2026年10月12日、『GANTZ』の作者・奥浩哉さんが、『還暦姫』を最後に引退すると明かしました。
地下鉄のホームで死んだはずの高校生二人が、黒い球のある部屋へ送られる。そんな始まりの『GANTZ』は、約13年の連載を経て2013年に完結しています。
記事のポイント
- 作者の奥浩哉さんが『還暦姫』での引退を表明
- TVアニメと実写映画は原作と別の結末
- 少年ジャンプ+で第1〜3話が無料(2026年10月時点)
- 原作は全37巻で完結・最終回で玄野は決闘に勝つ
GANTZの最終回ネタバレ|あらすじと基本データ
『GANTZ』は、電車にはねられた玄野と加藤が、謎のマンションの一室へ一瞬で転送されるところから始まる物語です。原作は約13年続いて完結し、アニメや実写映画にもなりました。

原作の基本データ
原作は奥浩哉さんが集英社の『週刊ヤングジャンプ』で連載した作品で、単行本は全37巻で完結しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作者 | 奥浩哉 |
| 掲載誌 | 集英社『週刊ヤングジャンプ』 |
| 連載期間 | 2000年31号〜2013年29号(約13年) |
| 最終回 | 2013年29号(2013年6月20日発売) |
| 単行本 | ヤングジャンプコミックス 全37巻(1巻は2000年12月11日発売) |
| 最終巻 | 37巻(2013年8月19日発売) |
| 累計部数 | 2,100万部(2016年10月の数字) |
| 別の版 | 集英社文庫(コミック版)全18巻/カラー版 |
文庫版は全18巻にまとめ直した版なので、全37巻の単行本とは巻の区切りが違います。
原作は1巻から電子書籍で読めます。
地下鉄のホームで死んだ二人
第1話「ある事故」は、玄野計と加藤勝が地下鉄のホームで電車にはねられ、死んでしまう話です。
高校1年の玄野は、ホームでグラビア雑誌を読んでいます。道を尋ねてきたおばあさんにも、説明が面倒で「そうですか」と返すだけ。
世の中をナメきっている玄野の前に現れたのが、小学校の同級生だった加藤でした。
そこへ、ホームレスの男性が線路に落ちます。周りの乗客は見ているだけで、誰も助けに降りません。
加藤は迷わず線路に飛び降り、男性を起こそうとします。「計ちゃん‼」と名前を呼ばれた玄野も、嫌々ながら線路へ降りてしまいました。
ところが、やって来たのはホームに止まらない通過列車です。二人は逃げ切れず、電車にはねられます。
次の瞬間、二人は窓から東京タワーが見えるマンションの一室に立っていました。部屋には黒い球と、先に来ていた人たちがいます。
同じころホームでは、はねられたはずの二人の死体が消えていました。
アニメ・実写映画・GANTZ:Oの基本データ
映像化は、2004年のTVアニメから2016年の劇場アニメ『GANTZ:O』まで続きました。
| 作品 | 公開・放送 | 話数・上映時間 | 監督・主なキャスト |
|---|---|---|---|
| TVアニメ『GANTZ』 | 2004年 | 全26話 | 監督:板野一郎/玄野計:浪川大輔、加藤勝:大里雅史 |
| 実写映画『GANTZ』 | 2011年1月29日 | 130分・PG12 | 監督:佐藤信介/玄野計:二宮和也、加藤勝:松山ケンイチ、小島多恵:吉高由里子 |
| 実写映画『GANTZ PERFECT ANSWER』 | 2011年4月23日 | 141分 | 実写2部作の完結編 |
| 劇場アニメ『GANTZ:O』 | 2016年10月14日 | 96分・PG12 | 総監督:さとうけいいち/加藤勝:小野大輔 |
TVアニメは2期に分けて放送されました。first stageは2004年4〜7月にフジテレビ、second stageは同年8〜11月にAT-Xです。
実写映画『GANTZ』は東宝の配給です。『GANTZ:O』は原作の大阪篇をもとにした作品で、制作はデジタル・フロンティアが手がけました。
GANTZの最終回ネタバレ|結末とアニメ・実写映画との違い
ここから先は、原作の最終回とアニメ・実写映画の結末に触れます。
原作の最終回で、玄野と加藤は最後の戦いから生きて帰ってきます。アニメと実写映画は、どちらも原作とは別の結末です。

最終回の結末|玄野は決闘に勝ち、浜辺で多恵と再会する
最終回で玄野計は敵の英雄イヴァとの決闘に勝ち、加藤勝とともに母船から脱出します。海へ落ちた二人は浜辺で、小島多恵と加藤の弟・歩に抱き止められて物語が終わります。
連載は『週刊ヤングジャンプ』2013年29号で完結し、単行本は全37巻です。
37巻|イヴァが玄野を名指しで呼び出す
最終37巻で、人類を襲った危機はガンツチームの活躍によって勝利を目前にしていました。
ところが、敵の英雄イヴァは玄野を名指しして決闘を挑みます。応じなければ、人類もろとも自爆するという宣言です。
玄野はただ一人、再び敵の母艦へ向かいました。
決闘に勝ち、加藤と母船を脱出
決闘で、玄野はイヴァを倒します。
決着のあと母船は自爆し、玄野と加藤は脱出して海へ落ちました。二人は漂流し、やがて浜辺にたどり着きます。
浜辺で多恵と歩に抱き止められる
浜辺では、玄野を小島多恵が、加藤を弟の歩が抱き止めます。周りに集まった人々は、二人に感謝します。
物語はこの浜辺の場面で終わります。生き残った仲間のその後など、後日談はほとんど描かれません。
最終回が載った2013年29号は、2013年6月20日の発売です。最終37巻は2013年8月19日に発売されました。
最終37巻は、電子書籍で読めます。
ガンツの正体はどこで明かされる?
