夜の山で木の手当てをしていた樹木医の藤宮未桜は、血まみれの男と、とどめを刺そうとする男に出くわします。逃げ切れずに振るったチェーンソーが、2年におよぶ奇妙な同居の始まりでした。
『花は甘い罠』の第1話〜第3話を、場面とセリフで追いかけます。原作の韓国小説や連載状況もあわせて答えます。
記事のポイント
- 樹木医の藤宮未桜が、松の木病院の裏山で殺人現場を目撃する第1話
- 殺人鬼の兄と交わした「真犯人が見つかるまで弟の面倒を見る」取り引き
- 2年間眠り続けた兎月侑羽が、記憶をなくして目覚める第3話ラスト
- 第32話まで配信中の連載状況と、原作が韓国の小説であること
花は甘い罠のネタバレ|第1話〜第3話のあらすじ
第1話は、未桜が裏山で殺人現場を目撃する夜の話です。第2話で殺人鬼の兄と取り引きし、第3話で2年眠った侑羽が目を覚まします。

この先は第1話〜第3話の展開とセリフに具体的に触れています。まっさらな気持ちで読みたい方はご注意ください。
第3話のラストで目覚めた侑羽は、自分の名前さえ覚えていません。未桜が「夫婦」だと言い出すのは、この先の話です。
第1話|樹木医・藤宮未桜が見た山の殺人現場
第1話の夜、裏山の木を見回っていた未桜は、男が人を殺そうとしている場面に出くわします。
放置された木を手当てする夜の日課
物語は、夜の山に響くチェーンソーの音から始まります。作業着姿の未桜が枝を落とし、木に栄養剤を注入していました。
「命の大切さを分かってないんだから」「また明日来るね!」。未桜は、手入れされずに放置された木を見て回るのが日課です。
その日も昼間は、いつもどおりの仕事でした。
- 病院に出勤して、未払いの請求書を確認する
- 外科手術をした樹木の様子を見る
- 1か月以上支払いが遅れている依頼人と交渉する
モノローグは「そう その時までは 普段と変わらない1日だった」と振り返ります。
「松の木病院の裏山に人が埋められてて」
山の中で、血まみれの男が「助けてくれ!! 全部ッ話すから!!!!」と叫んでいました。フードをかぶった男が、その男にとどめを刺そうとしています。
未桜の心の声は「どういう状況?」「殺人現場じゃん」。通報しようとしたとき、枝を踏んで気づかれてしまいます。
さらに目に入ったのは、もう一つの遺体でした。「この人…殺人鬼!?」「ヤバい 詰んだ どうする」。未桜は走って逃げながら、警察に電話をかけます。
電話口で叫んだのは「松の木病院の裏山に! 人が埋められてて!!!」。名前を聞かれ、「藤宮未桜!! このままじゃ私も殺されます!!!!」と答えました。
第1話|チェーンソーで抵抗した夜
フードの男に追いつかれた未桜は、手にしていたチェーンソーで抵抗します。
口をふさがれた未桜の頭に浮かんだのは、「昔から ただ静かに暮らしたかった」という思いでした。ようやく理想の暮らしに近づけたのに、殺人鬼なんかに終わらされたくない。「やられてたまるか!!」と、チェーンソーを振るいます。
直後、生き埋めにされかけていた男が、背後からフードの男を襲いました。フードの男は斜面を落ちていき、未桜は「ええええええ!?」と叫ぶしかありません。
モノローグは、この夜を2年間植物状態の彼との出会いだと語ります。「私の隠したくてたまらない患者」が、このフードの男でした。
第1話ラスト|2階で眠る「キケンな植物」
第1話のラストで、未桜の家の2階にはフードの男が点滴につながれて眠っていることが明かされます。
場面は昼の学校に移ります。未桜は校長に呼ばれ、学校のシンボルの木を「治してやってください」と頼まれました。
未桜の診断は「便秘です」。根が張れないのは、増築工事で出たセメントやタイル、ビニール袋が土に埋められているからでした。
このままでは根腐れ病になると告げ、未桜は「役所に報告します」と宣言します。小声で「バカな樹木医だ」とこぼしていた校長も、態度を変えるしかありません。
「私は樹木の代弁者になりたい樹木医です」。差し出した名刺には「松の木病院 院長 藤宮未桜」とありました。
バイクで帰る途中、朋代さんから電話が入ります。「また2階から変な音が聞こえたのよ!」「もう鍵屋さん呼んじゃった」。
未桜は「ダメエエエ!!!!」と叫び、「5分…さっ3分!!!!」と急いで引き返しました。鍵屋は、すでに2階のドアを開けようとしています。
2階のベッドで眠っていたのは、あの夜のフードの男です。点滴とモニターにつながれた彼を、未桜は「とってもキケンな植物」と呼びます。
