『じゃあ、あんたが作ってみろよ』は、谷口菜津子さんの漫画です。プロポーズを断られた勝男が、筑前煮づくりに奮闘するところから物語が動き出します。
原作は全5巻で完結しました。最終巻の5巻は2026年10月9日に発売されました。夏帆さんと竹内涼真さんのW主演で、実写ドラマにもなっています。
記事のポイント
- 作品の基本情報とあらすじの全体像
- 山岸鮎美と海老原勝男を中心とした人物関係
- 原作は全5巻で完結・4巻までの展開と最終巻の紹介
- 実写ドラマのキャスト・最終回・配信情報
じゃあ、あんたが作ってみろよのネタバレ
『じゃあ、あんたが作ってみろよ』の基本情報とあらすじ
『じゃあ、あんたが作ってみろよ』は、ぶんか社の「comicタント」で連載され、全5巻で完結した漫画です。

作者・出版社・掲載誌などの書誌情報
『じゃあ、あんたが作ってみろよ』は、谷口菜津子(たにぐち なつこ)さんによる漫画作品です。出版社はぶんか社で、掲載誌は「comicタント」。連載はcomicタントVol.41から始まりました。
単行本は全5巻で完結しています。最終巻の5巻は2026年10月9日に発売されました(990円)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | じゃあ、あんたが作ってみろよ |
| 作者 | 谷口菜津子 |
| 出版社 | ぶんか社 |
| 掲載誌 | comicタント(comicタントVol.41から連載開始) |
| 既刊 | 単行本全5巻(完結・5巻は2026年10月9日発売) |
なお、作者の谷口菜津子さんは第26回手塚治虫文化賞・新生賞を受賞しています。ただし受賞の対象は『教室の片隅で青春がはじまる』と『今夜すきやきだよ』の2作です。
本作『じゃあ、あんたが作ってみろよ』がこの賞を受賞したわけではありません。
物語のあらすじ
あらすじをざっくり紹介します。物語の主人公は、大学時代から交際し同棲6年になる海老原勝男と山岸鮎美のカップルです。勝男からのプロポーズに対して、鮎美は「ん~無理」とあっさり拒否してしまうんですね。
その理由は、勝男が持っている「料理は女がして当然」という無自覚な亭主関白的な価値観にありました。料理への何気ない批評を繰り返すなど、鮎美はそうした言動に長年疲れ果てていたわけです。
破局後、勝男は自分の好物である筑前煮を、職場の後輩のアドバイスを受けながら自炊で作ろうと奮闘します。その過程で、少しずつ自分の過ちに気づいていきます。
一方の鮎美も、勝男と離れたことで自由な生き方と自分らしさを取り戻していきます。そんな二人それぞれの再生を描いた物語です。
主要登場人物と関係性(山岸鮎美・勝男)
物語の軸は、ヒロインの山岸鮎美と、相手役の海老原勝男の二人です。
山岸鮎美と海老原勝男
山岸鮎美(やまぎし あゆみ)は本作のヒロインです。勝男とは大学時代からの交際・同棲6年の関係でしたが、プロポーズを拒否して破局します。
その後は料理を通じて、自分らしさを少しずつ取り戻していきます。実写ドラマでは夏帆さんが演じています。
海老原勝男(えびはら かつお)は27歳の会社員。「料理は女がして当然」という無自覚な昭和的価値観が、鮎美に拒否される原因になります。
破局後は自炊、とくに筑前煮づくりを通じて反省し、成長していきます。ドラマでは竹内涼真さんが演じました。
この二人の「間違いを抱えた人間が、それでも変わろうとする」姿が、本作の一番の見どころだと私は感じています。
そのほかの登場人物
二人を取り巻くキャラクターも、物語に厚みを加えています。主な人物とドラマの配役は次のとおりです。
| 登場人物 | ドラマ配役 | 関係・立ち位置 |
|---|---|---|
| 山岸鮎美 | 夏帆 | ヒロイン。勝男のプロポーズを拒否 |
