雅がまいた吸血鬼ウイルスで、日本は吸血鬼の国になりました。その半年後、廃墟と化した日本で、片腕の男・宮本明がひとり吸血鬼と戦っています。
『彼岸島 48日後…』は、その本土での戦いを描くシリーズ第3弾です。前の2部は、どちらも明が雅を倒せないまま幕を閉じました。
記事のポイント
- 読む順番は『彼岸島』→『最後の47日間』→『48日後…』
- 『最後の47日間』で人間軍は敗れ、日本は吸血鬼の国に
- 『48日後…』の明は、東京にいる雅を目指して各地を進む
- 2026年11月時点で連載中、雅との決着はまだついていない
彼岸島 48日後…のネタバレ|あらすじと前作までの結末
『48日後…』は、彼岸島での戦いに敗れた人間軍の、その後を描く物語です。明は東京にいる雅を目指し、箱根や東京の各地で雅の側近や「雅の息子」と戦っていきます。

彼岸島 48日後…の基本情報
『彼岸島 48日後…』は、松本光司が週刊ヤングマガジン(講談社)で連載しているマンガです(2026年11月時点)。『彼岸島』『彼岸島 最後の47日間』に続く、シリーズ第3弾にあたります。
シリーズ3部の流れ
シリーズは『彼岸島』『最後の47日間』『48日後…』の順に続いています(巻数は2026年11月時点)。
| 作品 | 巻数 | 状態 | 物語 |
|---|---|---|---|
| 彼岸島 | 全33巻 | 完結 | 兄を連れ去られた明が、吸血鬼の棲む孤島・彼岸島に渡る |
| 彼岸島 最後の47日間 | 全16巻 | 完結 | 日本が吸血鬼の島になるまでの47日間、雅の軍と戦う |
| 彼岸島 48日後… | 55巻まで刊行 | 連載中 | 吸血鬼の国になった本土で、明が雅を追う |
無印の『彼岸島』は、2010年12月に出た33巻が1stシリーズ最終巻です。『最後の47日間』は、2014年9月に出た16巻で完結しました。
シリーズの通算は100巻を超えています。
連載と単行本の状況
『48日後…』の単行本は、2026年11月2日時点で55巻まで出ています。1巻の発売は2014年12月5日、55巻の発売は2026年8月6日です。
連載はヤンマガWebでも読めて、更新は月曜です。
前作までの結末
ここから先は、『彼岸島』と『最後の47日間』の結末に触れます。
明は2部とも雅を倒せず、『最後の47日間』で人間軍が敗れて日本は吸血鬼の国になります。
無印『彼岸島』の結末
無印の終盤、明は五重の塔に乗り込み、最上階で雅と死闘を演じます。雅は不死の吸血鬼で、旧帝国陸軍が雅を倒すために開発した501ワクチンが切り札でした。
しかし明は雅を倒しきれず、磔にされます。雅は明を殺さず、47日後に吸血鬼ウイルスを持つ蚊を本土にまくと告げました。
雅は明の顔に傷を刻み、去っていきます。続く『最後の47日間』は、日本が吸血鬼の島になるまで残り47日という状況から始まります。
『彼岸島 最後の47日間』の結末
『最後の47日間』の人間軍は、人間を吸血鬼に変える蚊が本土にまかれるのを止めようと戦います。最終決戦で、明は邪鬼・椿を倒して雅のもとへ向かいました。
椿との戦いでは、明をかばった亮介が命を落とします。明は雅に片腕を切り落とされました。
人間軍は敗れ、雅の計画を止められないまま、日本は吸血鬼の国になりました。『48日後…』の明が片腕なのは、この最終決戦で腕を失ったからです。
48日後…のあらすじネタバレ(巻ごとの流れ)
ここから先は、『48日後…』の55巻までの展開に触れます。
『48日後…』の明は、東京にいる雅を目指して箱根から東京へ進み、行く先々で吸血鬼のボスや邪鬼と戦います。55巻では、人間勢力が反攻に転じるところまで進みました。
半年後の日本と隻腕の明(1〜6巻)
物語は「日本壊滅から6カ月後」の荒れた田舎から始まります。生き残った人々の間には、「吸血鬼どもを斬りまくるとてつもなく強い男がいる」という噂が流れていました。
