劇場版 ドラゴンボール超 スーパーヒーロー (JUMP j BOOKS)
2022年公開の映画で突如として登場し、多くのファンに衝撃を与えた孫悟飯ビースト。この記事では、そもそも孫悟飯ビーストとは何なのか、その覚醒のきっかけとなった師匠との絆を象徴する魔貫光殺砲のシーンから、秘められた能力や戦闘力について詳しく解説します。悟空の身勝手の極意や伝説のサイヤ人ブロリーとの強さや戦闘力の比較、そしてファンの間で交わされる様々な考察にも迫ります。さらに、大人気のフィギュア情報まで、孫悟飯ビーストの全てを網羅的にお届けします。
記事のポイント
- 孫悟飯ビーストの正体と覚醒の背景が分かる
- 悟空やブロリーとの強さの関係性が理解できる
- ゲームやフィギュアなどの関連情報が手に入る
- 今後の活躍に関する考察が読める
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目次
孫悟飯ビーストの基本情報と覚醒の軌跡
- そもそも孫悟飯ビーストとは何者なのか
- 活躍が描かれた映画「スーパーヒーロー」
- 師弟の絆を象徴する魔貫光殺砲の威力
- 解き放たれた能力と驚異的な戦闘力
- 圧倒的な孫悟飯ビースト自身のポテンシャル
そもそも孫悟飯ビーストとは何者なのか
孫悟飯ビーストは、2022年に公開された映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』で初登場した、孫悟飯の新たな覚醒形態です。
長年、戦闘の第一線から離れ学者としての日々を送っていた悟飯が、内に秘めていた野性を解放させた姿であり、その外見はこれまでの超サイヤ人とは大きく異なります。大きく逆立った銀髪に輝く赤い瞳が特徴で、全身からは凄まじいオーラを放っています。
原作者の鳥山明氏によると、その名称は「彼の中の野獣が目覚めた感じ」から名付けられたとのことです。デザイン面では、少年時代の超サイヤ人2への覚醒イメージをベースにしつつ、悟飯独自の進化を遂げた形態として描かれています。
この変身は、アルティメット悟飯の状態からさらに覚醒したものであり、悟空やベジータとは全く異なる進化の系統を辿った、悟飯だけの究極形態と言えるでしょう。
活躍が描かれた映画「スーパーヒーロー」
孫悟飯ビーストが活躍する映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』は、かつて悟空が壊滅させた悪の組織「レッドリボン軍」の残党が、新たな人造人間「ガンマ1号・2号」と、最凶の兵器「セルマックス」を生み出すところから物語が始まります。
平和な日常を過ごしていた悟飯とピッコロでしたが、レッドリボン軍の陰謀を察知し、再び戦いに身を投じることになります。
物語の主役は悟飯とピッコロであり、特に悟飯は、学者としての生活に専念し戦闘勘が鈍っている状態から、愛する娘パンや師匠ピッコロを守るために、内に眠る戦士としての本能を呼び覚ましていく過程が丁寧に描かれました。
そして、物語のクライマックスで最凶の敵セルマックスを前に絶体絶命のピンチに陥った際、ついに孫悟飯ビーストへと覚醒を果たします。
師弟の絆を象徴する魔貫光殺砲の威力
孫悟飯ビーストへの覚醒の直接的な引き金となったのは、師匠であるピッコロの危機でした。
強大なセルマックスの攻撃を受け、ピッコロが瀕死の重傷を負った瞬間、悟飯の怒りが爆発。これは、セル編で人造人間16号の死をきっかけに超サイヤ人2へ覚醒した時と同じく、「大切な存在を傷つけられた怒り」が悟飯の潜在能力を解放させるという、彼のキャラクターを象徴する重要なシーンです。
ピッコロの技で、ピッコロを傷つけた敵を倒す。これ以上ない、師弟愛の証明と言えるでしょう。
解き放たれた能力と驚異的な戦闘力
孫悟飯ビーストの戦闘力は、劇中で凄まじいレベルにあることが示唆されています。セルマックスが放った地球を破壊しかねない程の巨大なエネルギー弾を、こともなげに「シャボン玉」と表現し、指先一つでかき消してしまうなど、その強さはまさに圧巻です。
このとき、遠く離れたビルスの星にいた悟空が「とんでもねえ気だ」と感知していることからも、そのエネルギーレベルが神々の領域に達していることが分かります。
人気スマホゲーム「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」においても、孫悟飯ビーストは最強クラスのキャラクターとして実装されており、その能力の一端をうかがい知ることができます。
ただし、ゲーム内での性能はあくまでゲームバランスを考慮したものであり、原作の強さと完全にイコールではない点には注意が必要です。
圧倒的な孫悟飯ビースト自身のポテンシャル
孫悟飯というキャラクターは、シリーズ当初から悟空やベジータをも凌ぐほどの、計り知れない潜在能力(ポテンシャル)を秘めていることが示唆されてきました。
今回のビーストへの覚醒は、長年戦闘から離れていたにもかかわらず、悟空やベジータが血の滲むような修行の末に到達した神の領域に、一瞬の怒りだけで追いつき、あるいは超えてしまったことを意味します。
修行の積み重ねではなく、才能と怒りの爆発によって究極の力を手に入れる。これこそが、孫悟飯というキャラクターが持つ最大の魅力であり、ポテンシャルの高さを証明していると言えます。
最強論争から見る孫悟飯ビーストの現在
- 悟空の身勝手の極意を超える強さなのか
- 伝説の超サイヤ人ブロリーとの実力比較
- ファンが語る最強説や様々な考察
- ファン必見のハイクオリティなフィギュア
- データから見る圧倒的な強さと戦闘力
- 総括:進化を遂げた孫悟飯ビーストの魅力
悟空の身勝手の極意を超える強さなのか
