あれほどサクラに無関心だったサスケが、なぜ最終的に彼女を選んだのか。『NARUTO』を長く読んできて、この二人の関係の描かれ方には何度も考えさせられました。二人が本当に結婚しているのか、どういう馴れ初めで結ばれたのか、キスシーンはあったのか、プロポーズや結婚式は描かれたのか、娘のサラダはいつ誕生したのか、サスケはいつからサクラを好きになったのかなど、気になる点は次々に出てくると思います。この記事では、原作にはっきり描かれている事実と、ファンの間で語られている推測をきちんと分けながら、サスケとサクラの結婚について私が感じたことを交えて丁寧にまとめています。二人の関係を追いながら、その真相を確認していきましょう。
記事のポイント
- サクラとサスケが原作で結婚している事実の確認
- アカデミー時代の片思いからデコトンまでの馴れ初め
- キスやプロポーズが原作で描かれたのかの真相
- 娘サラダの誕生とファンの間で語られる考察
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サクラとサスケの結婚の真相
まずは、サクラとサスケが本当に結婚しているのかという大前提から、二人の馴れ初め、忍界大戦後のあの印象的なシーン、そして娘サラダの誕生まで、原作で描かれている事実を順番に確認していきましょう。ここでは「原作にはっきり描かれていること」と「描かれていないこと」を明確に区切りながら解説していくので、うろ覚えの方も安心して読み進めてくださいね。

サクラとサスケは結婚している?
結論からお伝えすると、春野サクラとうちはサスケは結婚しており、二人の間には娘・うちはサラダがいます。これは『NARUTO―ナルト―』の原作第700話、つまり最終話のエピローグではっきりと描かれている事実です。全72巻で完結したこの物語の最後に、それぞれのキャラクターのその後が描かれ、その中でサスケとサクラが夫婦として、そして娘サラダがいる家族として登場します。
アカデミー時代、サクラのサスケへの想いは基本的に一方通行で、サスケの側は長らく無関心という関係でした。それを知っている読者からすると、最終話で二人が夫婦になっていることに驚いた人も少なくなかったと思います。あの二人が結ばれるのか、という感慨は、原作を追いかけてきたファンならではのものですよね。ただ、ここで一つ正直にお伝えしておきたいのは、二人が「どういう過程を経て結婚に至ったのか」という具体的な描写は、原作にはほとんど描かれていないという点です。この点は、あとの見出しで詳しく掘り下げていきます。
二人の馴れ初めと関係の変化
サクラとサスケの馴れ初めをたどるうえで、原作にはっきり描かれている事実は大きく分けて二つです。一つは忍者アカデミー時代からのサクラの片思い、もう一つは第四次忍界大戦後の贖罪の旅立ちの際のあるシーンです。
アカデミー時代のサクラは、サスケに対して恋愛感情を抱いていました。一方のサスケは、家族を失った過去と兄イタチへの復讐という重い目的を抱えていたこともあり、サクラの想いに対して長らく無関心、時には「面倒」といった反応を見せることもありました。第七班としてナルト・サスケ・サクラが同じチームで行動する中でも、この関係の基本構図は大きくは変わらなかったんですね。
その後、サスケは里を抜けて力を求める道へと進み、物語は長く複雑な展開をたどっていきます。サクラの想いが揺れ動きながらも消えなかったこと、そしてサスケが数々の出来事を経て少しずつ変わっていったことは、原作を読んできた方ならご存じのとおりです。二人の関係が明確に一歩前進したと感じられるのは、やはり第四次忍界大戦が終わったあとのシーンでした。その具体的な内容については、次の見出しで詳しく見ていきましょう。
忍界大戦後の「デコトン」の意味
サクラとサスケの関係を語るうえで、多くのファンが名シーンとして挙げるのが、通称「デコトン」と呼ばれる場面です。これは原作第699話「和解の印」で描かれています。
第四次忍界大戦が終結したあと、サスケは自らが犯してきたことへの贖罪として、里を出て一人で旅に向かうことを決意します。そこについていこうとするサクラに対して、サスケは彼女を連れて行かず、サクラの額に指を2本あてて「また今度な。ありがとう」と告げるのです。この額を指で軽く突くような仕草が、ファンの間で「デコトン」と呼ばれています。
この仕草がなぜこれほど語られるのかというと、かつてサスケの兄・イタチが、弟であるサスケに対して愛情表現として同じ仕草をしていたからなんですね。イタチがサスケの額を指で突く場面は物語の中で繰り返し描かれ、兄弟の深い情を象徴するものでした。その同じ仕草をサスケがサクラに向けたという事実は、言葉少ななサスケなりの、サクラへの特別な想いの表れだと受け取るファンが多いのです。
結婚式やプロポーズは描かれた?
