2018年10月31日のハロウィン、19時。渋谷駅を中心にした半径およそ400メートルに「帳」が下ろされ、多くの一般人を巻き込んだ一夜の攻防が始まります。
死亡キャラについては、七海建人のような確定死亡と、釘崎野薔薇のような重傷・生死不明を混同した情報も出回りがちです。この記事では、そこをはっきり切り分けます。単行本の範囲や時系列、アニメ2期のどこまでが該当するのかもまとめました。
記事のポイント
- 渋谷事変が単行本の何巻から何巻までかと話数の範囲
- 作中日付を軸にした時系列とあらすじの流れ
- 確定死亡キャラと重傷・生死不明キャラの正確な区別
- アニメ2期の放送範囲と原作を読む・見る方法
この先は『呪術廻戦』渋谷事変の結末(死亡キャラ)を含むネタバレです。未読の方はご注意ください。
| キャラ | 状態 | 結末・備考 |
|---|---|---|
| 七海建人 | 確定死亡 | 真人の無為転変を受けて死亡。「あとは頼みます」を虎杖に遺す |
| 漏瑚 | 確定死亡 | 宿儺との戦闘で敗北・死亡 |
| 花御 | 確定死亡 | 五条悟との戦闘で死亡 |
| 陀艮 | 確定死亡 | 伏黒恵らとの戦闘の流れのなかで祓われる |
| 重面春太 | 確定死亡 | 宿儺によって戦闘のなかで死亡 |
| ミミナナ(枷場美々子・菜々子) | 確定死亡 | 事変のなかで死亡 |
| 禪院直毘人 | 致命傷→後日死亡 | 事変終了時点では生存、火傷が元で数日後に死亡 |
| 釘崎野薔薇 | 重傷・生死不明 | 顔面に無為転変を受け致命的重傷。死亡断定ではなく後に蘇生 |
| 伏黒甚爾 | 一時復活→再消滅 | 事変以前に死亡済み。羂索の術式で一時復活後、自ら消滅 |
| 真人 | 終盤に退場 | 虎杖に敗れた直後、偽夏油(羂索)に取り込まれ消滅 |
| 五条悟 | 封印(死亡ではない) | 獄門疆に封印される。事変最大の帰結 |
呪術廻戦 渋谷事変の時系列とあらすじ
一夜のうちに複数の戦いが同時多発した編なので、全体像を先につかんでおくと読み返しがぐっと楽になります。

渋谷事変とは何か
渋谷事変は、呪術廻戦の物語のなかで大きな転換点になった大規模な戦いです。
2018年10月31日のハロウィン、19時に渋谷駅を中心とした半径約400メートルに「帳」が下ろされました。多数の一般人が閉じ込められた状態で、呪術師と呪霊・呪詛師が激突します。
この事変の狙いのひとつは、最強の呪術師である五条悟を人質となった一般人ごと封じ込めることにあったと解釈されています。
首謀者側の中心にいるのは、かつての夏油傑の肉体を乗っ取った羂索(けんじゃく)という存在です。呪霊たちを操りながら計画を進め、この事変を境に物語は一気に大きく動いていきます。
何巻から何巻まで?
