原作は2017年に発売された名作アクションRPG「ニーアオートマタ」で、アニメ版は『NieR:Automata Ver1.1a』というタイトルで映像化されました。とはいえ「ひどい」「つまらない」といった評価も目にするため、本当なのか気になっている方は多いはずです。度重なる放送延期の経緯や、原作ゲームとの違い、2Bや9S、A2といったキャラクターのあらすじ、声優や制作スタッフ、2期や3期の情報、配信や見る順番まで、知りたいことは多いと思います。私はこの作品の世界観が好きで、アニメも原作もひととおり追いかけてきました。この記事では、なぜ「ひどい」と言われるのか、その理由を延期という実際の出来事から整理しつつ、評価できる見どころや2期以降の状況まで、私が感じたことを交えながらまとめています。見るかどうかの判断材料になれば幸いです。
記事のポイント
- アニメ版の基本情報と放送日がまるっとわかる
- 「ひどい」と言われる理由と放送延期の経緯を整理できる
- 原作ゲームとアニメの違いや見どころをつかめる
- 2期・3期の状況と配信・見る順番がわかる
ニーアオートマタ アニメの評価|ひどいと言われる理由
まずはアニメ版『NieR:Automata Ver1.1a』がどんな作品なのか、基本情報から押さえていきましょう。ここでは放送日やスタッフといった土台を確認したうえで、なぜ「ひどい」という声が上がるのかを、放送延期という実際に起きた出来事から冷静に整理していきます。あわせて原作ゲームとアニメの違い、2Bたちのあらすじ、そして評価できる見どころまでをまとめるので、この作品への印象がぐっとクリアになるはずです。

ニーアオートマタ アニメの基本情報
アニメ版の正式タイトルは『NieR:Automata Ver1.1a』です。原作は2017年にPS4・Xbox One・PC向けに発売されたアクションRPG『NieR:Automata』で、開発はプラチナゲームズ、発売はスクウェア・エニックス、ディレクターとシナリオをヨコオタロウさんが手がけた作品ですね。そのゲームを原作として、A-1 Picturesがアニメーション制作を担当しています。
放送は2クールに分かれていて、1期は2023年1月7日、2期は2024年7月5日から放送開始となりました。1期と2期を合わせて全24話(各12話)で物語が完結する構成です。まずは基本となる情報を表に整理しておきますね。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | NieR:Automata Ver1.1a |
| 原作 | ゲーム『NieR:Automata』(2017年/プラチナゲームズ・スクウェア・エニックス) |
| アニメ制作 | A-1 Pictures |
| 1期放送開始 | 2023年1月7日 |
| 2期放送開始 | 2024年7月5日 |
| 話数 | 全24話(1期12話+2期12話) |
まずは公式のPVで作品の空気感を感じてみてください。荒廃した地球を舞台にしたアンドロイドたちの戦い、そして印象的な音楽の雰囲気が、この短い映像からでも伝わってくると思います。
「ひどい」と言われる理由と放送延期
検索すると「ニーアオートマタ アニメ ひどい」という関連ワードが出てきて、不安になった方も多いと思います。ただ、その「ひどい」という言葉の中身をたどっていくと、作品そのものの質というより、度重なる放送延期による視聴体験の分断が大きく影響していることが見えてきます。ここは推測ではなく、公式に発表された事実として整理できる部分です。
1期の放送中、制作サイドから2度にわたって放送延期が発表されました。時系列を追うと次のとおりです。
| 発表日 | 内容 | 理由 |
|---|---|---|
| 2023年1月22日 | 第4話以降を延期(1月28日以降は第1〜3話を再放送) | 新型コロナウイルスの影響 |
| 2023年3月19日 | 第9話以降を延期 | 新型コロナウイルスの影響 |
いずれも新型コロナウイルス「COVID-19」の感染拡大による映像制作スケジュールへの影響が理由として公式に説明されています。そして延期されていた第9話以降は、仕切り直しとして2023年7月23日に一挙放送される形で決着しました。毎週楽しみに待っていた視聴者からすると、途中で流れが止まってしまったわけですから、テンポや熱量が削がれたと感じるのは無理もないと思います。「ひどい」という声の少なくない部分は、この延期による体験の分断から来ていると私は受け止めています。
延期以外にも、複数のレビューでよく挙がる論点があります。ゲームの世界観(ヨルハ計画や機械生命体の背景など)の説明が少なく、初見だと置いてけぼりになりやすいという指摘や、キャラクターの感情表現が抑制的だという指摘、そして後述する原作の構成を作り替えたことへの賛否です。これらは事実というより「賛否が分かれる論点」なので、あなた自身が実際に見て判断するのがいちばんだと思います。
