BEASTARS 22(最終巻・少年チャンピオン・コミックス)
全22巻で完結したBEASTARS。ハイイロオオカミのレゴシとドワーフウサギのハルが、あれだけの葛藤を乗り越えて最後にどんな関係へ辿り着いたのか、気になって最終話までの結末を追いかけてきた方は多いと思います。私自身、裏市の顔役メロンとの決着がどうなったのか、そしてルイとジュノのその後まで、読み終わったあともしばらく余韻が抜けませんでした。
この記事では、ビースターズの最終話の結末をレゴシとハル、ルイとジュノ、そしてメロンの最後という3つの系統に分けて整理していきます。あわせて「結婚したの?」という疑問への答えや、メロンは死亡なのか収監なのか、打ち切りだったのかという読者の憶測、最終22巻の発売情報やFINAL SEASONの配信状況まで、196話ぶんの流れをまるごと解説していきますね。ネタバレを含むので、まだ本編を読んでいない方は注意してください。
記事のポイント
- レゴシとハルが最終話で辿り着いた関係と逆プロポーズの真意
- ラスボス格メロンの最後は死亡ではなく収監だという結末
- ルイとジュノ、その他キャラのその後の描写
- 打ち切り説の真偽と最終22巻・アニメ配信の基本情報
ビースターズ 最終話ネタバレ|結末を解説
まずは物語のクライマックスにあたる、ビースターズの最終話の結末そのものから見ていきます。裏市の顔役メロンとの決着、レゴシとハルの関係、そしてルイの選択という核心部分を、順番に整理していきますね。ここから先はネタバレを含むので、心の準備をしてから読み進めてください。

この章にはBEASTARS最終話(第196話)までの重大なネタバレが含まれます。結末を知りたくない方はご注意ください。
最終話直前までの流れをおさらい
BEASTARSは、肉食獣と草食獣が同じ社会で暮らす世界を舞台にした群像劇です。主人公はハイイロオオカミの高校生レゴシ。自分が肉食獣であることに強いコンプレックスを抱えた彼が、ドワーフウサギのハルと出会い、種族の壁を越えて惹かれ合っていく——ここが物語の出発点でした。
物語が進むにつれて、舞台は学園から社会の裏側へと移っていきます。肉食獣が禁じられた肉を売買する裏市という闇の世界、そしてそこに君臨するメロンという存在が、終盤の大きな軸になります。レゴシは肉食獣としての本能と、誰も傷つけたくないという願いのあいだで揺れ続け、その答えを探すためにメロンと対峙することになります。
一方、演劇部の元部長で親友でもあるアカシカのルイは、ホーンズ財閥の後継者という立場を背負っています。草食獣でありながら裏市とも関わりを持つルイの選択も、最終盤の見どころのひとつです。この3人の関係が、最終話へ向けてそれぞれの決着を迎えていく、という流れになっています。
メロンとの決着はどうなった?
