リィンカーネーションの花弁(BLADEコミックス/小西幹久)
「全25巻で完結」——その一行が公式から出たあとも、書店の棚にはまだ最終巻が並んでいません。リィンカーネーションの花弁は、完結が決まっているのに、まだ終わっていない。そういう独特の時間のなかにある作品です。この記事では、公式がどこまで言っていて、どこからが未発表なのかを切り分けながら、いま原作がどのあたりを走っているのかを整理していきます。
記事のポイント
- 公式が告知した「全25巻で完結」という結論とその出どころ
- 最終巻の発売日がまだ発表されていないという現在地
- 本編がいまどの話まで進んでいて、どんなペースで更新されているか
- TVアニメの放送・配信と、原作を読める場所
リィンカーネーションの花弁完結までの現在地|全25巻という結論
まず結論から押さえます。この作品が完結すること、そして何巻で終わるのかは、すでに公式から言葉になって出ています。一方で「いつ」だけが出ていません。ここを混ぜずに分けておくと、いま流れている情報の見え方がかなりすっきりします。

結論|コミックス全25巻で完結すると公式が告知している
リィンカーネーションの花弁は、コミックス全25巻で完結します。これは考察でも予想でもなく、公式アカウントが文章で告知した内容です。ですので「完結するのかどうか」という問いについては、もう迷う必要はありません。
告知はアニメ公式と作者本人の両方から出ている
ひとつめの出どころは、TVアニメ公式のX(@PRCN_info)です。2026年6月26日の投稿で「コミックス全25巻にて完結となります!」「――終幕直前。」と明言し、あわせて第24巻の発売日を告知しています。
ふたつめは、原作者・小西幹久さん本人のXです。こちらでは「最後の戦いを迎え、最終盤に入っています」「そして25巻で完結となります!」と、作品がいまどの局面にいるかまで添えて書かれています。作品の内側にいる人と、アニメの公式窓口と、二方向から同じ数字が出ている——ここが大事なところですね。
「打ち切り」ではなく、あらかじめ決まった終幕である
完結の話題になると「打ち切りなのでは」という受け取り方が出てくることがあります。ただ、告知の言葉は「終幕直前」「最後の戦い」であって、途中で止めるというニュアンスではありません。TVアニメが放送されたあとのタイミングで、巻数まで示して完結を予告している形なので、着地点を決めて走り切るタイプの終わり方だと読むほうが自然だと思います。
最終巻・第25巻の発売日はまだ発表されていない
いちばん知りたいところだと思いますが、最終巻となる第25巻の発売日は、現時点で公式から発表されていません。マッグガーデンの第24巻の書誌ページにも次巻の予告は載っておらず、完結を告知した投稿にも日付は書かれていませんでした。
検索すると発売日らしき日付を載せているページもありますが、その多くは書店系サイトの予測で、出版社の発表ではありません。ここは「未発表」という事実のまま置いておくのが、結局いちばん外さない受け止め方かなと思います。
本編はいまどこまで進んでいるのか
単行本が24巻まで出ている一方で、本編の連載はその先を走っています。最終巻に収録される範囲は、いまWebで読める話数のあたりということになりますね。
最新話と更新のペース
連載の舞台は、マッグガーデンのWebマンガサイトMAGCOMI(マグコミ)です。作品ページには毎月第2・第4金曜日更新と明記されていて、実際の公開日を並べてもそのリズムで動いています。長い話は①②③と分割して掲載されることがあり、同じサブタイトルが数回にわたって続く形になります。
ちなみに、マグコミの一覧では本編は「第◯話」と表示されますが、作中の扉では「第◯輪」と数えられています。第1話の扉に印刷されているのは「第1輪 花弁を散らす者達」。輪廻をモチーフにした作品なので、数え方そのものが世界観と地続きになっているんですね。TVアニメ版も同じで、公式のお知らせは「第十三輪放送記念!」という書き方でした。
直近の話数と公開日
| 話数 | サブタイトル | 公開日 |
|---|---|---|
