 2026年9月号 | 2026年7月24日 | なし |
| 2026年10月号 | 2026年8月24日 | なし |
6月号から8月号までの3号には載っていて、9月号と10月号の2号続けて名前がない、という並びになりました。10月号は表紙&巻頭カラーが『むせるくらいの愛をあげる』、新連載『雲隠れロマンティック』が始まった号で、掲載作品として並んでいるのは13作。そのなかに本作はありません。
ここで気をつけたいのは、公式が「休載します」と告知したわけではないという点です。10月号の発売にあわせてデザート公式が出したお知らせは『恋せよまやかし天使ども』の休載についてのもので、本作についての言及はありませんでした。分かっているのは「掲載作品の一覧に名前が見当たらない」ということだけです。
とはいえ、2号続けて名前がないという事実は、1号だけのときより重く受け止めておいたほうがいいと思います。この作品は過去にも休みを挟んだあと何事もなく連載が続いていますし、公式の作品ページはいまも「連載中」のままです。次の号で戻ってくる可能性は十分にありますが、そこは公式ページで追いかけるのが確実でしょう。
うるわしの宵の月とはどんな作品か
休載の話に入る前に、作品そのものの位置づけを確認しておきます。少女漫画誌の看板作のひとつで、連載が長く続いているぶん、途中の休みが目立ちやすい作品でもあります。
作品の基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作者 | やまもり三香 |
| 掲載誌 | 講談社「デザート」(月刊・毎月24日発売) |
| 連載開始 | デザート2020年9月号(2020年7月21日発売) |
| 既刊 | 11巻 |
| 最新刊 | 11巻・2026年9月11日発売(176ページ・594円/『デザート』2026年3月号、4月号、6月号〜8月号掲載分) |
| 連載状況 | 連載中(デザート公式サイトの記載・2026年8月11日に確認) |
2020年の夏に始まって、2026年で6年目。月刊誌での連載としては、じっくり積み上げてきたタイプの作品です。
「幼馴染と美形の同級生」という物語の骨格
タイトルにある「宵」は、ヒロインの名前でもあります。実写映画のキャスト発表で、滝口宵役に安斉星来さん、市村琥珀役に道枝駿佑さんが起用されたことが公表されました(配役の全9人はうるわしの宵の月の実写映画キャスト|道枝駿佑ら配役と原作の違いにまとめています)。つまりこの二人が、物語の中心に立つ人物です。
幼馴染として積み重ねてきた時間と、そこへ関わってくる美形の同級生。この距離感がゆっくり動いていくところが本作の軸で、月刊連載という遅いテンポと相性がいい作りになっています。裏を返すと、1回休みが入るだけで体感の待ち時間がぐっと伸びるということ。休載が話題になりやすいのは、この構造も関係しているはずです。
なお、詳しいあらすじや登場人物の関係については、デザートの公式作品ページに紹介があります。ここで私が細かい設定まで書き足すより、公式の紹介文を読んでもらったほうが正確です。
休載は2回あり、それぞれ理由が違う
ここが本題です。『うるわしの宵の月』の休載は、これまでに2回ありました。そしてこの2回を「体調不良で休んでいた」と一括りにしてしまうと、事実とずれます。片方は体調不良、もう片方は作者本人が体調不良を明確に否定しているからです。
連載が一度でも止まると、打ち切りではないかという声が出るのはどの作品でも同じですね。実際、すでにきれいに完結している作品にまで同じ噂が立つことがあって、Gメンの打ち切り説もその一例です。まずは、いつ・どういう説明があったのかを並べてみます。
| 時期 | 休んだ号 | 説明された理由 | 再開 |
|---|---|---|---|
| 2023年 | 2023年11月号の第28話以降 | 作者の体調不良 | 2024年4月号の第29話から |
| 2025年 | 2025年8月号の1回のみ | 体調不良ではなく「諸々の調整のため」と説明されたと伝えられている | 次の号から |
2023年の長期休載は作者の体調不良によるもの
1回目は、2023年9月22日発売の『デザート2023年11月号』に掲載された第28話が区切りでした。ここを最後に連載が止まり、再開したのは2024年2月26日発売の『デザート2024年4月号』に載った第29話から。およそ5か月の休みになります。
この休載の理由として伝えられているのが、作者・やまもり三香さんの体調不良です。ただし正直に書いておくと、私が確認できたのはまとめ記事などの二次情報までで、講談社や作者による発表の原文そのものには到達できていません。「体調不良と説明されたと伝えられている」という書き方にとどめておきます。
いずれにしても、5か月という長さは読者の記憶に残ります。休載という言葉がこの作品に強く結びついたのは、間違いなくこのときの出来事が起点でしょう。
2025年の1回休みは「調整のため」と説明された