その男こそ、片腕で吸血鬼と戦う宮本明です。
明は人々から救世主と呼ばれています。2巻では雅の行方を知るため、廃墟のショッピングモールで巨大な邪鬼と戦いました。
3巻で「雅は東京にいる」とつかんだ明は、東へ向かいます。道中では、トンネルを塞いだ砦や、吸血鬼の本陣の塔を守る史上最大級の邪鬼が待ち受けていました。
6巻の相手は、雅を名乗って吸血鬼のボスになっていた旧友・西山です。西山は邪鬼と化したユキを操り、明と死闘を繰り広げます。
箱根の戦い(7〜13巻)
7巻から舞台は富士山の麓の箱根に移り、少年・山本勝次が登場します。明の目的は、封鎖された東京へ入る方法を探すことです。
芦ノ湖では、東京への手がかりを知る鮫島の弟を救うため、巨大な邪鬼・死神と戦います(8〜9巻)。
10巻からは、彼岸島から続く因縁の敵・金剛を討つ戦いが始まります。金剛は雅の側近で、邪鬼を喰って進化を続ける相手です。13巻の箱根頂上決戦で、金剛との戦いに決着がつきます。
東京侵入編と雅の息子たち(14〜28巻)
14巻から新章「東京侵入編」が始まり、明たちは鮫島精二の案内で東京を目指します。雅もまた、東京で明との再戦を待ち望んでいました。
地下で邪鬼「ネズミの王様」の縄張りを越えた明たちは、地下鉄成増駅で「雅の息子」に襲われます(15〜16巻)。「雅の息子」の正体は、数万の吸血鬼から選ばれた最強のアマルガムです。
巣鴨では、邪鬼・クソ喰い爺に敗れて義手刀を失います(20巻)。21巻で爺に勝ちますが、捕らわれていた少年は勝次ではなく、左吉という別人でした。
囚われた勝次を救うため、明は吸血鬼最強を決める武闘会に出場します。決勝の相手は、かつて敗れた「雅の息子」姑獲鳥でした(22〜23巻)。
24巻で姑獲鳥を倒して勝次を救い出すと、次の「雅の息子」の根城は国会議事堂だとわかります。明たちは自衛隊とともに、雅の息子「蟲の王」から国会議事堂を取り戻す戦いに挑みます(25巻)。
28巻では、明と勝次が蟲の王の体内に入り込みます。明は心臓までの道を勝次に託し、蟲の王との最終決戦になりました。
お台場「血の楽園編」と歌舞伎町(29〜42巻)
29巻からは、左吉の仇・拷問野郎を追って、台場の「血の楽園」へ向かいます。入国するには、レインボーブリッジで門番に渡される「鉄の札」を守り抜かなければなりません(30巻)。
楽園のボスは豹丸です。特別区への門の前には、凸様と凹様という二体のアマルガムが立ちはだかります(33巻)。
34巻では、楽園の血液製造工場で、左吉を殺した拷問野郎と向き合います。豹丸には一度撤退を強いられますが、明は弱点を突き止めて追い詰めました(35〜36巻)。
その最中に国連軍のミサイルが楽園に撃ち込まれ、36巻で「血の楽園編」は決着します。
37巻では、はぐれた仲間のユカポンが吸血鬼に連れ去られます。ユカポンは新宿・歌舞伎町で遊女をさせられることになり、38巻からは「血の歌舞伎町」編です。
歌舞伎町のボス・舌喰いは、雅の不死に対抗できる「抗ウイルス薬」を開発していました(40巻)。明は薬が眠る地下施設を目指し、舌喰いと陽菜を相手に戦います(41〜42巻)。
兄・篤との再会と賭博街(43〜53巻)
43巻で明は、第四の「雅の息子」が宮本篤だと知ります。篤は明の兄で、無印では吸血鬼ハンターとして明たちを救おうとしました。
無印の篤は吸血鬼にされ、最後は明の手で命を落としています。本物の兄かを確かめるため、明たちは篤の本拠地である吸血鬼最大の賭博街へ向かいました。
賭博街を支配する三つの派閥は、次のとおりです。
- 光頭族:ボスは立花様。吸血鬼がひしめく裏カジノを仕切る(44巻)
- 墨族:第二の派閥。鮫島が捕まる(45巻)
- 白髪族:第三の派閥。ボスは太陽で、明が囚われる(46〜47巻)
