2026年8月4日、『新テニスの王子様』が最終回を迎えました。集英社の発表によれば、シリーズの連載期間はおよそ27年。ひとつの作品が四半世紀を超えて走り続け、そして走り終えたわけです。長く読んできた方ほど、まず知りたいのは「本当に完結したのか」「無印から数えて単行本は何巻あるのか」「これから全部読み直すには何を買えばいいのか」といったところではないでしょうか。この記事では、集英社が公式に発表した完結の事実と、公式書誌で確認できる巻数を軸にまとめていきます。あわせて、完結を記念して用意された公式企画と、シリーズをいまから読み返す・見返すための方法も紹介します。ひとつだけ先にお断りしておくと、最終回の中身そのものには踏み込みません。理由は本文の中で正直にお伝えしますね。
この記事でわかること
- 新テニスの王子様が第477話で完結したという公式発表の中身
- 無印は全42巻・新テニは何巻まで出ているかの早見表
- 完結を記念して発表された2つの公式企画
- シリーズを原作とアニメで追い直すときの選択肢
まず全体像を先に出しておきます。シリーズ2作の巻数と完結の状況を一枚の表にまとめました。細かい根拠はこのあとの本文で順番に説明していきます。
| 作品 | 巻数 | 完結 | 備考 |
|---|---|---|---|
| テニスの王子様 | 全42巻 | 完結済み | 最終42巻は2008年6月4日発売。集英社の書誌ページに「テニプリ完結巻」と明記されている |
| 新テニスの王子様 | 47巻まで刊行 | 完結済み | ジャンプSQ.2026年9月特大号の第477話で完結。続く第48巻が集英社公式の書誌に登録されている |
テニスの王子様が完結|シリーズの巻数と最終話

ここでは、公式に確認できる事実だけを積み上げていきます。集英社が出した完結の発表には何が書かれていたのか。無印『テニスの王子様』は何巻で終わったのか。そして『新テニスの王子様』の単行本はどこまで出ているのか。数字の根拠になるページも、そのつどリンクを置いておきますので、気になった方はご自身の目でも確かめてみてください。
新テニスの王子様は第477話で完結
『新テニスの王子様』は、2026年8月4日、「ジャンプSQ.」2026年9月特大号に掲載された第477話をもって完結しました。この号の価格は700円です。完結は集英社から報道向けの発表資料という形で正式に告知されました。ネットの噂やまとめ記事ではなく、出版社自身が出した告知である点が大事なところですね。
集英社の発表で示された数字
発表文の中で示されている数字は、大きく2つあります。ひとつは連載期間が約27年に及ぶこと。もうひとつは国内の累計発行部数が6,000万部を超えていることです。27年という数字を前にすると、連載開始のころに小学生だった読者が、いまや当時の主人公たちの倍近い年齢になっている計算になります。作品と一緒に歳を重ねてきた人が、日本中にどれだけいるのでしょうか。
発表の全文は集英社のプレスリリースで読めます。完結の事実関係を確認したいときは、まずここに当たるのがいちばん確実だと思います。
作者・許斐剛のコメント
完結にあたり、作者の許斐剛さんからコメントが出されています。
テニプリと愛しのキャラ達を27年間応援ありがとうございました。少しだけゆっくりさせて下さいね…
短い言葉ですが、「愛しのキャラ達」という一語に27年分の重みが乗っている気がしませんか。「少しだけゆっくりさせて下さいね」という結び方も、この作者らしい柔らかさでした。長期連載の終わりに出るコメントとしては、驚くほど気負いがありません。
テニスの王子様は全42巻で完結
シリーズをこれから読み直そうとすると、必ずぶつかるのが「無印は結局何巻あるのか」という疑問です。答えははっきりしていて、『テニスの王子様』は全42巻で完結しています。
最終42巻の書誌情報
最終巻にあたる第42巻は、2008年6月4日に発売されました。価格は616円です。この巻の集英社の書誌ページには「テニプリ完結巻」という表記が置かれていて、出版社側が完結巻として扱っていることが直接わかります。巻数の話でもめたときに出せる、いちばん強い根拠がこれですね。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 巻 | テニスの王子様 第42巻(完結巻) |
| 発売日 | 2008年6月4日 |
| 価格 | 616円 |
| ISBN | 978-4-08-874522-0 |
| 出典 | 集英社の書誌ページ(「テニプリ完結巻」の表記あり) |
なお、無印42巻という数字は完結してからすでに長い年月が経っており、これから変わるものではありません。安心して「全42巻」と覚えてしまって大丈夫です。
無印の結末について、当サイトが書かないこと
この節では結末そのものには触れませんが、物語の終盤の枠組みには言及します。まっさらな状態で読みたい方は読み飛ばしてください。
ここは正直に書いておきたいところです。まず、公式に確認できることから並べます。集英社の42巻の書誌ページには、次のようなあらすじが掲載されています。
激闘の末、2勝2敗の混戦でS1に突入した全国大会決勝戦。青学の運命を背負うリョーマと、神の子の異名を取る立海・幸村、日本一を懸けた最終決戦を制するのは…!? スポーツ漫画の革命作「テニプリ」完結巻!!
