雨の日に見知らぬ庭で男の子と出会う夢を、幼い頃から繰り返し見ていた女子高生が、ある日突然、明治40年へ飛ばされます。
『涙雨とセレナーデ』は、その恋を全14巻で描いて完結しました。陽菜は現代へ戻るのか、孝章との恋はどう決着するのか。私も大好きな作品なので、読むか迷っている方へ結末までお話しします。
記事のポイント
- 連載はKiss 2026年1月号で終わり、最終14巻は2026年2月13日に発売
- 未来へ帰る方法には、孝章の記憶を消す必要がある
- 本編の完結後の展開として、外伝の連載が発表されている
- TVアニメの制作は手塚プロダクションで、陽菜役は宮本侑芽、孝章役は大塚剛央
涙雨とセレナーデは完結した?全14巻の結末ネタバレ
ここから先は、最終巻の結末に触れます。
『涙雨とセレナーデ』は全14巻で完結しています。連載はKiss 2026年1月号で終わり、最終14巻は2026年2月13日に発売されました。

全14巻で完結|連載の終わりと最終巻
河内遙がKissで描いたタイムスリップ・ロマンスで、単行本は全14巻です。
作品の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作者 | 河内遙 |
| 掲載誌 | Kiss(講談社) |
| 単行本 | KCデラックス 全14巻 |
| 連載の終わり | Kiss 2026年1月号 |
| 最終巻の発売日 | 2026年2月13日 |
最終14巻に収められた連載の範囲
最終14巻には、Kissの2025年6月号から2026年1月号までの5号分が収められています。
どんな物語か|明治40年へ飛んだ陽菜の恋
現代の女子高生・陽菜が明治40年へタイムスリップし、御曹司の孝章に惹かれていく物語です。
そっくりな雛子になりかわる陽菜
音楽の授業中に光に包まれた陽菜は、明治40年に飛ばされます。そこで出会うのが、憂いを秘めた御曹司の孝章と、陽菜にそっくりな少女の雛子です。
陽菜は雛子になりかわり、雛子の許婚である孝章と一緒に、失くしたひいばあちゃんの首飾りを探します。
未来へ帰るには孝章の記憶を消す必要がある
首飾りの正体は「移動装置」でした。陽菜にそう教えるのは、未来から来た武虎です。
ただし首飾りで未来へ帰るときは、孝章の記憶を消す必要があります。帰ることと恋を守ることが並び立たないこの条件が、物語をいちばん切なくしているところです。
各巻のあらすじ|1〜14巻の恋の進み方
陽菜が孝章に想いを打ち明けるのは7巻です。13巻では、2人に別れの時が迫ります。
| 巻 | 発売 | あらすじ |
|---|---|---|
| 1巻 | 2015年10月 | 音楽の授業中に明治40年へ飛ばされた陽菜が、御曹司の本郷と、自分とそっくりな雛子に出会う |
| 2巻 | 2016年10月 | 孝章に助けられた陽菜は、雛子のもとで居候を始める。正体を隠したまま孝章に惹かれはじめる |
| 3巻 | 2017年11月 | 雛子になりかわった陽菜が、孝章と首飾りを探す。陽菜を気に入った奇術師の天菊も加わる |
| 4巻 | 2018年9月 | 横浜の船上公演でさらわれた孝章を、天菊の機転が救う。陽菜は恋心を封印しようと決める |
| 5巻 | 2019年7月 | 帰る手がかりを失った陽菜は、カフェで働き始める。正体を知った孝章は、雛子と協力して陽菜を捜す |
| 6巻 | 2020年5月 | 孝章の告白を、陽菜は気持ちを押し殺して拒絶する。誘拐された雛子の代役として婚約披露宴に出る |
| 7巻 | 2020年12月 | 菊之進とも協力して雛子を連れ戻す。陽菜はついに孝章に想いを打ち明ける |
| 8巻 | 2021年8月 | 互いの思いを確かめ合った2人。陽菜は武虎から、失くした首飾りは「移動装置」だと教えられる |
| 9巻 | 2022年3月 | 帰るときは孝章の記憶を消す必要があると聞かされていた陽菜。菊之進も陽菜に惹かれていると自覚する |
| 10巻 | 2022年10月 | 怪我をした菊之進を陽菜が看病し、孝章の家で3人の共同生活が始まる。孝章は暴漢に襲われる |
| 11巻 | 2023年8月 | 陽菜は菊之進と孝章の病室へ忍び込み、回復を願って涙を流す。武虎は未来から来た境遇を陽菜に語る |
| 12巻 | 2024年6月 | 雛子と武虎が誘拐される。撃たれた武虎は未来型スーツで命をとりとめ、菊之進は陽菜に思いをぶつける |
| 13巻 | 2025年4月 | 一連の事件は孝章の義母の企みと分かる。孝章と雛子の婚約破棄の宣言は却下され、別れの時が迫る |
| 14巻 | 2026年2月 | 救出された雛子は牧田育児院へ身を寄せる。陽菜は孝章からチェロの演奏会の招待状を受け取る |
最終14巻の流れ|雛子の救出から別れの時へ
最終14巻の陽菜と孝章には、別れの時が近づいています。その前に、雛子を救い出す騒動があります。
雛子の救出と牧田育児院
婚約破棄の宣言を却下された雛子は、北峯邸に閉じ込められます。孝章と武虎たちは、ノアと天久一座に協力を仰いで雛子を救い出しました。
雛子が身を寄せた先は、かつて陽菜が世話になった牧田育児院です。
チェロの演奏会の招待状