原作ゲームとアニメの違い
この作品を語るうえで避けて通れないのが、原作ゲームとアニメの構成上の違いです。ここが評価の分かれ目にもなっています。
原作ゲーム『NieR:Automata』は、同じ物語を主人公や視点を変えて何周も遊ぶことで全体像が見えてくる、マルチルート・マルチエンディングの構成が大きな特徴でした。プレイヤーが自分の手で操作し、周回を重ねて真実にたどり着く——その体験自体が作品の魅力だったわけですね。
一方でアニメ版は、限られた話数の中で物語を届ける必要があるため、複数のルートを一本の時系列に再構成する形が取られています。ゲームで周回して味わっていた驚きや構造の妙を、受け身で見るアニメでどう表現するか——ここは作り手にとって難しい挑戦だったと思います。この再構成を「わかりやすくなった」と歓迎する声もあれば、「ゲームならではの体験が薄れた」と残念がる声もあり、評価がはっきり分かれているのが実情です。
なお、ファンの間ではレジスタンス側のリーダー役など、一部の登場人物の扱いがゲームと変わっているのではないかという指摘も見られます。ただ、これについては公式が明言している一次情報を私は確認できていないため、ここでは断定を避けて「そうした指摘がある」という受け止めにとどめておきます。気になる方は、ぜひゲームとアニメを見比べて確かめてみてください。
2Bたちキャラクターとあらすじ
物語の舞台は、機械生命体の侵攻によって人類が月へと敗走した遠い未来の地球です。人類はアンドロイド部隊「ヨルハ」を投入し、地球の奪還を目指して戦い続けています。その最前線に立つのが、ヨルハ所属のアンドロイドたちなんですね。中心となる3人のキャラクターを紹介します。
| キャラクター | 声優 | 特徴 |
|---|---|---|
| 2B | 石川由依 | ヨルハ部隊の汎用戦闘モデル。近接攻撃に特化した個体で、地上の作戦に派遣される |
| 9S | 花江夏樹 | 探索・調査に特化した個体。ハッキングで2Bのような戦闘モデルを支援する |
| A2 | 諏訪彩花 | 司令部から脱走兵として指名手配を受けている個体 |
戦闘に特化した2Bと、探索・支援型の9Sがコンビを組んで地上の任務にあたる、というのが物語の基本の構図です。無機質に見えて、任務を重ねる中で少しずつ揺れ動いていくアンドロイドたちの姿が、この作品の見どころのひとつになっています。そこに、脱走兵として独自の立場にあるA2が絡んでくることで、物語は単純な善悪では割り切れない方向へ進んでいきます。感情を持たないはずのアンドロイドが「生きるとは何か」を問われていく——そんな重いテーマが、静かに横たわっている作品です。
アニメの見どころと評価できる点
「ひどい」という声ばかりが目立ちがちですが、私はこのアニメにはきちんと評価できる点があると感じています。ここは正直にお伝えしておきたいところです。
まず挙げたいのが映像と音楽の完成度です。荒廃した世界の美術、アンドロイドたちのアクション、そして原作の世界観を支える音楽が、アニメでも丁寧に表現されています。音楽はゲーム版も手がけたMONACA(岡部啓一さん、帆足圭吾さん、高橋邦幸さん)が担当しているため、あの独特で美しい旋律をアニメの映像とともに味わえるのは、ファンにとって大きな喜びだと思います。
そして、原作をプレイしていない人にとっては、この重厚な世界観に映像作品として触れられること自体が価値になります。ゲームは腕前も必要で、なかなか手が出しにくいという人も多いですよね。アニメなら受け身で物語を追えるので、『NieR:Automata』という作品への入り口として機能してくれます。実際、2期は1期よりも評価が上がっていることからも、物語が進むにつれて世界観に引き込まれていった人が多いことがうかがえます。作画やCGの質については場面によって評価が分かれるという声もありますが、映像美そのものへの高い評価も多く見られます。
心を揺さぶるという点では、青春や葛藤を丁寧に描いた作品が好きな方にも通じるものがあります。たとえば芸術に打ち込む若者たちを描いたブルーピリオドのアニメ評価をまとめた記事のように、登場人物の内面をじっくり味わうタイプの作品が好きな方には、ニーアの静かな問いかけもきっと響くはずです。
ニーアオートマタ アニメの2期と今後
ここからは、多くの人が気になっている2期の内容や、3期の可能性、そして配信サービスや見る順番、声優・スタッフといった情報を掘り下げていきます。原作ゲームをもっと楽しむための入り口にも触れながら、この作品との付き合い方を一緒に考えていきましょう。

アニメ2期の内容と放送
