広告 日常・コメディ

ちいかわのでかつよとは?正体とモモンガ入れ替わり説を考察

ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ(1)(講談社)

この作品の記事をまとめて読むちいかわの記事 9本

「返せッ!返せッ!」——2020年8月、Xに投稿された一本のちいかわで、黄色い巨体がモモンガを追いかけながらそう叫びました。のちにファンから「でかつよ」と呼ばれる、大きい方の登場です。何を返せと言っているのか、彼は何者なのか。答えが示されないまま、考察だけが積み上がってきました。この記事では、ちいかわのでかつよについて、原作で確定した描写とファンの考察を分けて整理します。呼び名の由来、入れ替わり説の根拠、混同されがちな「あのこ」との違い、鎧さんとの関係、アニメでの扱いまでひと通りどうぞ。作品全体の謎を追いたい方はちいかわの考察まとめもあわせて。

記事のポイント

  • でかつよの正体が公式には明かされていないとわかる
  • 呼び名がどこから生まれたのかを押さえられる
  • モモンガとの入れ替わり説の根拠を描写ごとに確認できる
  • 「あのこ」や鎧さんをめぐる誤解を整理できる

ちいかわのでかつよとは?正体を考察

まずは答えを先にお伝えしたうえで、呼び名の由来、主な登場回、入れ替わり説の根拠まで順に見ていきます。どこまでが原作の事実で、どこからがファンの読み解きなのか、線引きもはっきりさせますね。

ちいかわ コミックス5巻の表紙
ちいかわ 5巻書影 出典:Amazon

「返せッ」の場面はコマで見てこそ刺さる

コミックシーモアでちいかわを試し読みする

※今なら初回購入70%割引クーポンあり

結論|正体は未確定・考察対象

結論から言うと、でかつよの正体は公式に明かされていません。原作でもアニメでも、彼が何者でどこから来たのかは説明されないままです。「正体はモモンガだった」と言い切る記事も見かけますが、あれはファンが状況証拠を積み上げた考察であり、作品側が認めた設定ではありません。

とはいえ、手がかりがないわけでもありません。モモンガと体(自我)が入れ替わっているのではないかという説がもっとも有力で、支えとなる描写が原作に散らばっています。根拠は根拠として並べますが、断定はしませんよ。

でかつよの初登場と呼び名の由来

「でかつよ」という響きはどこから来たのか。誤解されやすいので、由来と初登場をあわせて押さえます。

「なんかでかくて強いやつ」が元になった通称

元になったのは、著者のナガノさんが2020年8月27日にXへ投稿したイラスト「くらしたい」です。黄色い怪物のような生き物に添えられていた説明が「なんかでかくて強いやつ」。主人公の「なんか小さくてかわいいやつ」を裏返した言い回しですね。ナガノさんはこの生き物を、嫌なことがあったらバーンとねじふせ、音速で駆け回り、闘志を燃やす存在として紹介しました。

ここで大事なのが、「でかつよ」という略称そのものは作中で一度も使われていないという点。pixiv百科事典のちいかわのページにも、作中で用語として登場したことはなくファンの間から自然発生したものだと明記されています。著者の言葉から生まれた愛称を読者が縮めた呼び方で、「大きい方」という言い方も同じ事情です。

初登場は2020年8月13日の投稿

姿を現したのは2020年8月13日、モモンガの初登場と同じ時期の投稿です。しかもその場面が、「返せッッ!!」と叫んで追いかける姿でした。登場した瞬間から、二人はセットだったわけですね。主な登場回を並べます。

時期描かれた内容
2020年8月13日初登場。モモンガを追いかける
2020年8月27日「くらしたい」で「なんかでかくて強いやつ」と説明される
2022年11月〜2023年5月「あのこ」と絡む一連のエピソード
2024年7月1日「もしかしたら…」。夢と水面の描写
2025年5月16日「あんな事」。回想がはさまれる回
2026年1月29〜30日チェキで撮られ、写真の自分を指で隠す

単行本では5巻の表紙のすみに描かれているとファンの間で紹介されています。こうして並べると、5年以上にわたり断続的に、しかも一貫したテーマで描かれ続けているとわかりますね。

モモンガとの入れ替わり説の根拠

ここから先は原作の具体的な場面に触れます。まだ読んでいない回の内容を知りたくない方は、この見出しを飛ばして先へ進んでくださいね。

入れ替わり説とは、今のかわいいモモンガの中身がもともとでかつよで、今のでかつよの中身こそ本来のモモンガだという読み方です。まずは原作に描かれた事実から。

確定しているのは「返せッ」と追いかけた場面

2020年7月22日の初登場回で、モモンガは「ついにやったゾ!!」「おもいっっきりかわいこぶってやる…」と発言して登場します。その約3週間後、2020年8月13日の投稿で、でかつよが「返せッ!返せッ!」と連呼してモモンガを追いかける場面が描かれました——ここまでが事実です。ただし「何を」返せと言っているのかは、作中で一度も明言されていません。この空白があるから、読者は意味を探してしまうんですよね。

