木村拓哉が風間公親を演じる映画『教場 Requiem』は、2026年2月20日に公開された二部作の後編です。前編『教場 Reunion』から続く物語は、第205期生の卒業式へと向かっていきます。
卒業式を襲ったのは誰なのか、そして風間と十崎の因縁はどこに行き着くのか。エンドロールのあとにも、風間をめぐる場面が用意されています。
記事のポイント
- 2026年2月20日公開の二部作の後編で、前編は『教場 Reunion』
- クライマックスは第205期生の卒業式と、そこで起きる爆破
- エンドロールのあとにも、風間をめぐる場面がある
- 映画の原作は長岡弘樹『新・教場』『新・教場2』(小学館文庫)
教場 Requiemのネタバレ|あらすじと結末
十崎の妹・紗羅の行方を追う卒業生たちと、卒業式を迎える第205期生。二つの流れが、卒業式の当日に重なっていきます。

ここから先は、映画『教場 Requiem』の犯人と結末に触れます。
卒業式を襲ったのは、かつて警察学校を去った平田和道です。紗羅は救い出され、最後は十崎の前に風間が立つ場面で終わります。
前編『教場 Reunion』からの続き
『教場 Requiem』は、前編『教場 Reunion』の続きを描く後編です。前編は、2026年1月1日にNetflixで配信が始まりました。
作品の基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 劇場公開日 | 2026年2月20日 |
| 上映時間 | 149分(PG12) |
| 監督 | 中江功 |
| 脚本 | 君塚良一 |
| 原作 | 長岡弘樹『教場』シリーズ(小学館) |
| 主演 | 木村拓哉(風間公親) |
| 主題歌 | Uru「今日という日を」 |
| 配給 | 東宝 |
前編の主題歌はUru「心得」で、後編とは別の曲です。
前編のあとに残された謎
前編では、第205期生が抱える闇と秘密が暴かれ、退校する生徒も出ました。後編でも、風間による生徒たちへの追及は続きます。
その一方で、風間教場の卒業生たちは、囚われた十崎の妹・澄田紗羅の行方を追います。そして誘拐犯が、第205期生の卒業式で何かを起こすことを突き止めました。
十崎波琉は、15年前に風間に逮捕された男です。出所後に風間を付け狙い、大雨の日に風間のバディだった遠野の命と、風間の右目を奪いました。
紗羅は、目が不自由な女性です。名前を変えて、南足柄市の民家で後見人の女性にかくまわれていました。
第205期の生徒たちと氏原の役割
第205期生の中で、裏で外部とつながっていたのが氏原清純です。
卒業式を前にした第205期生
卒業式を前に、第205期生の中ではいくつもの動きがあります。
- 真鍋・洞口・木下の三角関係
- 追い詰められた妹をかばおうとする初沢
- 怪しげな行動が目立つ氏原
門田陽光は記録係として、カメラを構えています。
平田に雇われていた氏原
氏原は、平田に金で雇われ、風間の情報を集めていました。校内でスマホを使い、外へ情報を流していたのです。
その裏の顔は、やがて風間に見抜かれます。
卒業式の爆破計画と平田和道
卒業式を襲ったのは、かつて風間の教え子だった平田和道です。狙いは、風間への恨みを晴らすことでした。
平田和道は誰なのか
平田は、2020年のスペシャルドラマに風間の教え子として登場した人物です。ある事件を引き起こし、警察学校を去っていきました。
演じるのは、前編から続投した林遣都です。観客を映画館で驚かせるため、出演者のクレジットには林遣都の名前が入っていません。
中江功監督たちは、映画には物語に介入してくる第三者が必要だと考えました。そこで最初に辞めていった平田しかいない、と意見が一致したのです。
卒業式で起きた爆破
平田は卒業式の壇上に姿を現します。爆弾は、壇上の花と、平田自身の身体に仕込まれていました。
式場では爆破が起き、風間の眼鏡にはひびが入ります。この爆破が、『教場 Requiem』のクライマックスです。
