『HUNTER×HUNTER』を読んでいて、あるいはアニメを観ていて、キメラアント編に登場するライオン型の師団長が気になった方は多いかなと思います。私はマンガ愛読者の部屋を運営しているAJIですが、このハギャというキャラクターについて調べていると、ハギャとレオルの改名の話や、謝債発行機という念能力の仕組み、そしてモラウとの戦いでどうやって死亡したのかといった疑問が、あちこちで少しずつ食い違っているのを見かけました。ハギャの声優は誰なのか、何巻・何話で退場するのか、強さはどのくらいなのか、そもそもレオルと同一人物なのか——検索するほど情報が入り混じって分かりにくいなと感じる方もいるはずです。この記事では、ハギャ(レオル)の正体と念能力、師団長としての立場、そしてモラウ戦の決着と死亡シーンまで、私が確認できた確かな情報を軸に、なるべく丁寧に整理してお届けします。読み終わる頃には、このキャラクターの押さえるべきポイントがすっきり見えているはずです。
記事のポイント
- ハギャとは何者かとレオルとの同一人物関係
- 謝債発行機(レンタルポッド)という念能力の仕組み
- 師団長としての立場とキメラアント編での役割
- モラウ戦の決着と死亡シーンは何巻・何話か
ジャンプできる目次📖
ハギャ(ハンターハンター)とは?正体と念能力
まずはこのキャラクターがどんな存在なのか、基礎から一緒に確認していきましょう。ハギャとは何者なのか、よく話題になるレオルとの関係、改名の経緯、そして本人の念能力である謝債発行機の仕組みから、師団長としての強さや立場まで、順番に見ていきます。前提を丁寧に押さえておくと、後半のモラウ戦の解説がぐっと理解しやすくなりますよ。

ハギャとは何者か結論を先に
結論から言うと、ハギャ(レオル)は『HUNTER×HUNTER』のキメラアント編に登場する、ライオン型のキメラアントです。作者は冨樫義博先生、出版社は集英社(ジャンプコミックス)で、週刊少年ジャンプに連載されている作品ですね。ハギャはキメラアント軍の中でも「師団長」という地位を持つ幹部の一人で、狡猾さと野心を併せ持ったキャラクターとして描かれています。
自らを「百獣の王」と称するような尊大さがあり、ただ強いだけでなく頭を使って立ち回るタイプです。この「知恵で戦う」という性質は、後で解説する謝債発行機という念能力にもきれいに表れています。単なる腕っぷし自慢ではないところが、私がこのキャラクターを面白いと感じる理由かなと思います。
ハギャとレオルは同一人物か
ここが検索でいちばん混乱しやすいポイントなので、先に整理しておきますね。ハギャとレオルは同一人物です。別々のキャラクターではありません。順序としては、初めて登場したときの名前が「ハギャ」で、後に「レオル」へと改名した——つまり現在の名前は「レオル」ということになります。
ここは絶対に取り違えないでほしいところで、「レオルが旧名でハギャが新しい名前」というのは逆です。作中では初出時が「ハギャ」、その後に「レオル」を名乗るようになった、という流れが正しいと複数の資料で一致しています。検索されるときは「ハギャ」で調べる方が多いのですが、物語の後半で活躍するときの名前は「レオル」なんだ、と覚えておいてもらえると混乱しないかなと思います。
改名の経緯とその理由
では、なぜハギャはレオルへと名を変えたのか。実はここ、作中に明確な説明がありません。そのため、はっきりした公式設定として語れることは多くないのが正直なところです。断定は避けつつ、ファンの間で語られている考察をいくつか紹介しておきますね。
有力とされているのは、「キメラアントとして生まれたときの名がハギャで、その後に生前の記憶を取り戻し、かつての名である『レオル』を名乗るようになった」という見方です。キメラアントは元になった生物の記憶や人格を引き継ぐことがある種族なので、この解釈は物語の設定とも噛み合います。また「レオル」という響きがラテン語のLeo(ライオン)に由来するのではないか、という推測もあり、ライオン型という外見とも通じるところがありますね。
一方で「単に作者が設定を整理する過程での変更では」という穿った見方も存在します。いずれにせよ改名の理由をはっきり示す公式の記述はないので、ここは「諸説ある」と受け止めておくのが誠実かなと思います。
念能力「謝債発行機」の仕組み