ガンツとは何なのかという最大の謎は、最終巻の一つ前の36巻で明かされます。
勝利の希望に沸くチームが突然転送されたのは、「真理の部屋」と呼ばれる謎の空間でした。その部屋で、ガンツをめぐる謎が次々に明らかになっていきます。
最終回の評価が分かれる理由
GANTZの最終回は、読者の間で評価が分かれています。
評価が分かれる点の一つは、浜辺の場面で物語が閉じ、仲間たちのその後がほとんど描かれないことです。「あっさりしすぎ」と受け止める読者がいる一方で、あの終わり方でよかったという読者もいます。
作者の奥浩哉さんも、のちの対談でこう話しています。
「実際に「GANTZ」が終わったとき、酷評するようなスレッドが2ちゃんねるにいっぱい立ったんですよ。」
ほかの完結作品の最終回は、ハッピーシュガーライフの最終回ネタバレでも紹介しています。
アニメと実写映画の結末は原作と違う
TVアニメと実写映画2部作は、どちらも原作とは違うオリジナルの結末で終わります。『GANTZ:O』は原作の大阪篇がもとで、最終回とは関係がありません。
TVアニメ|オリジナルの展開で終わる
2004年のTVアニメは原作に追いつかず、アニメオリジナルの展開で幕を閉じます。
実写映画|玄野がガンツの中の人になる
実写映画の『GANTZ』と『GANTZ PERFECT ANSWER』も、映画オリジナルの結末です。
完結編の最後で、玄野はガンツの中の人になります。
2部作の公開は2011年で、原作の完結より2年早い公開でした。映画と原作で結末が違う作品なら、羊とオオカミの恋と殺人のネタバレもどうぞ。
GANTZ:O|大阪篇がもとの劇場アニメ
2016年公開の『GANTZ:O』は、原作の大阪篇をもとにしたフル3DCGの劇場アニメです。原作の最終回を描いた作品ではありません。
『GANTZ:O』の本予告がこちら。
作者・奥浩哉の引退表明
2026年10月12日、奥浩哉さんは自身のXで、『還暦姫』をもって引退すると明言しました。
『還暦姫』は、そのとき『ビッグコミックスペリオール』で連載中だった作品です。投稿は「もう充分描いたので、還暦姫で引退します!」という言葉でした。
『還暦姫』と、別作品の『GANTZ:E』の2作は、最後まで描き切ると報告しています。
GANTZはどこで読める・見れる?
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GANTZに関するよくある質問(FAQ)
Q1. GANTZの最終回はどうなる?
A. 玄野は敵の英雄イヴァとの決闘に勝ち、加藤と母船を脱出します。浜辺にたどり着いた二人を、多恵と加藤の弟・歩が抱き止めて終わります。
Q2. 最終回は何巻?
A. 単行本の最終巻は37巻で、2013年8月19日に発売されました。雑誌では『週刊ヤングジャンプ』2013年29号が最終回です。
Q3. GANTZは打ち切りだった?
A. 『週刊ヤングジャンプ』の2000年31号から約13年連載し、全37巻で完結しています。
Q4. 玄野と加藤は最後に生きている?
A. 生きています。二人は母船から脱出して海へ落ち、漂流した先の浜辺で多恵と歩に迎えられます。
Q5. アニメ・実写の結末は原作と同じ?
A. どちらも原作とは違います。TVアニメはオリジナルの展開で、実写映画は玄野がガンツの中の人になる結末で終わります。
まとめ|GANTZの最終回ネタバレ
『GANTZ』は、2013年に全37巻で完結しました。
- 最終回で玄野はイヴァとの決闘に勝ち、加藤と母船を脱出する
- 浜辺で玄野は多恵に、加藤は弟の歩に抱き止められて終わる
- 後日談はほとんど描かれず、最終回の評価は読者の間で分かれる
- ガンツをめぐる最大の謎は、36巻の「真理の部屋」で明かされる
- TVアニメと実写映画はオリジナルの結末、『GANTZ:O』は大阪篇がもと
- 作者の奥浩哉さんは2026年10月12日に『還暦姫』での引退を表明