第2話|殺人鬼の兄が持ちかけた取り引き
第2話で未桜は、殺人鬼の兄から「弟が目覚めるまで面倒を見る」取り引きを持ちかけられ、契約書にサインします。
「加害者に仕立て上げるのは簡単ですから」
事件のあと、未桜は取り調べ室のような部屋で、眼鏡に三つ揃いのスーツの男と向き合います。男は「あの裏山で死にかけていた男は 私の弟です」と名乗りました。
未桜は「正当防衛だったんです」と訴え、弟さんこそ山に人を埋めていたと話します。兄の返事は「弟が人を埋めた…それがなにか?」でした。
「生き埋めにされていた人がいきなり背後から石で殴ったんです!!」と説明しても、兄は取り合いません。弟は背後から近づく相手にやられるほど鈍くない、というのが兄の言い分です。
そして「加害者に仕立て上げるのは簡単ですから」と続けます。弟は植物状態になっていて、兄は誰かに罪を償わせたいだけでした。
真犯人が見つかるまで弟の面倒を見る契約
兄が持ちかけたのは、「一つ取り引きをしませんか?」という提案です。
- 兄の側が真犯人を捕らえ、その人物を罪に問う
- それまでのあいだ、未桜が弟の面倒を見る
- 弟をなるべく花梨島から出さない
手錠をかけられたまま、未桜は契約書にサインします。
第2話|2年間、目を覚まさないでと祈る日々
契約から2年、未桜は毎晩、2階で眠る彼が目を覚まさないよう祈って過ごしてきました。
この2年で起きたことを、未桜は振り返ります。
- 事件の翌日には、現場がきれいに片付いていた
- 警察は、未桜の通報を虚偽として罰金を科した
- 花梨島には、彼を診る医療陣が常駐している
「真犯人が見つかるまでこの殺人鬼を島に閉じ込めておけ…ってことだよね」。兄の言葉を、未桜は冗談ではないと受け止めています。
2年でわかったのは、彼の名前が兎月侑羽だということだけでした。「侑羽さん」「どうかこのまま眠ってください」「目を覚まさないでください」。
静かに平和に暮らしたい未桜は、毎晩そう祈っていました。ところが第2話のラスト、モニターの音の中で侑羽の指がピクリと動きます。
秘密を抱えて暮らすヒロインなら、死んだ王女と元護衛の『身分差に終わった恋を、今さらですが。』のネタバレもどうぞ。
第3話|お見合い話と東西病院
第3話の昼、朋代さんは経営の苦しい松の木病院のために、未桜にお見合いを勧めます。
相手は、お見合いのために帰国した光樹造園の跡取りです。朋代さんは「このままじゃこの病院は潰れちゃう」と、未桜の背中を押しました。
病院の経営を苦しくしたのは、5階建ての東西病院(東西大学農学科附属病院)です。花梨島に突然進出し、島中の契約を根こそぎ持っていきました。
朋代さんの狙いは「奪われた契約は取り返すの!」。未桜は「ロマンス詐欺じゃあるまいし」とあきれ、「配偶者なんて私にとってはただの毒なんです」とこぼします。
望みは、一人で植物を眺めながら静かに長生きすること。とはいえ、殺人鬼をかくまっている時点で平和とは言えない、と未桜自身も気づいています。
第3話ラスト|目覚めた兎月侑羽には記憶がない
第3話のラストで侑羽は目を覚ましますが、自分が誰なのかを覚えていません。
夜12時、寝る前に2階へ上がるのが未桜の日課です。彼が植物状態のままでいることを確かめて祈るためでした。
ところがドアを開けると、ベッドに侑羽がいません。背後から押さえつけられ、未桜は「殺される」と思います。2年も寝たきりだった人とは思えない力でした。
侑羽が口にしたのは「俺のこと監禁した?」「それとも俺があんたを監禁したのかな?」。未桜は「2年間!意識が戻らなくて」と必死に説明します。
名前を呼ばれた侑羽は、「それ きっと俺の名前なんだろうね」と返しました。続けて「あんたは俺の大切な人?」「それとも殺しても構わない人なのかな?」。未桜は、彼に記憶がないことに気づきます。
花は甘い罠のネタバレ後に気になる結末と原作
日本版の『花は甘い罠』は連載中で、結末はまだ描かれていません。原作は韓国の小説で、コミックシーモアでは第32話まで配信されています(2026年9月時点)。

登場人物|藤宮未桜・兎月侑羽・侑羽の兄・朋代
物語の中心は、樹木医の未桜と、2年眠っていた侑羽の二人です。第3話までの主な人物を表にまとめました。
| 人物 | 立場 | 第3話までにわかること |
|---|---|---|