| 第125話 ③ | 出口B-サナトリウム跡 | 2026年9月11日 |
| 第125話 ② | 出口B-サナトリウム跡 | 2026年8月28日 |
| 第125話 ① | 出口B-サナトリウム跡 | 2026年8月14日 |
| 第124話 | 出口A-子供部屋 | 2026年7月24日 |
| 第123話 ② | 天園の戦い[11] | 2026年7月10日 |
| 第123話 ① | 天園の戦い[11] | 2026年6月26日 |
| 第122話 | 天園の戦い[10] | 2026年6月12日 |
| 第121話 ② | 天園の戦い[9] | 2026年5月22日 |
| 第121話 ① | 天園の戦い[9] | 2026年5月8日 |
| 第120話 | 天園の戦い[8] | 2026年4月10日 |
サブタイトルを並べるだけでも、長く続いた「天園の戦い」がいったん区切りを迎えて、「出口」と名のついた話に移っていることが見えてきます。終盤の空気が、話のタイトルに出ているのが面白いところですね。
第24巻は「終幕直前の大クライマックス」
現在の最新刊である第24巻は、2026年7月9日に発売されました。マッグガーデンの公式書誌ページによると、価格は803円(税込)、ISBNは978-4-800-01777-2です。
公式のあらすじでは、落下する天園と激化する白き怪物戦が描かれ、「すべての理を覆す『概念系』の複合技」が致死空間を作り出すと紹介されています。複数の異才を使い分ける白き怪物に、東耶たちの刃は届くのか——という引きで、公式自身が「終幕直前の大クライマックス」と書いている巻です。
紙で手元に置きたい方のために、いま出ている最新刊を並べておきます。
そもそもどんな作品か|輪廻の枝と廻り者
完結の話から入ってしまいましたが、世界観も押さえておきましょう。この作品の中心にあるのは「輪廻の枝」という刃です。自らの肉体を切り裂くことで前世の才能を掘り起こすことができ、それを使う者たちは「廻り者」と呼ばれます。
前世として蘇るのは偉大な天才たちだけではありません。恐怖の殺人鬼までもが同じ仕組みで現代に立ち上がってくる——ここがこの作品の怖さであり、面白さでもあります。マグコミの紹介文にあるとおり、才能に飢えた高校生・東耶がその刃を手にするところから物語は動き出します。
単行本のカバーに添えられたコピーは「鬼才、異才を振るう”廻り者”達VS人類、互いの存亡をかけ大激突!」。宮本武蔵の剣と数学者の超高速演算が同じ画面で激突するような、ジャンルの境目を踏み越えていく作品なんですね。
リィンカーネーションの花弁完結を見届ける方法|アニメと読める場所
ここからは、完結までを追いかけるための実務的な話です。TVアニメの情報と、原作を読める場所をまとめておきます。

TVアニメは全13話で放送された
TVアニメ版は2026年4月2日のTOKYO MXを皮切りに放送されました。アニメ公式サイトのニュース欄には「第十三輪放送記念!」という告知が並んでおり、全13話で一区切りとなったことが確認できます。
放送局と放送時間
| 放送局 | 放送開始と時間 |
|---|---|
| TOKYO MX | 4月2日(木)/毎週木曜24:30〜 |
| BS日テレ | 4月5日(日)/毎週日曜23:00〜 |
| AT-X | 4月8日(水)/毎週水曜20:00〜 |
| テレビせとうち | 4月10日(金)/毎週金曜25:28〜 |
| CBC | 4月10日(金)/毎週金曜26:23〜 |
配信サービス
配信は、dアニメストアとPrime Videoが見放題の先行配信を担当し、そのあとにABEMA・AnimeFesta・バンダイチャンネル・DMM TV・FOD・Hulu・Lemino・J:COM STREAM・milplus・ニコニコチャンネル・TELASA・U-NEXTといったサービスへ順次広がる形でした。詳しい枠組みは公式のONAIRページに一覧があります。
アニメの続きを原作で読むときに気をつけたいこと
「アニメの続きは原作の何巻から?」という疑問はよく見かけますが、アニメが原作のどこまでを描いたのかは公式から発表されていません。巻数を断言している解説もありますが、公式の裏づけがある数字ではないので、この記事では踏み込まないでおきます。