さて、ハギャ(レオル)を語るうえで外せないのが、本人の念能力である謝債発行機(レンタルポッド)です。名前だけ見るとピンと来ないかもしれませんが、これがなかなか厄介で個性的な能力なんですよ。
ざっくり言うと、相手に「借りを作らせて」、その相手の念能力を一時的に借りて使うという能力です。発動には主に二つの条件があります。一つは相手の能力を知る・見ること。もう一つは、相手に恩を売って「貸しができた」と同意させることです。この二つが揃うと、ハギャは相手の念能力を借用できるようになります。ただし制限もあって、借用できるのは1時間限定で、しかもレンタル中は元の持ち主はその能力を使えなくなります。
系統についてはハッキリと明言されておらず、特質系ではないかと考察されることが多いのですが、これも断定はできません。腕力で押し切るのではなく、他人の力を「合意のうえで借りる」という搦め手なのが、ハギャの狡猾さをよく表しているなと思います。
実際にモラウとの戦いでは、部下のフラッタが持つ「衛星蜻蛉(サテライトンボ)」や、グラチャンの水を操る能力「TUBE(イナムラ)」を借りて戦っています。TUBEは雨天時に限定で発動する水系の能力で、これがモラウ戦の展開に大きく関わってきます。
ハギャの強さと師団長の立場
ハギャの強さを考えるうえで大事なのが、師団長というポジションです。キメラアント軍には、王メルエムに最も近い王直属護衛軍(ネフェルピトー・シャウアプフ・モントゥトゥユピー)という別格の存在がいますが、師団長はそれとは別枠の幹部たちを指します。コルト、ヂートゥ、ザザン、ウェルフィン(ザイカハル)、メレオロン(ジェイル)といった面々が師団長にあたり、ハギャもその一人です。
つまりハギャは護衛軍ほどの最強格ではないものの、軍の中では確かな実力を持つ幹部クラスという位置づけですね。単純な戦闘力だけを見れば護衛軍には及びませんが、他人の能力を借りるという謝債発行機の応用力があるぶん、戦い方次第で厄介な相手になります。自らを「百獣の王」と称し、女王の死後には「自分が王になる」という野心をのぞかせる描写があるとも言われており、実力に見合った、あるいはそれ以上の上昇志向の持ち主なんだろうなと感じます。
ハギャのモラウ戦と死亡シーンを解説
ここからは、ハギャ(レオル)の物語における山場であるモラウとの戦い、そしてその決着と死亡シーンについて、もう少し踏み込んで見ていきます。どんな展開だったのか、何巻・何話で描かれるのか、アニメではどう表現されたのか、そして声優や能力にまつわるよくある疑問まで、まとめて整理していきますね。

モラウ戦の展開と決着
ハギャ(レオル)が対峙するのは、ハンター側の実力者モラウ=マッカーナーシです。舞台は地下の教会。ここでハギャは、先ほど紹介した借用能力のTUBE(イナムラ)を使い、地下空間を水で満たして優位に立とうとします。水を操る能力で戦場そのものを作り変えてしまうあたり、他人の力を借りて戦うハギャらしい戦法ですね。
ところがモラウも一筋縄ではいきません。モラウは煙を操る操作系の使い手ですが、この戦いでは水中で大量の二酸化炭素を吐き続け、密閉された空間を高濃度のCO2で満たしていきます。水で満たすことで逆に逃げ場のない密室を作ってしまった、とも言える展開です。
そして決着です。レオルは水面に顔を出した瞬間、超高濃度の二酸化炭素を吸い込んでしまい、二酸化炭素中毒によって溺死・敗北します。殴り倒されたわけでも、念能力を打ち破られたわけでもなく、環境そのものによって追い詰められての中毒死という、なかなか珍しい負け方なんですよね。細かい描写については資料によって解釈の幅があるので断定は避けますが、CO2中毒による決着だという点は複数の情報で一致しています。
死亡シーンは何巻・何話か
「その決着はどこで読める・観られるの?」という疑問にお答えしておきます。ハギャ(レオル)の登場からモラウ戦の決着までは、原作コミックスでは24巻に収録されています。24巻は、王とコムギの軍儀対戦や、ノヴの宮殿潜入なども描かれる巻で、モラウ戦の展開もこの巻に含まれています。
より細かい話数について、二次的な分析ではNo.253あたりとする情報もあるのですが、これは公式のサブタイトル表記に基づくものではないため、ここでは「24巻に収録されている」という確かな範囲にとどめておきますね。まずは24巻を手に取っていただければ、この戦いの全貌を追うことができます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| キャラクター | ハギャ(後にレオルへ改名) |