孫悟飯ビーストの登場により、ファンの間で最も熱い議論となっているのが「悟空の身勝手の極意とどちらが強いのか?」というテーマです。
この点について、原作者の鳥山明氏は「上手くいけば、悟空やベジータをもしのぐ最強の戦士は悟飯かもしれない」とコメントしており、少なくとも彼らに匹敵する強さを持つことは公式に認められています。
多くのファンの考察では、以下の様な見方が主流となっています。
身勝手の極意が「冷静さ」や「神の領域の技術」を要するのに対し、ビーストは「怒り」という感情をトリガーとする、いわば真逆のベクトルにあります。この進化の方向性の違いが、今後の二人の強さの関係性にどう影響していくのか、非常に興味深いところです。
伝説の超サイヤ人ブロリーとの実力比較
悟空と並んで比較対象となるのが、同じく映画で圧倒的な強さを見せた伝説の超サイヤ人ブロリーです。
この比較において重要な鍵となるのが、ビーストが圧倒した敵「セルマックス」の存在です。鳥山明氏によると、「セルマックスは、本来完成していればブロリーをも超える強さを持つはずだった」とされています。(参照:ドラゴンボールオフィシャルサイト)
劇中のセルマックスは不完全な状態で起動したため、本来のパワーを発揮できなかったとされています。しかし、その不完全なセルマックスを赤子の手をひねるように圧倒した孫悟飯ビーストは、理論上、ブロリーに匹敵、あるいはそれ以上の実力を持つ可能性があることを示唆しています。
ただし、ブロリーも悟空たちとの戦闘を経てさらなる成長を続けている可能性が高く、現時点での優劣を断定するのは難しいでしょう。
ファンが語る最強説や様々な考察
孫悟飯ビーストの登場は、SNSなどを中心に爆発的な話題を呼び、ファンから様々な声が上がりました。
肯定的な意見
長年待ち望まれていた「強い悟飯の復活」に対しては、「最高のカムバック」「デザインが神がかっている」といった絶賛の声が多数を占めました。特に、少年時代の超サイヤ人2への覚醒を彷彿とさせる銀髪のデザインや、師匠の技でとどめを刺すという展開は、古くからのファンにとって感涙ものだったようです。
否定的な意見
一方で、そのパワーアップの経緯に対しては、一部で否定的な意見も見られます。
主な意見としては、「修行を積んだ悟空やベジータの努力が報われない」「ピッコロがやられたくらいで覚醒するのは安易すぎる」といった、物語のパワーバランスや説得力に関するものが挙げられます。
これらの賛否両論が巻き起こること自体が、孫悟飯ビーストという存在が、いかにファンにとって衝撃的で魅力的であったかの証明と言えるでしょう。
ファン必見のハイクオリティなフィギュア
孫悟飯ビーストはその絶大な人気から、様々なメーカーからフィギュアが発売されています。ここでは、代表的なシリーズをいくつか紹介します。
シリーズ名 | メーカー | 特徴 | 参考価格 |
---|---|---|---|
S.H.Figuarts | BANDAI SPIRITS | 高い可動域と豊富な付属パーツが魅力。魔貫光殺砲のエフェクトも付属し、劇中ポーズを自在に再現可能。 | 約7,150円 |
Figuarts ZERO [超激戦] | BANDAI SPIRITS | 魔貫光殺砲を放つクライマックスシーンを固定ポーズで再現。クリアパーツのエフェクトが圧巻の迫力。 | 約11,000円 |
CLEARISE | BANDAI SPIRITS | プライズ景品ながら、クリア素材を使用した髪の毛の表現が美しい。コストパフォーマンスに優れる。 | プライズ |
一番くじ | BANDAI SPIRITS | ラストワン賞などで登場。限定感のある表情や彩色が施されていることが多く、コレクターからの人気が高い。 | くじ景品 |
どのフィギュアも、逆立つ銀髪や鋭い眼光といったビーストの特徴を忠実に再現しており、ファンならずとも手に入れたくなるクオリティです。特に、魔貫光殺砲を溜めるポーズや発射するシーンを再現したフィギュアは、圧倒的な人気を誇ります。
データから見る圧倒的な強さと戦闘力
前述の通り、孫悟飯ビーストの公式な戦闘力数値は発表されていません。しかし、劇中での描写や公式のコメントから、その強さをある程度推し量ることは可能です。
ファンの間では、これまでのパワーインフレを基にした戦闘力の考察が活発に行われています。
ただし、これはあくまでファンによる考察の域を出ません。今後の公式作品で、彼の強さがより明確に描かれることに期待が高まります。
総括:進化を遂げた孫悟飯ビーストの魅力
記事のまとめ
- 孫悟飯ビーストは映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』で初登場した
- 悟飯のアルティメット形態からの新たな覚醒である
- 銀髪と赤い瞳が外見的な特徴
- 名称は「内なる野獣が目覚めた感じ」に由来する
- 覚醒のきっかけは師匠ピッコロの危機だった
- ピッコロを傷つけられた怒りによって潜在能力が解放された
- とどめの一撃は師匠の技である魔貫光殺砲を使用した
- その強さは神々の領域に達していることが示唆されている
- 悟空の身勝手の極意やブロリーに匹敵、あるいはそれ以上と考察されている
- セルマックスを圧倒したことからその実力の高さがうかがえる
- パワーアップの経緯には賛否両論がある
- 長年のファンからは「強い悟飯の復活」として絶賛された
- S.H.Figuartsなど様々なハイクオリティフィギュアが発売されている
- 今後の物語で悟空やベジータと並ぶ主戦力としての活躍が期待される
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