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デスノートの死神一覧|全13体+死神大王を解説

DEATH NOTE 2巻 書影

DEATH NOTE 1巻(ジャンプ・コミックス)

ノートに名前を書かれた人間が死ぬ——その物語の裏側で、ずっとルールを回していたのが死神たちです。夜神月にノートを落としたリュークや、弥海砂を見守るレム、そして掟を破って消えたジェラス。デスノートの死神は誰がいて、何人いて、どんなランクや役割で並んでいるのか、いざ整理しようとすると意外とこんがらがります。名前の表記も出典によって微妙に違っていて、「あれ、この子ってヌ?ニウ?」と迷った人も多いはずです。この記事では、公式コミックスや百科事典系の資料で確認できた範囲で、デスノートの死神一覧をランク付きでまとめ、リュークとレム、ジェラスとシドウ、そして頂点に立つ死神大王まで、一人ずつの特徴と生死を追いかけていきます。

記事のポイント

  • デスノートに登場する死神をランク順に一覧で把握できる
  • リューク・レム・ジェラス・シドウなど主要死神の役割がわかる
  • 作中で確実に死んだ死神が誰なのかを確認できる
  • 名前の表記ゆれや死神界の設定の考えどころを整理できる
ランク 名前(表記ゆれあり) 性別 特徴・役割 生死
頂点 死神大王 全死神の頂点でデスノートの管理者。作中で姿は明確に描かれない 生存
1 ヌ/ニウ(複数説あり) 全身に無数の目を持つ 生存
2 アラモニア=ジャスティン=ビヨンドルメーソン 死神界のルールに詳しい 生存
3 ダリル=ギロオーザ 上半身が黒い 生存
4 レム 弥海砂にノートを与える。L・ワタリの名を書いて死亡 死亡
5 ゼルオギー/ゼルホギエ(複数説あり) インディアン風の飾りを持つ 生存
6 リューク 夜神月が拾ったノートの死神。リンゴ好きで退屈嫌い 生存
7 グック ヤギのような顔 生存
8 シドウ リュークが盗んだノートの元所有者。チョコ好きでおばけ嫌い 生存
9 ミードラ/ミドラ(複数説あり) サンショウウオのような姿 生存
10 デリダブリー 亀のような外見 生存
11 カリカーチャ 側頭部に8個の目 生存
12 キンダラ=ギベロスタイン 暴れることに興味を持つ 生存
13 ジェラス 最下位ランク。ミサに恋し掟を破ってノートを使い死亡 死亡

デスノートの死神一覧

まずはデスノートに登場する死神たちを、全体像として眺めてみましょう。死神には明確なランク(序列)があり、頂点に立つ死神大王を筆頭に、下位のジェラスまで並んでいます。ここでは早見表で顔ぶれを確認したあと、そもそも死神とはどういう存在なのか、そしてリュークとレム、ジェラスとシドウといった物語に深く関わる面々を順に見ていきます。名前の表記が資料によって割れる子も多いので、そのあたりも触れながら整理していきますね。

DEATH NOTE 11巻 書影
『DEATH NOTE 11巻』書影 出典:Amazon

死神たちの設定は本編で少しずつ判明。第1巻から

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死神一覧の早見表

記事冒頭の表が、そのまま死神一覧の早見表になっています。ポイントは、これだけの数の死神がいても、作中ではっきり「死んだ」と描かれるのはごく一部だという点です。ほとんどの死神は生存扱いで、人間界の騒動が終わっても死神界に居続けています。

また、名前の表記は出典によってかなり揺れます。全身に目を持つヌ/ニウ、インディアン風の飾りのゼルオギー/ゼルホギエ、サンショウウオのようなミードラ/ミドラなどは、資料ごとにカナが違っていて複数説ありと考えておくのが安全です。ここでは代表的な表記を併記する形にしています。

死神とデスノートのルール

そもそも死神とは、デスノートという道具を使って人間の寿命を刈り取り、その余りを自分の寿命として得ている存在です。名前と顔を知っている相手の名前をノートに書けば、その人間は死ぬ——この一点が物語のすべての起点になっています。