終盤最大の見せ場が、レゴシとメロンの対決です。メロンはガゼルとヒョウの混血として生まれ、草食獣の味覚と肉食獣の身体という引き裂かれた宿命を背負ったキャラクターでした。仮面をかぶり裏市の顔役として君臨する彼は、レゴシにとって単なる敵ではなく、種族の対立が生んだ悲劇の象徴のような存在です。
レゴシは対決を通じて、メロンを力でねじ伏せるのではなく、その孤独や痛みに向き合おうとします。ここが「ただの勝ち負け」で終わらないビースターズらしさが出た場面で、対立の根っこにある感情まで描こうとしているのが伝わってきますね。
メロンの最後は死亡ではなく収監
「メロンは死亡したの?」という疑問はよく検索されていますが、複数のネタバレ考察を突き合わせると、メロンの最後は死亡ではなく収監という結末で一致しています。ここは誤解が広まりやすいポイントなので、丁寧に整理しておきますね。
レゴシとの対決のあと、メロンは拳銃で自ら命を絶とうとします。しかしその自殺は未遂に終わり、ゴーシャとヤフヤに救助されて逮捕され、収監される流れになります。物語終盤の時点では服役中の姿が描かれており、命を落としたわけではありません。
一部の検索結果では「病院への搬送中に死亡した」といった記述も混ざって見られますが、独立した複数の考察ソースは「自殺未遂から救助、そして収監」で一致しています。私としては裏取りの確度が高いこちらを結末として受け止めておくのが誠実だと思うので、この記事では収監という表現で統一しています。
ルイとレゴシの関係の行き着く先
親友でありライバルでもあったルイとレゴシの関係も、最終盤で大きく動きます。草食獣でありながら裏市の存在を知ってしまったルイは、ホーンズ財閥の後継者という立場を使って、裏市の存在を社会に公にするという決断を下します。
これは、肉食獣が隠れて禁忌を犯し続ける構造そのものにメスを入れる行動で、物語の世界に大きな影響を与えます。物語終盤では裏市の取り壊しが決定し、肉食獣の代替食として魚肉を活用するといった、共存に向けた具体的な模索が描かれる流れになります。
ルイとレゴシは、種族も立場も違いながら、それぞれの方法で「この世界をどう変えていくか」に向き合う存在として並び立ちます。二人の関係が対立から相互理解へと辿り着いていく描写は、この作品のテーマそのものを体現しているように感じられますね。
レゴシとハルの結末【逆プロポーズ】
そして多くの読者が一番気にしているのが、レゴシとハルの結末です。結論から言うと、二匹は結婚はせず、恋人としての交際関係を続けるかたちで完結します。「結婚したの?」という疑問への答えは、正確には「結婚はしていない」になります。
最終話で印象的なのが、ハルからレゴシへの逆プロポーズです。ハルは「結婚して、すぐ離婚しよう」という一風変わった提案をします。これは投げやりな言葉ではなく、どちらかがどちらかに寄りかかる関係ではなく、対等でい続けたいというハルなりの意思表示です。
対するレゴシは、一生をかけて異種族との交流を続けていきたいと返します。制度としての結婚という形に収めるのではなく、種族の違いと向き合い続ける関係を選ぶ——この着地は、対等さというテーマを最後まで貫いた結末だと言えます。
ビースターズ 最終話のその後と作品情報
ここからは、最終話のその後にあたるキャラクターたちの描写や、最終22巻の発売情報、打ち切り説の真偽、そしてアニメの配信状況といった作品の基本情報をまとめていきます。結末を踏まえたうえで、より深く作品を楽しむための情報として読んでもらえればと思います。

最終22巻の内容と発売情報
BEASTARSは秋田書店の週刊少年チャンピオンで連載され、単行本は全22巻で完結しています。物語のクライマックスから結末までは、この最終22巻に収録されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | BEASTARS(ビースターズ) |
| 著者 | 板垣巴留(いたがきともる) |
| 掲載誌 | 週刊少年チャンピオン(秋田書店) |
| 巻数 | 全22巻(完結) |
| 第1巻発売日 | 2017年1月6日 |
| 最終22巻発売日 | 2021年1月8日 |
第1巻が2017年1月6日、最終22巻が2021年1月8日の発売と、およそ4年をかけて描かれた物語です。作品はマンガ大賞2018で大賞を受賞したほか、手塚治虫文化賞の新生賞などにも選ばれたと各メディアで報じられています。受賞歴や累計発行部数の細かい数字については報道ベースの情報も含まれるため、正確な情報は公式サイトをご確認くださいね。
ルイとジュノ、他キャラのその後