| 藤宮未桜 | 主人公・樹木医 | 松の木病院の院長。裏山で殺人現場を目撃し、侑羽の兄との契約で2年間侑羽の世話をする |
| 兎月侑羽 | 2年眠っていた男 | 裏山で人を殺そうとしていた男。あの夜から植物状態になり、第3話で目覚めるが記憶がない |
| 侑羽の兄 | 侑羽の兄 | 眼鏡に三つ揃いのスーツ。未桜に取り引きを持ちかけ、侑羽を花梨島から出さないよう求める |
| 朋代さん | 年上の女性 | 未桜を「未桜ちゃん」と呼ぶ。2階の物音を気にし、第3話では未桜にお見合いを勧める |
侑羽の兄の名前は、第3話までには出てきません。
結末は?日本版は連載中で完結していない
日本版の『花は甘い罠』は2026年9月時点で連載中で、最終回はまだ配信されていません。
第3話で目覚めた侑羽には、記憶がありません。コミックシーモアの作品紹介では、未桜が記憶を失った侑羽に「――私達夫婦なんです!!」と嘘をつくと書かれています。
紹介文には「夫婦なのに別々に寝るの?」というセリフも載っています。ここから始まる同居生活の行方と、裏山の事件の真相は、連載で描かれていきます。
黒幕と結末に迫るタテヨミ作品なら、『捨てられた王女の秘密の寝室』のネタバレと黒幕・結末の考察も読んでみてください。
原作は韓国の小説『꽃은 미끼야』
『花は甘い罠』の原作は韓国の小説で、原題は『꽃은 미끼야』です。直訳すると「花は餌だよ」になります。
日本語版は、フルカラーで縦にスクロールして読むタテヨミの漫画です。第1話の扉には「原作 干物女」とクレジットされています。
2026年9月時点で、コミックシーモアには原作小説の日本語版が見当たりません。先の展開は、漫画で追うことになります。
シーズン2はある?配信話数は第32話まで
コミックシーモアでは、2026年9月時点で第32話まで配信されています。作品ページの表示は「32巻配信中」ですが、1巻に1話ずつ収録された単話の形です。
シーズン2の開始時期について、配信元からの告知は見当たりません。日本版は連載中なので、続きは1話ずつ追加されていきます。
作者はGodago・干物女(作品内の表記)
コミックシーモアの作者表記は「Godago/干物女」です。第1話の扉では「漫画 Godago × 原作 干物女」とクレジットされています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 花は甘い罠【タテヨミ】 |
| 作者表記 | Godago/干物女(第1話の扉=漫画 Godago × 原作 干物女) |
| 原題 | 꽃은 미끼야 |
| 出版社 | Toyou’s Dream |
| ジャンル | 女性マンガ・恋愛・サスペンス(フルカラー・タテヨミ) |
| 配信 | コミックシーモアで第32話まで(2026年9月時点) |
配信するToyou’s Dreamは、韓国発の縦読み漫画を日本語で配信しているレーベルです。
コミックシーモアで花は甘い罠を読む
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花は甘い罠に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 侑羽は本当に人を殺していたのですか?
A. 第1話で未桜は、侑羽が血まみれの男にとどめを刺そうとする場面と、もう一つの遺体を目にしています。兄も「弟が人を埋めた…それがなにか?」と否定しません。あの夜に何があったのかは、第3話の時点ではまだ語られていません。
Q2. 原作小説の日本語訳は読めますか?
A. 2026年9月時点で、コミックシーモアには原作小説の日本語版が見当たりません。日本語で読めるのは、タテヨミの漫画版です。
Q3. 紙の単行本は発売されていますか?
A. 2026年9月時点で、紙の単行本は見当たりません。1話ずつの電子版で配信されています。
Q4. ドラマ化やアニメ化はされていますか?
A. 2026年9月時点で、ドラマ化やアニメ化の発表は見当たりません。
Q5. 無料で読めるのは何話までですか?
A. 2026年9月時点では、コミックシーモアで第1話〜第3話を無料で読めます。侑羽が目を覚ます第3話のラストまでが無料の範囲です。
まとめ|花は甘い罠のネタバレ
第1話〜第3話は、殺人現場を見てしまった樹木医が、眠る殺人鬼を2年かくまい、記憶のない彼と向き合うまでの物語です。