死神には守るべき掟があり、たとえば人間に恋をして、その人間の寿命を延ばすためにノートを使うことは禁じられています。もしそれを破れば、死神自身が消滅してしまう。この「掟破りは死神の死につながる」というルールが、後述するレムやジェラスの運命を決定づけることになります。

補足

死神は基本的に死神界で退屈に過ごしていて、人間界に降りてくること自体が珍しい行動です。リュークが夜神月の前に現れたのも、この退屈しのぎがきっかけでした。

リュークとレム

デスノートの死神といえば、まず名前が挙がるのがこの2体でしょう。物語を動かす両輪ともいえる存在で、それぞれ夜神月と弥海砂という人間に深く関わっていきます。

リューク|物語の引き金を引いた死神

リュークは、夜神月が拾ったノートの持ち主です。リンゴが大好物で退屈を何より嫌う性格で、暇つぶしのために人間界へノートを落とした結果、あの壮大な事件が始まりました。リュークは月に味方するわけでも敵対するわけでもなく、あくまで傍観者として一部始終を眺め続けます。このどこまでも中立な立ち位置が、逆にリュークというキャラクターを忘れがたいものにしていますね。

レム|弥海砂を守った女性死神

レムは弥海砂にデスノートを与えた死神で、ミサに対して強い情を抱いていきます。もともとレムは、後述するジェラスから受け継いだノートをミサに届けた経緯があり、その優しさゆえに物語終盤で重い選択を迫られます。ミサを守るためにLとワタリの名前をノートに書き、掟を破ったレムはその場で消滅してしまいました。作中で確実に死亡が描かれる数少ない死神の一体です。レムというキャラクターをさらに掘り下げたい方は、デスノートのレムを詳しく解説した記事もあわせてどうぞ。

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傍観者に徹するリュークと、情に殉じたレム。対照的な二体を並べると、この作品の死神観の幅広さが見えてくる気がします。

ジェラスとシドウ

主役級の2体に比べると目立ちませんが、物語の重要な場面を陰で支えているのがジェラスとシドウです。どちらもレムやリュークと因縁でつながっています。

ジェラス|掟を破って消えた最下位の死神

ジェラスは死神のランクでは最下位に位置づけられる存在です。人間界を覗いていたジェラスは弥海砂に恋心を抱き、ミサが命を狙われた場面で、彼女の寿命を延ばすために自らノートを使ってしまいます。これは死神の掟を破る行為で、ジェラスはそのまま消滅しました。レムと並んで作中で確実に死ぬ死神が、このジェラスです。そして遺されたジェラスのノートを、レムがミサへ届けることになります。

シドウ|ノートを盗まれた元所有者

シドウは、リュークが人間界に落としたノートの本来の持ち主です。チョコレートが好きでおばけが苦手というユニークな死神で、リュークにノートを騙し取られたにもかかわらず、長いあいだそのことに気づかなかったという間の抜けた一面があります。物語終盤でノートを取り戻すために人間界へ現れ、キラ事件の決着に立ち会うことになります。

死神大王とは

死神界の頂点に立つのが死神大王です。全死神を束ね、デスノートを管理する最高位の存在とされていますが、作中でその姿がはっきり描かれることはありません。「人間には認識できない」という趣旨の説明がなされる程度で、実態はほとんど謎に包まれています。

リュークが人間界に落としたシドウのノートも、もとをたどれば死神大王が保管していたものをリュークが騙し取ったという経緯があります。物語の背後で全体のルールを司る、いわばデスノートの世界の管理者のような立ち位置ですね。

死神の設定を考察

ここからは死神一覧を踏まえたうえで、少し踏み込んだ設定の話をしていきます。どんな条件で死神が死ぬのか、名前の表記がなぜ割れるのか、死神界はどう描かれているのか、そして原作以外の映像作品にはどんな死神が登場したのか。断定しにくい部分は正直に「割れている」と書きながら、私なりの受け止めを添えて整理していきます。

