『サタノファニ』の連載状況を調べ直してみると、完結したのかまだ続いているのか、サイトごとに書いてある情報が食い違っていて、私自身も戸惑いました。最新刊が何巻まで出ているのか、打ち切りになったという噂は本当なのか、はっきり知りたい人は多いはずです。この記事では、公式の情報をもとに現在の連載状況とあらすじ、主人公・甘城千歌のその後、マーダーモデルという独特の設定、黒木洋子や桐生正臣、組長といったキャラクターの立ち位置、そしてファンの間で盛り上がっている強さ考察やアニメ化の可能性までを、私が感じたことも交えながら整理していきます。
記事のポイント
- サタノファニが完結済みか連載中かの最新の連載状況がわかる
- 最新刊の巻数とマーダーモデルを軸にしたあらすじを整理できる
- 主人公・甘城千歌や桐生正臣ら主要キャラの立ち位置を把握できる
- ファンによる強さランキング考察と電子書籍で読む方法がつかめる
サタノファニは完結した?連載中の最新情報とあらすじ
まずは、いちばん気になる「完結したのかどうか」という点から、基本情報とあらすじ、主要キャラクターまで順番に見ていきましょう。ここでは連載の経緯や最新刊の巻数、そしてマーダーモデルという独特の設定を押さえたうえで、物語がいまどの局面にあるのかを解説していきます。事実として確認できたことだけを丁寧にまとめていくので、安心して読み進めてくださいね。

「マーダーモデル」の力を巡る、甘城千歌たちの過酷なサバイバル。最終決戦編へ向かう物語の緊張感を第1巻から追えます。
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基本情報と連載状況
『サタノファニ(SATANOPHANY)』は、山田恵庸さんが作画・原作の両方を手がける講談社のマンガ作品です。山田恵庸さんといえば『エデンの檻』『DEATHTOPIA』などで知られる作家さんで、その独特の作風はサタノファニにも色濃く出ています。レーベルはヤングマガジンコミックス(ヤンマガKC)ですね。
連載の経緯を整理しておくと、この作品はもともと週刊ヤングマガジン(2017年15号〜2023年34号)で連載され、その後ヤンマガWeb(2023年9月6日〜)へ移籍して連載が続いています。ここがとても大事なポイントで、本誌での連載が2023年にいったん終わったことが、「サタノファニは完結した」「打ち切りになった」という誤解が広まった大きな原因だと考えられます。実際には掲載媒体が本誌からWebへ移っただけで、物語そのものは今も続いているんですね。
完結はいつ・現在の巻数
結論からお伝えすると、サタノファニは2026年7月時点で完結しておらず、連載中です。単行本は最新刊が37巻で、2026年6月5日に発売されています(定価792円)。「何巻まで出ているの?」という疑問への答えは、この37巻ということになりますね。
物語の現在地についても触れておきましょう。37巻の紹介文には、「最終決戦が始まる『祭りの日』を迎える」という趣旨の記述があります。つまり物語はクライマックスに突入している段階だと読み取れます。ただ、これはあくまで最終決戦編に入ったということであって、公式から「完結しました」という発表が出ているわけではありません。終盤に差しかかってはいるものの、まだ結末そのものは描かれていない、というのが正確なところです。
ちなみに、38巻がいつ出るのかを気にしている方も多いと思いますが、次巻の発売日については現時点で公式に発表された情報を確認できませんでした。刊行を楽しみに待ちつつ、正確な発売日は公式の告知を確認していただくのが確実だと思います。
あらすじとマーダーモデル
ここで、そもそもサタノファニがどんな物語なのかを押さえておきましょう。主人公は、活発で食いしん坊な、ごく普通の女子高生だった甘城千歌(あまぎ ちか)。彼女はある事件をきっかけに、孤島にある「羽黒刑務所」へと送られてしまいます。
この刑務所がただの刑務所ではないところに、この作品の異様さがあります。ここには「メデューサ症候群」と呼ばれる殺人衝動を持つ少女たちだけが集められていて、彼女たちは夜な夜な殺し合いをさせられます。ところが朝になると、その記憶をきれいに失っている——という不穏な設定から物語が動き出すんですね。日常から一気に非日常へ突き落とされる導入で、私は最初の数話でぐっと引き込まれました。