ここは、サスケとサクラの結婚について検索する方が特に気になる部分だと思います。結論からお伝えすると、二人の結婚式やプロポーズのシーンは、原作には直接描かれていません。
先ほどお伝えしたとおり、二人が夫婦であることが明確になるのは第700話(最終話)のエピローグです。しかしそのエピローグでは、既に二人は結婚して娘もいる状態で登場します。つまり、「サスケがサクラにプロポーズする場面」や「二人が結婚式を挙げる場面」は、コマとして描かれてはいないんですね。デコトンのあと、サスケが旅の途中でどのようにサクラと想いを通わせ、いつどこで結ばれたのかという具体的な経緯も、原作には直接描写がありません。
ネット上には「旅の途中で二人は結ばれた」といった記述が数多く見られますが、これはあくまで最終話の結果から逆算した推測であり、原作にその場面が描かれているわけではありません。断定的な情報として受け取らないよう注意が必要です。
ですので、二人の結婚に至る過程について「こういう経緯があった」と細かく語っている記事や考察を見かけても、それは原作の描写ではなく補完・推測であることが多い、と理解しておくのが正確です。描かれていない余白があるからこそ、ファンがそれぞれに想像を巡らせる余地が生まれているんですね。
娘・うちはサラダの誕生
サスケとサクラの結婚を語るうえで欠かせないのが、二人の娘・うちはサラダの存在です。サラダは続編『BORUTO -ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の本編に登場する新世代の忍者で、ナルトの息子ボルトたちと同じ世代のキャラクターとして活躍します。
このサラダをめぐっては、『BORUTO』本編の中で「本当の母親は誰なのか」という騒動が描かれる展開があります。ある時期、サラダは自分の実の母親がサクラではなく、サスケのかつての仲間であるカリンなのではないかと疑いを抱くのです。しかしこれは本編の中できちんと決着がついており、サラダの実の母親がサクラであることは作中で明かされています。ちなみにサラダがかけている眼鏡はカリンから贈られたものという設定で、これが誤解の一因にもなっていました。
いつサラダが生まれたのか、という具体的な時系列については、原作『NARUTO』の中では詳しく描かれていません。ここも先ほどの結婚の経緯と同様、はっきりと年月が示されているわけではないので、断定は避けておくのが誠実だと思います。とはいえ、サラダという娘の存在そのものが、サスケとサクラが確かに家族を築いたことの何よりの証だと言えますね。
サクラとサスケの結婚をめぐる疑問
ここからは、サスケとサクラの結婚について検索する人が特に気にしている疑問を、一つずつ丁寧に検証していきます。キスシーンは本当にあったのか、サスケはいつからサクラを想うようになったのか、続編『BORUTO』やアニメでの夫婦の描かれ方、そしてファンの間で語られる考察まで、順番に見ていきましょう。誤情報も出回りやすいテーマなので、事実と推測を分けながら整理していきますね。

キスシーンは原作にある?
サスケとサクラの関係でよく話題になるのが「キスシーンはあったのか」という疑問です。ここははっきりお伝えしておきたいのですが、原作・アニメともに、サスケとサクラの明確なキスシーンは描かれていません。
これは複数の情報を照らし合わせても一致している事実です。二人は夫婦になり娘もいるわけですから、キスシーンがあってもおかしくないと感じる方もいるかもしれませんが、実際にはそうしたはっきりとした描写のコマは存在しないんですね。ネット上やSNSでは「キスした」という情報が流れていることもありますが、原作・アニメの描写に基づけば、それは正確ではありません。
「サスケとサクラのキスシーンがある」という情報を見かけても、原作・アニメには明確なキスの描写はありません。二次創作やファンアート、あるいは他作品との記憶違いが混ざっている可能性もあるため、鵜呑みにしないよう気をつけてくださいね。
むしろ、直接的なキスやわかりやすいラブシーンを描かずに、デコトンのような象徴的な仕草で二人の想いを表現しているところに、この作品らしさがあるように私は感じます。言葉やスキンシップを多く語らないサスケというキャラクターだからこそ、あの額を突く仕草がより強く胸に残るのだと思います。
サスケはいつサクラを想うようになった?
