全30巻、最終話は第271話「これから」。6年半にわたって週刊少年ジャンプを走り抜けた呪術廻戦が、2024年に静かに幕を下ろしました。ところが完結直後から、その締めくくりをめぐってファンの受け止めは大きく分かれています。271話でいったい何が描かれたのか、なぜ「ひどい」という声が上がったのか、そして「肯定的な意見」も少なくないのはどうしてなのか。さらに、続編やスピンオフの呪術廻戦モジュロ、アニメの死滅回游の今後まで、気になるところを私なりに整理してみました。ネタバレを含みますが、読み終わるころには結末の全体像と「その後」の動きがすっきりつながるはずです。
記事のポイント
- 最終回(第271話)で描かれた内容の要点
- 「ひどい」と言われた理由と伏線未回収の指摘
- 爽やかな結末を評価する肯定的な声
- スピンオフ・モジュロやアニメ続編など完結後の動き
呪術廻戦 最終回の内容と賛否
まずは本編の締めくくりから見ていきます。ここでは最終回が何話・何巻なのかという基本情報に始まり、第271話で描かれた展開、そして「ひどい」「賛否両論」と語られる具体的な理由と、逆に高く評価する声の両方を、できるだけフラットに並べていきます。呪術廻戦 最終回のネタバレを含むので、未読の方はご注意ください。
この先は最終話(第271話)とエピローグの内容に触れます。結末を知りたくない方はご注意ください。

最終回は何話?30巻収録
呪術廻戦の最終回は第271話「これから」で、単行本では全30巻の最終巻に収録されています。第30巻は2024年12月25日に第29巻と同時発売され、最終巻にはエピローグとなる描き下ろし16ページも加えられました。2018年の連載開始から数えて、6年半での完結です。
電子書籍のコミックシーモアでも「呪術廻戦 30(最新刊)」で完結と表記されており、30巻という区切りは間違いありません。長期連載としてはかなりすっきりまとまった巻数だな、というのが率直な印象です。
最終271話の主な内容
第271話は、死滅回游をめぐる長い戦いに決着がついたあとの「その後」を描く回です。虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇の3人がそれぞれ日常に戻り、呪術師として新たな呪詛師への対応といった任務をこなしていく様子が描かれます。派手なバトルで締めるのではなく、日常に着地させる終わり方ですね。
物語のラストは、百葉箱の中に宿儺の指が1本収められているカットで締めくくられます。また、死亡した宿儺の魂が魂の通り道のような場所で真人と言葉を交わす場面もあり、宿儺は「呪いの子として蔑まれた復讐のために生きてきたが、生き方を変える機会が2度あった」「次があれば生き方を変えるのもいいかもしれない」といった趣旨を語ります。ラスボスだった宿儺の内面に、最後に少しだけ光が当たる構成になっています。
なお第271話の掲載号については、ネット上の記事で「2024年9月30日発売号」との記載が見られますが、複数ソースで完全には照合しきれていないため、ここでは「2024年秋の連載分」という程度にとどめておきます。
ひどいと言われた理由
完結直後から、SNSや考察サイトでは「ひどい」「賛否両論」という言葉が飛び交いました。とはいえ、これは公式やメディアが謝罪・訂正をしたような意味での「炎上」ではなく、あくまでファンのあいだで受け止めが大きく割れた、という状態だと私は見ています。ネット上で盛り上がった賛否両論、というのが実態に近いですね。
批判の中身として複数のサイトで共通して挙がるのは、次のようなポイントです。
| 論点 | 内容 |
|---|---|
| 伏線未回収 | 虎杖の父親の情報や、宿儺・羂索の過去の詳細などが明かされないまま完結した |
| 五条悟の扱い | 人気キャラである五条の最終回での扱いに不満の声 |
| 伏黒の描写 | 宿儺に肉体を奪われていた経緯からの人格回復描写が薄いという指摘 |
| 期待値ギャップ | 連載中の人気・期待の高さと結末との落差 |
ある個人ブログの独自集計では「肯定4:否定6」ほどの分布だと紹介されていますが、これはアンケートのような一次データではなく執筆者の主観的な整理なので、数値として鵜呑みにはできません。ここでは「否定的な感想が目立った場面もあった」という受け止めにとどめておきます。
伏線未回収への指摘
批判の中でもとりわけ多かったのが、伏線の未回収に関する声です。虎杖の父親にまつわる情報、虎杖が最終決戦で見せた領域展開の名称、宿儺や羂索の過去の細部など、「もっと掘り下げてほしかった」と感じる要素が残ったまま完結したと受け止める読者が少なくありませんでした。
特に伏黒については、最終話の時点で人格が完全に戻ったと明示する描写がないという指摘が、複数の考察・感想サイトで共通して見られます。この点は解釈が割れていて、明確な描写不足とみなす人もいれば、余白として受け止める人もいる、というのが正直なところです。断定はできないので、ここではあえて「読者によって読み方が分かれる部分」と整理しておきます。呪術廻戦の死滅回游編そのものの流れを追いたい方は、呪術廻戦・死滅回游編のネタバレ解説もあわせてどうぞ。
肯定的な評価も多い
一方で、結末を好意的に受け止める声も決して少なくありません。「爽やかな終わり方でよかった」「あえて軽い着地にしたのが逆に好き」といった感想や、6年半の長期連載をきちんと完結させたこと自体への感謝のコメントも数多く見られました。
エピローグ描き下ろし
単行本派の読者にとって見逃せないのが、最終巻に収録された描き下ろしのエピローグ16ページです。雑誌連載時にはなかったこの追加ページによって、キャラクターたちの「その後」がもう少し補われる構成になっています。