アニメ2期は2024年7月5日から放送が始まりました。放送局はTOKYO MXほかで、1期の続きとして物語が描かれています。1期と2期を合わせて全24話で完結する構成なので、2期は物語の後半=結末までを担うパートということになります。
前述のとおり、レビューサイトでの評価は確認した時点で2期のほうが1期を上回っていました。1期で世界観の土台が積み上がったうえで、2期で物語が大きく動いていくため、腰を据えて見てきた人ほど手応えを感じやすい構成なのだと思います。1期の延期で離れてしまった人も、通しで一気に見返すと印象が変わるかもしれませんね。
アニメ3期の可能性
「2期の続き=3期はあるの?」というのも、よく検索される疑問ですね。ここは正直にお答えしておきます。
物語自体は1期・2期の全24話で一区切りついています。そのうえで、さらなる続編としての3期については、現時点で公式からの制作発表は確認できていません。「ある」とも「ない」とも言い切れる情報がない、というのが正確なところです。原作ゲームには本編以外にも関連する物語が存在するため、素材としての広がりはありますが、それが映像化されるかどうかは公式の発表を待つしかありません。過度な期待も悲観もせず、続報を気長に待ちたいところですね。
アニメの配信と見る順番
「どこで見られるの?」「どの順番で見ればいい?」という疑問にお答えします。まず見る順番はシンプルで、1期(2023年)→2期(2024年)の順に見れば大丈夫です。話数も1期→2期と続いているので、迷うことはありません。
配信については、U-NEXTで見放題配信が行われています。31日間の無料トライアルがあるので、まずはお試しで1期から一気に見てみるという入り方がしやすいと思います。延期で分断された1期も、配信でまとめて見ればテンポの問題を感じずに物語へ没入できるはずです。
なお、配信状況は時期やサービスの都合で変わることがあります。視聴前には、必ず各配信サービスの最新のラインナップをご確認くださいね。
声優と制作スタッフ
作品を支える声優陣とスタッフも見どころのひとつです。主要キャストとスタッフを整理しておきます。
| 役割 | 担当 |
|---|---|
| 2B | 石川由依 |
| 9S | 花江夏樹 |
| A2 | 諏訪彩花 |
| 監督 | 益山亮司 |
| シリーズ構成 | 益山亮司、ヨコオタロウ |
| キャラクターデザイン・総作画監督 | 中井準 |
| 美術監督 | 坂上博史 |
| アニメーション制作 | A-1 Pictures |
| 音楽 | MONACA(岡部啓一、帆足圭吾、高橋邦幸) |
原作のシナリオを手がけたヨコオタロウさんがシリーズ構成に名を連ねているのは、原作ファンとしてはうれしいポイントですね。そして音楽をゲーム版と同じMONACAが担当していることで、あの世界観を象徴するサウンドがそのままアニメでも生きています。石川由依さん、花江夏樹さん、諏訪彩花さんという実力派が2B・9S・A2を演じている点も、キャラクターの魅力を大きく引き上げています。
原作ゲームをより楽しむために
アニメを見て世界観が気に入ったなら、次はぜひ原作ゲームにも触れてみてほしいと思います。周回して真実に近づいていくあの構造は、やはりゲームで自分の手を動かしてこそ味わえるものだからです。アニメで大枠のストーリーを把握してからゲームを遊ぶと、細部の意味がより深く理解できて、二度おいしい楽しみ方ができると思いますよ。
また、『NieR:Automata』の世界をさらに広げてくれるのが小説です。関連する物語を描いた小説作品は電子書籍でも配信されているので、活字でじっくり世界観に浸りたい方にはうってつけです。重厚な設定を持つ作品を映像と原作の両面から味わうという楽しみ方は、たとえば独特の世界観で人気を集めたチェンソーマンのアニメ評価をまとめた記事のような、原作とアニメを見比べたくなる作品が好きな方にも通じるところがあると思います。
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ニーアオートマタ アニメの評価まとめ
ここまで、ニーアオートマタ アニメこと『NieR:Automata Ver1.1a』について、「ひどい」と言われる理由から見どころ、2期・3期の状況までまとめてきました。最後にポイントを振り返っておきましょう。
「ひどい」という評判の多くが、作品そのものより放送延期という事情に起因していると知ると、印象がずいぶん変わるのではないでしょうか。配信でまとめて一気に見れば、テンポの問題を感じずに、この重厚な世界観にしっかり浸れるはずです。原作ゲームの入り口としても十分に機能する作品なので、気になっている方はぜひ一度、自分の目で確かめてみてくださいね。
なお、放送・配信の最新情報や作品の細かな設定については公式サイトや各サービスでご確認いただき、作品の受け取り方は、あなた自身が見て感じたことをいちばん大切にしていただければと思います。