『LIAR GAME』の最終話は、2015年1月22日発売の週刊ヤングジャンプ2015年8号に載りました。2005年から続いた週刊ヤングジャンプでの連載は、19巻で完結しています。
それから11年後の2026年、作品は短期集中連載とTVアニメで再び動き出しました。続編『LIAR GAME The Last Game』のエピソードは、2026年10月発売の20巻に収められています。
アニメは第1期全26話の放送を終え、第2期の制作が決まっています。
それでも検索では、「あの終わり方は打ち切りだったのでは」という見方がいまも残っています。
記事のポイント
- 連載が19巻で完結するまでの流れを日付ベースで確認できる
- 打ち切り説が生まれた3つの背景が分かる
- 打ち切りをめぐる公式発表と作者の発言が分かる
- 2026年の短期集中連載とそれを収めた20巻、TVアニメ(第2期制作決定まで)の動きが分かる
ライアーゲームの打ち切り説を検証|連載が19巻で完結するまでの経緯
『LIAR GAME』は約10年の連載を経て、19巻で完結しました。公式に「打ち切り」と発表されたことはありません。打ち切り説は、長い休止や終わり方への不満から広がった見方です。

ライアーゲームとはどんな作品か
『LIAR GAME』は、甲斐谷忍さんが週刊ヤングジャンプで連載した騙し合いの漫画です。正式なタイトルは英字で、カタカナの「ライアーゲーム」は通称です。
検索はどちらでもたどり着けます。書籍の背表紙や公式の表記は英字なので、巻数を調べるときは英字で探すと迷いません。
作品の基本データ
作者・掲載誌・巻数などの基本データは次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | LIAR GAME(ライアーゲーム) |
| 作者 | 甲斐谷忍 |
| 出版社 | 集英社 |
| 掲載誌 | 週刊ヤングジャンプ |
| 連載期間 | 2005年2月17日〜2015年1月22日 |
| 巻数 | 20巻(2026年10月時点)。週刊ヤングジャンプの連載は19巻で完結、20巻は続編『LIAR GAME The Last Game』を収録 |
| 最終話掲載号 | 週刊ヤングジャンプ2015年8号(2015年1月22日発売) |
| 19巻の発売日 | 2015年4月17日(電子版は2015年5月19日) |
約10年、19巻。青年誌の連載としては長い部類です。10年続いた連載が「打ち切り」を疑われている点に、この議論のややこしさがあります。
「人を騙し合う」という物語の骨格
タイトルが示すとおり、この物語の中心にあるのは嘘です。参加者に巨額の金が絡むゲームが課され、勝つためには相手を欺くしかない。その構造の中で、人がどこまで人を信じられるのかが問われていく——大まかな骨格を一言で言うと、そういう作品になります。
ゲームの中身や参加者の顔ぶれは、巻を追うごとに変わります。それでも、大金が動く場で騙し合う緊張感は最後まで続きます。ゲームを運営する側の背後には黒幕がいて、その正体の謎が終盤まで物語を引っ張ります。
この骨格が支持されてきたことは、映像化の回数に表れています。
- テレビドラマ(フジテレビ系列):Season1が2007年、Season2が2009年から2010年にかけて放送
- 映画:『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』が2010年3月6日、『ライアーゲーム -再生-』が2012年3月3日に公開
- 韓国のドラマ版:2014年
- 舞台:2023年と2024年
原作の完結後も、形を変えてこれだけ生き続けている作品は多くありません。
連載はいつ始まり、いつ終わったのか
連載がスタートしたのは2005年2月17日。最終話が載ったのは2015年1月22日発売の週刊ヤングジャンプ2015年8号でした。単純に数えると9年11か月、ほぼ10年です。
19巻は、最終話掲載からおよそ3か月後の2015年4月17日に発売されました。電子版は約1か月後の2015年5月19日です。
19巻では40ページにおよぶ加筆が行われています(コミックナタリー)。40ページは、雑誌掲載1話分をゆうに超える分量です。単行本化の段階でこれだけ描き足すには、相応の制作期間が要ります。
この加筆は2通りに読めます。「終わり方に納得がいかず補強した」とも、「最後まで手を入れる余地が与えられていた」とも取れます。加筆の理由は、作者も編集部も明らかにしていません。
最終回はどのように終わったのか
ここから先は物語の終盤に触れる内容を含みます。まだ本編を読んでいない方は、この見出しを飛ばして次のセクションへ進んでくださいね。
最終回について読者の間でよく語られるのは、次の2点です。
- 50億円が到着した場面で物語が締めくくられ、幕引きが唐突に感じられた
- 黒幕の正体が「富裕層による社会実験」といった枠組みで説明され、スケールが小さくなった印象を受けた
どちらも個人ブログなどで語られている感想で、公式の見解ではありません。
この「終わり方への引っかかり」も、打ち切り説を支える材料のひとつになっています。
「打ち切り」と言われるようになった3つの背景