2回目は2025年です。2025年6月24日発売の『デザート2025年8月号』分が休載となりました。ただし、こちらは2023年とはまったく事情が違います。
作者のやまもり三香さんは自身のX(@mika_yamamori)で、この休みが体調不良によるものではないこと、諸々の調整のためであること、そして次号からは掲載されることを説明したと伝えられています。つまり、心配するような話ではないと本人が先回りして伝えていたわけです。
この投稿についても、私が読めたのは引用の形で紹介しているまとめ記事までで、投稿そのものには行き着けていません。だから逐語での引用は避けます。ただ、伝えられている内容の方向ははっきりしていて、2025年の休みを「体調不良による休載」として扱うのは誤りです。休載という同じ言葉でも、中身は別物と考えてください。
そして実際、この1回休みのあと連載は続き、2026年1月には10巻が発売されています。「調整のため」という説明どおりに進んだと見ていいでしょう。
休載中に単行本はどこまで出たのか
刊行状況も見ておきます。既刊は11巻です。10巻は2026年1月13日に発売されて第37〜40話を収録し、11巻は2026年9月11日に発売されました。11巻は176ページ・定価594円(本体540円)で、『デザート』2026年3月号、4月号、6月号〜8月号に載った分がまとまっています。
うるわしの宵の月 11(KC デザート)
いま紙で手に入る最新刊です。先輩の留学と、そこから二人がどうなるのかが動き出す巻で、連載がどこまで進んだのかを自分の目で確かめたい方はここが到達点になります。
楽天の参考価格 594円(KC デザート/176ページ/在庫あり)
その11巻は2026年9月11日に発売されました。10巻から約8か月ぶりの新刊です。講談社の内容紹介によると、先輩が家の事情で学校をやめて留学することになり、二人は別れることになる——という展開が収録されています。この先どうなるのかは本編に委ねられていますね。講談社の作品ページには12巻の告知はまだ出ていないので、次の巻を待つ段階です。
連載が続いている以上、話数は積み上がっていきます。11巻には『デザート』2026年8月号までに載った分が入っているので、その先の話をいち早く読みたいなら、単行本を待つより本誌を追うことになります。
うるわしの宵の月の休載後に進んだアニメ化・実写化と、原作の読み方
ここからは、連載再開後に動いた話です。2026年に入ってからアニメが放送され、実写映画の公開も控えています。休んでいた期間の裏側で、作品としてはむしろ大きく前に進んでいました。あわせて、原作をどう追いかけるかも整理します。

2026年にTVアニメが放送された
TVアニメ『うるわしの宵の月』は、2026年1月11日から3月29日まで、毎週日曜16時30分から、TBS系全国28局ネットで放送されました。日曜の夕方という枠は、少女漫画原作としてはかなり目立つ時間帯です。
製作委員会に名を連ねているのは、TBS・DMM・講談社・グッドスマイルフィルムの4社。この体制はTVアニメ公式サイトで確認できます。公式Xは@uruwashi_animeで、放送当時の告知はこちらにまとまっています。
2023年の長期休載から数えると、そこから2年あまりでアニメ放送にたどり着いた計算になります。休んでいた期間の裏側で、映像化の準備が着々と進んでいたわけですね。放送に関する情報は、アニメ公式サイトの告知が一次の情報源になります。
そのアニメが原作のどこまでを描いたのか、続きは何巻から読めばいいのかは、うるわしの宵の月のアニメは原作何巻まで?2期と配信も解説で公式の記述をもとに整理しています。
実写映画の公開も決まっている
もうひとつの大きな動きが実写映画化です。市村琥珀役を道枝駿佑さん、滝口宵役を安斉星来さんが演じます。公開時期も決まっていますが、日程は変わることがあるので、この記事には日付を書かず映画公式サイトで確認する形にしています。

監督は竹村謙太郎さん、脚本は徳永友一さん。主題歌はなにわ男子の「Moonlit」です。製作はTBSスパークル、配給は東宝。作品情報は実写映画の公式サイトで公開されています。アニメと実写が同じ年に並ぶというのは、原作の勢いを考えればうなずける流れですね。
公開日や上映館、追加のキャスト情報は公式の発表が動くことがあります。予定を立てるなら、映画公式サイトで直前に確認しておくと安心でしょう。
実写版の雰囲気は、公開されている予告映像で確認できます。
最新刊のあとをどう追いかけるか
第41話以降を読みたい場合、方法はシンプルです。掲載誌である『デザート』を毎月チェックすること。発売は毎月24日なので、そこが更新のタイミングになります。
休載の有無も、結局はここで分かります。噂やまとめ記事より、本誌とデザートの公式作品ページを見るのが、いちばん早くて正確な確認方法です。1回休みが入っても、それが連載終了を意味するわけではないという点は、2025年の例が示してくれました。
