サンダーボルト宙域で出会ったイオとダリルの因縁は、約13年の連載の末に幕を下ろしました。
最後の対決が終わったあとも物語は続きます。最終巻の1冊は、まるごと生き残った者たちの“その後”に使われました。
記事のポイント
- イオとダリルのラストバトルは26集、27集はその後を描く最終章
- 27集に入った第222話から最終話までの8話のタイトル
- ダリルの最後と、作者が語ったイオたちのハッピーエンド
- アニメ2シーズン・劇場版2作と、続編をめぐる発言
ガンダム サンダーボルトのネタバレ|漫画は全27集で完結・最終話までの流れ
『機動戦士ガンダム サンダーボルト』の漫画は、全27集・全229話で完結しています。最終話は、イオたちが乗る新しいMSの出撃で締めくくられました。

ガンダム サンダーボルト完結の基本データ
連載は2012年に「ビッグコミックスペリオール」で始まり、2025年9月26日発売の20号で最終回を迎えました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 機動戦士ガンダム サンダーボルト |
| 漫画 | 太田垣康男(原案:矢立肇・富野由悠季) |
| 掲載誌 | ビッグコミックスペリオール(小学館) |
| 連載 | 2012年〜2025年9月26日発売の20号(約13年) |
| 話数 | 全229話 |
| 最終話 | 出撃!サンダーボルト・ガンダム(フルカラー24ページ) |
| 単行本 | 全27集(最終27集は2025年12月19日発売) |
最終27集の通常版は1,320円(税込)で、雑誌掲載時のカラーページを再現しています。
限定版は3,300円(税込)です。特典は、完全設定資料BOOK『HOW TO BUILD THUNDERBOLT GUNDAM』です。収録された本編は通常版と同じです。
最終巻は27集の通常版で読めます。
シリーズ累計は、27集が出た2025年12月には600万部を突破していました。
イオ・フレミングとダリル・ローレンツ
物語の軸は、地球連邦軍のイオと、ジオン公国軍のダリルという2人のパイロットの因縁です。
イオ・フレミング
サイド4「ムーア」の生き残りで編成された、ムーア同胞団のパイロットです。スナイパーの攻撃で自機を撃破されながらも、敵のMSを奪って戦い抜きます。
ダリル・ローレンツ
ジオン公国軍リビング・デッド師団のエーススナイパーです。
イオと出会い、互いを倒すべき敵と認めたことで、2人の長い戦いが始まります。
完結までの物語の流れ
物語はサンダーボルト宙域の戦いから始まり、一年戦争のあとは南洋同盟との戦いへ広がっていきます。
サンダーボルト宙域の戦い
始まりは宇宙世紀0079年です。サイド4「ムーア」があった宙域は、コロニーの残骸などが漂う暗礁宙域になっていました。
サンダーボルト宙域と呼ばれるこの場所が、地球連邦軍とジオン公国軍の戦場です。
作者の構想では、もともと2人の物語はこの宙域で終わる予定でした。3巻まではプロローグとなり、そこから大河的な物語が始まります。
一年戦争を描いた他のガンダム作品との並びは、ガンダムの時系列と宇宙世紀の見る順で確かめられます。
一年戦争後の地球と南洋同盟
一年戦争が終わっても、イオとダリルの戦いは終わりません。2人は新たな戦場の地球で、宗教組織・南洋同盟と向き合います。
南洋同盟はアジア全域を実効支配し、連邦からの独立と宗教国家の建設をもくろみます。
南洋同盟のパーフェクト・ガンダムと、地球連邦軍のパーフェクト・ジオングが戦う展開も、話題になりました。
26集から最終話までのネタバレ
ここから先は、26集から最終話までの結末に触れます。
イオは最終決戦を生き延び、チーム・サンダーボルトとして新たなMSで出撃します。ダリルは、作者が「救いのない最後」と語る結末を迎えました。
26集でイオとダリルのラストバトル
2025年8月29日に出た26集で、ソーラ・レイをめぐる戦いに終止符が打たれます。イオとダリルのラストバトルも、この巻です。