10年続いて19巻まで出た作品に打ち切りの疑いがかかる根拠は、主に次の3つです。
約1年半に及んだ連載休止があった
いちばん大きいのが、約1年半に及ぶ連載休止です(コミックナタリー)。読者から見れば、作品が止まったまま季節が何度も入れ替わる長さです。連載中にこれだけの空白があれば、不安になるのも無理はありません。
休止の時期と理由を説明した公式発表はありません。理由の分からない空白に、読者それぞれの想像が入り込みました。その結果、「何かトラブルがあったのでは」という見方が広がったと考えられます。
不定期連載という掲載形態だった
本作は週刊誌に載りながらも、不定期連載という形をとっていました。毎週必ず載るわけではない、という掲載スタイルですね。
週刊誌の読者は、「毎週載っているのが普通」という感覚で雑誌を開きます。今週も来週も載っていない状態が続くと、それだけで不穏に感じます。
不定期連載は、作品の格に応じて許される掲載形態のひとつです。それでも読者から見ると「休載が多い作品」と区別がつきにくいものです。1年半の休止と合わせて、「いつ止まってもおかしくない」という印象が積み重なりました。
終盤の展開に賛否が分かれた
3つ目が、終わり方への評価です。50億円での幕引きと、黒幕の正体をめぐる説明。この2点に物足りなさを感じた読者が、「打ち切りだから駆け足になったのだろう」と理由づけました。
終盤の展開に不満が出た作品には、ほぼ例外なく打ち切り説がついて回ります。同じ構図はGメンの打ち切り説でも起きています。
気をつけたいのは因果の向きです。「打ち切られたから終盤が駆け足になった」のか、「終盤が期待と違ったから打ち切りだと推測された」のか。前者を裏づける材料は、いまのところ出ていません。
公式に「打ち切り」と発表されたことはあるのか
集英社や週刊ヤングジャンプ編集部が、『LIAR GAME』の連載終了を「打ち切り」と発表したことはありません。連載終了の具体的な経緯を作者が語った公式コメントもありません。
一方で甲斐谷さんは、TVアニメ公式サイトの連載インタビューで作品の区切りについて話しています。
- 『LIAR GAME』は自分の中ではまったく終わっていない
- 作品にはどこかでひとつの区切りをつける必要がある
- アニメ化のタイミングで『LIAR GAME The Last Game』として再開した
出典の無い推測が、一次情報にたどり着かないまま広まっているのが実態です。
逆に、「円満に完結した」と明言した公式の発表もありません。編集部の総括コメントも出ていません。
そのため、「打ち切りではなかった」とも言い切れません。言えるのは、公式に打ち切りと発表された事実はない、ということまでです。
ライアーゲームの打ち切り説と食い違う近年の動きと、原作の読み方
2015年の完結から10年以上たった2026年、作品は大きく動きました。『LIAR GAME The Last Game』の短期集中連載と、TVアニメ化です。
連載のエピソードは20巻に収められ、アニメは第1期全26話の放送を終えて第2期の制作が決まりました。

TVアニメは第1期の放送を終え、第2期の制作が決まった
TVアニメ『LIAR GAME』は、2026年4月6日からテレビ東京系列およびBSテレ東で放送されました。第1期は全26話で、テレビ東京系列では2026年9月28日に放送を終えています。
最終回の放送に合わせて、第2期の制作決定が発表されました(TVアニメ公式サイトのお知らせ)。キャラクターデザインの土屋圭さんによる記念イラストも公開されています。第2期の放送時期は、まだ発表されていません。
番組ページはテレビ東京のアニメ公式ページで、公式アカウントは@liargame_animeです。

実写ドラマと映画は、フジテレビジョンが関わるフジテレビ系の作品でした。2026年のTVアニメはテレビ東京系で、制作の枠組みがまったく違います。
第1期は配信サービスでも観られます。配信先はTVアニメ公式サイトの放送情報にまとまっています。
原作の完結から11年たってのアニメ化です。新しくアニメ化するには、権利元と制作側の双方が「いま出す価値がある」と判断する必要があります。
そのアニメは第1期で終わらず、完結から10年以上たって第2期まで決まりました。
10年の時を経て始まった『LIAR GAME The Last Game』と20巻
『LIAR GAME The Last Game』は、甲斐谷忍さんによる短期集中連載です。2026年2月25日発売のグランドジャンプむちゃ2026年3月号で始まりました。
告知はコミックナタリーとグランドジャンプ編集部の投稿で読めます。
告知の文言は「ライアーゲーム最終戦を終えたナオたちが挑む、新たなゲームとは」です。2015年の完結を「最終戦を終えた」済んだ出来事として扱い、その先を描く位置づけです。
連載が途中で断ち切られたものではなく、ひとつの区切りとして扱われています。
『LIAR GAME The Last Game』のエピソードは、2026年10月19日発売の20巻に収められました。19巻から11年半ぶりの新刊です。連載の場は、グランドジャンプむちゃとグランドジャンプめちゃの横断連載でした。
20巻の目次には、「第1話/再会」から「最終話/The Last Game」までの全6話が並びます。