単行本派の方は、11巻がすでに出ているのでそこまで追いつけます。その次の巻がいつ出るかは講談社の作品ページで確認してください。
いま原作を読むなら
アニメと実写映画で作品を知って、原作にさかのぼりたくなった人も多いはずです。既刊11巻というのは、一気読みするにはちょうどいい分量。休載を挟みながら6年かけて積み上がった11冊を、まとめて追える立場はむしろ得だと思います。
どんな流れで11巻ぶんが進んできたのかを先に知っておきたい方は、うるわしの宵の月のネタバレ|あらすじと最新刊で訪れる最大の試練に講談社の内容紹介をもとにした巻ごとのまとめがあります。
電子で読むなら、コミックシーモアで配信中です(2026年8月11日に確認・10巻まで)。新規の無料会員登録でもらえる70%OFFクーポンは、1回・1冊までという使い方で、購入金額の上限はなく、有効期限は登録日を含む7日間です。まとめ買いを一気に安くするタイプではないので、いちばん読みたい1冊に狙いを定めて使うのが向いています。たとえば休載明けの展開が入っている巻に当てる、という使い方ですね。クーポンの条件は変わることがあるため、購入前に公式ページで確認してください。
紙で手元に置きたい方は、1巻をAmazonで確認できます。
-
-
夢見る男子は現実主義者は打ち切り?漫画版は全5巻で完結
夢見る男子は現実主義者 1巻(角川コミックス・エース) KADOKAWAの公式商品ページには、漫画版『夢見る男子は現実主義者』5巻の紹介文として「燃え尽きフツメン×ツンデレ美少女の両片思い完結巻」とい …
続きを見る
うるわしの宵の月の休載に関するよくある質問(FAQ)
Q1. うるわしの宵の月は今も休載しているのですか?
A. 連載終了はしていません。2026年8月11日に確認した時点で、講談社「デザート」の公式作品ページには「連載中」と記載があります。ただし最新号(2026年9月号)の掲載作品一覧には本作の名前がなく、その前の3号(6月号・7月号・8月号)には記載がありました。公式が休載を告知しているわけではないので、直近の掲載状況は公式ページで確認するのが確実です。
Q2. 休載の理由は作者の体調不良だったのですか?
A. 2023年9月から2024年2月までの長期休載については、体調不良と説明されたと伝えられています。一方、2025年6月24日発売号での1回休みは、作者本人が体調不良ではなく諸々の調整のためだと説明したと伝えられており、理由は別物です。2回をまとめて「体調不良による休載」と扱うのは正確ではありません。
Q3. 単行本は何巻まで出ていますか?11巻はいつ発売されますか?
A. 既刊は11巻です。10巻は2026年1月13日に発売されて第37〜40話を収録し、11巻は2026年9月11日に発売されました(176ページ・594円)。12巻の告知はまだ出ていないので、次の巻の予定は講談社の作品ページで確認してください。
Q4. 休載の間にアニメや実写映画はどうなりましたか?
A. TVアニメが2026年1月11日から3月29日まで、毎週日曜16時30分にTBS系全国28局ネットで放送されました。製作委員会はTBS・DMM・講談社・グッドスマイルフィルムの4社です。さらに実写映画の公開も決まっており、道枝駿佑さんと安斉星来さんが主演、製作はTBSスパークル、配給は東宝です。公開日は変わることがあるので、映画公式サイトで確認してください。
Q5. 原作はコミックシーモアで読めますか?
A. 2026年8月11日に確認した時点ではコミックシーモアで配信を確認しています。配信状況やクーポンの条件は時期によって変わる可能性があるので、読む前に公式サイト内で作品名を検索して確認してください。
まとめ:うるわしの宵の月の休載と現在地
ここまでの内容を短くまとめます。『うるわしの宵の月』は連載終了しておらず、講談社「デザート」の公式作品ページには「連載中」と書かれています(2026年8月11日に確認)。ただし最新号の掲載作品一覧には名前がなく、その前の3号には記載がありました。休載は過去に2回ありましたが、2023年9月から2024年2月までの長期休載は体調不良と説明されたと伝えられている一方、2025年6月24日発売号での1回休みは作者本人が体調不良ではないと伝えたとされていて、二つは切り分けて考える必要があります。
既刊は11巻です。10巻の発売は2026年1月13日で第37〜40話が収録され、11巻は2026年9月11日に発売されました。作品としては2026年1月にTVアニメが放送され、実写映画の公開も決まっています。休載という言葉のイメージとは裏腹に、いまがいちばん動いている時期と言えるでしょう。
なお、掲載状況・刊行予定・公開情報はいずれも時点によって変わります。いま連載が続いているか、次の巻がいつ出るかは、掲載誌「デザート」の公式サイトと講談社の作品ページで直接確かめるのが確実です。次の号でまた1回休みが入ることもあれば、11巻の告知が急に出ることもあります。そのときは、この記事も追記していきますね。