つまり、物語が全国大会決勝戦で決着すること、団体戦が2勝2敗でシングルス1に持ち込まれたこと、そして最後の一戦が青学のリョーマと立海の幸村の対戦であること。ここまでは出版社自身が書いている確定情報です。
ただし、注目してほしいのは文末です。公式のあらすじは「制するのは…!?」で終わっていて、勝敗そのものは伏せられています。つまり、どちらが勝ったのか・スコアはどうだったのか・決着を分けた一打が何だったのかは、出版社が公開している範囲では確認できません。
ネット上には試合結果や技名まで具体的に書いた記事がいくつもあり、その多くはおそらく実際に読んだ人が書いたものでしょう。ただ、当サイトの立場としては、出版社の公式な資料で裏が取れないことを断定形で書くわけにはいきません。公式が最後の1行をあえて伏せているのなら、その線引きはこちらも尊重したいと思っています。
逆の言い方をすると、42巻さえ読めば無印の答えは全部そこにある、ということでもあります。長期シリーズにありがちな「どこまで読めば話が終わるのか分からない」問題が、この作品には存在しないんですね。
新テニスの王子様の単行本は何巻まで出ている
続いて『新テニスの王子様』です。こちらは巻数の書き方に少し注意が必要なので、丁寧に説明していきます。
第47巻までが刊行済み
完結の時点で、単行本は第47巻まで刊行されています。第47巻は2026年6月4日発売、価格は616円です。書誌は集英社の公式ページで確認できます。
第48巻の存在と「全何巻」の書き方
そして、続く第48巻が集英社公式の書誌に登録されていることも確認できています。616円・202ページという情報が書誌ページに出ています。
ここで多くの記事が「では全48巻だ」と書いてしまいがちなのですが、当サイトはその書き方をしません。理由はひとつで、48巻の書誌ページには「最終巻」にあたる明記がないからです。無印42巻には「テニプリ完結巻」という表記がありました。それと同じ根拠が48巻には見当たらない以上、最終巻だと断定するのは早すぎます。
したがって、現時点で正確に言えるのは次のとおりです。連載は第477話で完結した。単行本は47巻まで出ている。そして48巻の刊行が公式書誌で確認できる。この3つを並べておくのが、いまいちばん誠実な書き方だと考えています。単行本の巻数がどこで締めくくられるのかは、集英社の公式サイトで確かめるのが確実ですよ。
| 巻 | 価格 | 確認できること |
|---|---|---|
| 新テニ 第47巻 | 616円 | 2026年6月4日発売。完結時点での既刊最新巻 |
| 新テニ 第48巻 | 616円 | 202ページ。集英社公式の書誌に登録されている。「最終巻」の明記はなし |
テニスの王子様の最終回を記念した企画と読む方法

ここからは、完結にあわせて発表された2つの公式企画と、シリーズを原作・アニメの両方から追い直すための方法をまとめます。企画のほうは参加条件に細かい決まりがあるので、押さえるべきポイントを整理しておきますね。あわせて、27年という連載期間がどれくらい特別なのかにも少し触れます。
完結を記念した2つの公式企画
集英社は完結の発表と同時に、記念企画を2本立てで打ち出しました。どちらも読者が実際に参加できるタイプの企画です。
新テニスの王子様 全国統一試験
ひとつめが「新テニスの王子様 全国統一試験」。作品の知識を問う試験形式の企画で、参加にはジャンプNAVIアプリの会員登録が必要とされています。そして成績上位610名がジャンプフェスタ2027に招待されるという特典が用意されています。
610という中途半端に見える数字は、この作品を追ってきた人ならピンとくるはずです。細部にこういう遊びを仕込んでくるあたり、いかにもテニプリらしい企画だなと感じました。