ファンが根拠として挙げている描写

よく取り上げられる場面を並べます。いずれも「そう読める」という解釈にすぎません。

描写考察されている意味
モモンガ初登場時の「ついにやったゾ!!」入れ替わりに成功した瞬間の言葉ではないか
追われながらの余裕たっぷりな反応本来のちいかわ族にしては落ち着きすぎではないか
でかつよが流れ星に涙ながらに願う場面元の体に戻りたいという願いではないか
入れ替わっても何も変わらないと言い、スロット機を壊すモモンガ戻る可能性を自分で断ったのではないか
ちいかわを食べようとしたモモンガが旨味を感じない場面でかつよだった頃の味覚と食い違うのではないか

2025年5月には、モモンガが「元からこうだった気がしてきた」と違和感を漏らす回と、でかつよ側の回想が続けて公開され、この説への注目がふたたび高まりました。なお、2024年のお宝探し編でモモンガと魔女に密接な関係があること自体は本編で描かれています。直接の証拠ではないものの、モモンガの底が見えないことを裏づける材料ではありますね。モモンガ側から見た考察はモモンガの正体考察の記事にまとめました。

自分の姿に混乱する描写

入れ替わり説を後押ししているのは、もっと静かな場面の積み重ねです。でかつよは、自分の姿そのものに戸惑い続けています。

2024年7月1日の「もしかしたら…」という回では、水面に映る自分を見ながら顔を洗うモモンガの夢を見たあと、目を覚まして池に映った自分の顔を見つめ、黙り込みます。派手さはないのに、ぞっとするほど重い場面でした。2026年1月29〜30日の回では、あのこにチェキで撮影されたでかつよが、写真に写った今の姿を指で隠す描写も。5年以上前からの問いが、今も更新され続けているわけですね。

2025年5月の回では、あのこの行動を目にしたでかつよが回想にふけり、モモンガを倒す想像をする場面も。戻りたい、けれど戻る手立てがない。そのやり場のなさが、彼を「かわいそう」と呼ばせているのでしょう。

aji
aji
あんなに大きくて力も強いのに、水面をのぞき込むときだけは誰よりも小さく見えるんですよね。私はあの一コマで、でかつよが他人事じゃなくなりました。

でかつよをめぐる誤解と最新描写

ここからは、考察が盛り上がるあまり事実と混ざりがちなポイントを整理します。「あのこ」との違い、鎧さんとの関係、アニメでの扱い。どれも語られる機会が多いぶん、混同が起きやすい話題です。

ちいかわ コミックス8巻の表紙
ちいかわ 8巻書影 出典:Amazon

考察の根拠を最初から追うなら1巻から

コミックシーモアでちいかわ1巻を読む

※今なら初回購入70%割引クーポンあり

「あのこ」とは別キャラ

まず押さえたいのが、「あのこ」とモモンガはまったくの別キャラだということ。2022年11月以降、でかつよと頻繁に絡むのは「あのこ」のほうです。

あのこは「おっきい討伐」編に登場した巨大なキメラ。討伐に来たちいかわ族に友好的なふりをして油断させ、豹変して襲います。でかつよとは、どちらも巨大化した元ちいかわ族という共通点を持つ別個体。ただし今の姿への向き合い方は正反対です。

項目でかつよあのこ
主な登場時期2020年8月〜2022年11月〜
今の姿への態度元の姿に戻りたがっている今の巨大な姿を気に入っている
語られ方入れ替わり説の中心でかつよの相談相手

鎧さんとの関係は未設定

「鎧さんがでかつよ化を管理しているのでは」という話を見かけた方もいるでしょう。ここもはっきりさせます。

鎧さん一族は、ちいかわ族の社会で労働の斡旋や報酬の管理を担うまとめ役のような存在です。金色の鎧さんが上司格として他の鎧さんを統括し、一部は飲食店も営んでいます。ただ、鎧さんとでかつよを結びつける公式設定は確認できませんpixiv百科事典の鎧さんのページには、でかつよへの言及そのものがないんです。

アニメの楽曲の歌詞と絡めて「ストレスででかつよ化する」「鎧さんはそれを防いでいる」と語る個人ブログもありますが、公式の説明ではなく一つの読み方。そういう見方もある、と受け止めるくらいがちょうどいいでしょう。

アニメでのでかつよ

アニメ『ちいかわ』はフジテレビ系「めざましテレビ」の中で放送されていて、でかつよも登場します。ここでの描かれ方も話題になりました。

2026年3月31日放送の第330話「あのことでかつよ①」と、続く第331話「あのことでかつよ②」がそれです。アニメ公式X(@anime_chiikawa)では、この回の動画が88万回再生を突破したと報告されました。ただし公式YouTubeでの配信は1週間限定で、すでに終了済み。放送日と回タイトルの情報としてお受け取りください。