白髪族のボス・太陽との戦いでは、太陽に心酔する明の母が、明の心を乱します(47巻)。鮫島たちは、篤に会うための最後の鍵を、プリンセスとのギャンブル勝負で奪おうとします(48巻)。
49巻では、篤の正体を知る鍵として、プリンセスの妹・早苗の過去が語られます。篤の根城・空木タワーを目指す途中、明たちは卑弥呼が治める国にたどり着きました(50巻)。
邪馬台国の広場には雅も姿を現し、52巻で明は卑弥呼を一刀両断します。
53巻でついに明と篤が出会いますが、互いを許せず殺し合いになります。死闘の末、明は篤の片腕を奪い、とどめの寸前で和解の手を差し出しました。
人間勢力の反攻(54〜55巻)
54巻では、鮫島が国連軍の待つ葛西沿岸公園へ一人で向かいます。目的は、吸血鬼ウイルス研究の被検体になることでした。
しかし葛西沿岸公園は、巨大で獰猛な邪鬼の棲み処になっていました。55巻で、邪鬼に喰われる寸前の鮫島たちを救ったのは明です。
紙の単行本で読むなら、55巻はこちらです。
鮫島は、吸血鬼ウイルスに感染しても発症しない特異体質だと明に打ち明けます。ワクチンを作れる可能性と邪鬼の弱点が見つかり、人間勢力はいよいよ反攻に転じます。
彼岸島 48日後…のネタバレ考察と完結の行方
ここから先も、『48日後…』の展開に触れます。
2026年11月時点で『48日後…』は連載中で、明と雅の決着はまだついていません。雅の不死を破る手段と、雅の息子たちとの戦いが物語の軸になっています。

明と雅の決着はついた?
2026年11月時点で、明と雅の決着はついていません。『48日後…』は連載中で、雅は51巻でも邪馬台国の広場に姿を見せています。
シリーズを通して、明は雅に勝てないまま戦い続けてきました。
- 『彼岸島』:五重の塔で雅を倒しきれず、磔にされる
- 『最後の47日間』:人間軍が敗れ、日本は吸血鬼の国に
- 『48日後…』:東京の雅を目指し、雅の息子たちと戦う
決着の鍵は、雅の不死をどう破るかにありそうです。無印では501ワクチン、『48日後…』では舌喰いが開発した抗ウイルス薬が、雅の不死に対抗する手段として出てきました。
55巻ではワクチンを作れる可能性も見えてきました。明と雅の決着は、この流れの先にあるのかなと思います。
48日後…の主な敵と邪鬼
『48日後…』の明の敵は、各地を支配する吸血鬼のボス、「雅の息子」と呼ばれるアマルガム、そして巨大な邪鬼です。
| 敵 | 巻 | どんな相手か |
|---|---|---|
| 西山 | 6巻 | 雅を名乗って吸血鬼のボスになった明の旧友 |
| 死神 | 8〜9巻 | 芦ノ湖の船を襲う暴食の邪鬼 |
| 金剛 | 10〜13巻 | 彼岸島から続く因縁の敵で、雅の側近 |
| ネズミの王様 | 15〜16巻 | 東京の地下に巣食う邪鬼 |
| 姑獲鳥 | 17〜24巻 | 「雅の息子」。武闘会の決勝で明と戦う |
| 眠り女 | 19巻 | 池袋最悪の邪鬼 |
| クソ喰い爺 | 20〜21巻 | 巣鴨の邪鬼 |
| 蟲の王 | 25〜28巻 | 「雅の息子」。国会議事堂を根城にする |
| 拷問野郎 | 26〜34巻 | 左吉を殺した悪鬼 |
| 豹丸 | 33〜36巻 | お台場「血の楽園」の主 |
| 舌喰い・陽菜 | 39〜42巻 | 歌舞伎町のボスと、明が苦戦する相手 |
| 太陽 | 47巻 | 賭博街の白髪族のボス |
| 卑弥呼 | 50〜52巻 | 邪馬台国を治める |
| 宮本篤 | 43〜53巻 | 第四の「雅の息子」とされた明の兄 |
2026年10月公開の話では、人の顔を持つムカデのような巨大な邪鬼「姫」が登場しました。姫は一体だけではなく、もう一体いることも明かされます。
勝次や仲間たちは、車で姫を開けた場所へ引きつけ、対邪鬼専用兵器の大きな矢で頭を射抜いて一体を倒します。
