こんにちは、マンガ愛読者の部屋のAJIです。
『呪術廻戦』本編が完結し、その後の世界を描く公式スピンオフ『呪術廻戦 モジュロ』が始まりましたね。私も本編の余韻に浸っていたところだったので、この新展開には本当に驚きましたし、同時にワクワクが止まりません。
「呪術廻戦 モジュロ」と検索しているあなたは、まず「どんなあらすじなの?」という基本的な情報や、「乙骨」という名前があるけど新キャラは誰なのか、そしてもちろん、あの乙骨憂太や禪院真希との関係性がどうなっているのか、すごく気になっているんじゃないかなと思います。
さらに、五条悟や虎杖悠仁が68年後の世界でどうなったのか、あの宿儺や天元に関する衝撃的な考察、シムリア星人やマル、ジャバロマといった新キャラクターの正体、そしてネットで噂されている乙骨憂花の寿命が半年という話や虎杖の生存説の真相など、知りたい情報が山積みですよね。
この記事では、『呪術廻戦 モジュロ』の基本的な物語(あらすじ)から、原作ファンなら絶対に気になるであろう深い考察、そして気になる噂の真偽まで、現時点で分かっている情報を私なりに詳しく、そして熱量高めに整理してみました。
記事のポイント
- 『モジュロ』の詳しいあらすじと新主人公(乙骨兄妹)
- 乙骨憂太と禪院真希の「確定した未来」
- 五条悟や虎杖悠仁ら原作キャラの68年後
- 宿儺・天元=宇宙人説や黒幕に関する最新考察
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ジャンプできる目次📖
「呪術廻戦 モジュロ」のあらすじと新キャラ
まずは『呪術廻戦 モジュロ』がどのような物語なのか、基本的な世界観や新しく登場した主人公たちについて、前作との繋がりを踏まえながら詳しく見ていきましょう。舞台は本編から大きく時が流れた未来です。
タイトル「モジュロ」の意味とは?
まず気になるのが、この『モジュロ($≡$)』というタイトルですよね。記号まで付いていて、なんだか意味深です。
この「モジュロ(Modulo)」は数学用語で「剰余(じょうよ)」、つまり「割り算の余り」を意味するそうです。例えば、「10 mod 3(10を3で割った余り)」は「1」になるといった計算(モジュロ演算)に使われます。
この計算の最大の特徴は、計算結果が一定の周期で「循環する」ことなんですよね。(例:7, 8, 9, 10, 11... を3で割った余りは 1, 2, 0, 1, 2... と循環します)
ここから考えられるのは、やはり原作『呪術廻戦』の根底にあった「めぐる呪い」というテーマを象徴している、という解釈です。
68年後のあらすじと宇宙人の来訪
物語の舞台は、原作の本編(死滅回游)から68年後となる西暦2086年の日本です。
この「68年後」という設定も絶妙で、原作単行本の最終巻エピローグ(パンダが登場したシーン)からは、ちょうど6年が経過した世界として設定されているんですよね。
物語の導入は、これまでの『呪術廻戦』とは全く異なる、衝撃的な展開から始まります。
なんと、地球外生命体「シムリア星人」を名乗る難民船が、アメリカ・ネバダ州上空に出現するんです。いきなりSF展開で驚きました。
さらに驚くべきことに、このシムリア星人は「呪力」に非常によく似た力(額に第三の目を開き、念動力のようなものを使う)を所持していることが判明します。そのため、アメリカ政府は「呪力の扱いは専門外だ」として、「日本に外交資格がある」と一方的に結論づけ、対応を丸投げしてきます。
このシムリア星人の来訪は、68年前に終結した「死滅回游」以来の「特級事案」として認定されます。
時を同じくして、京都では「連続誘拐事件」が発生。本作の主人公である乙骨兄妹は、この事件の調査に訪れます。
「呪術師」と「宇宙人」という、オカルトとSFが融合した未知の脅威。この二つの事件がどう絡み合っていくのかが、物語の序盤の大きな軸となりそうです。
主人公は乙骨憂花と乙骨真剣
本作の主人公は、乙骨憂花(おっこつ ゆうか)と乙骨真剣(おっこつ つるぎ)という、原作の主要キャラクターの血を受け継ぐ新世代の兄妹です。
乙骨憂花(おっこつ ゆうか)
妹の憂花は16歳の少女。容姿は祖父・乙骨憂太に酷似しており、五条家の血筋を色濃く受け継いでいると評されています。
ただし、その性格は憂太とは似ておらず、原作のパンダからは「むしろ(性格が)悪い」と評されるほど、非常に率直で(悪く言えば)無神経な側面を持っています。
彼女の目標は、かつて特級術師として日本を守った祖父と同様に、「乙骨憂太になること」。
使用する術式は「狗顎爪(くがくそう)」。これは彼女自身の呪力が持つ「鋭利な特性」を活かした「形象拳(けいじょうけん)」で、最大の特徴は、打撃が命中した際に物理的な「打撃」と共に「斬撃」をも同時に与える点にあります。派生技として「咬捻(こうねん)」という技も披露しています。
祖父・憂太の強さについては、『呪術廻戦0』での乙骨憂太の活躍でも詳しく触れていますが、憂花がその強さをどう受け継いでいくのか楽しみですね。
乙骨真剣(おっこつ つるぎ)
真剣は憂花の1歳年上の兄(17歳)。容姿は祖母・禪院真希に似ているとされます。
