『うるわしの宵の月』の本編は、2026年10月発売のデザート12月号で最終回を迎えました。
この作品は、過去に2回連載を休んでいます。しかもその2回は、説明された理由がまったく違います。
記事のポイント
- 本編は、2026年10月発売のデザート12月号で最終回を迎えた
- 実写映画は2026年10月に公開された
- 9月号・10月号の掲載作品一覧には名前がなく、11月号で表紙&巻頭カラーとして掲載が再開した
- 2023年と2025年の休みは説明された理由が別物
- 既刊は11巻で、11巻は2026年9月11日に発売された
- アニメ放送と実写映画公開までの流れ
うるわしの宵の月の休載理由と、いまの連載状況

本編はデザート12月号で最終回を迎えた
『うるわしの宵の月』の本編は、2026年10月発売のデザート12月号で最終回を迎えました。
12月号では巻頭カラーで掲載されました。表紙には、実写映画で市村琥珀を演じる道枝駿佑さんが登場しています。
その前の9月号と10月号は掲載作品一覧に名前がありませんでしたが、11月号で掲載が再開しました。作品の紹介と最新号の案内は、デザートの公式作品ページにあります。
デザート公式サイトの各号ページで、本作の記載を号ごとに並べると次のとおりです(2026年10月に確認)。「掲載作品」欄と、表紙&巻頭カラーの作品の欄が対象です。
| 号 | 発売日 | 掲載作品欄に本作の記載 |
|---|---|---|
| 2026年6月号 | 2026年4月23日 | あり |
| 2026年7月号 | 2026年5月22日 | あり |
| 2026年8月号 | 2026年6月24日 | あり |
| 2026年9月号 | 2026年7月24日 | なし |
| 2026年10月号 | 2026年8月24日 | なし |
| 2026年11月号 | 2026年9月24日 | あり(表紙&巻頭カラー) |
6月号から8月号までの3号には載っていて、9月号と10月号の2号続けて名前がありませんでした。そして11月号で、表紙&巻頭カラーとして戻ってきました。
10月号は、表紙&巻頭カラーが『むせるくらいの愛をあげる』の号です。新連載『雲隠れロマンティック』も始まりました。掲載作品として並んでいるのは13作で、そのなかに本作はありません。
ここで気をつけたいのは、公式が「休載します」と告知したわけではないという点です。
10月号の発売にあわせてデザート公式が出したお知らせは、『恋せよまやかし天使ども』の休載についてのものでした。本作についての言及はありませんでした。
11月号には、実写映画の撮影レポ漫画も載っています。主演の道枝駿佑さんとヒロインの安斉星来さんのインタビュー&ピンナップ(紙版のみ)もあります。
うるわしの宵の月とはどんな作品か
少女漫画誌の看板作のひとつで、連載が長く続いているぶん、途中の休みが目立ちやすい作品でもあります。
作品の基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作者 | やまもり三香 |
| 掲載誌 | 講談社「デザート」(月刊) |
| 連載開始 | デザート2020年9月号(2020年7月21日発売) |
| 既刊 | 11巻 |
| 最新刊 | 11巻・2026年9月11日発売(176ページ・594円/『デザート』2026年3月号、4月号、6月号〜8月号掲載分) |
| 連載状況 | 2026年10月発売の12月号で本編が最終回 |
2020年の夏に始まり、2026年10月に本編の最終回を迎えました。月刊誌での連載として、じっくり積み上げてきたタイプの作品です。
「王子」と呼ばれる二人が出会う物語の骨格
タイトルにある「宵」は、ヒロインの名前でもあります。実写映画のキャスト発表では、滝口宵役に安斉星来さん、市村琥珀役に道枝駿佑さんの起用が公表されました。
配役の全9人はうるわしの宵の月の実写映画キャスト|道枝駿佑ら配役と原作の違いにまとめています。つまりこの二人が、物語の中心に立つ人物です。
「王子」と呼ばれる女子・宵が、同じく「王子」と呼ばれる一つ上の先輩・市村琥珀と出会い、二人は急接近していきます。この距離感がゆっくり動いていくところが本作の軸で、月刊連載という遅いテンポと相性がいい作りになっています。
裏を返すと、1回休みが入るだけで体感の待ち時間がぐっと伸びるということ。休載が話題になりやすいのは、この構造も関係しているはずです。
なお、詳しいあらすじや登場人物の関係については、デザートの公式作品ページに紹介があります。
休載は2回あり、それぞれ理由が違う