ソーラ・レイの照準を月へ向けたのは、カーラでした。作者は早い段階から、ラスボスをカーラにすると決めていました。
連邦軍を見切ったアナハイム・エレクトロニクスは、ビグ・ザムの量産機で反撃に出ます。さらに、新国家タイタンズの設立を宣言しました。
27集は生き残った者たちのその後
最終27集は、最終決戦を生き残った者たちの“その後”を描く最終章です。南洋同盟の計画は頓挫し、地球圏にはひとまずの平穏が訪れます。
作者は、エピローグに1巻分を使いたいと編集部に伝えていました。27集では、すべてのキャラクターにエンディングを付けています。
27集に収録されたのは、次の8話です。
- 第222話 クリード&ソニア
- 第223話 ジャニス&ビリー
- 第224話 レヴァン教誕生
- 第225話 EUREKA
- 第226話 シャンチー
- 第227話 チーム・サンダーボルト前編
- 第228話 チーム・サンダーボルト後編
- 最終話 出撃!サンダーボルト・ガンダム
第222話は、サイド4の軍病院の場面から始まります。重体で運び込まれた人物は危険を脱し、「おかえり相棒!!」と迎えられます。
第225話「EUREKA」では、木星帰りの人物の後ろ姿が描かれ、話題になりました。
最終話はチーム・サンダーボルトの出撃
第227話は「チーム・サンダーボルト」前編です。冒頭では、ダリルに連邦軍の兵力を予想外に削られたことが語られます。
最終話のタイトルは「出撃!サンダーボルト・ガンダム」です。フルカラー24ページで掲載されました。
最終決戦を生き延びたイオは、相棒のリリー・シリェーナ、カリストとチーム・サンダーボルトを結成します。3人が乗るのが、新たなMSのサンダーボルト・ガンダムです。
サンダーボルト・ガンダムは、アナハイム・エレクトロニクスの試作型可変MSです。ジオング由来のサイコミュ・システムを積んでいます。
最終話には、『機動戦士Zガンダム』でおなじみのMSも登場します。
作者は、イオの最終回を考えたとき「きっと彼はまだ戦い続けるだろうな」とすぐに思い浮かんだそうです。イオは仲間とともに、再び戦いに身を投じる生き方を選びました。
ダリルの最後
ダリルの最後を、作者は「ちょっとしたボタンのかけ違いで、救いのない最後になってしまった」と表現しています。
ダリルは漆黒の宇宙で、自ら永遠の眠りにつきました。
ガンダム サンダーボルトのネタバレ考察とアニメ・続きの読み方
2人の主人公は、対照的な結末を迎えました。アニメは2シーズンと劇場版2作があり、続編の制作は2026年11月時点で発表されていません。

ハッピーエンドかどうかの考察
イオたちにとって、この結末はハッピーエンドです。一方のダリルは、本編で最後まで救われませんでした。
イオたちにとってのハッピーエンド
作者は、イオたちにとってあれはハッピーエンドだと語っています。自分たちの能力を存分に活かせる場所に、最後にたどり着いたからです。
新しいMSで戦場へ戻る姿は、平穏とは言いにくいかもしれません。それでも「納得のいく兵器で納得のいく環境で戦いたい」という気持ちこそ、イオたちの望みだったのでしょう。
ダリルへの供養として描かれた短編
ダリルは本編で、辛い境遇のまま救われることがありませんでした。作者は26集の限定版の短編を、「ダリルに対する供養」のつもりで描いています。
限定版のミニBOOK『SWEET MEMORIES』は、本編では語られなかったダリルの少年時代を描いた描きおろしです。
ダリルがガンダムに乗る主人公の逆転
物語では、ジオン公国軍のダリルがガンダムに乗ります。作者は、意図して主人公の立場を逆転させました。
正義と悪の対立を避け、戦争の現実を描くための仕掛けです。作者は、ガンダムに乗っているのは正義という固定観念を危険だと考えています。
アニメは2シーズンと劇場版2作
アニメは、第1シーズンが2015〜16年、第2シーズンが2017年に展開されました。どちらも全4話で、それぞれ劇場版になっています。