風間が先に打っていた手
風間は、平田の狙いを見抜いていました。爆弾が作動しないよう、あらかじめ手を打っていたのです。
平田は確保されました。
ラストの十崎と風間
十崎の妹・紗羅は救い出されます。その姿を見届ける十崎の前に、風間が現れます。
二人が向かい合う場面で、本編は終わります。十崎がそのあと逮捕されたのかは描かれず、因縁の決着は見る人に残されたままです。
エンドロール後の風間の左目
エンドロールのあと、新しい生徒たちを迎える風間の左目は白く濁って見え、手には白い杖があります。
風間の右目は、十崎に奪われたものです。
教場 Requiemのネタバレ考察と原作・配信
映画の原作は長岡弘樹の『教場』シリーズで、小説版のノベライズも出ています。前編はNetflixで配信が始まりました。

ReunionとRequiemという題名の意味
前編のReunionは「再結集・再会」、後編のRequiemは「鎮魂歌」という意味です。
Reunionには、いくつもの意味が込められています。
- 風間の教え子たちとスタッフの再結集
- 宿敵・十崎との再会は果たされるのか、という問い
- 意外な人物・平田との再会
- 前作から待っていた視聴者と作品との再会
一方のRequiemは、誰から誰に向けての「死を悼み、魂の安息を願う歌」なのか。その答えは、見た人それぞれに委ねられています。
遠野を失った風間と、卒業できずに去った平田。どちらの側から見ても、この題名が重く響いてきます。
原作小説との関係
映画プロジェクトの原作にあたるのは、小学館文庫の『新・教場』と『新・教場2』です。
新・教場と新・教場2
第205期生の何人かは、この2冊の短編に同じ名前で登場します。
| 書名 | 収録話 | 映画とつながる人物と状況 |
|---|---|---|
| 新・教場 | 第六話「カリギュラの犠牲」 | 氏原清純が、同期の染谷将寿と卒業式のスライド上映担当を任される |
| 新・教場2 | 第三話「遺恨の経路」 | 木下百葉と交際する真鍋辰貴は、一月前まで洞口亜早紀と付き合っていた |
| 新・教場2 | 第六話「金盞花の迷い」 | 映画で出口夏希が演じる追掛冬和子が登場 |
十崎の扱いには違いがあります。原作の『新・教場2』では、十崎は「風間道場」門下の刑事たちにすでに逮捕されています。映画の十崎は、逮捕の場面がないまま風間と向かい合いました。
なお、原作小説での表記は「十崎波瑠」、映画では「十崎波琉」です。
小説版(ノベライズ)の冒頭
小説版は、涌井学の『映画「教場 Requiem」ノベライズ』(小学館文庫)です。映画の公開日と同じ2026年2月20日に発売されました。
プロローグは、白バイにまたがった鳥羽暢照が、パトカーや捜査車両を先導する場面から始まります。鳥羽たちが追う十崎の凶器は、千枚通しです。
ところが、港に揚がった溺死体は十崎ではありませんでした。身元は、横浜にいる半グレ集団のメンバーの一人だったのです。
一方、十崎の妹・澄田紗羅は檻の中にいました。ある日、部屋にいたところへ、見知らぬ男たちが居間のガラスを割って押し入ってきたのです。
物語は、プロローグ・三つの話・エピローグで進みます。
小説版の本編では、十崎が卒業式に現れると読んだ風間道場の門下生たちが、式の当日に校内へ潜伏して決戦にのぞもうとします。卒業式のカメラ係を任された第205期の生徒・門田陽光は、風間の“ある異変”に気づいていました。
前編にも、小学館から『映画「教場 Reunion」ノベライズ』が出ています。
新作小説『教場Ω』
2026年2月18日には、シリーズの新作『教場Ω(オメガ) 刑事・風間公親』(小学館)が発売されました。風間公親と“千枚通し”の男の、最初の出会いを描く一冊です。
キャスト
風間公親を木村拓哉、十崎波琉を森山未來、卒業式を襲う平田和道を林遣都が演じています。
風間と十崎をめぐる人物
- 風間公親:木村拓哉
- 十崎波琉:森山未來
- 澄田紗羅(十崎の妹):趣里
- 平田和道:林遣都
