2019年7月3日、原作コミック『ウォーキング・デッド』は予告なしに第193号で幕を下ろしました。ドラマも2022年11月、シーズン11の最終話で12年の放送を終えています。
同じ『ウォーキング・デッド』でも、原作とドラマではたどり着いた結末がまるで違います。
記事のポイント
- 原作コミックは2019年7月3日発売の第193号で完結
- ドラマは全11シーズン177話、シーズン11第24話で完結
- 原作とドラマでは、結末もリックの運命も違う
- 日本語版コミックは紙の単行本が1〜10巻で、完結までの邦訳は確認できない
ウォーキング・デッドは完結した?
原作コミックもドラマ本編も、すでに完結しています。原作は2019年7月3日の第193号、ドラマは2022年11月20日(現地時間)の最終話で終わりました。いま続いているのは、ドラマのスピンオフです。

原作コミックは193号で完結
原作コミックは、2019年7月3日発売の第193号で完結しました。第1号が出たのは2003年10月です。
原作・脚本はロバート・カークマン。作画は第7号から、チャーリー・アドラードが担当しています。
予告なしの突然の完結
完結は、読者にとって不意打ちでした。事前の告知は一切なく、次号の予告として、アドラードが描き下ろしたカバーアートまで掲げていたのです。
ところがアドラードは、終わりは「ずっと前から計画していたこと」だと明かしています。発売時点で、世界累計発行部数は5000万部を超えていました(2019年7月時点)。
完結にあたっての手紙で、カークマンはこう書いています。シリーズを終わらせるのは、主要なキャラクターを殺すのとよく似ていた、と。
完結後の特別号とカラー版
完結から1年後の2020年7月には、特別号『Negan Lives』がコミックショップ限定で出ました。
英語版では、フルカラーの『The Walking Dead Deluxe』も刊行されています。第32号で描かれるのはウッドベリーでのリックとグレンの話で、完結後の物語ではありません。
ドラマは全11シーズン177話で完結
ドラマは、全11シーズン177話で完結しました。放送が始まったのは2010年10月31日で、最終話はシーズン11第24話「Rest in Peace」です。
シーズン11は3パート全24話
最後のシーズン11は、8話ずつ3つのパートに分けて放送されました。パート3が、第17話から第24話までの最終章です。
シリーズを締めくくる第24話は、2022年11月20日(現地時間)に全米で放送されました。
日本はディズニープラスで最終章を配信
日本では、最終章(全8話)が2022年10月3日からディズニープラスの「スター」で配信されました。最終話の配信は、11月21日です。
最終193号までは、英語版の単行本32巻『Rest in Peace』に入っています。
日本語版コミックの邦訳はどこまで?
日本語版の紙の単行本は、1〜7巻が飛鳥新社、8〜10巻がヴィレッジブックスから出ています。原作の完結までの邦訳は、確認できていません。
飛鳥新社とヴィレッジブックスの刊行
途中で版元が替わったため、7巻と8巻で出版社が違います。
| 巻 | 出版社 | 刊行 |
|---|---|---|
| 1〜7巻 | 飛鳥新社 | 7巻は2015年12月 |
| 8巻 | ヴィレッジブックス | 2018年3月 |
| 9巻 | ヴィレッジブックス | 2018年10月 |
| 10巻 | ヴィレッジブックス | 2019年3月 |
ヴィレッジブックスは、2022年12月5日に事業の終了を発表しました。書店での販売は終わり、買えるのは市場に流通している在庫だけです。
最後まで読むなら英語版
結末まで原作で読むなら、英語版が確実です。最終号を含む巻は、次の2つがあります。
- 第32巻『Rest in Peace』:第187〜193号を収録(2019年8月7日発売)
- 『Compendium Four』:第145〜193号を収録(2019年10月2日発売)
ウォーキング・デッドの結末ネタバレ
ここから先は、原作コミック第192号・第193号とドラマ最終話の結末に触れます。
原作のリックは第192号で死に、第193号は数年後の世界を描くエピローグです。ドラマのリックは死なず、最終話のラストで再び姿を見せます。

原作コミック|リックの死と193号のエピローグ
主人公リックは、最終号の1つ前の第192号で命を落とします。最終号の第193号では時間が数年先へ飛び、リックがいなくなった後の世界が描かれます。
第192号でリックが撃たれて死亡
リックは、セバスチャン・ミルトンに撃たれます。アレクサンドリアのリーダーは、ベッドの上で一人きりで息を引き取りました。
死んだリックはウォーカーになり、その頭を撃ち抜いたのは息子のカールです。
第193号は数年後のエピローグ
最終号は、リックの物語のエピローグです。数年後の世界で、カールやマギー、ミショーンたちがどう生きているかが描かれます。
- カール:大人になり、娘のアンドリアがいる
- マギー:コモンウェルスの代表になっている
- ミショーン:ホーソーン判事として裁判を取り仕切る
そしてラストは、カールが娘のアンドリアに絵本を読み聞かせる場面です。
ニーガンは最終号に登場しない
ニーガンは、最終号に登場しません。
カークマンが決めていた終わり方
カークマンは、最後は幸せな場面で終わると最初から分かっていた、と語っています。
終わる号を決めた手がかりは、合本のコンペンディアムです。第145〜193号を収める4冊目で終わらせる、と決めたのです。
ドラマ最終回「Rest in Peace」の結末
最終話では知事パメラの逮捕で戦いが終わり、物語は1年後へ進みます。ラストには、シリーズを離れていたリックとミショーンが姿を見せました。
