2026年7月15日、『天幕のジャードゥーガル』の最新6巻が発売されました。13世紀のモンゴル帝国を舞台に、捕虜となった女性シタラが知識を武器に後宮を生き抜く歴史漫画。2026年7月からはテレビアニメも放送中で、「そもそも原作は今どこまで出ているの?」と気になっている方が増えているようです。結論から言うと、既刊は6巻で連載中。完結もしていませんし、打ち切りでもありません。この記事では全巻の発売日一覧と各巻のみどころ、7巻の発売時期の見通し、さらにシタラやドレゲネたち登場人物の関係と史実モデルまで、まとめて解説していきますね。読み終わるころには、どの巻から追いかければいいかがはっきり見えているはずです。
記事のポイント
- 既刊6巻の発売日一覧と各巻の収録範囲がわかる
- 7巻の発売時期を過去の刊行ペースから予想できる
- 打ち切りではなく連載中である根拠を確認できる
- 主要人物の関係と史実モデルの対応がつかめる
天幕のジャードゥーガルは何巻まで?全巻ガイド
まずは肝心の巻数から。ここでは既刊6巻の発売日一覧を最初にお見せしたうえで、各巻がどんな範囲を描いているのか、そして気になる7巻はいつごろ出そうなのかを順番に見ていきます。「長く待たされているけど大丈夫?」という不安にも、刊行データを根拠にお答えしますね。

結論|既刊6巻・連載中
『天幕のジャードゥーガル』は、2026年7月時点で既刊6巻・連載中です。最新の6巻は2026年7月15日に発売されました。全巻の発売日は次のとおりです。
| 巻数 | 発売日 | 備考 |
|---|---|---|
| 1巻 | 2022年8月16日 | 物語の始まり |
| 2巻 | 2023年2月16日 | |
| 3巻 | 2023年9月14日 | |
| 4巻 | 2024年8月16日 | |
| 5巻 | 2025年4月16日 | |
| 6巻 | 2026年7月15日 | 2026年7月時点の最新刊 |
著者はトマトスープさん、出版社は秋田書店(ボニータ・コミックス)で、WEBコミックサイト「Souffle」で連載されています。書誌情報は秋田書店公式のシリーズ一覧ページで確認できますよ。電子派の方なら、コミックシーモアで既刊6巻がすべて配信中です。2026年7月時点では、1巻の無料キャンペーンが2026年9月30日まで実施されているので、まだ読んだことがない方はここから試すのが手軽かなと思います。
ひとつだけ注意点を。電子書店では単行本とは別に「話売り版」という1話ずつの商品も配信されています。話売り版の話数は単行本の巻数とは対応しないので、「何巻まで出ているか」を数えるときは混同しないようにしてくださいね。
各巻の収録範囲とみどころ
ここからは各巻がどんな範囲を描いているのか、秋田書店公式の紹介文をもとにさっと追いかけます。物語の核心には踏み込みませんが、各巻の入り口には触れるので、その点だけご了承ください。
ここから先は各巻の導入部分に触れます。前情報ゼロで読みたい方は、次の見出しまで飛ばしてください。
1巻|捕虜から後宮仕えへ
2022年8月16日発売。13世紀、モンゴル帝国の捕虜となった女性ファーティマが、後宮に仕えることになるところから物語が始まります。公式の紹介文にある「後宮では賢さこそが美しさ」という一文が、この作品の方向性をすべて物語っていますね。腕力ではなく知識で戦うヒロインの誕生編です。
2巻|チンギス・カンの死と密偵の任務
2023年2月16日発売。帝国の始祖チンギス・カンの死に揺れる帝国で、ファーティマは密偵として他の後宮へ派遣されることになります。後宮同士の駆け引きが本格化する巻です。
3巻|ドレゲネとの出会いと共闘の誓い
2023年9月14日発売。知識を買われてスパイとして送り込まれた先で、第2代皇帝オゴタイの妃ドレゲネと出会います。帝国への復讐心で結びついたふたりが共闘を誓う、シリーズ全体の転換点。この作品の軸となるふたりの関係は、ここから動き出します。
4巻|トルイの死と救出への行動
2024年8月16日発売。対金戦争の英雄トルイの死によって帝国の勢力図が変わるなか、ファーティマは毒盛りの容疑で連行されたドレゲネを救うために動き始めます。政治劇としての緊張感が一気に高まる巻でした。
5巻|魔女の誓いと第二妃の座
2025年4月16日発売。捕らわれたドレゲネの救出を経て、帝国と戦うために「魔女」となることを誓ったふたりが、ドレゲネを第二妃の地位へ押し上げます。1233年にはオゴタイがペルシア総督府を設置し、帝国の支配はさらに広がっていきます。
6巻|南宋遠征とクチュの急死
2026年7月15日発売の最新刊。オゴタイが南宋遠征の総司令官としてクチュを送り出すものの、クチュは遠征の途中で急死してしまいます。この事態が、ジュチ家当主バトゥとドレゲネの息子グユクにも重大な影響を与えていく——という、次巻への引きが強烈な巻です。
各巻の詳しい展開や結末の考察まで知りたい方は、天幕のジャードゥーガルのあらすじと結末ネタバレ解説で深掘りしているので、そちらをどうぞ。この記事では巻ごとの案内役に徹しておきますね。
7巻はいつ?
