鍵垢でしか本音を言えない23歳の会社員・星置みなみと、彼女が友人と語り合う「無痛恋愛」。瀧波ユカリさんの『わたしたちは無痛恋愛がしたい ~鍵垢女子と星屑男子とフェミおじさん~』は、連載中の作品です。
2026年10月22日には9巻が発売され、同じ日に配信ドラマ化も発表されました。
記事のポイント
- 第1話の「無痛恋愛」は、友達みたいに穏やかで自分らしくいられる恋愛
- 3巻で10年が過ぎ、うずらは夫・清隆のDVに苦しんだ末に「離楽婚」を選ぶ
- 第56話は、みなみと月寒空知の交際3か月の記念日の話
- 連載中で既刊9巻、2026年10月22日に配信ドラマ化が発表
わたしたちは無痛恋愛がしたいのネタバレとあらすじ
ここから先は、『わたしたちは無痛恋愛がしたい』の第1話から第56話までの展開に触れます。
物語は23歳のみなみから始まり、3巻で10年後へ進みます。友人うずらの夫婦の問題や、由仁の友達・赤井川さんの人生にも話が広がっていきます。

みなみ・由仁・千歳・月寒はどんな関係か(登場人物)
みなみ・由仁・千歳の3人は同じ大学の出身です。そこへ年上の男性・月寒空知が加わり、物語が動き出します。
星置みなみ(主人公)
第1話では23歳、東京の会社員です。思ったことは吐き出したいけれど、知らない人にジャッジされたくない。だから本音は鍵垢でつぶやいています。
物語が10年後に進んだ4巻では、33歳になっています。
栗山由仁(みなみの友人)
みなみの大学時代の友人で、第1話では24歳。SNSでも相互フォローの仲です。
恋に振り回されるみなみとは対照的に、恋愛はしなくていいという考えの持ち主です。
恵比島千歳(星屑男子)
みなみがここ1年ほどかまけている、大学の同級生です。千歳には朝里という彼女がいます。
みなみいわく「きれいなクズ」、つまり「星屑」。大学を卒業してからも、みなみを振り回しています。
月寒空知(フェミおじさん)
月寒空知(つきさむ そらち)は、みなみの前に現れる年上の男性です。作品の副題にある「フェミおじさん」は、この月寒さんのことです。
みなみのまわりの人たち
巻が進むと、みなみの友人やその家族、由仁の友達にも物語の光が当たります。
- うずらちゃん:みなみの友人。青年実業家の清隆と結婚する
- 清隆:うずらの夫。うずらはそのDVに苦しめられる
- 赤井川都:由仁の友達。7巻の中心になる
- 大島沙世:8巻で独身偽装の裁判を起こす女性
第1話で描かれる「無痛恋愛」と駅の出来事
第1話「大丈夫ですか?」では、みなみと由仁の会話から「無痛恋愛」という言葉が生まれます。そしてその後、みなみは駅で年上の男性に助けられます。
由仁と語った「無痛恋愛」
無痛恋愛とは、友達みたいに穏やかで、私が私でいられる恋愛のこと。それでいて、セックスもちゃんとする恋愛です。
由仁は自分のアカウントで「要は「無痛恋愛」がしたいってことなんだな」とつぶやきます。痛いばかりの恋から抜け出したい気持ちが、この一言に詰まっています。
千歳の彼女と、怒って帰る由仁
千歳には朝里という彼女がいて、みなみは振り回され続けています。由仁はそんなみなみに「しんどいなら恋愛なんてしなきゃいいのに」と言います。
みなみは「出た!由仁の恋愛不要論」と返します。やがて由仁は、怒って帰ってしまいました。
駅でぶつかられたみなみと「フェミおじさん」
駅でみなみは、勢いをつけた男にわざとぶつかられます。いわゆる「わざぶつ」です。みじめで、苦しくて、恥ずかしい思いをします。
そこへ「大丈夫ですか?」と声をかけてきたのが、年上の男性でした。「僕の肩に」と差し出しつつ、自分からはみなみに触れません。
みなみは、あれは「自分からは触りません」というポーズなのかと考えます。由仁は、ジェンダー間の力関係の不均衡に気付いている人なのかと推し量ります。
そうして出てくるのが、「フェミおじさん」なのか……?という一言です。
1巻〜9巻のあらすじを巻ごとに
物語は3巻で10年後へ進みます。後半には、うずらや赤井川さんが中心になる巻もあります。
| 巻 | 発売日 | 主な出来事 |
|---|---|---|
| 1巻 | 2022年5月23日 | みなみの前に「フェミおじさん」が現れる |
| 2巻 | 2022年9月22日 | セクハラ美容師のもとへ由仁・月寒と乗り込む |
| 3巻 | 2023年3月23日 | 千歳との関係が切れないまま10年が過ぎる |
| 4巻 | 2023年10月23日 | 33歳のみなみ。うずらがある行動に出る |
| 5巻 | 2024年5月22日 | DVに苦しむうずらが夫と向き合う |
| 6巻 | 2024年11月21日 | うずらが「離楽婚」を選ぶ |
| 7巻 | 2025年6月23日 | 赤井川都と、実家の「呪い」 |
| 8巻 | 2026年2月20日 | 独身偽装の裁判をみなみと赤井川さんが傍聴 |