最終話のその後にあたる部分では、レゴシとハル以外のキャラクターたちの描写も気になるところです。ここは一次資料での確認が取りづらく、考察サイトによって細部の受け止めが分かれる部分もあるので、大枠の展開として紹介しますね。
ルイは、婚約者であるアズキとの結婚を選ぶ展開が描かれます。ハイイロオオカミの後輩ジュノとは、卒業式でのキスなど関係が深まる場面もありましたが、ルイが財閥の使命を優先したため、恋人同士になるまでには至りませんでした。
そのジュノは、失恋を引きずるのではなく、自立して前を向いていく姿が描かれます。誰かに寄りかからずに自分の足で立とうとする彼女の描写は、この作品らしい前向きさを感じさせてくれる部分だなと思います。
打ち切り説は本当?完結の経緯
「ビースターズは打ち切りだったのでは?」という憶測を見かけることがあります。結論としては、打ち切りではなく作者の計画にもとづいた完結だと考えるのが自然です。
そもそもBEASTARSは、マンガ大賞をはじめとする複数の賞を受賞し、累計発行部数も数百万部規模に達した成功作です。アニメ化も繰り返され、商業的にも評価の面でも失速していた作品ではありません。こうした背景から、複数のメディアが打ち切り説を否定しています。
ではなぜ打ち切り説が出たのかというと、先に触れたメロン戦の決着が駆け足に感じられた、という読者の不満が一因だと考えられます。展開のテンポに物足りなさを覚えた読者の声が、打ち切りという言葉と結びついて広まったのかなと思います。読者それぞれの惜しむ気持ちの表れであって、実際の完結の経緯とは分けて受け止めるのがよさそうです。
アニメFINAL SEASONはどこで見れる?
アニメ版BEASTARSは、オレンジ制作によるCGアニメーションとして高い評価を受けてきました。原作の結末までを描くFINAL SEASONの配信状況を整理しておきますね。
結論から言うと、アニメBEASTARSは第1期からFINAL SEASONまで、一貫してNetflixでの独占配信となっています。FINAL SEASONはPart1が2024年12月5日より、Part2が2026年3月7日よりNetflixで世界独占配信されました。
| シリーズ | 配信 |
|---|---|
| 第1期(2019年) | Netflix独占配信 |
| 第2期(2021年) | Netflix独占配信 |
| FINAL SEASON Part1 | 2024年12月5日よりNetflix独占配信 |
| FINAL SEASON Part2 | 2026年3月7日よりNetflix独占配信 |
そのため、アニメでビースターズの結末まで見届けたい場合はNetflixが視聴先になります。配信状況は変更される場合があるため、最新の視聴可否は各サービスの公式ページで確認してくださいね。原作漫画の重厚さがアニメでどう表現されているかを見比べるのも楽しいと思います。
ビースターズを全巻読む方法
原作漫画で結末までじっくり味わいたいなら、電子書籍で全22巻をそろえるのがおすすめです。かさばらずに一気読みできますし、気になった場面をすぐ読み返せるのが電子ならではの良さですね。
私が使っているのはコミックシーモアで、BEASTARSの作品ページから全巻の試し読みや購入ができます。メロンとの決着やレゴシとハルの逆プロポーズといった核心の場面は、やっぱり原作の絵と間の取り方で読むと余韻が段違いです。
同じように賛否を呼んだ最終回として、進撃の巨人の最終回はどう決着したのかを解説した記事もあわせて読むと、余白を残す結末の味わい方が見えてきます。ダークな群像劇の完結という点では、東京喰種:reが打ち切りと言われる理由を検証した記事も比較として面白いと思います。
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まとめ:ビースターズ最終話の結末
ビースターズの最終話は、レゴシとハルが結婚という形をとらず、対等な交際関係を続けるという逆プロポーズの結末で幕を閉じました。ラスボス格のメロンは死亡ではなく収監され、ルイは裏市を公にすることで世界を動かします。肉食と草食の対立が完全に解決したわけではなく、希望を示して余白を残す終わり方だったと言えます。
打ち切りではなく計画された完結であること、アニメFINAL SEASONまでの結末はNetflixで見られることも含めて、作品全体を振り返る手がかりになれば嬉しいです。ネタバレや考察の受け止めは人によって分かれる部分もあるので、最終的にはぜひご自身で原作を読んで、あなたなりの結末の解釈を見つけてみてくださいね。記事内の情報は変更される場合があるため、正確な情報は公式サイトをご確認ください。