気になる7巻ですが、秋田書店・作者からの発売日発表は本稿執筆時点(2026年7月)でありません。そこで、過去の刊行間隔から見通しを立ててみます。
1巻から6巻までの発売間隔は、順に6ヶ月・約7ヶ月・約11ヶ月・8ヶ月・約15ヶ月でした。全区間の平均は約9.4ヶ月、直近3区間の平均は約11.3ヶ月。6巻の発売日である2026年7月15日を起点に単純計算すると、7巻は2027年4月〜10月頃になる可能性がある、というのが私の予想です。あくまで過去のペースからの推測なので、正式な発表を待ちましょう。
「間隔が延びているけど打ち切りでは?」と心配になるかもしれませんが、その心配は不要かなと思います。根拠は3つ。まず6巻の紹介文が明らかに物語の続きを予感させる内容で終わっていること。次に、完結や連載終了の告知が公式から一切出ていないこと。そして2026年7月からテレビアニメが放送されている真っ最中であることです。連載は「Souffle」で続いており、むしろ作品の勢いは増している状況ですよ。
登場人物の関係と史実モデルを整理
ここからは視点を変えて、物語を追ううえで欠かせない人物関係を見ていきます。モンゴル帝国の後宮ものだけあって、家系と勢力の構図がやや複雑なんですよね。主要人物の関係を表でまとめたあと、実在の人物との対応、そして作品が受けてきた評価まで掘り下げます。

主要人物の関係一覧
まずは主要人物の立場と関係をひと目でつかめるようにしました。人物関係の詳細は、公式ガイドブック「もっと!天幕のジャードゥーガル」の紹介コンテンツとしてSouffle公式のキャラクター相関図ページでも公開されていますよ。
| 人物 | 立場 | 主な関係 |
|---|---|---|
| シタラ(ファーティマ) | 主人公 | マシュハド出身。捕虜としてモンゴル高原へ連行され、ドレゲネに仕える |
| ドレゲネ | オゴタイの妃 | ナイマン族出身。捕虜としてオゴタイに与えられ、息子グユクを産む |
| オゴタイ | 第2代皇帝 | チンギス・カンの三男。妃にドレゲネとキルギスタニ |
| グユク | オゴタイの息子 | 母はドレゲネ |
| トルイ | オゴタイの末弟 | 対金戦争の英雄。妻はソルコクタニ |
| ソルコクタニ | トルイの妻 | ケレイト族出身。モンケ・クビライら4人の息子の母 |
| ムハンマド | 学者 | シタラと知識でつながる実在の学者がモデル |
物語の軸はシタラとドレゲネ
この物語の中心にあるのは、シタラとドレゲネの主従を超えた結びつきです。注目したいのが名前の二重性。主人公の本名はシタラで、「ファーティマ」は亡き主人の名なんです。その名を騙り、身分を偽って後宮を生き抜いている——この設定が物語全体の緊張感を支えています。一方のドレゲネも、もとはウハズ・メルキト族の長ダイル・ウスンに嫁いだ身。ダイルがチンギス・カンとの戦いに敗れた際に捕虜となり、オゴタイに与えられたという経歴の持ち主です。帝国に人生を奪われた者同士だからこそ、ふたりの共闘には重みがあるんですよね。
オゴタイ家とトルイ家の構図
帝国側の構図も押さえておきましょう。第2代皇帝オゴタイにはドレゲネのほかキルギスタニという妃がいて、キルギスタニとの間には息子コデンがいるとされます。ドレゲネの息子グユクを含め、後継をめぐる火種を抱えた一族です。対するトルイ家は、オゴタイの末弟トルイと妻ソルコクタニ、そしてモンケ・クビライ・フレグ・アリク・ブケの4兄弟。1232年にトルイが亡くなった後、オゴタイはソルコクタニに自身の子グユクとの再婚を求めましたが、ソルコクタニはこれを固辞して政治的なバランスを保ちました。トルイ家の面々が既刊でどこまで描かれているかはぜひ本編で確かめてほしいところですが、この兄弟の名前は今後の展開でも要注目です。
史実モデルとの対応
この作品の面白さは、実在の人物・出来事を土台にしつつ、大胆な解釈を加えているところにあります。代表的な対応関係を、史実側の記録と作中の描き方を並べて確認してみましょう。