確実なのは、原作は24巻まで刊行済みで、本編はさらにその先を連載中だということです。アニメを観終えた勢いで原作へ行くなら、気になる場面から拾い読みするより、アニメで観た範囲の少し手前から紙なり電子なりで追い直すほうが、結果的に迷わないと思います。
どこで読める?|MAGCOMIとコミックシーモア
最新話をいち早く追うなら、公式の連載サイトであるMAGCOMIが確実です。第1話は無料で公開されていて、更新日にあわせて続きが載っていきます。
これまでの巻をまとめて読み返したいときは、電子書籍が向いています。コミックシーモアでは既刊が配信されていて、試し読みから入って、気に入った巻だけ買い足していくこともできます。完結が近い作品ほど、序盤を読み返すと伏線の置き方が違って見えてくるので、いま追いつくのはむしろいいタイミングかもしれませんね。
完結を待つあいだに押さえておきたいこと
最終巻の発売日が出ていない以上、いちばん確実なのは公式の発信を見ておくことです。マッグガーデンの書誌ページと、アニメ公式のX。この2つを押さえておけば、25巻の情報が出たときに取りこぼすことはまずありません。
完結が決まっている作品を途中から追いかけるのは、じつはかなり贅沢な読み方でもあります。アンデッドアンラックの否定者と能力の一覧のように、能力バトルは終盤になるほど序盤の設定が効いてくるので、残り1巻という距離感で読み返せるのは今だけですね。なお、長期連載が「完結しているのか」を追う面白さについては、ガラスの仮面の現状をまとめた記事でも別の角度から書いています。
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ガラスの仮面は完結してる?最新刊49巻で止まる理由と現状
1975年の連載開始から50年。『ガラスの仮面』は「最終回を読まないことには死ぬに死ねない」とまで言われながら、いまだに終わっていない少女漫画の金字塔です。最新刊の第49巻が出たのは2012年——そこ …
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リィンカーネーションの花弁の完結に関するよくある質問(FAQ)
リィンカーネーションの花弁は完結しましたか?
本編はまだ完結していません。ただし「コミックス全25巻で完結する」ことは公式から告知されており、最終盤に入っています。
最終巻は何巻ですか?
第25巻が最終巻です。アニメ公式のXと原作者本人のXの両方で、全25巻での完結が告知されています。
第25巻の発売日はいつですか?
現時点では発表されていません。出版社の書誌ページにも次巻の予告は掲載されていないため、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
打ち切りで終わるのですか?
公式の告知は「終幕直前」「最後の戦い」という表現で、巻数を示したうえでの完結予告です。途中で打ち切られたことを示す発表は出ていません。
アニメは原作のどこまで描かれましたか?
公式からは発表されていません。巻数を断言している情報も見かけますが、出典が公式ではないため、この記事では扱っていません。
まとめ|リィンカーネーションの花弁完結は「全25巻」で確定している
ここまでを整理します。リィンカーネーションの花弁は全25巻で完結することが公式から告知されており、既刊は第24巻まで。最終巻の発売日だけがまだ発表されていない、という段階です。本編はMAGCOMIで毎月第2・第4金曜日に更新され、「天園の戦い」を抜けて「出口」と名のついた話まで進んでいます。
TVアニメは2026年4月から全13話で放送され、多くの配信サービスに並びました。原作の最新話はMAGCOMI、既刊をまとめて読むなら電子書籍という住み分けで追いかけるのが分かりやすいと思います。
なお、作品情報や配信状況は変わることがあります。発売日や配信の有無など、正確な情報は公式サイトをご確認ください。最後の1巻を待つ時間も含めて、この作品の読みどころだと思います。