20巻では、ライアーゲームの記録映像を世に出そうとしたナオたちが、闇の勢力に阻まれます。最終戦を戦った仲間がヨコヤの別荘に集まり、そこで「13人の中に裏切り者がいる」というメモが見つかります。
LIAR GAME 20(ヤングジャンプコミックス)
2026年10月刊行の20巻。続編『LIAR GAME The Last Game』のエピソードを収めた巻です。
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| 時期 | 出来事 | 掲載・放送 |
|---|---|---|
| 2026年2月25日 | 『LIAR GAME The Last Game』短期集中連載スタート | グランドジャンプむちゃ2026年3月号 |
| 2026年4月6日 | TVアニメ放送開始 | テレビ東京系列・BSテレ東 |
| 2026年10月 | 『LIAR GAME The Last Game』のエピソードを収めた20巻が発売 | ヤングジャンプコミックス |
ただし、この2つの動きは「作品と作者が10年後に戻ってきた」という事実です。編集部や作者が「打ち切りではなかった」と述べたわけではなく、打ち切り説が公式に否定されたことにはなりません。
それでも、完結から10年後に続編の連載とアニメの第2期まで得たことは、判断材料として重い事実です。
いま原作を読み返すなら
打ち切りだったかを見極めるいちばん確かな材料は、原作19巻の終盤です。50億円での幕引きは本当に駆け足なのか。黒幕の正体の説明は肩透かしなのか。どちらも読めば確かめられます。
終盤を自分の目で確かめたい方のために、19巻を置いておきます。
LIAR GAME(19)(ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
40ページの加筆がある19巻。50億円の幕引きと黒幕の正体を、この巻で確かめられます(Kindle版)。
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20巻までなら、電子書籍でまとめて読みやすい冊数です。コミックシーモアには試し読みがあるので、まず1巻の冒頭で絵柄と語り口を確かめられます。
19巻の40ページの加筆がどこに効いているのかを探しながら読むのも、この作品ならではの楽しみ方です。
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ライアーゲームの打ち切りに関するよくある質問(FAQ)
Q1. ライアーゲームは打ち切りで終わったのですか?
A. 公式に「打ち切り」と発表されたことはありません。「円満に完結した」と明言した発表もありません。作者は連載終了を作品の区切りと話していますが、終了の具体的な経緯には触れていません。
確実なのは、2015年1月22日発売の週刊ヤングジャンプ2015年8号で最終話が載り、連載が19巻で完結したことです。
Q2. ライアーゲームは全部で何巻ありますか?
A. 2026年10月時点で20巻まで出ています。週刊ヤングジャンプでの連載は19巻で完結しました。19巻の発売日は2015年4月17日で、電子版は2015年5月19日に配信されました。
19巻には40ページにおよぶ加筆があり、雑誌で最後まで追った方も読み直す意味がある巻です。20巻は2026年10月19日に発売され、続編『LIAR GAME The Last Game』のエピソードを収めています。
Q3. 連載が長く止まっていた時期があったと聞きましたが本当ですか?
A. 本当です。約1年半に及ぶ連載休止があったことを、コミックナタリーが報じています。休止の時期と理由を説明した公式発表はありません。この長い空白と不定期連載という掲載形態が重なり、打ち切り説が広がりました。
Q4. ライアーゲームの続編やアニメはあるのですか?
A. どちらもあります。続編は短期集中連載の『LIAR GAME The Last Game』です。グランドジャンプむちゃ2026年3月号(2026年2月25日発売)から始まり、エピソードは20巻に収められました。
TVアニメは2026年4月6日からテレビ東京系列・BSテレ東で放送されました。第1期は全26話で、第2期の制作も決まっています。
Q5. ライアーゲームはコミックシーモアで読めますか?
A. コミックシーモアで配信されていて、試し読みもできます。新規の無料会員登録で、70%OFFクーポンが1回・1冊分もらえます。
まとめ:ライアーゲームの打ち切り説をどう受け止めるか
『LIAR GAME』の連載は19巻で完結し、公式に打ち切りと発表されたことはありません。
結論は、「打ち切りだった」とも「打ち切りではなかった」とも言い切れない、ということです。一次情報の無いところに断定を置けば、それは情報ではなく誰かの想像になります。
そのうえで、判断の材料は2026年に増えました。最終戦のその先を描く新連載と、11年越しのTVアニメ化です。新連載は20巻にまとまり、アニメは第2期の制作も決まりました。
この流れを知ってから19巻を読み返すと、あの終わり方の見え方も少し変わってくるかもしれません。