そしてこの作品を語るうえで欠かせないのが、「マーダーモデル」という独自設定です。これは、実在したシリアルキラー(連続殺人犯)を人格や能力のモデルにするという設定で、メデューサ症候群の少女たちにはそれぞれ元になった人物が設定されています。たとえば主人公の甘城千歌のマーダーモデルはヘンリー・リー・ルーカスとされています。実在の犯罪者をモチーフにするという踏み込んだ発想が、この作品の知的好奇心を刺激する部分であり、賛否も含めて語られる独創的な要素になっています。題材が題材だけに描写は重めなので、そこは心構えをしておくといいかもしれません。
主人公・甘城千歌と主要キャラ
登場人物についても、確認できている範囲で整理しておきましょう。まず大前提として、この物語の主人公は甘城千歌です。強さ考察系のサイトなどで黒木洋子というキャラクターがよく話題になるため、彼女が主人公だと勘違いされることもあるのですが、黒木洋子は主人公ではなく、メデューサ症候群を発症した少女の一人です。ここは混同しやすいので、はっきり区別しておきたいところですね。
主要なメデューサ(殺人少女)キャラクターと、それぞれのマーダーモデルを表にまとめました。実在の人物名がモデルになっている点が、この作品ならではの特徴です。
| キャラクター | 読み方 | マーダーモデル |
|---|---|---|
| 甘城千歌 | あまぎ ちか | ヘンリー・リー・ルーカス(※主人公) |
| 鬼ヶ原小夜子 | おにがはら さよこ | ヨーゼフ・メンゲレ |
| 石動美依那 | いするぎ みいな | ジョン・ウェイン・ゲイシー |
| 切嶋カレン | きりしま カレン | アルバート・フィッシュ |
| カチュア・ラストルグエヴァ | — | アンドレイ・チカチーロ |
| 槇村霧子 | まきむら きりこ | アルバート・デサルボ |
| 黒木洋子 | くろき ようこ | アーサー・ショウクロス |
敵役についても、混同されやすい二人を整理しておきます。ひとりは組長水野(くみちょう みずの)。広域暴力団の組長で柔道の達人、序盤から中盤(クルーズ船編)にかけての敵として立ちはだかります。もうひとりが桐生正臣(きりしょう まさおみ)で、こちらは終盤の最終決戦編で中心となる宿敵です。「組長」と「桐生正臣」はまったくの別人物なので、検索する際も混同しないように気をつけたいところですね。
桐生正臣ら宿敵との最終決戦編
ここから先は物語の中盤以降の流れに触れます。まだ本編を読んでおらず、展開を先に知りたくない方は、この見出しを飛ばして読み進めてくださいね。
羽黒刑務所での殺し合いから始まった物語は、巻を追うごとにスケールを広げていきます。複数のソースで確認できた大きな流れとしては、五菱重工による人体実験、新興宗教(真聖教団)との対立、暴力団(組長水野)との抗争といった局面を経て、物語は少しずつ大きなうねりを見せていきます。細かな章立てについては情報が割れている部分もあるため、ここでは大枠だけをお伝えするにとどめておきますね。
そして現在たどり着いているのが、宿敵・桐生正臣との最終決戦編です。桐生正臣は古武術「骨法」の使い手として描かれ、メデューサ勢との決着の相手として立ちはだかります。37巻の紹介にある「祭りの日」というのが、この最終決戦の舞台にあたるようです。長い物語がいよいよ結末へ向かって収束していく——そんな緊張感のある局面に入っているわけですね。ただ、繰り返しになりますが、まだ完結はしておらず、この決戦がどう決着するのかは今後の連載で描かれていくことになります。
サタノファニの強さランキング考察|最強キャラは誰か
ここからは、ファンの間で盛り上がっている「強さ」の話題を掘り下げていきます。サタノファニには公式の強さランキングは存在しませんが、だからこそ読者それぞれが自由に考察していて、それがこの作品の楽しみ方のひとつになっています。あわせて、電子書籍でどう読めるのかという実用的な情報や、アニメ化の状況についても触れていきますね。

強さランキングの考察【一覧表】
まずは俯瞰できるように、ファンの間で語られている強さ考察を一覧表にまとめました。ただし、これは公式が発表したランキングではなく、あくまでファンによる考察です。1対1・武器ありといった前提条件によっても評価は変わりますし、明確な順位が決まっているわけではありません。そのため、ここでは断定を避け、どういう位置づけで語られているかという形で整理しています。
| キャラクター | 強さの根拠(ファン考察) | 考察での位置づけ |
|---|---|---|
| 黒木洋子 | 職業凶手+米軍隊格闘術+八極拳 | 作品世界の最強候補として語られる |
| 巴あや | 単独で大勢を殺害できるとされる | メデューサ最高傑作と評される |