ただし、実施の時期や受付の締め切りについては、この記事では書きません。こうした日程は記事を書いた時点と読まれる時点でずれてしまい、結果としてあなたに古い情報を渡すことになるからです。参加を考えている方は、必ず集英社の発表と公式サイトで現在の受付状況を確認してください。
最終話B5複製原稿プリントセット mini
もうひとつが、応募者全員サービスの「最終話B5複製原稿プリントセット mini」です。最終話の原稿を複製したプリントのセットで、応募負担金は4,500円(税込)となっています。
応募には「ジャンプSQ.」2026年9月号に付いている応募シートを使います。紙の雑誌を持っていない場合でも、電子版のアプリから応募できるとされています。ここは電子で読んでいる人にとってありがたい設計ですよね。
27年という連載期間をどう受け止めるか
数字を並べるだけでは伝わりにくいので、少し角度を変えてみます。連載約27年、国内累計6,000万部超。この2つが並ぶ作品は、日本の漫画全体を見渡してもそう多くはありません。
しかも、このシリーズは途中でタイトルを変えながら続いてきました。無印が全42巻で一度きれいに幕を下ろし、そこから『新テニスの王子様』として47巻分を積み上げ、第477話で終わった。単純に足すと、単行本だけで90冊近い分量になります。ひとつの物語をここまで長く走らせた作品を、リアルタイムで見届けられたこと自体が、かなり貴重な体験だったのではないでしょうか。
ミュージカルやアニメ、ゲームへと広がっていったことも含めて、テニプリという名前は漫画の枠を超えたところまで届きました。連載が終わっても作品が消えるわけではありません。むしろここからは、いつでも最初から最後まで一気に読める作品になった、と言えます。
テニスの王子様を電子書籍で読む方法
とはいえ、無印42巻+新テニ47巻を紙で揃えるとなると、置き場所の問題が一気に現実味を帯びてきますよね。本棚一段では到底足りません。そこで現実的な選択肢になるのが電子書籍です。
コミックシーモアでは『テニスの王子様』の全42巻が配信されていて、無料の試し読みも用意されています。続編の『新テニスの王子様』も同じく配信中で、こちらは47巻まで読めます(配信状況は2026年8月時点のもので、時期によって変わることがあります)。
読む順番で迷う必要はありません。無印42巻を読み切ってから新テニへ進む。これがそのままシリーズの時系列になります。無印の結末が分からないまま新テニだけ読むと、人物の立ち位置が飲み込みにくくなるので、順番どおりに進むのがおすすめですよ。
ちなみに、違法にアップロードされた漫画を扱うサイトは、27年間この作品を届けてくれた作者と出版社の足を引っ張るだけです。当サイトではそうした入手方法をご案内することはありません。
アニメ版のテニスの王子様を見る方法
原作だけでなく、映像から入り直したい方もいると思います。2001年から放送されたアニメ『テニスの王子様』は、U-NEXTで全178話が見放題の対象として配信されています。
シリーズのアニメは、こうして新しいシリーズへと続いてきました。上の映像はアニメ公式チャンネルが公開しているティザーPVです。
178話というのは、原作の序盤から中盤にかけてをじっくり描いた分量です。試合の緊張感や必殺技の演出は、動きと音が付くとまったく別の迫力になりますよね。原作を読み終えたあとに見返すと、こんな場面あったなと記憶が引き出される感覚があります。
U-NEXTには31日間の無料トライアルがあり、月額プランは2,189円(税込・Web申込)です。配信の対象や状況は時期によって変わることがあるので、視聴を考えている方はU-NEXTの作品ページで現在の取り扱いを確認してから登録するのが確実です(2026年8月時点の情報です)。
シリーズの節目にあたる2冊を置いておきます。無印の決着が収められた完結巻と、新テニの完結時点で最新だった巻です。
テニスの王子様の完結に関するよくある質問(FAQ)
Q1. テニスの王子様は本当に完結したのですか?