彼の最大の特徴は、祖母・真希と同様に「呪力なし」の特異体質、すなわち「天与呪縛」を持って生まれていることです。
呪力を持たないため、戦闘では呪具を駆使して戦います。祖母・真希に懐いており、彼女の非呪術師としての強さを受け継いだ真剣は、「禪院真希になること」を目指しています。
真希がフィジカルギフテッドとして覚醒していくその道をどう進むのか、注目です。
兄妹の関係性:二つの「最強」の対立
憂花と真剣は、呪術師としてチームを組んで行動していますが、二人の間には、祖父・憂太の形見である「指輪」の所有権を巡る軋轢(あつれき)がありました。
かつて真剣は、その指輪が妹の憂花に託されたことに不満を抱いていましたが、祖母・真希から「真剣は強いから(指輪は)必要ない」と諭されたことで、その感情は解消されたとされています。
この兄妹の対立は、単なる血縁者の確執ではありません。
- 憂花は「呪力(乙骨憂太)の道」
- 真剣は「呪力からの脱却(禪院真希)の道」
これこそ、原作『呪術廻戦』の根底にあった「呪力を持つこと」と「呪力を持たないこと(天与呪縛)」のどちらが真の強さに至る道か、という哲学的なテーマ(例:五条悟 対 伏黒甚爾)そのものです。
新世代の主人公たちが、このテーマを引き継ぎ、その答えを探求していく物語であることが示唆されています。
| 継承者 | 継承元(祖父母) | 継承した特性 | 目標 |
| 乙骨 憂花 | 乙骨 憂太 | 呪力(術式「狗顎爪」) | 「乙骨憂太になること」 |
| 乙骨 真剣 | 禪院 真希 | 呪力なし(天与呪縛・呪具使用) | 「禪院真希になること」 |
乙骨憂太と真希の孫であることが確定
そして、原作ファンにとって一番の衝撃、そして何より嬉しかった情報がこれに尽きると思います。
そう、新主人公の憂花と真剣は、乙骨憂太と禪院真希の「孫」なんです。
つまり、あの乙骨憂太と禪院真希が、本編の後、結婚し、家族を築いていたという未来が、このスピンオフ第一話で確定的に描かれたわけです。
本編では、過酷な戦いの中で二人の関係性が深く描かれることはありませんでしたが、幼少期からの絆、そして「0」でのやり取りを知っているファンにとっては、これ以上ない「嬉しい後日譚」ですよね。
二人がどのような経緯で結ばれたのか、本編で語られなかった空白の時間を想像するのも、このスピンオフの楽しみ方の一つかもしれません。
宇宙人シムリア星人(マル)とは
『モジュロ』には、地球側の乙骨兄妹と対になる、もう一組の主人公(キーパーソン)として、宇宙から来たシムリア星人の双子が登場します。
マルの役割と性格
その一人がマル(マルル・ヴァル・ヴル・イェルヴリ)です。当初は「異国情緒漂う外国人呪術師」として登場しますが、その正体はシムリア星人です。
彼はシムリア星人からの「査察役(監査役)」であり、使者としての役割を担っています。その任務は、地球人とシムリア星人が「共生できるかどうか」を現地で見定めること。性格は温厚で人間に寄り添う姿勢を見せ、共生の道を模索しています。
クロスの存在
マルには「クロス」という双子の弟がいます。マルと酷似していますが、頬の傷が「角ばっている」方がクロスとして識別されます。
性格は温厚なマルとは対照的にクールな様子を見せ、人間に対してより割り切った(あるいは冷徹な)思考を持っていることが示唆されています。
双子の能力と関係
シムリア星人は、呪術と酷似した超能力を使用し、能力使用時には額に「第三の目」が出現します。対象を睨むことで気絶させたり、周囲の物体を浮遊させたりする能力を披露しています。
マルとクロスの双子の関係は「あまり良くない」とされており、二人は能力を共有している(一方が能力を使うともう一方がそれを感知できる)という特性を持っています。
そのため、共生を目指し穏便に接触したいマルは、弟のクロスに不測の事態(マルが地球で戦闘状態に入ったこと)を悟られないよう、地上での能力使用を極力控えている…という事情があります。
この設定は、地球側の乙骨兄妹(呪力 対 天与呪縛)と対になる形で、宇宙側のマルとクロス(共生 対 現実主義)という、意図的な二重の対立構造が物語の軸となっていることを示していますね。
「呪術廻戦 モジュロ」の原作繋がりと考察

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物語の概要がわかったところで、次は原作『呪術廻戦』との繋がりや、ファンの間で早くも飛び交っている注目の考察について、さらに深く掘り下げていきます。かなり大胆ですが、筋の通った説も出てきていますよ。
五条悟や虎杖悠仁のその後
まず、あの本編の主人公・虎杖悠仁や、最強の呪術師・五条悟が68年後の世界でどうしているのか。これは誰もが気になるところだと思います。
『モジュロ』の世界(2086年)において、彼らは「死滅回游を平定した傑物」として、歴史上の偉人として語り継がれていました。
彼ら自身が(当然ながら)68年後の作中に直接登場するわけではないものの、その功績が未来においても揺るぎない事実として認識され、歴史にしっかり刻まれていることが示されたのは、ファンとしては胸が熱くなるポイントですね。彼らの戦いは、間違いなく未来に繋がっていたんだなと。
宿儺や天元は宇宙人だった?