ここが本題です。『うるわしの宵の月』の休載は、これまでに2回ありました。そしてこの2回を「体調不良で休んでいた」と一括りにしてしまうと、事実とずれます。片方は体調不良、もう片方は作者本人が体調不良を明確に否定しているからです。
連載が一度でも止まると、打ち切りではないかという声が出るのはどの作品でも同じですね。実際、すでにきれいに完結している作品にまで同じ噂が立つことがあって、Gメンの打ち切り説もその一例です。
| 時期 | 休んだ号 | 説明された理由 | 再開 |
|---|---|---|---|
| 2023年 | 2023年11月号の第28話以降 | 作者の体調不良 | 2024年4月号の第29話から |
| 2025年 | 2025年8月号の1回のみ | 体調不良ではなく「諸々の調整のため」と説明されたと伝えられている | 次の号から |
2023年の長期休載は作者の体調不良によるもの
1回目は、2023年9月22日発売の『デザート2023年11月号』に掲載された第28話が区切りでした。
ここを最後に連載が止まり、再開したのは2024年2月26日発売の『デザート2024年4月号』に載った第29話から。およそ5か月の休みになります。
この休載の理由として伝えられているのが、作者・やまもり三香さんの体調不良です。
いずれにしても、5か月という長さは読者の記憶に残ります。休載という言葉がこの作品に強く結びついたのは、間違いなくこのときの出来事が起点でしょう。
2025年の1回休みは「調整のため」と説明された
2回目は2025年です。2025年6月24日発売の『デザート2025年8月号』分が休載となりました。ただし、こちらは2023年とはまったく事情が違います。
作者のやまもり三香さんは自身のX(@mika_yamamori)で、次のことを説明したと伝えられています。
- この休みが体調不良によるものではないこと
- 諸々の調整のためであること
- 次号からは掲載されること
つまり、心配するような話ではないと本人が先回りして伝えていたわけです。
ただ、伝えられている内容の方向ははっきりしていて、2025年の休みを「体調不良による休載」として扱うのは誤りです。休載という同じ言葉でも、中身は別物と考えてください。
そして実際、この1回休みのあと連載は続き、2026年1月には10巻が発売されています。「調整のため」という説明どおりに進んだと見ていいでしょう。
休載中に単行本はどこまで出たのか
既刊は11巻です。10巻は2026年1月13日に発売されて第37〜40話を収録し、11巻は2026年9月11日に発売されました。
11巻は176ページ・定価594円(本体540円)です。『デザート』2026年3月号、4月号、6月号〜8月号に載った分がまとまっています。
うるわしの宵の月 11(KC デザート)
2026年9月発売の11巻。先輩の留学と、そこから二人がどうなるのかが動き出す巻で、単行本で読めるのはここまでです。
楽天の参考価格 594円(KC デザート/176ページ/在庫あり)
10巻から約8か月ぶりの新刊です。先輩が家の事情で学校をやめて留学することになり、二人は別れることになる——そんな展開が収録されています。
講談社の作品ページには12巻の告知はまだ出ていないので、次の巻を待つ段階です。
11巻には『デザート』2026年8月号までに載った分が入っています。その先から本編の最終回までの話は、まだ単行本になっていません。
うるわしの宵の月の休載後に進んだアニメ化・実写化と、原作の読み方
2026年に入ってからアニメが放送され、10月には実写映画も公開されました。休んでいた期間の裏側で、作品としてはむしろ大きく前に進んでいました。

2026年にTVアニメが放送された
TVアニメ『うるわしの宵の月』は、2026年1月11日から3月29日まで放送されました。毎週日曜16時30分から、TBS系全国28局ネットでの放送です。日曜の夕方という枠は、少女漫画原作としてはかなり目立つ時間帯です。
製作委員会に名を連ねているのは、TBS・DMM・講談社・グッドスマイルフィルムの4社。この体制はTVアニメ公式サイトで確認できます。公式Xは@uruwashi_animeで、放送当時の告知はこちらにまとまっています。
2023年の長期休載から数えると、そこから2年あまりでアニメ放送にたどり着いた計算になります。
そのアニメが原作のどこまでを描いたのか、続きは何巻から読めばいいのかは、うるわしの宵の月のアニメは原作何巻まで?2期と配信も解説で公式の記述をもとに整理しています。
実写映画も公開された
もうひとつの大きな動きが実写映画化で、2026年10月に公開されました。市村琥珀役を道枝駿佑さん、滝口宵役を安斉星来さんが演じています。上映している劇場は、映画公式サイトの劇場情報で確かめられます。

