2026年7月25日の9時30分から26日の10時30分にかけて、ABEMAでTVアニメ第1期の一挙放送が実施されました(公式サイトの告知)。アニメをきっかけに久しぶりに転スラへ戻ってきた方から、原作の小説はもう完結しているのか、何巻あるのかという声をよく見かけます。先に結論をお伝えすると、原作小説はすでに完結しています。マイクロマガジン社GCノベルズの書籍版は全23巻で本編が完結し、最終巻となる第23巻は2025年11月29日に発売されました。小説家になろうのWeb版も完結済みです。その一方で漫画版は連載中、アニメは第4期が進行中と、媒体ごとに状況が違います。ここでは完結した時期と全23巻の内訳、番外編や25巻完結という表記のからくり、続きを漫画とアニメでどう追えばいいのかを、公式に確認できる情報だけで整理していきますね。結末の中身には踏み込まないので、これから読む方も安心してください。
記事のポイント
- 原作小説が完結した時期と最終巻の発売日
- 書籍版全23巻とWeb版それぞれの完結状況
- 25巻完結と表記される理由と番外編の扱い
- 漫画版とアニメで続きを追うときの現在地
転スラの小説は完結済み|完結時期と全23巻の内訳
転生したらスライムだった件は小説・漫画・アニメが並行して展開してきた作品なので、どれか一つの状況を聞いただけでは全体像がつかめません。ここでは小説に絞って、いつ・何巻で完結したのか、Web版はどうなっているのか、そして巻数の数え方でつまずきやすいポイントまでを順に見ていきます。

転スラ小説の完結時期は2025年11月
結論からいきます。伏瀬さんによる原作小説は、2025年11月に発売された第23巻をもって本編が完結しました。イラストはみっつばーさん、レーベルはマイクロマガジン社のGCノベルズです。長く続いたシリーズですが、書籍版はきちんと最後まで刊行され、区切りがついた状態になっています。
ここで混乱しやすいのが、小説が終わっても作品自体は終わっていない、という点です。完結しているのは小説であって、漫画版もアニメも現在進行形で続いています。媒体ごとの現在地を一覧にすると、次のような形になります。
| 媒体 | 状況 | 補足 |
|---|---|---|
| 小説(書籍版・GCノベルズ) | 本編完結 | 全23巻/第23巻は2025年11月29日発売 |
| 小説(Web版・小説家になろう) | 完結済み | 2013年2月20日に投稿開始 |
| 漫画版(月刊少年シリウス) | 連載中 | 既刊は第32巻(2026年6月9日発売) |
| アニメ | 展開中 | 第4期が2026年4月4日放送開始・分割全5クール |
この表のとおり、完結という言葉が当てはまるのは小説の2系統だけです。漫画やアニメの完結時期を探している方は、この時点で答えが変わってくるので、自分が知りたいのはどれなのかを分けて考えると迷わずに済みます。
最終巻は第23巻|発売日と公式の告知
本編の最終巻にあたるのが第23巻で、発売日は2025年11月29日です。この巻については、レーベル側もはっきりと完結を打ち出しています。GCノベルズの書誌ページには「大人気転生ファンタジー、ついに本編完結!」と明記されており、ファンの受け取り方や噂話ではなく、公式が本編の完結を告知しているという点が確かな根拠になります。
実際の表記はGCノベルズの第23巻ページで確認できます。通販サイトの記載が古いままのこともあるので、迷ったときはレーベルの公式ページが確実ですね。
もう一つ押さえておきたいのが、公式の言い回しが単なる「完結」ではなく「本編完結」である点です。本編という限定がついているのは、次に触れる番外編の存在があるためですね。
Web版(なろう)も完結済み
転スラにはもう一つ、書籍化より前から存在する系統があります。小説投稿サイト「小説家になろう」に掲載されたWeb版です。こちらは2013年2月20日に投稿が始まり、現在は完結済みのステータスになっています。作品ページは小説家になろうの掲載ページで公開されています。
つまり、Web版と書籍版という2つの系統が、どちらも完結しているという状況です。まだ終わっていない小説がどこかに残っている、という心配はしなくて大丈夫ですね。
なお、Web版と書籍版で内容にどんな違いがあるのかについては、公式にまとまった説明が出ているわけではありません。推測で語れる部分ではないので、どちらも完結しているという事実を押さえておけば十分です。
同日発売の番外編は本編とは別扱い
第23巻の発売日には、もう1冊が同時に刊行されています。番外編にあたる『〜とある休暇の過ごし方〜』です。本編の第23巻と同じ2025年11月29日に発売されました。
ここで大事なのは、この番外編が本編の続きではないということです。本編は23巻で完結し、番外編はそれとは別の枠で刊行された1冊という整理になります。物語の続きが24巻として出た、というわけではありません。
今後さらに番外編が刊行されるかどうかは、公式からの発表を確認できていません。続報が気になる方はGCノベルズの公式ページで新刊情報を追いかけてみてください。
「25巻完結」表記と本編23巻の違い
電子書籍で探していると、全23巻のはずなのに25巻完結と表示されていて戸惑うことがあります。これは巻数の誤りではなく、配本の数え方の違いによるものです。