| 9巻 | 2026年10月22日 | 第49〜54話を収録 |
1巻・2巻:みなみとフェミおじさんの出会い
1巻は第1話から第5話「呼吸して整えよう」まで。鍵垢でしか本音を吐き出せないみなみの前に、年上の男性「フェミおじさん」が現れます。
2巻では、みなみがセクハラ美容師のところへ乗り込みます。連れて行くのは由仁と、フェミおじさんこと月寒さん。ところがそこに、意外な人物が現れます。
3巻:10年が過ぎた世界とうずらの育児
3巻では、みなみが千歳との関係を切れないまま、10年の月日が過ぎています。
一方、うずらはワンオペ育児に疲れ果てていきます。
4巻:33歳のみなみと、うずらの決断
4巻のみなみは33歳になっています。
みなみの友人・うずらは、モラハラ夫との暮らしに限界を感じ、ある行動に出ます。
5巻・6巻:うずらの選択と千歳との別れ
5巻では、青年実業家・清隆と結婚したうずらが、清隆のDVに苦しめられます。自信と尊厳を取り戻すため、うずらは夫と向き合います。
6巻でうずらが選ぶのは「離楽婚」。悩んだ末に、夫婦関係をやり直す道です。由仁の友達・赤井川さんの世界は、なかなか変わらなさそうです。
みなみもこのあたりで、ついに「怒り」を取り戻します。10年ずるずると続いた千歳との関係を、ここで清算しました。
7巻・8巻:赤井川さんと独身偽装の裁判
7巻の中心は赤井川都です。弟ばかりが大切にされる実家を出て、東京でがむしゃらに働いてきました。それでも振りほどけない「呪い」が、彼女をどん底に落とします。
8巻では、大島沙世という女性が登場します。2年付き合ったパートナーに別の家庭があると知ったのは、身籠った後でした。
沙世はついに「貞操権」をかけて、裁判を起こす決意をします。自身も独身偽装の被害に遭った赤井川さんと、みなみがその裁判の傍聴に向かいます。
8巻の終わりの第48話の題は「22歳年下に恋するおじさんの話」。2025年11月17日に公開された回です。
9巻:第49〜54話の話タイトル
9巻は2026年10月22日に発売されました。&Sofaで2025年12月から2026年6月に公開された6話が入っています。
- 第49話「わたしたちは奢り奢られ論争がしたい」(2025年12月15日)
- 第50話「わたしたちは考えすぎている」(2026年1月19日)
- 第51話「ストナンしたら、人生変わった」(2026年3月16日)
- 第52話「ノット・オール・メンの罠」(2026年4月20日)
- 第53話「「自分を大事に」と言うけれど」(2026年5月18日)
- 第54話「わたしを守るもの」(2026年6月15日)
うずらと清隆の夫婦に起きたこと
うずらは清隆のDVに苦しみ、6巻で「離楽婚」を選んで夫婦関係をやり直します。3巻から6巻にかけて、うずらの夫婦の話が少しずつ描かれていきます。
3巻:ワンオペ育児に追い詰められるうずら
10年後の3巻で、うずらは子育ての真っ最中です。ワンオペ育児に疲れ果て、追い詰められていく姿が描かれます。
4巻:「それはDV」と気づくまで
4巻のうずらは、モラハラ夫・清隆との暮らしに限界を感じます。兄のパートナーののりこは、清隆のしていることがDVだとうずらに伝え、支えていきます。
5巻・6巻:夫と向き合い「離楽婚」へ
5巻のうずらは、自信と尊厳を取り戻すために清隆と向き合います。清隆も、変わろうとしていきます。
6巻でうずらは、悩んだ末に「離楽婚」を選び、夫婦関係をやり直すことを決めます。
第56話で描かれた交際3か月の記念日
2026年9月21日公開の第56話「私たちは完璧じゃない」では、みなみと月寒空知が交際3か月の記念日を祝います。&Sofaでは、2026年10月19日に第57話「霧の中から、前へ」も公開されています。
空知の家で祝う交際3か月
「交際3ヵ月記念を祝いたいんです」と言うみなみ。場所は「空知さんの家がいいです!!」と、みなみの希望で空知の家に決まります。
アパートの立ち退きの話は、電話では言えないままでした。
失敗続きの記念日とケーキ
ところが空知は、ワインを冷凍庫で凍らせてしまいます。さらにケーキをスーパーに置き忘れ、「ああ なんてことだ…」と落ち込みます。
空知が眠ってしまったあと、ケーキをスーパーから受け取ってきたのはみなみでした。二人で「3-Month Anniversary」を祝い、記念日の挽回は大成功です。
みなみは、無敵とは完璧なことではなく、未熟さも丸ごと愛することかもしれない、と思います。立ち退きの話は、結局この日も話しそびれてしまいました。
帰りの駅で千歳と再会
帰りの駅で、みなみは千歳と再会します。「めっちゃ久しぶりじゃん」と声をかけてきた千歳は、みなみがおじさんと歩いているところを見たと言い出します。
「まさかあれが彼氏?」「俺に知られたら恥ずかしい?」とからかう千歳。みなみは「人に言えないような恥ずかしいこと やってるでしょ?」と問い返します。