監督は竹村謙太郎さん、脚本は徳永友一さん。主題歌はなにわ男子の「Moonlit」です。製作はTBSスパークル、配給は東宝。作品情報は実写映画の公式サイトで公開されています。
アニメと実写が同じ年に並ぶというのは、原作の勢いを考えればうなずける流れですね。
実写版の雰囲気は、公開されている予告映像で確認できます。
最新刊のあとをどう追いかけるか
11巻の先の話は、掲載誌の『デザート』に載っています。本編の最終回は、2026年10月発売の12月号に載りました。
単行本などの新しい告知は、本誌とデザートの公式作品ページで確かめるのが、いちばん早くて正確です。
1回休みが入っても、それが連載終了を意味するわけではないという点は、2025年の例が示してくれました。
単行本派の方は、11巻がすでに出ているのでそこまで追いつけます。その次の巻がいつ出るかは講談社の作品ページで確認してください。
いま原作を読むなら
アニメと実写映画で作品を知って、原作にさかのぼりたくなった人も多いはずです。既刊11巻というのは、一気読みするにはちょうどいい分量。休載を挟みながら6年かけて積み上がった11冊を、まとめて追える立場はむしろ得だと思います。
11巻までの流れを巻ごとに知りたい方は、うるわしの宵の月のネタバレ|あらすじと最新刊で訪れる最大の試練にまとめがあります。
電子で読むなら、コミックシーモアで配信中です(2026年8月11日に確認・10巻まで)。
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まとめ買いを一気に安くするタイプではないので、いちばん読みたい1冊に狙いを定めて使うのが向いています。たとえば休載明けの展開が入っている巻に当てる、という使い方ですね。
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うるわしの宵の月の休載に関するよくある質問(FAQ)
Q1. うるわしの宵の月は完結しましたか?
A. 本編は、2026年10月発売のデザート12月号で最終回を迎えました。その前の2026年11月号(2026年9月24日発売)では、表紙&巻頭カラーで掲載されました。
9月号と10月号の掲載作品一覧には名前がありませんでしたが、公式が休載を告知していたわけではありません。
単行本は11巻まで出ていて、12巻の告知はまだありません。
Q2. 休載の理由は作者の体調不良だったのですか?
A. 2023年9月から2024年2月までの長期休載については、体調不良と説明されたと伝えられています。
一方、2025年6月24日発売号での1回休みは、理由が別物です。作者本人が、体調不良ではなく諸々の調整のためだと説明したと伝えられています。2回をまとめて「体調不良による休載」と扱うのは正確ではありません。
Q3. 単行本は何巻まで出ていますか?
A. 既刊は11巻です。10巻は2026年1月13日に発売され、第37〜40話を収録しています。11巻は2026年9月11日に発売されました(176ページ・594円)。
12巻の告知はまだ出ていないので、次の巻の予定は講談社の作品ページで確認してください。
Q4. 休載の間にアニメや実写映画はどうなりましたか?
A. TVアニメが2026年1月11日から3月29日まで、毎週日曜16時30分にTBS系全国28局ネットで放送されました。製作委員会はTBS・DMM・講談社・グッドスマイルフィルムの4社です。
さらに実写映画が2026年10月に公開されました。道枝駿佑さんと安斉星来さんが主演で、製作はTBSスパークル、配給は東宝です。上映している劇場は、映画公式サイトで確かめられます。
Q5. 原作はコミックシーモアで読めますか?
A. 2026年8月11日に確認した時点ではコミックシーモアで配信を確認しています。
まとめ:うるわしの宵の月の休載と現在地
『うるわしの宵の月』の本編は、2026年10月発売のデザート12月号で最終回を迎えました。
9月号と10月号の掲載作品一覧には名前がありませんでしたが、11月号で表紙&巻頭カラーとして戻ってきました。
休載は過去に2回ありました。2023年9月から2024年2月までの長期休載は、体調不良と説明されたと伝えられています。
一方、2025年6月24日発売号での1回休みは、作者本人が体調不良ではないと伝えたとされています。二つは切り分けて考える必要があります。
既刊は11巻です。10巻の発売は2026年1月13日で第37〜40話が収録され、11巻は2026年9月11日に発売されました。
作品としては2026年1月にTVアニメが放送され、10月には実写映画も公開されました。休載という言葉のイメージとは裏腹に、いまがいちばん動いている時期と言えるでしょう。