単行本では10巻から16巻までが渋谷事変の範囲です。
渋谷事変にあたる10巻から16巻は、コミックシーモアの呪術廻戦の作品ページからまとめて探せます。
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作中の時系列まとめ
渋谷事変は、ハロウィン当日の夜のわずか数時間のあいだに起こった出来事です。
帳の降下から決着までの流れ
大まかな流れとしては、19時の帳の降下で五条悟が渋谷駅へ向かい、そこで呪霊たちと激突。五条悟が封印されたあとは、渋谷各所で虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇や、七海建人ら呪術師たちがそれぞれの相手と戦っていきます。
時間を追うごとに戦線は拡大し、宿儺の暴走や偽夏油側の思惑が重なって、一夜のうちに数々の死者と重傷者を出す結果になりました。
序盤の展開・帳の降下
序盤の最大の見せ場は、なんといっても五条悟の戦いと封印です。帳の内側に閉じ込められた大量の一般人を前に、五条悟は救助と戦闘を同時にこなす消耗戦を強いられます。花御との戦いにも決着をつけますが、その過程で少しずつ追い詰められていきます。
そして偽夏油(羂索)側の策略により、五条悟は特級呪物「獄門疆」に封印されてしまいます。最強の切り札が戦線から消えるというこの展開が、渋谷事変全体の空気を一気に変えていきます。ここから呪術師側は圧倒的に不利な戦いを強いられることになります。
中盤の激戦と宿儺の暴走
中盤は、複数の戦場が同時に描かれる濃密なパートです。七海建人は陀艮との戦闘で疲弊し、そこへ漏瑚の術式で左半身に大火傷を負い、最終的に真人の「無為転変」を受けて命を落とします。
「あとは頼みます」という言葉を虎杖に遺すこの場面は、多くの読者の記憶に残る一幕です。
さらにこの編の象徴的な出来事が、宿儺の暴走です。虎杖の肉体を乗っ取った宿儺が、漏瑚との戦闘「竈(カミノ)」「開(フーガ)」を経て圧倒的な力を見せつけます。漏瑚は敗れ、宿儺から「誇れ お前は強い」という言葉をかけられて消えていきました。
また、この事変では過去に死亡していたはずの伏黒甚爾が、偽夏油(羂索)の術式によって一時的に現世へ復活し、暴れ回ります。この扱いは後の項目で詳しく触れます。
終盤の展開と決着
終盤は、絶体絶命の呪術師たちに救いの手が差し伸べられる場面から動き出します。九十九由基が登場して戦況を大きく変え、劣勢だった呪術師側にも反撃の糸口が生まれます。
敵側の中心人物だった真人は、虎杖との戦いのなかで黒閃を受けて一度撃破されます。その直後、偽夏油(羂索)の術式によって身体を取り込まれる形で退場します。
ここで注意したいのは、真人が完全に滅ぼされるのは渋谷事変の「後」の展開であって、事変のなかでは取り込まれて退場した、という点です。この二つはよく混同されるので、切り分けておくと理解がスッキリします。
そして渋谷事変は、五条悟の封印という重い結果を残したまま幕を下ろし、物語はこの後に続く新たな局面へと進んでいきます。
呪術廻戦 渋谷事変の死亡キャラとアニメ情報
ここからは、死亡キャラの整理とアニメ2期の放送範囲をまとめます。渋谷事変は「誰が死んだのか」がわかりにくい編でもあるので、確定死亡・重傷・特殊ケースを分けて見ていきます。

確定死亡キャラ一覧
まずは、生死に迷いのない確定死亡のキャラクターです。
七海建人は前述の通り真人の無為転変を受けて死亡。漏瑚は宿儺に、花御は五条悟に敗れています。
呪詛師の重面春太は宿儺によって戦闘のなかで倒され、ミミナナと呼ばれる枷場美々子・菜々子の姉妹もこの事変で命を落としました。敵味方双方に大きな犠牲が出たのが、この編の重さを象徴しています。
死亡と誤解されやすいキャラ
ネット上の「死亡者一覧」には、本来は死亡確定ではないキャラが混ざっていることがよくあります。
釘崎野薔薇は「死亡」ではない