一方の明は、仮面をつけた邪鬼使いと向き合い、「彼岸王子の奴 コイツで姫を操作してたのか」とつぶやきます。
ちなみに「姫」は、無印でも501ワクチンへの近道に巣食う巨大な邪鬼の名前でした(15巻)。
彼岸島の見どころ考察
『彼岸島』シリーズの見どころは、怖さと笑いが同じ場面に同居しているところだと思います。ヤンマガWebの作品タグにも、「ホラー」「スプラッター」と並んで「ギャグ・コメディ」が付いています。
明ひとりではなく、仲間が知恵を絞って戦うのも『48日後…』の魅力です。28巻では勝次が蟲の王の心臓を目指し、54〜55巻では鮫島が国連軍のもとへ単独で向かいました。
2026年10月公開の話でも、勝次や仲間たちが車と対邪鬼専用兵器で巨大な邪鬼を仕留めています。その最中に、運転の言葉に交ぜて「オルタネイトピッキング」とつぶやく少女がいて、緊迫した場面に妙な笑いが混ざります。
人を喰らう怪物との戦いを描いたマンガなら、東京グールreの全16巻の結末や寄生獣の最終回とミギーの結末もあわせてどうぞ。
彼岸島を無料で読む方法
『48日後…』は、ヤンマガWebで会員登録すると、最新話を除いて無料で読めます(2026年11月時点)。無料で読める話の数には、1日あたりの上限があります。
無印の『彼岸島』も、ヤンマガWebに最終話まで載っています。
コミックDAYSでは、『48日後…』の第1話と第2話を無料で読めます(2026年11月時点)。
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彼岸島 48日後…のネタバレに関するよくある質問(FAQ)
Q1. 彼岸島 48日後…は完結していますか?
A. 2026年11月時点で完結していません。週刊ヤングマガジンで連載中で、単行本は55巻まで出ています。完結しているのは、無印『彼岸島』(全33巻)と『最後の47日間』(全16巻)です。
Q2. 彼岸島シリーズはどの順番で読めばいいですか?
A. 『彼岸島』→『彼岸島 最後の47日間』→『彼岸島 48日後…』の順です。『48日後…』は、前の2部に続くシリーズ第3弾です。
Q3. 彼岸島シリーズは全部で何巻ありますか?
A. 2026年11月2日時点で、3部を合わせて104巻です。
- 『彼岸島』:全33巻
- 『最後の47日間』:全16巻
- 『48日後…』:55巻まで刊行
Q4. 兄の篤は48日後…に出てきますか?
A. 出てきます。43巻で、第四の「雅の息子」が宮本篤だとわかります。53巻で明と篤は殺し合いになり、明は篤の片腕を奪ったあと、和解の手を差し出しました。
Q5. 彼岸島は実写化されていますか?
A. 実写化されています。
- 2010年:映画『彼岸島』(石黒英雄主演)
- 2013年:テレビドラマ『彼岸島』(白石隼也・鈴木亮平主演)
- 2016年:映画『彼岸島 デラックス』(明と篤の兄弟対決を描く)
- 2016年:ドラマ『彼岸島 Love is over』(全4話)
2016年の映画『彼岸島 デラックス』は、明と篤の兄弟対決を描いた実写版です。公式の予告編はこちらです。
彼岸島 48日後…のネタバレのまとめ
『彼岸島 48日後…』は、雅に敗れた明が、吸血鬼の国になった日本で雅を追い続ける物語です。
- シリーズは『彼岸島』33巻→『最後の47日間』16巻→『48日後…』の順
- 『最後の47日間』で人間軍は敗れ、日本は吸血鬼の国になった
- 明は片腕となり、東京にいる雅を目指して箱根・東京と進む
- 姑獲鳥や蟲の王など、「雅の息子」と呼ばれるアマルガムと戦う
- 43巻で第四の「雅の息子」が兄・宮本篤だとわかり、53巻で兄弟が殺し合う
- 55巻で邪鬼の弱点が見つかり、人間勢力が反攻に転じる
- 2026年11月時点で連載中、明と雅の決着はまだついていない