まず主人公。史実では「ファーティマ」という名の女性がモンゴル帝国の記録に確認できます。一方、作中では本名シタラの女性が亡き主人ファーティマの名を騙っているという設定になっていて、この二重性は作品独自の解釈です。次にオゴタイの妃キルギスタニ。史実では再婚でオゴタイのもとに来たとされる人物ですが、作中では最初からオゴタイに嫁いでいた設定に変えられています。同じ名前でも別の人物像として描かれているので、史実とそのまま同一視しないほうがいいでしょう。そして学者ムハンマドのモデルは、13世紀に実在した学者ナスィールッディーン・トゥースィー(1201〜1274)です。
Souffle公式ページでは、史実側の資料として『集史』『元史』『世界征服者史』が挙げられています。歴史書と読み比べながら「ここは史実、ここは創作」と考えるのも、この作品ならではの楽しみ方かなと思います。
受賞・評価
『天幕のジャードゥーガル』は、評価の面でも突出した作品です。まず「このマンガがすごい!2023」オンナ編で第1位を獲得。歴史漫画が同ランキングで1位を取ったのはこれが初めてのことでした。さらに報道によると、2026年4月14日には第55回日本漫画家協会賞コミック部門の大賞に選ばれています。デビュー間もない段階から現在まで、一貫して高い評価を受け続けている作品なんですよね。
2026年7月4日からは、テレビ朝日系でテレビアニメの放送も始まりました。総監督は山田尚子さん、アニメーション制作はサイエンスSARUという布陣で、2026年7月時点で第5幕まで放送済みです。詳しい放送情報はアニメ公式サイトで確認できます。アニメが原作のどの範囲まで描くのか気になる方はアニメ版は原作のどこまで放送されるかの解説記事を、キャスト陣を詳しく知りたい方は天幕のジャードゥーガルの声優一覧まとめもあわせてどうぞ。
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天幕のジャードゥーガル ネタバレ|漫画のあらすじと結末予想・タイトルの意味
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天幕のジャードゥーガルに関するよくある質問(FAQ)
Q1. 天幕のジャードゥーガルは何巻まで発売されていますか?
A. 2026年7月時点で既刊6巻です。6巻は2026年7月15日に発売されました。今後の刊行状況は秋田書店の公式サイトで確認するのが確実ですよ。
Q2. 7巻はいつ発売されますか?
A. 本稿執筆時点(2026年7月)で公式発表はありません。過去の刊行間隔(6〜15ヶ月)から単純計算すると2027年4月〜10月頃になる可能性がありますが、あくまで予想です。正式な発売日は公式の発表をご確認ください。
Q3. 天幕のジャードゥーガルは完結していますか?打ち切りの可能性は?
A. 未完結・連載中です。完結や連載終了の告知はなく、6巻も続きを予感させる内容で終わっています。テレビアニメも放送中で、打ち切りを示す情報はありません。
Q4. シタラとファーティマはどういう関係ですか?
A. 作中で「ファーティマ」と名乗っているのは、本名シタラの主人公です。「ファーティマ」はもともと亡き主人の名前で、シタラはその名を騙って身分を偽り、後宮を生き抜いています。つまり名前の元の持ち主である主人と、それを騙るシタラは別人。この二重性が物語の大きな軸になっています。
Q5. 登場人物のモデルは実在の人物ですか?
A. 『集史』などの歴史資料に登場する実在の人物がモデルです。たとえば学者ムハンマドのモデルは13世紀の学者ナスィールッディーン・トゥースィー。ただしキルギスタニのように、史実と異なる設定に改変されている人物もいます。
まとめ|天幕のジャードゥーガルは何巻まで
最後に、天幕のジャードゥーガルは何巻まで出ているのかを中心に、この記事の要点を振り返っておきましょう。
歴史の記録のすき間を、知識で戦う女性たちの物語として描き直した本作。6巻まで読むと、7巻が待ち遠しくてたまらなくなるはずです。まずは1巻から、シタラの旅を追いかけてみてくださいね。なお、本記事の内容は2026年7月時点のものです。発売日・配信状況・キャンペーンは変更される場合があるため、正確な情報は公式サイトをご確認ください。