ここからが、本作『モジュロ』の登場によって生まれた、最も衝撃的で、最も根幹に関わる考察です。
前述の通り、シムリア星人は「呪力」と「同じ能力」を持っています。しかし、原作では、呪力は(ほぼ)日本人からしか発現しない、日本固有のエネルギーとされてきました。
この矛盾点に加え、さらに気になる情報が作中で提示されています。
つまり、呪力の起源は地球(日本)ではなく、シムリア星人という「宇宙人」であり、太古の日本に飛来した彼らの血や能力が、何らかの形で日本人の祖先に受け継がれたのではないか?
あるいは、もっと踏み込んで、呪術の頂点である「宿儺」と呪術の基盤である「天元」という二つの存在そのものが、人間ではなくシムリア星人、もしくはそれに近い「原種」だったのではないか、という考察です。
これはまだ「考察」の段階ですが、『呪術廻戦』という物語の根幹設定を揺るがす、非常に興味深く、そしてあり得そうな説だと思います。
ジャバロマ黒幕説を徹底考察
シムリア星人の外交特使として登場する「ジャバロマ」。彼は天元に似た姿をしていますが、この人物が今作『モジュロ』の「黒幕」ではないか、という説も有力視されています。
考察の根拠
根拠としては、彼が当初「善人」として描かれる一方で、その過去において娘を「カリアン」(呪霊に近い、あるいは花御のような精霊に近い「神聖な生き物」)に殺されているという重い事実が明かされている点です。
善人面をして地球に接近しつつ、裏では個人的な復讐の動機を持っている…というのは、物語の導入として王道パターンとも言えます。
考察の展開
この「復讐」という動機から、ジャバロマ自身がカリアンを使役し、一連の事件(京都の連続誘拐事件など)を引き起こしているのではないか…と考察されています。
作者がジャバロマの過去をあえてこのタイミングで掘り下げたのは、この黒幕説への伏線である可能性が高い、というのが考察の主な流れですね。彼が物語にどう関わってくるのか、目が離せません。
乙骨憂花の寿命が半年という噂の真相
『モジュロ』関連で検索すると、「乙骨憂花 寿命 半年」といった、かなり不穏で衝撃的なキーワードが出てくることがあります。
新主人公がいきなり余命宣告…?と私も気になって、提供された情報やあらすじ、キャラクタープロフィールを徹底的に調べ直してみました。
結論から言うと、現時点の公式なあらすじやキャラクター解説において、乙骨憂花の寿命が半年であるという記述、およびそれを示唆する伏線や考察は一切確認できませんでした。
おそらく、何らかの情報が誤って伝わったり、本編の天与呪縛(例:甚爾や真希のフィジカルギフテッド)や特定の術式のリスク(例:一部の領域展開)などの情報と混同されて、一部で過度な憶測が広まったりしたものではないかなと思います。
ですので、現時点では、この「寿命半年説」は根拠のない噂(デマ)と言っていいでしょう。
虎杖悠仁の生存や真人の再登場は?
「68年後も虎杖悠仁が生存しているのでは?」「あの因縁の相手である真人が再登場する?」といった考察も一部で熱心に語られているようです。
特に虎杖に関しては、宿儺の器であったことや、その特異な出自から、通常の人間の寿命を超えて生存している可能性を考察したくなるファンの気持ちも、痛いほどわかります。
しかし、これらについても、現時点の公式情報(あらすじ等)では一切言及されていません。
五条悟や虎杖悠仁は、あくまで「歴史上の傑物」として名前が出たに過ぎず、作中に(68年後も生きて)再登場することを示唆する情報はありませんでした。これらも現段階では「ファンの願望や憶測に基づく考察」の域を出ない情報ですね。
「呪術廻戦 モジュロ」の考察まとめ
最後に、『呪術廻戦 モジュロ』に関する情報と考察をまとめます。
このスピンオフは、原作の「めぐる呪い」というテーマを、「世代」と「宇宙」という新しいスケールで引き継ぎつつ、「呪術 vs 宇宙人」という新しい切り口で物語が展開されています。
短期集中連載としてスタートしましたが、明かされる設定があまりにも大きく、原作の根幹にも触れる内容なので、これがどう着地するのか、ファンとしては目が離せませんね。
本記事の情報は、連載初期の段階のものです。今後の展開によっては新たな事実が判明し、ここで立てた考察が覆る可能性も大いにあります。それも含めて、ぜひご自身の目で最新の連載をチェックしてみてくださいね。