電子書籍のストアでは、本編に加えて番外編も同じシリーズの中に並べて配信されることがあります。その結果、シリーズ全体の配本数は25という数字になり、第25配本にあたるのが本編の第23巻という並びになるわけです。コミックシーモアのライトノベル版もこの数え方になっています。
買いそろえるときは、この違いを頭に入れておくと安心です。配本の通し番号と本編の巻数は必ずしも一致しない、と覚えておけば、まだ2巻足りないのではと不安になることもありません。
結末は?公式あらすじで分かる範囲
この見出しでは、第23巻の公式あらすじで公開されている範囲に触れます。物語の入口だけでも知りたくない方は、次の見出しまで読み飛ばしてください。
まず先にお伝えしておくと、この記事では結末の中身は書きません。ネット上には結末を断定的に語る記事もありますが、公式が明かしていない内容を推測で並べても、これから読む方の楽しみを削るだけですからね。
公式のあらすじが触れているのは、リムルの帰還から、ヴェルザードが衝撃の事実を告げるところまでです。物語が最終盤へ大きく動き出す導入までは公開されている、という理解でいいと思います。そこから先がどう決着するのかは、第23巻を読んで確かめる部分ですね。
あらすじの原文はGCノベルズの書誌ページに掲載されています。どこまで知ったうえで読み始めるかは人それぞれなので、公式の文面を見てから決めるのが納得できるはずです。
転スラ小説の完結後はどこへ?漫画・アニメの続きと読む方法
小説が完結したとなると、次に気になるのは漫画とアニメの現在地だと思います。小説が終わったからといって、他の展開まで終わったわけではありません。ここからは漫画版・アニメ・劇場版の状況を順に確認して、最後に小説をまとめて読む方法までを整理していきますね。

漫画版は連載中でまだ完結していない
作画を川上泰樹さんが担当する漫画版は、講談社の月刊少年シリウスで現在も連載中です。単行本は第32巻が2026年6月9日に発売されており、これが既刊としてそろっているところまでになります。
ここは間違えやすいところですが、32巻は既刊であって最終巻ではありません。小説の完結と混ざって、32巻で漫画も完結したと紹介されているケースを見かけますが、連載は続いています。
小説が完結したいま、続きを知らないまま追いかけられるのが漫画版ということになります。原作を読み終えた方には、同じ物語を川上さんの絵で追い直せる楽しみ方もありますね。
アニメ第4期は分割全5クールで展開
アニメも動いています。第4期は2026年4月4日に放送が始まり、分割で全5クールという大型の企画として展開されています。1クールや2クールで終わる規模ではないので、これから追い始める方にとってはかなりのボリュームになりますね。
第2クールは2026年7月3日からスタートしています。分割方式のため放送が一度あいだを置く形になりますが、企画としては全5クールで続いていくことが公表されています。小説が完結したあともアニメの展開は続いていく、というのがいまの状況です。
放送局や配信のスケジュールは変わることがあるので、視聴の予定を組むときは転スラ公式サイトを確認しておくと確実です。冒頭で触れたABEMAでの第1期一挙放送のように、過去シリーズを振り返る企画も公式のニュースページで告知されます。
劇場版『蒼海の涙編』の位置づけ
もう一つ、映像作品として押さえておきたいのが劇場版です。『蒼海の涙編』は2026年2月27日に公開されました。原案と完全監修を、原作者の伏瀬さんご本人が手がけています。
原作者が原案から関わっている作品なので、シリーズの世界観に沿った内容として位置づけられていると考えていいと思います。テレビシリーズとは別枠の公開なので、第4期の放送とは分けて把握しておくと混乱しません。
小説を全巻まとめて読む方法
本編が完結したいまは、途中で待たされることなく最後まで一気に読める状態です。23巻分をすべてそろえられるのは、後から入る側の大きな利点だと思います。
電子書籍でそろえるなら、コミックシーモアの『転生したらスライムだった件』ライトノベル版から読み始められます。先に触れたとおり、こちらは番外編を含む配本のため25巻完結という表記になっていますが、本編の最終巻はあくまで第23巻です。漫画版とはページが分かれているので、ライトノベル版か漫画版か、目的のほうを選んでくださいね。
なお、電子書籍の配信状況や価格、動画配信サービスでの取り扱いは変わることがあります。どのサービスで読めるか・観られるかは各社の案内が最新なので、購入や登録の前には必ず公式の情報をご確認ください。
まとめ:転スラ小説の完結と続きの追い方
作者の伏瀬さんについて不安な噂を目にして検索してきた方は、転スラの作者死亡説の真相を検証した記事もあわせてどうぞ。最後に、ここまでの内容を整理しておきます。
小説は完結、漫画とアニメは継続中。この三層の整理さえ頭に入っていれば、どの情報を見ても迷わなくなるはずです。結末まで一気に読めるいまは、転スラに入り直すにはちょうどいいタイミングだと私は思っています。
刊行状況や放送・配信の予定は今後変わる可能性があります。正確な情報は、GCノベルズの公式ページや転スラ公式サイトなど、公式の発表を必ずご確認くださいね。