注目されたのは声の演出です。でかつよの声は野太く、金切り声のような響きで演じられました。この違和感を「中身が別の誰かだから」と受け取ったファンもいます。もちろん視聴者の受け取り方ですけどね。空気感は公式のアニメPVでどうぞ。

原作の連載はナガノさんのちいかわ公式X(@ngnchiikawa)で続いていて、でかつよの新しい描写もたいていここから始まります。劇場版が気になる方は映画ちいかわのネタバレ解説もどうぞ。

補足

水面をのぞき込む沈黙や、チェキを指で隠す手つきは、実際のコマで見てこそ胸に刺さります。コミックシーモアで試し読みすると、その空気を確かめられますよ。新規の無料会員登録で70%OFFクーポンがもらえるキャンペーンもあり、値引き前の合計2,000円(税抜)まで、有効期限は登録日を含む7日間です(2026年7月時点。条件は変更される場合があります)。

▶あわせて読みたい:ちいかわは何巻まで?全巻の値段はこちら

あわせて読みたい
ちいかわ考察|怖い世界観と裏設定を総まとめ

ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ(1)(講談社) 2026年7月24日、『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』が劇場公開されました。かわいい絵柄のキャラクターが主役の映画なのに、原作を読んだことがある ...

続きを見る

ちいかわのでかつよに関するよくある質問(FAQ)

Q1. でかつよの正体は何ですか?

A. 公式には明かされていません。ファンの間ではモモンガと体が入れ替わった元ちいかわ族とする説が有力ですが、描写からの考察であり、作中で確定した設定ではありません。

Q2. 「でかつよ」は公式の呼び名ですか?

A. 元になった「なんかでかくて強いやつ」は、著者のナガノさんが2020年8月27日のX投稿で使った言葉です。ただし「でかつよ」という略称は作中で使われたことがなく、ファンの間で定着した通称になります。

Q3. でかつよと「あのこ」は同じキャラですか?

A. 別のキャラクターです。あのこは「おっきい討伐」編に登場した巨大なキメラで、今の姿を気に入っている点が、元に戻りたがるでかつよと対照的に描かれています。

Q4. でかつよは今も物語に登場しますか?

A. 登場しています。2026年1月29〜30日の回でも入れ替わりを思わせる描写があり、アニメでも2026年3月に第330話・第331話が放送されました。

まとめ|ちいかわのでかつよ

ここまで、ちいかわのでかつよについて確定した描写とファンの考察を分けて見てきました。要点を振り返ります。巨大化した存在をまとめて知りたい方はこちらも。

▶あわせて読みたい:ちいかわのキメラ一覧

ポイント

・正体は公式に明かされておらず、入れ替わり説はあくまで考察
・「でかつよ」は作中で使われていないファン発の通称
・元は2020年8月27日投稿の「なんかでかくて強いやつ」
・初登場は2020年8月13日、モモンガを「返せッ」と追う場面
・「あのこ」はモモンガとは別のキャラで、鎧さんとの関係も未設定

答えが出ないまま5年以上、それでも読者が考え続けてしまう。でかつよとはそういう存在です。次に水面をのぞき込む場面では、何が明かされるのでしょうか。

なお、この記事で扱った入れ替わり説などは作品が答えを示したものではありません。放送や配信の状況も変わりますので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。そのうえで、あなたが読んで感じたことを大切にしてくださいね。

最終回まで読んだら、答え合わせしませんか?

Xで結末トーク・考察・新作の読みどころを投稿しています

𝕏 @mangaloversroom をフォロー
  • この記事を書いた人

AJI

AJI /「マンガ愛読者の部屋」管理人 📖

漫画を「消費」するのではなく、心の底から「味わい尽くす」ための考察ブログへようこそ!

🖊️ 経験
元漫画家アシスタント。作り手の視点も交えて、少年漫画から少女漫画まで幅広く読み解きます。

🧡 ブログの約束
・原作を徹底的に読み込み、執筆
・「なぜそう考えたか?」思考のプロセスを重視
・憶測や不確かな情報で記事は作りません

💡 得意なこと
・伏線回収の”匂い”を嗅ぎ分けること
・キャラクターの隠れた本音を言語化すること
・作品を超えたテーマを見つけ出すこと

あなたの考察のヒントになれば嬉しいです!

▶ 詳しいプロフィールはこちら

1

今日は何を読む?待望の新刊コミック発売日! 「今日発売される注目の新刊漫画は何だろう?」「楽しみにしていたあの作品の最新刊を買い逃したくない!」と思っていませんか? この記事では、本日発売される大注目 ...

-日常・コメディ
-