結末の受け止めが割れている作品だからこそ、雑誌で読んだ方も、単行本の描き下ろしまで含めて改めて味わうと印象が変わるかもしれません。呪術廻戦の本編はコミックシーモアで1巻から最終30巻まで読めるので、伏線や結末を自分の目で確かめたい方はチェックしてみてください。
呪術廻戦 最終回のその後と続編情報
本編が完結したいま、多くの人が気になるのは「続きはあるのか」という点だと思います。ここは少し複雑で、本編漫画の続編・スピンオフ・アニメで状況が異なります。それぞれをきちんと切り分けながら、完結後の公式の動きと、30巻を読むうえでの見どころを整理していきます。

スピンオフ・モジュロとは
本編の直接的な続編漫画は、2026年7月の時点で公式発表がありません。その一方で、原作・芥見下々×作画・岩崎優次によるスピンオフ「呪術廻戦≡(モジュロ)」が週刊少年ジャンプで連載されました。こちらは本編最終回とは別物なので、混同しないよう注意が必要です。
物語の舞台は死滅回游から68年後の2086年。宇宙船やシムリア星人を名乗る地球外生命体が現れ、乙骨真剣・乙骨憂花ら日本の呪術師が対応していくという、本編の続編というよりは後日談的なスピンオフです。モジュロは全25話で完結し、2026年3月9日発売の週刊少年ジャンプ2026年15号で最終回を迎えました。コミックスの最終3巻は2026年5月1日に発売されています。
作者の芥見下々は連載開始時から「半年ほど(打ち切られなければ)」と期間を宣言しており、実際その通りに完結しました。この最終回をもって作品世界全体に「これ以上の方向性はない」と示唆したと報じる記事もありますが、著者本人の直接コメントとして裏取りできているわけではないので、メディア経由の紹介として受け止めておくのがよさそうです。モジュロはコミックシーモアで読めます。
アニメの今後の展開
アニメ版は、原作の完結に先行して続編の制作・放送が進んでいます。テレビアニメ第3期「死滅回游 前編」は2026年1月に放送を開始し、最終回にあたる第59話「仙台結界」は2026年3月26日に本編拡大スペシャルとして放送されました。
そして続く第4期「死滅回游 後編」は2026年6月19日に制作が発表され、現在(2026年7月時点)鋭意制作中で放送日は未定です。さらに新たな「劇場版 呪術廻戦」の上映も決定していますが、公開日などの詳細はまだ発表されていません。ティザーPVの雰囲気だけでも先に味わっておきたい方は、公式チャンネルの映像をどうぞ。
死滅回游 後編の状況
アニメの死滅回游は、前編が2026年3月に放送を終え、後編がこれからという段階です。原作漫画はすでに完結していますが、アニメとしては物語がまだ途中、という状態ですね。原作を先に読むか、アニメの後編を待つかは悩ましいところだと思います。
死滅回游のなかでも印象的なエピソードのひとつが釘崎野薔薇の顛末ですが、その「復活」をめぐる展開が気になる方は、釘崎野薔薇の復活に関する解説もあわせて読むと、後編を観る前の予習になるはずです。
アニメの配信状況や放送スケジュールは変更されることがあります。視聴前に各サービスや公式サイトで最新情報をご確認ください。
全30巻の読みどころ
結末の賛否はさておき、全30巻という長い旅路そのものは、やはり読み応えがあります。呪術という設定のバトル描写、五条悟をはじめとする人気キャラの活躍、そして死滅回游での怒涛の展開まで、山場が途切れません。
最終回の評価が割れているからこそ、「なぜ賛否が分かれたのか」を自分の目で確かめる読み方も面白いと思います。伏線がどこまで張られ、どこが回収され、どこが余白として残されたのか。完結済みの今なら、途中で待たされることなく一気に最終巻まで駆け抜けられるのも大きな魅力ですね。
原作を読む・アニメを見る方法
呪術廻戦を今から追うなら、原作漫画とアニメの二択になります。漫画で結末まで一気に読みたいなら、電子書籍のコミックシーモアが手軽です。1巻から最終30巻、さらにスピンオフのモジュロや前日譚の「呪術廻戦0」までそろっているので、気になる入り口から読み始められます。
アニメで映像とともに楽しみたい方は、動画配信サービスを使うのが便利です。たとえばU-NEXTなら、アニメ第3期「死滅回游 前編」が見放題で配信されています。後編を待つあいだに前編を振り返ったり、1期から通しで観直したりするのにちょうどいいですね。
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まとめ|呪術廻戦 最終回の要点
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呪術廻戦 最終回は第271話「これから」で、全30巻をもって完結しました。虎杖たちが日常へ戻り、宿儺の指と魂の描写で幕を閉じるという静かな着地に対し、伏線の未回収や一部キャラの扱いをめぐって賛否両論が起こりましたが、爽やかな終わり方を評価する肯定的な声も多く、受け止めは読者によってさまざまです。
完結後の動きとしては、本編漫画の続編は未発表、スピンオフ「呪術廻戦≡(モジュロ)」は全25話で完結済み、アニメの死滅回游は後編を制作中、という3層で整理すると分かりやすいと思います。本ページの内容はあくまで一つの整理であり、放送・配信・発売の最新情報は必ず各公式サイトでご確認ください。作品の評価や解釈は人それぞれなので、最終的な判断はご自身で作品に触れたうえで、気になる点は公式情報をあわせて確かめていただければと思います。