| 種族・外見 | ライオン型のキメラアント |
| 立場 | キメラアント軍の師団長の一人 |
| 本人の念能力 | 謝債発行機(レンタルポッド) |
| 対戦相手 | モラウ=マッカーナーシ |
| 決着 | 二酸化炭素中毒による溺死・敗北 |
| 該当巻 | コミックス24巻 |
| アニメ話数 | 2011年版 第107話「リターン×ト×リタイア」 |
アニメ版での描かれ方
アニメで観たいという方に向けて、映像化の情報もまとめておきます。ハギャ(レオル)が活躍するキメラアント編は、2011年版のTVアニメ『HUNTER×HUNTER』で描かれています。制作はマッドハウスで、2011年10月2日から2014年9月24日にかけて日本テレビ系で放送された作品ですね。
モラウとの戦いの決着にあたるのは、第107話「リターン×ト×リタイア」です。このタイトルは複数の配信サービスの公式ページや再放送関連の情報でも確認できます。原作24巻の緊迫した戦いが、アニメではどんな緊張感で描かれるのか、映像で味わってみるのもおすすめです。作品全体の流れをつかんでから観たいという方は、『ハンターハンター』のあらすじと各編の見どころまとめもあわせて読んでいただくと、キメラアント編の位置づけが分かりやすいかなと思います。
まずは雰囲気を味わっていただくために、公式の映像を貼っておきますね。
なお、配信サービスでの取り扱い状況は時期によって変わることがあります。どのサービスで視聴できるかは、視聴前に各配信サービスの公式ページでご確認いただくのが確実です。
よくある質問(声優・能力)
最後に、ハギャ(レオル)について検索でよく見かける疑問を、Q&A形式でまとめておきます。
Q. ハギャ(レオル)の声優は誰ですか?
アニメ版でハギャ(レオル)を演じたのは斉藤次郎さんです。出演記録も確認できており、初出時の「ハギャ」名義と改名後の「レオル」名義、どちらの役名でもクレジットされています。ちなみに対戦相手のモラウ=マッカーナーシを演じたのは楠大典さんです。
Q. ハギャの念能力は「Deep Purple」ですか?
いいえ、違います。これは本当によくある勘違いなのですが、Deep Purple(紫煙拳/紫煙機兵隊)はモラウの能力です。ハギャ(レオル)本人の念能力は謝債発行機(レンタルポッド)で、他人の能力を借りて戦うタイプです。ここは混同されやすいので、あらためて強調しておきますね。
Q. ハギャとレオル、結局どっちが正しい名前?
どちらも同じキャラクターを指します。初出が「ハギャ」で、後に「レオル」へ改名したので、物語後半での正式な呼び名は「レオル」です。
ちなみに、同じくキメラアント編以降で印象的な活躍を見せる念能力者について知りたい方は、念能力者センリツの解説も読んでみると、キメラアント編周辺のキャラクター像がより立体的に見えてくると思います。
ハギャ(ハンターハンター)まとめ
ここまで『HUNTER×HUNTER』のハギャ(レオル)について、正体や念能力、そしてモラウ戦の決着まで整理してきました。最後にポイントを振り返っておきましょう。ハギャはライオン型のキメラアントで、キメラアント軍の師団長の一人。初出時の「ハギャ」から後に「レオル」へ改名した同一人物です。本人の念能力は謝債発行機(レンタルポッド)で、相手に借りを作らせてその能力を借りて戦う搦め手のタイプ。モラウとの地下教会での戦いでは、借用したTUBE(イナムラ)で水を操って優位に立つも、モラウのCO2作戦により二酸化炭素中毒で溺死・敗北します。この戦いはコミックス24巻、アニメ(2011年版)では第107話に描かれています。
混同されやすいDeep Purpleはモラウの能力であってハギャの能力ではない、という点だけは、ぜひ覚えて帰っていただければと思います。
なお、巻数や話数、キャスト、配信状況などの情報は変わることもありますので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。気になる点があれば、最終的な判断はご自身で確かめていただくのが安心です。この記事が、あなたが『HUNTER×HUNTER』のキメラアント編を読み返す、あるいは観返すきっかけになれたなら、運営者としてこれほど嬉しいことはありません。