- 四方田秀雄:小日向文世
- 柳沢浩二:坂口憲二
- 須賀太一:和田正人
第205期の生徒
- 門田陽光:綱啓永
- 星谷舞美:齊藤京子
- 笠原敦気:金子大地
- 氏原清純:倉悠貴
- 初沢紬:井桁弘恵
- 洞口亜早紀:大友花恋
- 木下百葉:大原優乃
- 渡部流:猪狩蒼弥
- 真鍋辰貴:中山翔貴
- 吉中真司:丈太郎
- 井口亜衣:松永有紗
風間教場の卒業生と新キャスト
風間をバックアップするのは、第200期卒業生の比嘉太偉智(杉野遥亮)です。ほかの卒業生と演者は次のとおりです。
- 鳥羽暢照:濱田岳
- 忍野めぐみ:福原遥
- 菱沼羽津希:川口春奈
- 楠本しのぶ:大島優子
- 日下部准三:三浦翔平
- 中込兼児:染谷将太
- 鐘羅路子:白石麻衣
- 服部京子:佐藤仁美
- 木多見新:荒井敦史
- 小野春江:高橋ひとみ
後編の公開日には、池上友則役の松本幸四郎、西田成純役の波岡一喜、追掛冬和子役の出口夏希も発表されました。
前編に出ていた佐藤勝利と浦上晟周は、後編には出演していません。それでもクレジットには、2人の名前が入っています。「卒業できずに辞めていった者も私の生徒だ」という風間の台詞を尊重したためです。
配信とBlu-ray・DVD
映画『教場 Requiem』は、U-NEXTでポイント作品として配信されています(399円・2026年10月時点)。
動画配信と地上波
前編の『教場 Reunion』は、2026年1月1日にNetflixで配信が始まりました。地上波では、2026年2月14日にフジテレビの「土曜プレミアム」で初めて放送されています。
Blu-ray・DVD
Blu-rayとDVDは、2026年9月30日に発売されました。発売元はフジテレビジョン、販売元はポニーキャニオンです。価格はどれも税込です(2026年10月時点)。
- Blu-ray BOX/DVD BOX(前編・後編の本編と特典ディスク2枚):17,600円
- 『教場 Requiem』単品のBlu-ray:5,280円
- 『教場 Requiem』単品のDVD:5,280円
単品の本編ディスクには、バリアフリー音声ガイドとバリアフリー字幕も入っています。商品の詳細はポニーキャニオンの商品ページで確かめられます。
教場 Requiemに関するよくある質問(FAQ)
Q1. 教場 Requiemの犯人は誰ですか?
A. 卒業式を襲ったのは、かつて風間の教え子として警察学校を去った平田和道です。風間への恨みから、壇上の花と自分の身体に爆弾を仕込んでいました。演じたのは林遣都です。
Q2. 十崎は最後にどうなりましたか?
A. 救い出された紗羅を見届ける十崎の前に風間が現れ、二人が向かい合う場面で本編が終わります。十崎が逮捕されたのかは、作中で描かれません。
Q3. ラストで風間の目はどうなりましたか?
A. エンドロールのあと、新しい生徒たちを迎える風間の左目は白く濁って見え、白い杖を持っています。右目は、以前に十崎に奪われています。
Q4. 風間は最後に死んでしまいますか?
A. 死にません。卒業式の爆破で眼鏡にひびが入りますが、エンドロールのあとも新しい生徒たちの前に立っています。
Q5. 教場 Requiemはどこで配信されていますか?
A. 映画『教場 Requiem』は、U-NEXTでポイント作品として配信されています(399円・2026年10月時点)。Netflixで配信が始まったのは、前編の『教場 Reunion』です。
教場 Requiemのネタバレまとめ
『教場 Requiem』は、第205期生の卒業式で平田の計画が阻まれ、風間と十崎が向かい合ったまま終わる後編です。
- 卒業式を襲ったのは、かつて警察学校を去った平田和道
- 氏原は平田に雇われ、風間の情報を外へ流していた
- 風間は爆弾が作動しないよう、あらかじめ手を打っていた
- 紗羅は救い出され、十崎の前に風間が立つ
- 十崎の逮捕は描かれない
- エンドロール後、風間の左目は白く濁り、白い杖を持っている