| 桐生正臣 | 古武術「骨法」の使い手 | 最終決戦編の宿敵 |
| 組長水野 | 柔道の達人 | 序盤〜中盤の強敵 |
| 甘城千歌 | 主人公。マーダーモデルはヘンリー・リー・ルーカス | 物語の中心人物 |
表はあくまで俯瞰用なので、それぞれの根拠については次の見出しから散文で補足していきます。もう一度お伝えしておくと、この位置づけは読者の考察を整理したものであって、作中で強さの序列が明示されているわけではありません。解釈が分かれる部分だという前提で読んでいただければと思います。
上位キャラの能力
ファンの強さ考察でよく名前が挙がるのが、黒木洋子です。彼女は職業凶手(プロの殺し屋)としての経験に加え、米軍隊格闘術や八極拳といった格闘技術を併せ持つとされ、「作品世界の最強候補」として語られることが多いキャラクターです。先ほど触れたとおり、この黒木洋子が話題になりすぎて主人公と勘違いされることもあるのですが、あくまでメデューサの一人という立ち位置ですね。
もう一人、考察でよく引き合いに出されるのが巴あやです。単独で大勢を殺害できるとされ、「メデューサ最高傑作」と評されることもあります。こうした評価は作中の描写をもとにしたファンの読み解きであって、公式が「この順番が強い」と示しているわけではありません。だからこそ、読者同士で「いや、こっちの方が上では」と議論が起きるわけで、そのやり取り自体がこの作品の醍醐味になっているのだと思います。
キャラクターの能力を軸にした強さ考察が好きな方には、同じように最強キャラや強さランキングを掘り下げた記事も面白いと思います。たとえば裏社会を舞台に規格外の強さを描く肉蝮伝説の強さランキングと最強キャラを解説した記事や、能力バトルの強さを体系立てて考察したアンデッドアンラックの全能力一覧と強さランキング考察の記事もあわせて読むと、考察の視点が広がるはずです。
黒木洋子ら人気キャラ
ここで、強さだけでなく物語における立ち位置という観点でも整理しておきましょう。黒木洋子は強さ考察の主役として語られる一方で、あくまでメデューサ症候群を抱える少女たちの一人であり、物語の主軸を担うのは主人公の甘城千歌です。「人気があるキャラ」と「主人公」は必ずしもイコールではないという点は、この作品を語るうえで押さえておきたいところですね。
マーダーモデルという設定のおかげで、それぞれのキャラクターに背景の重みが加わっているのも、人気を後押ししている要素だと感じます。実在の犯罪者をモデルにしているぶん、能力や行動原理に妙な説得力があり、それがキャラクターへの興味を引き立てているんですね。もちろん題材の性質上、描写は過激になりがちなので、そこは好みが分かれる部分でもあると思います。
電子書籍の配信情報
「気になったから読んでみたい」という方のために、読む手段についても触れておきます。サタノファニは電子書籍サービスのコミックシーモアで配信されていて、スマホやタブレットからいつでも読むことができます。連載が長く巻数も多い作品なので、かさばらずに一気読みできる電子版は相性がいいと思います。
なお、映像配信について気になる方もいると思うので補足しておくと、サタノファニは2026年7月時点でアニメ化・実写化ともに公式発表がありません。U-NEXTなどで作品名がヒットすることがありますが、これは電子書籍(マンガ)としての配信であって、映像作品としての配信ではない点に注意してください。アニメやドラマの動画配信は現時点では存在しません。ファンの間で映像化を望む声はありますが、あくまで希望の段階だととらえておくのがよさそうです。
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まとめ
ここまで、サタノファニが完結しているのかどうかを軸に、あらすじや主要キャラクター、そして強さ考察までまとめてきました。最後にポイントを振り返っておきましょう。
実在の犯罪者をモデルにしたマーダーモデルという設定、そして羽黒刑務所という閉ざされた舞台で繰り広げられる濃密な物語は、好みは分かれるものの一度ハマると先が気になって仕方がない作品です。いよいよ最終決戦編に入り、長い物語がどんな結末を迎えるのか——その答え合わせを楽しみに待ちたいですね。
なお、連載状況や巻数などの情報は今後の刊行で変わっていく可能性があります。正確な情報や最新の刊行状況については公式サイトや公式の告知でご確認いただき、作品の受け止め方については、あなた自身が読んで感じたことをいちばん大切にしていただければと思います。