A. はい、完結しています。続編にあたる『新テニスの王子様』が「ジャンプSQ.」2026年9月特大号の第477話をもって完結したと、集英社から正式に発表されました。無印の『テニスの王子様』は、それよりずっと前に全42巻で完結しています。
Q2. シリーズは全部で何巻ありますか?
A. 無印『テニスの王子様』は全42巻です。『新テニスの王子様』は完結の時点で47巻まで刊行されており、続く第48巻が集英社公式の書誌に登録されています。ただし48巻の書誌ページには「最終巻」にあたる明記がないため、当サイトでは「全48巻」とは断定していません。最終的な巻数は集英社の公式サイトでご確認ください。
Q3. 最終回はどんな結末だったのですか?
A. 最終話の内容については、当サイトでは扱っていません。誌面を読まずに他所の情報だけで結末を書くことはしない、という方針だからです。無印の結末についても同じで、全国大会編で完結したという枠組み以上のこと(勝敗や試合内容)は、公式に確認できる資料が見当たらないため書いていません。結末はぜひ作品そのもので確かめてください。
Q4. 完結記念の企画にはどうすれば参加できますか?
A. 発表されているのは2つです。「新テニスの王子様 全国統一試験」はジャンプNAVIアプリの会員登録が必要で、成績上位610名がジャンプフェスタ2027に招待されます。もうひとつは応募者全員サービスの「最終話B5複製原稿プリントセット mini」で、応募負担金は4,500円(税込)、「ジャンプSQ.」2026年9月号の応募シートを使います(電子版アプリからの応募も可)。受付の時期や締め切りは変わりうるので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
Q5. どこから読み始めればいいですか?
A. 無印『テニスの王子様』の1巻からで問題ありません。42巻まで読み切ると無印の物語が完結し、そこから『新テニスの王子様』へ続きます。無印を飛ばして新テニから入ると人物の関係がつかみにくいので、順番どおりに進めるのがおすすめです。
Q6. アニメはどこで見られますか?
A. 2001年から放送されたアニメ『テニスの王子様』は、U-NEXTで全178話が見放題の対象として配信されています(2026年8月時点)。配信の状況は時期によって変わることがあるため、作品ページで現在の取り扱いを確認してから利用してください。
テニスの王子様の完結と最終回まとめ
ここまでの内容を、最後に一度まとめておきます。
27年続いた連載が終わったと聞くと、どうしても寂しさが先に立ちます。ただ、完結したということは、これから読む人にとっては最初から最後まで通しで味わえるようになった、ということでもありますよね。無印42巻という区切りがはっきりしているぶん、いまから追いかけ始めても迷子になりません。
この記事では、あえて結末の中身を書きませんでした。物足りなく感じた方もいるかもしれませんが、確認できないことを書かないという線引きは、これからも守っていきます。答えは作品の中にあります。
なお、企画の受付状況・電子書籍や動画配信の取り扱い・価格などは変更されることがあります。この記事の内容は2026年8月時点で確認できたものをもとにまとめていますので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。作品の受け取り方は人それぞれですから、最後はあなた自身が読んで感じたことをいちばん大切にしてもらえたらと思います。