| 海老原勝男 | 竹内涼真 | 27歳会社員。自炊を通じて成長 |
| 南川あみな | 杏花 | 勝男の後輩 |
| ミナト | 青木柚 | 鮎美周辺の年下男性 |
| 柏倉椿 | 中条あやみ | 勝男がマッチングアプリで出会う女性 |
| 吉井渚 | サーヤ(ラランド) | 関連人物 |
| 白崎ルイ | 前原瑞樹 | 関連人物 |
南川あみなとミナトの関係が進展する描写もあり、周囲の人間模様も見どころです。
じゃあ、あんたが作ってみろよのネタバレ考察
【ネタバレ】物語の見どころと最終巻までの展開
この章以降は、原作漫画の展開やドラマの最終回に触れます。ネタバレを避けたい方はご注意ください。
原作は5巻で完結しました。この章では、4巻までの展開と、最終巻の5巻の紹介文をまとめます。

破局から始まる二人の再生
本作の見どころは、破局を起点にした二人それぞれの変化です。勝男は「作ってもらって当たり前」だった立場から、自分でキッチンに立つ側へ移ります。
職場の後輩の助けを借りながら筑前煮に挑む描写は、彼が自分の価値観を見つめ直していく過程そのものです。
鮎美のほうは、束縛的な関係から解放されて、自分の人生を主体的に選び直していく。どちらか一方が悪者で終わらず、二人とも不器用に前へ進んでいくところに、読んでいて引き込まれます。
原作漫画・最終巻(第5巻)までの展開
第4巻では、鮎美が家族と向き合い、自分らしく生きる決意を固めていきます。そしてその帰路で、彼女は勝男と再会します。
この再会の場面で、勝男は鮎美に謝罪します。二人は友達になることを約束しますが、周囲の友人からは復縁の可能性を指摘されるという含みのある終わり方です。
最終巻の5巻は、2026年10月9日に発売されました。地元の大分で、勝男は両親の離婚騒動をなんとかしようとします。話を聞こうとしない父親に、勝男はある提案をします。
5巻では、勝男と鮎美の2人の関係にも大きな変化が訪れます。紹介文には「大ヒットしたTVドラマとはまた違った、勝男と鮎美が選んだ『未来』」とあります。
【ネタバレ】原作は5巻で完結|結末を考察
この章は結末に関する考察を含みます。4巻までの展開と5巻の紹介文から読み取れる範囲の考察で、5巻で描かれた結末の中身は扱いません。
原作は5巻で完結し、勝男と鮎美は二人で選んだ『未来』にたどり着きます。焦点は、その未来が復縁なのか、別々の道なのかです。
復縁するのか、それとも新しい道か
最大の焦点は勝男と鮎美が復縁するのかどうかです。4巻では「友達になる約束」をしつつ、周囲から復縁を指摘される展開まで進みました。
5巻の紹介文には、2人の関係に大きな変化が訪れるとあります。復縁へ向かうのか、互いに新しい人生を選ぶのか、その答えは5巻で描かれています。
ミナトと南川あみなの関係、勝男とマッチングアプリで出会う柏倉椿との関係など、二人の周囲にも新しい出会いが描かれています。これらがどう物語に絡んでいくかも、結末を左右する要素になりそうですね。
二人が選んだ答えは5巻で描かれる
大事な前提として、原作は5巻で完結しています。ドラマの最終回は、原作の完結より前に放送されたオリジナルの結末です。
二人が選んだ答えは、最終巻の5巻で描かれています。成長した二人がどんな関係の形を選ぶのかが、この作品の締めくくりです。
実写ドラマ版のキャストと最終回・配信
本作はTBS系「火曜ドラマ」枠で実写化されました。ここではキャストや放送情報、そして賛否が分かれた最終回、配信状況までまとめて紹介します。
放送情報とキャスト
ドラマ版は2025年10月7日から12月9日まで放送された全10話です。W主演は夏帆さんと竹内涼真さんです。
共演には次の方々が名を連ねています。
- 中条あやみさん
- 青木柚さん
- 前原瑞樹さん
- サーヤさん(ラランド)
- 杏花さん