騒ぎが落ち着くと、陽菜は孝章からチェロの演奏会の招待状を受け取ります。14巻の冒頭には、「明日の朝」「たーくんがお前を迎えに来るってさ」という台詞も出てきます。
最終巻の話の題
14巻の話の題は次の5つです。最終話の題は、作品名と同じ「涙雨とセレナーデ」でした。
- 見送りの雨
- 記憶の在り処
- 空想奇異譚
- 螺旋の端と端
- 涙雨とセレナーデ
結末のネタバレ|陽菜が最後に選ぶ道
陽菜は一度現代へ戻りますが、最後は陽菜のほうから孝章に会いに行きます。
陽菜は一度現代へ戻る
近づいていた別れの時が来て、陽菜は明治を離れ、現代へ戻ります。
陽菜が去ったあともチェロを弾く孝章
陽菜が去ったあとも、孝章はチェロを弾き続けます。
雛子は陽菜の先祖だった
陽菜とそっくりな顔の雛子は、陽菜の先祖でした。最終巻で、2人の血のつながりが分かります。
最後は陽菜から孝章に会いに行く
物語の最後に動くのは、陽菜です。陽菜は自分で道を選び、孝章に会いに行きます。
登場人物|陽菜と孝章の恋に関わる人たち
物語の中心は陽菜と孝章です。2人の恋には、そっくりな雛子や未来から来た武虎も深く関わります。
片桐陽菜
元気が取り柄の、まっすぐな瞳の女子高生です。幼い頃から同じ夢を繰り返し見ていて、ある日突然、明治40年へタイムスリップします。孝章を「たーくん」と呼びます。
本郷孝章
本郷貿易の御曹司で、本郷家の跡取りです。妾の子として生まれて本郷家に引き取られ、義母に疎まれながら育ちました。
雛子の許婚で、子どもの頃に出会った少女との思い出を胸に抱き続けています。
北峯雛子
北峯伯爵家の末娘で、陽菜とそっくりな顔のお嬢様です。そっくりな陽菜をかくまい、入れ替わりを楽しみます。思いを寄せる相手は武虎で、学ぶことの喜びも知っていきます。
武虎
雛子の家庭教師で、山城の書生です。実は未来から来た人間で、首飾りの秘密を陽菜に告げます。
菊之進
天久一座の人気奇術師、二代目・超曲斎天菊です。女流奇術師として舞台に立ちますが、実は男性です。初代天菊は姉にあたります。陽菜に惹かれながら、その気持ちを押し殺します。
涙雨とセレナーデは完結後どうなる?外伝とアニメ化
本編の完結後の展開として、外伝の連載とTVアニメ化が発表されています。アニメの放送は2027年4月に決まりました。
ティザーPVでは、陽菜と孝章の声が初めて披露されました。陽菜が繰り返し見る夢の情景も描かれています。
外伝の連載とTVアニメ化で分かっていること
外伝の連載が発表され、アニメはスタッフとメインキャストが明らかになっています。
外伝の連載が発表されている
『涙雨とセレナーデ』には、外伝の連載が発表されています。最終巻のあとも、この世界の物語に会えるのがうれしいです。
TVアニメのスタッフと制作会社
TVアニメ化は2026年2月に発表されました。主なスタッフは次のとおりです。
- 監督:亀井隆
- シリーズ構成:米内山陽子
- キャラクターデザイン:結城信輝
- 制作:手塚プロダクション
陽菜役は宮本侑芽、孝章役は大塚剛央
片桐陽菜を宮本侑芽、本郷孝章を大塚剛央が演じます。
TVアニメの公式サイトと公式X
アニメの公式の窓口は、次の2つです。
どこで読める?第1話の試し読みと全巻
第1話はコミックDAYSとマガポケで読めます(2026年11月時点)。全14巻には、紙の単行本と電子版があります。
第1話はコミックDAYSとマガポケで読める
どちらも講談社の公式の配信です。
全14巻は紙と電子で読める
講談社の作品ページから、各巻の紹介と取り扱いの書店をたどれます。
結末を知ってから読むなら|途中の切なさが見どころ
結末を知っていても、そこへ至るまでのすれ違いは見応えがあります。
想いが重なるまでのすれ違い
孝章が想いを打ち明けても、陽菜は気持ちを押し殺して拒みます。陽菜が「この世界でいちばんたーくんが好きだよ」と打ち明けるのは7巻です。
菊之進と雛子のもう一つの恋
菊之進は陽菜の気持ちを踏みにじりたくないと、自分を戒めます。雛子は武虎を恋い慕い、学ぶことに夢中になります。
最終14巻はこちらです。
涙雨とセレナーデの完結に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 『涙雨とセレナーデ』は何巻までありますか?完結していますか?
A. 全14巻で完結しています。
Q2. 連載はいつ終わりましたか?
A. Kiss 2026年1月号で終わりました。最終14巻は2026年2月13日に発売されています。
Q3. 完結のその後、続編や外伝はありますか?
A. 外伝の連載が発表されています。
Q4. アニメの声優は誰ですか?
A. 片桐陽菜役は宮本侑芽、本郷孝章役は大塚剛央です。放送は2027年4月に決まりました。
まとめ:涙雨とセレナーデは完結した全14巻の物語
『涙雨とセレナーデ』は、明治40年へ飛ばされた女子高生の恋を全14巻で描いたタイムスリップ・ロマンスです。
- 連載はKiss 2026年1月号で終わり、最終14巻は2026年2月13日に発売された
- 未来へ帰るには、孝章の記憶を消す必要がある
- 陽菜が孝章に想いを打ち明けるのは7巻
- 外伝の連載とTVアニメ化が発表されている
- 陽菜役は宮本侑芽、孝章役は大塚剛央