第1シーズンとDECEMBER SKY
劇場版『DECEMBER SKY』は、第1シーズン全4話に新規シーンを加えたディレクターズカット版です。2016年に劇場上映と配信が行われました。
漫画の最終27集の発売を記念して、2025年12月19日には『DECEMBER SKY』の上映会も開かれました。
第2シーズンとBANDIT FLOWER
第2シーズンの舞台は、一年戦争が終わったあとの地球です。イオは新たな乗機アトラスガンダムを受け取り、オーストラリアからインド洋へ向かいます。
地球連邦軍とジオン公国軍、そして南洋同盟の三つ巴の戦いが、ここから始まります。
劇場版『BANDIT FLOWER』は第2シーズンの再編集版で、新作カットを加えた90分の構成です。2017年11月18日に公開されました。
アニメ続編をめぐる発言
アニメの続編の制作は、2026年11月時点で発表されていません。
2025年12月19日の上映会で、作者の太田垣康男さんは続きを作ってほしいと願いました。プロデューサーの小形尚弘さんは「今後も考えていきたい」と答え、最後まで明言を避けています。
同じ上映会で、小形さんは続編を前向きに考えていることも話しました。
12月20日のファンミーティングでは、監督の松尾衡さんが「中途半端なタイミングでは作りたくない」と語っています。
作者は完結後、連載のために中断していた『MOONLIGHT MILE』のネームに取り掛かっていると明かしました。
最終27集の試し読みと無料の話
最終27集の冒頭は、小学館の27集の試し読みで読めます。
ビッコミで無料の話
小学館のマンガ配信サイト「ビッコミ」では、2026年11月時点で次の話を無料で読めます。
- 第1話〜第3話
- 第226話
- 第227話
第228話と最終話は有料で、最終話は110ptの表示です。
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ガンダム サンダーボルトに関するよくある質問(FAQ)
Q1. ガンダム サンダーボルトの漫画はいつ完結しましたか?
A. 2025年9月26日発売の「ビッグコミックスペリオール」20号で最終回を迎えました。連載は2012年から約13年です。単行本は、2025年12月19日発売の27集が完結巻です。
Q2. 漫画は何巻・何話までありますか?
A. 単行本は全27集、話数は全229話です。最終27集には、第222話から最終話までの8話が入っています。
Q3. 最終回でイオとダリルはどうなりますか?
A. イオは最終決戦を生き延び、リリー・シリェーナ、カリストとチーム・サンダーボルトを結成します。3人は新たなMSのサンダーボルト・ガンダムに乗ります。ダリルは、作者が「救いのない最後」と語る結末を迎えました。
Q4. イオとダリルの最終決戦は何巻ですか?
A. イオとダリルのラストバトルは、2025年8月29日発売の26集です。最終27集は、生き残った者たちの“その後”を描く最終章です。
Q5. アニメの続編(3期)はありますか?
A. 2026年11月時点で、続編の制作は発表されていません。アニメは第1シーズンと第2シーズン(各全4話)と、それぞれの劇場版2作があります。
ガンダム サンダーボルト完結のネタバレまとめ
『機動戦士ガンダム サンダーボルト』は、約13年の連載を経て、全27集・全229話で完結しました。
- 最終回は2025年9月26日発売の「ビッグコミックスペリオール」20号、最終27集は2025年12月19日発売
- イオとダリルのラストバトルは26集で、27集は生き残った者たちの“その後”を描く最終章
- 最終話でイオはリリー・カリストとチーム・サンダーボルトを結成し、サンダーボルト・ガンダムに乗る
- ダリルは、作者が「救いのない最後」と語る結末を迎える
- 作者は、イオたちにとってはハッピーエンドだと語っている
- アニメは2シーズン(各全4話)と劇場版2作で、続編の制作は2026年11月時点で未発表