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送局・枠 | TBS系「火曜ドラマ」 |
| 放送期間 | 2025年10月7日〜12月9日(全10話) |
| 放送時間 | 毎週火曜よる10時〜10時57分(放送終了) |
| W主演 | 夏帆/竹内涼真 |
脚本は安藤奎さん、演出は伊東祥宏さんほかです。主題歌はThis is LASTの「シェイプシフター」です。
最終回の展開と賛否
ここが重要なポイントで、ドラマの最終回は原作とは異なるオリジナル展開です。放送当時は原作が完結していなかったため、ドラマは独自のラストを用意しました。
ドラマ最終回(2025年12月9日放送)では、一度復縁した勝男と鮎美が、互いの成長と将来を踏まえて別れます。別れを切り出したのは勝男のほうでした。鮎美が飲食店での修行を志すなど、それぞれが自分の道を選びます。
火曜ドラマには、特別篇『じゃあ、勝男が作ってみろよ』もあります。
ドラマ版の配信
ドラマ版(全10話)は、動画配信サービスで配信されています。配信先は、TBSの公式サイトで確かめられます。
TVerでの見逃し配信もありましたが、無料配信は期間限定のことが多いサービスです。
読者・視聴者の感想・評価
本作は、男性側の気づきと成長を描くテーマへの共感と、結末をめぐる意見の割れが目立つ作品です。
共感と反感が交差するテーマ
本作の中心にあるのは、「料理は女がして当然」という価値観からの、男性側の気づきと成長というテーマです。
「身に覚えがあって刺さった」「価値観をアップデートする物語として良い」と共感する声があります。一方で、テーマの扱い方には賛否の意見も出ています。
勝男が本当に変わったと言えるのか、鮎美の選択をどう捉えるか。読者・視聴者それぞれの人生経験によって、受け止めが変わるのも本作の特徴です。
結末をめぐる意見の割れ
とくに議論が活発なのが、「復縁するのか」「あの最終回をどう受け止めるか」という論点です。ドラマの「復縁してから別れる」展開は、余韻として肯定する人と、釈然としない人で評価がくっきり分かれました。
原作の結末は、最終巻の5巻で描かれています。ドラマとはまた違う、勝男と鮎美が選んだ『未来』が描かれます。
『じゃあ、あんたが作ってみろよ』を電子書籍・動画配信で楽しむ方法
原作漫画は電子書籍で全5巻、ドラマは動画配信サービスで楽しめます。
原作漫画は電子書籍で読む
原作漫画を読むなら、電子書籍サービスが手軽です。コミックシーモアでは、全5巻が配信されています。
1〜4巻は1巻あたり700pt(770円・税込)が目安です。話数ごとに読める分冊版も用意されています。
コミックシーモアにはじゃあ、あんたが作ってみろよの試し読みページがあります。まずは冒頭を無料で読み、雰囲気を確かめてから購入を決められます。
ドラマは動画配信で見る
実写ドラマ版(全10話)は、動画配信サービスで配信されています。配信先はTBSの公式サイトで確かめられます。原作は全5巻で完結し、ドラマはオリジナルの最終回です。両方に触れると、二人の結末の違いも見比べられます。
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じゃあ、あんたが作ってみろよのネタバレと完結のまとめ
『じゃあ、あんたが作ってみろよ』は、全5巻で完結した漫画です。要点は次のとおりです。
- 原作は谷口菜津子さんの漫画で、全5巻で完結(最終巻は2026年10月9日に発売済み)
- ヒロインは山岸鮎美、相手役は海老原勝男で、破局から二人の再生を描く物語
- 4巻では友達になる約束と復縁を指摘される展開まで進み、結末は最終巻の5巻で描かれる
- ドラマは原作と異なるオリジナル最終回で、その展開は賛否が分かれている
原作の二人がどんな『未来』を選んだのかは、最終巻の5巻で読めます。