「サスケはいつからサクラを好きになったのか」という疑問は、ファンの間でも意見が分かれる、いわば永遠のテーマのようなものです。というのも、原作はこの点について明確な答えを示していないからなんですね。
アカデミー時代から忍界大戦のあたりまで、サスケの側からサクラへの恋愛感情がはっきりと言葉で語られる場面はほとんどありません。復讐という目的に突き進んでいたサスケにとって、恋愛は物語の中心テーマではなかったとも言えます。そのため、サスケの心情がいつどのように変化したのかを特定するのは難しく、読者それぞれが場面ごとの表情やセリフから想像するしかない、というのが実情です。
手がかりとしてよく挙げられるのが、やはり第699話のデコトンです。あの仕草にサスケの想いが表れていると読むなら、少なくとも忍界大戦後の時点では、サスケの中でサクラが特別な存在になっていたと解釈できます。ただ、それが「いつ芽生えたのか」まではっきりさせるのは、原作の描写だけでは難しいというのが正直なところです。だからこそ、ファンの間で今も語り継がれる話題になっているんですね。
BORUTOでの夫婦の描かれ方
続編『BORUTO -ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』では、サスケとサクラが親世代の夫婦として登場し、その関係性がより具体的に描かれていきます。特に娘・サラダの視点を通して、この一家のあり方が掘り下げられるのが『BORUTO』の特徴です。
サスケは物語の中で里の外を単独で調査するなど、家を長く空けることが多い立場として描かれます。そのため、サラダが父親と過ごした記憶が少なく、家族としての距離感に悩む場面も出てきます。前の見出しで触れた「実の母親は誰なのか」というサラダの葛藤も、こうした父不在の状況が背景にありました。しかし物語が進む中で、サスケがサクラを大切に想っていること、そして家族の絆が確かにあることが描かれていきます。
『NARUTO』本編ではあまり多く描かれなかった夫婦・家族としての姿が、『BORUTO』ではサラダの成長物語とともに補完されていく——そんな見方をすると、二作を通して読む面白さがより深まると思います。サスケとサクラの結婚のその後を知りたいなら、『BORUTO』は外せない作品ですね。
アニメでの二人の関係
『NARUTO』はアニメ「NARUTO -ナルト- 疾風伝」、そして続編「BORUTO -ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」として、スタジオぴえろの制作で映像化されています。原作で描かれたデコトンのシーンや最終話のエピローグも、アニメで動きと音、声優陣の演技とともに味わうことができます。サスケ役は杉山紀彰さん、サクラ役は中村千絵さんが演じています。
下の動画は、スタジオぴえろ公式が公開している完全新作PV「ROAD OF NARUTO」です。『NARUTO』という作品の歩みが凝縮された映像になっているので、二人の関係を思い返しながら観るとより感慨深いと思います。
アニメでは、デコトンの場面をはじめ二人の関係を象徴するシーンを、原作とはまた違った感触で楽しめます。ただし、原作にキスシーンが描かれていないのと同様、アニメでもサスケとサクラの明確なキスシーンは描かれていません。配信状況は地域や時期によって変動しますので、視聴の際は各サービスの最新情報をご確認くださいね。
ファンの間で語られる考察
サスケとサクラの結婚については、原作に描かれていない余白が多いぶん、ファンの間でさまざまな考察が語られています。ここでは、その代表的なものを事実と切り分けながら紹介しておきます。
まず最も多いのが、「旅の道中で二人は結ばれたのではないか」という考察です。デコトンのあとサスケが旅に出ていること、そして最終話では既に夫婦になっていることから、その間に二人の関係が進展したと推測されているわけですね。ただし繰り返しになりますが、これは原作に直接描かれた事実ではなく、あくまで結果から逆算した推測です。
| 論点 | 原作での扱い |
|---|---|
| デコトンの意味 | 第699話で描写。イタチと同じ仕草から愛情表現と解釈するのが定説 |
| 結婚・娘サラダの存在 | 第700話エピローグで確定。夫婦・親子として登場 |
| プロポーズ・結婚式 | 原作に直接の描写なし |
| キスシーン | 原作・アニメともに明確な描写なし |
| いつ結ばれたか | 原作に描写なし。ファンの推測が中心 |
こうして整理すると、確定している事実は意外とシンプルで、その周辺をファンの想像が彩っているという構図がよく見えてきます。描かれていない部分を各自が想像で埋めていく、それもまた長く愛される作品ならではの楽しみ方だと私は思います。
なお、サスケというキャラクターを深く知るうえでは、兄イタチとの関係が欠かせません。デコトンの意味をより深く味わいたい方は、「許せサスケ」の意味とサスケ・イタチ兄弟の真実を解説した記事もあわせて読んでみてください。また、物語全体の結末が気になる方には、ナルトの死亡は本当なのかを検証した記事も参考になると思います。
まとめ|サクラとサスケの結婚
ここまで、サクラとサスケの結婚について、原作に描かれている事実とファンの間で語られる推測を分けながらまとめてきました。最後にポイントを振り返っておきましょう。
あの無関心だったサスケが家族を築いたという事実は、長く物語を追ってきた身としては感慨深いものがあります。描かれていない余白が多いぶん、二人の物語をどう受け取るかはあなた自身に委ねられている部分も大きいので、ぜひ原作を読み返して、あなたなりの「サクラとサスケの結婚」を感じてみてくださいね。
なお、作品の細かな設定や最新の配信情報については公式サイトや書籍で必ずご確認いただき、解釈に迷ったときは、あなた自身が読んで感じたことをいちばん大切にしていただければと思います。