釘崎野薔薇は、真人の術式「無為転変」を顔面に受け、左目が弾け飛ぶという致命的な重傷を負います。呼吸や脈が一時停止する状態にまで陥りますが、京都校の新田新が駆けつけて「それ以上悪化させない」処置を施しました。
釘崎野薔薇のその後は、釘崎野薔薇の復活について整理した記事で詳しくまとめています。
禪院直毘人は「事変後」に死亡
禪院家当主の禪院直毘人も注意が必要です。直毘人は渋谷事変で全身に火傷を負う致命傷を受けますが、事変終了時点では生存していました。そのうえで、負った火傷が元となって数日後に死亡するという流れになっています。
単純に「渋谷事変で死亡」と書くとややズレるので、「渋谷事変で致命傷を負い、その後死亡」と理解しておくのが正確です。家督を伏黒恵に譲るという遺言が、のちの展開に影響していきます。
伏黒甚爾は一時復活からの再消滅
伏黒甚爾は、そもそも渋谷事変より前の過去編で、覚醒した五条悟に敗れてすでに死亡している人物です。
渋谷事変では偽夏油(羂索)の術式によって一時的に復活して戦いますが、伏黒恵の状況を知ったのち、自ら命を絶って再び消えていきました。
つまり「渋谷事変で死亡したキャラ」の通常リストに単純に入れるのは不正確です。すでに亡くなっていた人物が一時復活して再消滅した特殊ケースとして区別するのが、正しい扱いになります。
事変後の各キャラの動向
禪院真希は漏瑚に体を焼かれて重傷を負いながらも生存。伏黒恵は伏黒甚爾との戦いで満身創痍になりつつも生き延びます。九十九由基も終盤の救援で局面を変えたのち生存しました。
そして最大の結果は、やはり五条悟が獄門疆に封印されたままという状況です。最強の呪術師が戦線から外れたことで、この後の物語は一気に緊張感を増していきます。
渋谷事変の続きは、死滅回游の流れをまとめた記事で追えます。
アニメ2期はどこまで?
テレビアニメ第2期のサブタイトルは「懐玉・玉折/渋谷事変」です。このうち「渋谷事変」パートは、2023年8月31日(木)23時56分よりMBS/TBS系列にて放送開始されました。
アニメ第2期のグッズには、七海建人のアクリルスタンドがあります。
渋谷事変パートのオープニングテーマは、King Gnuの「SPECIALZ」です。作品の空気にぴったりの一曲で、こちらも話題になりました。
原作を読む・アニメを見る方法
渋谷事変を原作でしっかり追うなら、やはり単行本10巻から16巻をまとめて読むのがおすすめです。電子書籍なら場所を取らずに一気読みできますし、七海建人の退場や宿儺の暴走といった名場面を、自分のペースで何度でも読み返せます。
紙でまとめてそろえるなら、1〜30巻の全巻セットがあります。
アニメで観たい方は、動画配信サービスのU-NEXTが便利です。第2期は「懐玉・玉折/渋谷事変(第2期)」として見放題で配信されています。
懐玉・玉折パートと渋谷事変パートの両方を含む合本タイトルなので、渋谷事変だけでなくその手前のエピソードもまとめて追えます。
U-NEXTで呪術廻戦 第2期(懐玉・玉折/渋谷事変)を見放題で視聴する
まとめ|呪術廻戦 渋谷事変の要点
渋谷事変の整理のほかにも、呪術廻戦にはキャラの生死や重要エピソードを解説した記事が揃っています。呪術廻戦 考察まとめで全記事を一覧にしているので、あわせてどうぞ。
呪術廻戦 渋谷事変の要点です。
- 渋谷事変は単行本10巻から16巻までの範囲(話数は終了話に表記の幅あり)
- 2018年10月31日のハロウィン19時、帳の降下から始まる一夜の激戦
- 確定死亡は七海建人・漏瑚・花御・陀艮・重面春太・ミミナナ
- 釘崎野薔薇は重傷・生死不明、禪院直毘人は事変後に死亡、伏黒甚爾は一時復活からの再消滅と、混同しやすい点に注意
- アニメ2期「懐玉・玉折/渋谷事変」で映像化、U-NEXTで見放題配信
誰が死亡して誰が生き延びたのかを正確に切り分けると、渋谷事変の重さと、そこから続く物語の緊張感がぐっと立体的に見えてきます。