DEATH NOTE 文庫版3巻 書影
『DEATH NOTE 文庫版3巻』書影 出典:Amazon

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死神の死亡条件

デスノートの死神は、基本的にとても長命で、めったなことでは死にません。だからこそ、作中で実際に消滅した死神がレムとジェラスの2体だけだという事実が際立ちます。

両者に共通するのは、人間に恋をして、その人間の寿命を延ばすためにノートを使ったという掟破りです。死神が人間の寿命を延ばす行為は、死神本来の「寿命を奪って生きる」あり方に反するため、これを行った死神は消滅する。ここに、この作品ならではの残酷さと切なさが凝縮されていると思います。

ポイント

作中で確実に死亡が描かれるのはレムとジェラスのみ。どちらも「人間への情のためにノートを使った」という同じ理由で消滅しています。

名前の表記ゆれに注意

死神一覧を作るうえで一番厄介なのが、名前の表記ゆれです。同じ死神でも資料によってカナが違い、たとえばランク1の死神はともニウとも表記されます。ほかにもゼルオギーとゼルホギエ、ミードラとミドラなど、複数の表記が並存している死神は少なくありません。

こうした揺れは、外国語風の音を日本語のカナに落とし込む過程で生じたものと考えられ、どれが唯一の正解とは言い切りにくいのが実情です。この記事では代表的な表記を併記し、「複数説あり」という前提で扱っています。特定の一覧サイトの表記だけを鵜呑みにせず、いくつかの資料を見比べるのがおすすめです。

なお、累計発行部数や受賞歴といった数字についても、確かな一次情報で裏づけが取れなかったものは、この記事ではあえて書いていません。あいまいな数字を断定で載せるより、確認できた範囲にとどめておくのが誠実だと考えています。

死神界の描写

死神たちが暮らす死神界は、原作の中でも断片的にしか描かれません。荒涼として退屈な世界で、多くの死神はただ時間を持て余しながら過ごしている——そんな空気だけが伝わってきます。リュークが人間界に降りてきた動機が「退屈しのぎ」だったことからも、死神界がいかに刺激のない場所かがうかがえます。

この描き込みすぎない設定が、かえって読者の想像力をかき立てているようにも感じます。死神界のすべてを説明しないからこそ、リュークやレムの行動に不思議な説得力が生まれているのかもしれません。

補足

デスノートの謎めいた死神設定や結末の余韻をじっくり味わうなら、電子書籍のコミックシーモアでコミックシーモアで『DEATH NOTE』を読むを読み返すと、死神たちの伏線に改めて気づけます。

映像版に登場した死神

原作漫画の死神一覧とは別に、アニメや実写映画にはオリジナルの死神が登場することがあります。これらは原作本編には出てこない存在なので、一覧を整理するときは分けて考えるのがよいでしょう。

アニメ・実写のオリジナル死神

アニメ版のディレクターズカット作品には、本編には登場しない死神が追加で描かれたケースがあります。また、2016年公開の実写映画『デスノート Light up the NEW world』には、映画オリジナルの死神が複数登場しました。原作の13体+死神大王という枠組みとは別枠なので、混同しないよう注意が必要です。物語の結末そのものを追いかけたい方は、デスノートの最終回ネタバレを解説した記事もチェックしてみてください。

アニメ版は現在U-NEXTなどの動画配信サービスで視聴でき、実写映画も含めて映像で死神たちの姿を確認できます。配信状況は変わることがあるため、視聴前に各サービスの公式ページで最新の取り扱いを確認してみてくださいね。

まとめ|デスノートの死神一覧

死神たちの設定のほかにも、DEATH NOTEの気になるテーマはデスノートの考察まとめで一覧にしています。あわせてどうぞ。

デスノートの死神一覧を、ランク順の早見表と一体ずつの解説で整理してきました。頂点の死神大王から最下位のジェラスまで、多くの死神が登場しますが、作中で確実に死ぬのはレムとジェラスの2体だけ——この事実こそ、この作品の死神が背負う切なさの核心だと思います。

名前の表記が資料によって割れる点や、部数・受賞歴のように確かな裏づけが取れない情報は、断定を避けて整理しました。より正確な情報や最新の配信状況は公式サイトをご確認いただき、細かな解釈や購入の判断は最終的にご自身で見極めていただければと思います。死神という切り口から読み返すと、デスノートはまた違った表情を見せてくれますよ。

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AJI

AJI /「マンガ愛読者の部屋」管理人 📖

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