けれど話はかみ合わず、みなみは「話が 通じない」「怖かった…」と感じます。
それでもみなみは、帰ってかづえさんのカステラを食べて、空知さんに電話しようと決めます。「私は 私を助ける方法を 知っているから」という言葉で、第56話は締めくくられます。
わたしたちは無痛恋愛がしたいは完結した?ドラマ化と最新刊
2026年10月25日時点で連載中で、完結していません。単行本は9巻(2026年10月22日発売)まで出ていて、同じ日に配信ドラマ化が発表されました。

完結はまだ・連載中で最新刊は9巻
『わたしたちは無痛恋愛がしたい』は、&Sofaで連載中です。既刊は9巻(2026年10月22日発売)で、最終回はまだ描かれていません。
紙の単行本で追うなら、2026年10月刊行の9巻からどうぞ。
わたしたちは無痛恋愛がしたい ~鍵垢女子と星屑男子とフェミおじさん~ 9(瀧波ユカリ・アフタヌーンKC)
2026年10月刊行の9巻。配信ドラマ化の発表と同じ日に出た巻です。
Amazonの参考価格 ¥792(2026/10/25時点)
作品データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作者 | 瀧波ユカリ(『臨死!! 江古田ちゃん』『モトカレマニア』) |
| 出版社 | 講談社 |
| 連載 | &Sofa(連載中) |
| 既刊 | 9巻(2026年10月22日発売) |
| &Sofaの公開話 | 第57話「霧の中から、前へ」(2026年10月19日)まで |
9巻の書誌は、講談社の9巻のページで見られます。
9巻のあとの本誌の話
9巻のあとも、&Sofaでは話が続いています。第55話以降の題と公開日は次のとおりです。
- 第55話「おれたちは変わりたい」(2026年7月20日)
- 第56話「私たちは完璧じゃない」(2026年9月21日)
- 第57話「霧の中から、前へ」(2026年10月19日)
配信ドラマ化の発表
2026年10月22日に発売された9巻で、『わたしたちは無痛恋愛がしたい』の配信ドラマ化が発表されました。
作者の瀧波ユカリさんも、同じ日にXでドラマ化を伝えています。
無料で読める話と続きの読み方
第1話は、コミックDAYSで無料で読めます(2026年10月25日時点)。続きは単行本の1〜9巻で読めます。
第1話はコミックDAYSで無料
第1話「大丈夫ですか?」は、コミックDAYSの第1話のページから読めます。「無痛恋愛」という言葉と、駅でのフェミおじさんとの出会いが描かれた回です。
続きは単行本と話ごとの分冊版
まとめて読むなら、単行本の1〜9巻です。講談社からは話ごとの電子分冊版も出ていて、第56話の分冊版は2026年10月22日に配信されました。
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わたしたちは無痛恋愛がしたいに関するよくある質問(FAQ)
Q1. わたしたちは無痛恋愛がしたいは完結していますか?
A. 2026年10月25日時点で連載中で、完結していません。単行本は9巻(2026年10月22日発売)まで出ています。&Sofaでは、第57話(2026年10月19日)まで公開されています。
Q2. みなみと千歳はどうなりますか?
A. 10年ずるずると関係が続いたあと、みなみは「怒り」を取り戻して千歳との関係を清算します。第56話では駅で千歳と再会しますが、話はかみ合いませんでした。
Q3. うずらと清隆は離婚しますか?
A. 清隆のDVに苦しんだうずらは、6巻で悩んだ末に「離楽婚」を選び、夫婦関係をやり直します。
Q4. わたしたちは無痛恋愛がしたいはドラマ化されますか?
A. はい。2026年10月22日に発売された9巻で、配信ドラマ化が発表されました。
Q5. わたしたちは無痛恋愛がしたいは無料で読めますか?
A. 第1話はコミックDAYSで無料で読めます(2026年10月25日時点)。
わたしたちは無痛恋愛がしたいのネタバレまとめ
『わたしたちは無痛恋愛がしたい』は連載中で、既刊は9巻です。23歳から10年後へ進むみなみの物語に、友人たちの人生が重なっていきます。
- 第1話で、みなみと由仁の会話から「無痛恋愛」という言葉が生まれる
- 駅でわざとぶつかられたみなみを、触れずに助けた年上の男性が「フェミおじさん」
- 3巻で10年が過ぎ、4巻のみなみは33歳
- うずらは清隆のDVに苦しみ、6巻で「離楽婚」を選んで夫婦関係をやり直す
- みなみは「怒り」を取り戻し、千歳との関係を清算する
- 7巻・8巻は赤井川さんの「呪い」と、独身偽装の裁判の傍聴
- 第56話は、みなみと月寒空知の交際3か月の記念日の話
- 2026年10月22日に9巻が発売され、配信ドラマ化も発表された