監督はグレッグ・ニコテロ。シリーズで初めて、「ウォーキング・デッド」という言葉がセリフに出てくる回でもあります。
パメラ知事の逮捕
コモンウェルスの知事パメラ・ミルトンは、メルシャーやダリル、キャロルたちに逮捕されます。
ロジータ・ルーク・ジュールズの死
最終話で命を落とした一人は、ロジータです。転んだときにウォーカーに噛まれていたことを、ロジータはユージーンに打ち明けます。
最期の時間、ロジータはユージーンに「最後があなたでよかった」とほほ笑みました。ルークとジュールズも、この回であっけなく絶命します。
1年後のコモンウェルス
物語は1年後へ進み、コミュニティーには平和が戻っています。生き延びた人々が、談笑しながら食卓を囲む姿も描かれました。
- エゼキエル:コモンウェルスの知事
- メルシャー:副知事
- ユージーンとマックス:女の子のロージーが誕生
ダリルの旅立ちとリック・ミショーンの再登場
ダリルは仲間のもとを離れ、リックとミショーンを探す旅に出ます。
最大のサプライズは、シリーズを離れていたリックとミショーンの再登場です。二人はそれぞれ、手紙を書いていました。
リックはヘリコプターに見つかり、両手を上げながら笑みを浮かべます。ラストでは、ジュディスが弟のRJと畑を見渡し、「やり直せるわ 生きるのはわたしたちよ」と語りかけました。
原作とドラマで違うリックの運命
原作のリックは死に、ドラマのリックは生き延びます。カールの運命も、原作とドラマでは逆です。
| 人物・場面 | 原作コミック | ドラマ |
|---|---|---|
| リック | 第192号で死亡 | シーズン9で離脱し、最終話のラストで再登場 |
| カール | 大人になり、娘のアンドリアがいる | シーズン8で死亡 |
| 結末 | 数年後の世界を描くエピローグ | 1年後の世界と、リック・ミショーンの再登場 |
ドラマでリックを演じたアンドリュー・リンカーンは、シーズン9でシリーズを卒業しています。そのリックが、最終話で戻ってきたわけです。
一方で、ドラマの最終話のタイトル「Rest in Peace」は、原作コミックの最終巻と同じです。結末は違っても、題名は原作と重なります。
完結後のスピンオフと配信
本編が終わったあとも、リックやダリル、ニーガンたちの物語はスピンオフに引き継がれました。本編は、日本ではディズニープラスで全話見放題です(2026年10月時点)。
『ザ・ワンズ・フー・リブ』でリックとミショーンが再会
リックとミショーンの物語は、『ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ』に引き継がれました。2024年2月25日に、AMCとAMC+で放送が始まっています。
その最終話で、二人はジュディスとRJとの再会を果たします。
『ダリル・ディクソン』は第4シーズンが最終
『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』は、第4シーズンが最終シーズンです。AMCとAMC+で、2027年2月に始まります。
『デッド・シティ』はニーガンとマギーの物語
『ウォーキング・デッド:デッド・シティ』は、ニーガンとマギーの思いがけない協力を描くスピンオフです。
日本ではディズニープラスで全話見放題
日本では、ディズニープラスで全11シーズンを全話見放題で配信中です(2026年10月時点)。
米国では、2011年からNetflixで配信されてきました。2027年1月からは、AMC+でも全シーズンが配信されます。
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ウォーキング・デッドの完結に関するよくある質問(FAQ)
Q1. ウォーキング・デッドは完結していますか?
A. 完結しています。原作コミックは2019年7月3日の第193号で終わりました。ドラマは2022年11月20日(現地時間)のシーズン11第24話が最終話です。スピンオフは今も続いています。
Q2. リックは最後に死にますか?
A. 原作コミックでは、第192号で撃たれて死にます。ドラマのリックは生きていて、最終話のラストで再登場し、『ザ・ワンズ・フー・リブ』の最終話でジュディスとRJに再会します。
Q3. ドラマの最終回で死亡したのは誰ですか?
A. ロジータが命を落とします。ウォーカーに噛まれていたことをユージーンに打ち明け、最期を迎えました。ルークとジュールズも、この回で死亡します。
Q4. 日本語版の漫画で最後まで読めますか?
A. 日本語版の紙の単行本は1〜10巻で、完結までの邦訳は確認できていません。結末まで読むなら、第187〜193号を収めた英語版の第32巻『Rest in Peace』があります。
Q5. ドラマはどこで見られますか?
A. ディズニープラスで、全11シーズンを全話見放題で配信中です(2026年10月時点)。
ウォーキング・デッドの完結と結末まとめ
ウォーキング・デッドは、原作コミックもドラマ本編も完結しています。
- 原作コミックは2019年7月3日発売の第193号で、予告なしに完結
- 原作のリックは第192号で死に、最終号は数年後のエピローグ
- 原作のラストは、カールが娘のアンドリアに絵本を読み聞かせる場面
- ドラマは全11シーズン177話、最終話はシーズン11第24話「Rest in Peace」
- ドラマ最終話でロジータが死に、ラストでリックとミショーンが再登場
- 日本語版コミックは紙の単行本が1〜10巻で、完結までの邦訳は確認できない
- 本編はディズニープラスで全話見放題(2026年10月時点)、スピンオフは続いている
